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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
10年前、職場の同僚と我が家で槍ヶ岳に行ったのですが、オクサンだけひどい高度障害で山頂を踏めなかった。その後、何度も何度も槍ヶ岳を計画したのですが、その度に不思議なくらい天気が悪くて中止の連続emoji
もういい加減どうにかしたい。今年こそは!って計画して2回目(先月は雨天中止)、驚くことに念願の晴天予報が出たのですemoji

そんなワケで登ってきました。

コースは無難に槍沢経由で3日間。
肩の小屋泊まりはオクサンの高度障害が心配なので、ババ平にテン泊して、槍ヶ岳のついでに大喰岳から天狗原・天狗池を周回しよう!ってプランだったのですが、今回は私の方が調子イマイチで、天狗原は諦めて、東鎌尾根~水俣乗越の周回になりました。

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●今日は3日目。

今日はノンビリ起きてゆっくり出発のつもりだったけど、4時前から、周囲の早立ち組の人達の物音・話し声で目が冴えてしまい、全然眠れない。オクサンも起きたようで、仕方なく準備を始めることに。

雨予報だけど、今のところはもっている。
それどころか、いい塩梅に風が出て、フライの結露がどんどん乾いて、かなりラッキーかも。撤収が想定外にスムーズに進んだ。

5:50 撤収終わって下山開始。
まずは槍沢ロッジに立ち寄って、2日目のキャンプ場代の精算。キャンプ場の受付時に「2泊予定だけど天気次第で2日目は撤収して下っちゃうかも?」って申告したら「2日目分は後払いで良い」と言われてたので。。。

好天の3連休を過ぎた平日なのですれ違う人はいないかな?って思ったら、意外にポチポチ、悪天候の槍ヶ岳を目指す人がいらっしゃる。テン場でも「雨だと思うけど槍ヶ岳山荘まででも行きたい」って会話が聞こえてたし、皆さんモチベーションが高いんですね~。我が家には絶対真似のできない芸当です。

静かな、でもとても単調で苦痛な遊歩道を、上高地へ向かってまた歩く。
ザックのウエストベルトの調整がおかしいのかな?行きも悩まされたけど、荷重が骨盤に乗らなくてずり落ちて腰と肩が痛くて辛い。

横尾と徳沢園で休憩。
閑散としてとても静か。この時間帯にここを上高地に向かって歩くのは初めてなので不思議な気分だった。

そしてこのコースで下山した時のご褒美?お楽しみは、明神館の特大生ビールemojiemojiです。
退屈で辛い遊歩道だけど、ビールが恋しくて、歩くペースを抑えても抑えてもついつい早くなってしまうemoji

9:40 やっとお楽しみの明神館へ到着!!!

▼特大生ビールemojiemojiで乾杯~emoji


乾杯の後は・・・
すっかり良い気分で上高地へ向かってノロノロと歩く。

河童橋まで来たところで、パラパラ雨が降り始めた。
職場へのお土産を買い込んで、バスターミナルへあとちょっとの距離を歩いて、12時過ぎ、バス停の列に並んだ途端、我が家の到着を待っていたかのようにドシャーっと本降りの雨になりました emojiemoji すごいタイミングでした。

帰りのバスは、係員から「足湯公園なら荷物を座席(膝上)で」って言われて、こんなデカザックをそれでは困るし、座席下のトランクスペースに入れて欲しいので、「じゃあ沢渡バスターミナルまで」って申告した。ところが運転手さんはそうではなくて、他のザック持ち込みのハイカーへ「足湯公園で私も一度出て荷物をおろしますので座席下の荷物スペースへどうぞ」って運んでくれている。私の過去の記憶でもいつもそのようだったと思うのですが・・・、ターミナルの係員さんは不親切なんですね~。

でも今日はすごい雨なので、屋根のある沢渡バスターミナルまで(初めて)行ってみた。距離的には200m程度の違いしかないし、ゆっくり雨の準備をして歩き出せるほうが嬉しいし。。。

▼足湯公園の駐車場に着きました。


ハッチバックを雨よけにして、
ざっくりと後片付けをして、
まずは温泉に移動emoji

久しぶりに 梓湖畔の湯 に寄って長風呂。
登山後の温泉はやっぱり素晴らしいですね~。

下山時間は早かったのだけど、
温泉でまったりして、
セブンイレブンで空腹を少しだけ満たして
松本ICから自動車道に乗って、
みどり湖PAの「小木曽屋玄治郎」でかき揚げそばを食べて、
疲れと激しい眠気で原PAで少し仮眠して、

そして毎回の如き苦行?小仏トンネル渋滞にどっぷりハマって・・・
自宅に着いたのは19時過ぎでした。

▼写真詳細は以下リンクでどうぞ(ヤマップ)2日分です。

槍ヶ岳、オクサン10年越しのリベンジ!! / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
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10年前、職場の同僚と我が家で槍ヶ岳に行ったのですが、オクサンだけひどい高度障害で山頂を踏めなかった。その後、何度も何度も槍ヶ岳を計画したのですが、その度に不思議なくらい天気が悪くて中止の連続emoji
もういい加減どうにかしたい。今年こそは!って計画して2回目(先月は雨天中止)、驚くことに念願の晴天予報が出たのですemoji

そんなワケで登ってきました。

コースは無難に槍沢経由で3日間。
肩の小屋泊まりはオクサンの高度障害が心配なので、ババ平にテン泊して、槍ヶ岳のついでに大喰岳から天狗原・天狗池を周回しよう!ってプランだったのですが、今回は私の方が調子イマイチで、天狗原は諦めて、東鎌尾根~水俣乗越の周回になりました。

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●今日は2日目。

3時過ぎ、起床。
4時過ぎ、ヘッデン点けて歩き始め。
30分ほどして、明るくなって来た。

昨日は雲一つない快晴だったけど・・・
今日は予報通り雲が湧いている。
快晴じゃなくて残念だけど、昨日は槍の穂先登りが渋滞で1時間待ちだったらしいし、平日の静かな登りを楽しめる今日で良かった!って思うことにした。

そして残念ながら私の調子がかなりイマイチ。
ここにきて累積疲労がピークなのか?
足が異常に重い。

▼グリーンバンドの休憩ポイントで。やっと槍ヶ岳が見えたけど、私の調子がかなり悪い。累積疲労のピークが来ちゃったのかヘトヘトです。


さらに登って・・・
ふと振り返ると八ヶ岳や南アルプス・富士山も見えてきて、いつもならテンションが上って絶好調になるはずなのに、調子イマイチは変わらない。

殺生ヒュッテ入口分岐で・・・
休憩のためにザックを下ろした途端すごい吐き気。高度障害ではなくて、明白に蓄積疲労なので、なんとか堪えて考える。。。今日の予定コースは槍ヶ岳を登った後、大喰岳~中岳~天狗原・天狗池を巡る周回コースだったのですが、槍ヶ岳までは問題ないとして、この体調では残念ながら後半はちょっとムリそう。諦めて、そのために背負っていた水はここで捨てることにした。

8時過ぎ、槍ヶ岳山荘に到着。
10年前は、ここでオクサンが沈没したけど・・・
今日のオクサンはすごく元気。

山荘前で休憩は取らずに、穂先に行く準備をする。
メットを出して、最低限の水と食べ物をサブザックに入れて私が背負って、眺めを期待できるうちに速攻です。

▼最後のハシゴを登って槍ヶ岳山頂へ!


8時半、槍ヶ岳山頂 emoji
オクサンのリベンジ、やっと、10年越しの完了でした emoji

▼槍ヶ岳山頂で、私。


山頂は涼しくて気持ち良い。
ハイカーも少なくて、先客2人。
1人2人登ってきては1人2人降りて行って、我が家入れても常時MAX5人以内。
双眼鏡出して遠い峰々を眺めたり、
大福を食べてまったりしたり、

北は雲が多めなのが少し残念だけど。
南側は完璧、素晴らしい。
八ヶ岳、富士山、南アルプス・・・
御岳、乗鞍岳、焼岳、穂高連峰・・・
笠ヶ岳もどっしりと素晴らしい眺め。

前穂高岳北尾根がカッコイイ。
また登りに行きたいなぁ・・・
40分位、山頂を満喫しました。

槍ヶ岳山荘に下りて・・・
山荘前でも大休憩。当初の予定を諦めたので時間的には持て余すくらい。槍ヶ岳山荘からの景色も素晴らしいし、また当分この眺めは見れないと思うので、名残惜しく眺めてしまう。

下山はオクサン希望のピストンを却下して・・・
だってそれでは余りにもツマラナイ。
折角なので東鎌尾根を歩くことにした。

東鎌尾根は・・・
鎖場や階段・ハシゴが連続。長~い名物ハシゴもあってなかなか楽しめる。よくこんな尾根に一般道を開拓したな(笑)って感心です。眺めも終始素晴らしい。

▼大槍ヒュッテ前のテラスで、槍穂をバックに。



水俣乗越から槍沢側へ降りて・・・
14時過ぎ、ババ平に戻って来た。

▼ババ平のキャンプ場に帰還。お疲れ様!


ザックを下ろして、靴を脱いだら・・・
まずは水場で頭から水をかぶって、ザバザバと丸洗い。
さっぱりした後、ビールで乾杯。

今日は売店は閉まっていて、
昨日のうちに今日の分まで缶ビールを買っておいて正解だった。
水場で少し冷やしただけで、ちょっとヌルいけど仕方ない。

飲み終わった後、すぐ下の沢へ涼みに行ってみたら、沢水が超~冷たくて、キャンプ場のすぐ上は雪渓なので氷水なんですよね~。ここに沈めれば、キンキンに冷えたビールが飲めたことを知って残念。アイシングで足を入れたけど、冷たすぎて10秒と入れてられない。
でも気持ちよかった。。。

することがないので暫くウロウロ。
でもやっぱりすることがないので、今日も早めに晩御飯の準備して、食べ終わったら、歯を磨いて、おやすみ~~でした(笑)

▼写真詳細は以下リンクでどうぞ(ヤマップ)2日分です。

槍ヶ岳、オクサン10年越しのリベンジ!! / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
10年前、職場の同僚と我が家で槍ヶ岳に行ったのですが、オクサンだけひどい高度障害で山頂を踏めなかった。その後、何度も何度も槍ヶ岳を計画したのですが、その度に不思議なくらい天気が悪くて中止の連続emoji
もういい加減どうにかしたい。今年こそは!って計画して2回目(先月は雨天中止)、驚くことに念願の晴天予報が出たのですemoji

そんなワケで登ってきました。

コースは無難に槍沢経由で3日間。
肩の小屋泊まりはオクサンの高度障害が心配なので、ババ平にテン泊して、槍ヶ岳のついでに大喰岳から天狗原・天狗池を周回しよう!ってプランだったのですが、今回は私の方が調子イマイチで、天狗原は諦めて、東鎌尾根~水俣乗越の周回になりました。

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●今日は1日目。

前夜は仕事でクタクタな中、
帰宅後すぐ準備して、20時頃出発。
トイレでPAに立ち寄る以外はほぼ突貫運転。
軽自動車なのであまりスピードは出せません。
地道に走って、さわんど足湯公園の駐車場に着いたのが深夜1時頃。
すぐ車内にベッドを作っておやすみでした。

6時起床。
最初は7時起床で、なるはや出発でいいかな?って思ったんだけど、でもでもやっぱり、早く着いたほうがテン場の場所取りもあるので良いかな?って判断でした。
(→そしてそれは結果的に大正解)

さわんどバスターミナル 7時発のバスに滑り込んで、上高地へ。

▼7時半頃、上高地バスターミナルに着きました。


世の中は3連休の最終日、かつ快晴emoji
河童橋は大勢の人で賑わっている。
そして素晴らしい穂高連峰の眺め。

▼こんなに晴れた穂高連峰を河童橋から見るのは初めて?


横尾までの上高地ハイキングコースは毎回だけど辛い。
久しぶりに背負うデカザック(20kg?)が腰と肩に食い込んで痛かった。
上高地から4時間半くらい?

喘ぎながらようやく槍沢ロッジ。
小屋前のベンチにザックを下ろして少し休憩。
途中で会った方もいて、「今日の穂先は1時間待ちだったらしいよ~」って聞いてびっくり。

槍沢ロッジでテン場の予約をしようとしたら、「テン場で直接で良い」と言われ、売店でビール類も売ってるとのことだった。ラッキー。

槍沢ロッジからババ平キャンプ場までは30~40分とのことだったが、20分で着いた。

早速、売店で受付。
連休3日目なので空いているかと思ってたが期待外れ、予想以上に混んでいて張る場所に暫く迷う。

ココしかないかな?って場所を選んで
 -登山道沿いで足音がうるさいかな?ってのが難点だけど
 -ほぼ完璧フラットなのは素晴らしい。
 -トイレ・水場にも近いし。

私達が着いた後も、テント泊の人達が続々上がってきて、みんな張り場所に悩んでいる。今朝、超疲れてたけど頑張って早立ちをしたのは大正解でした。。。

ノンビリ張って、荷物を入れて・・・
それにしても暑いemoji
一息ついて・・・

売店へビールを買いに!!
ビールは500mlが900円!高いな~
明日(平日)は売店・受付は開けない可能が高いそうなので、明日用の乾杯ビールも買って、テントに戻って乾杯~emoji

▼テント前の木陰で乾杯!


乾杯し終わって・・・
まだ15時にもなっていない。

日差しが強くて暑くてテントの中にはいられない。
トイレ前に移動して岩の上に座ってくつろいで、周囲をウロウロ散歩したり、山をボーっと眺めるにしても、見えるのは東鎌尾根の水俣乗越近くだけだし。。。槍ヶ岳が見えたら、完璧なんだけどね~~。

することないし、
17時頃に晩御飯を食べて、
まだ明るい18時に就寝したけど・・・

私はウトウトはするけど、足音や話し声でハッと目が覚めてしまい
暗くなってからも周りから照らされるヘッデンの明かりで目が冴えてしまったり、あまり眠れなかった (x_x;)

夜、トイレにときた時に見た星空が素晴らしかった。
天の川もはっきりと。
あんな星空を見たのは何年ぶりか・・・

▼写真詳細は以下リンクでどうぞ(ヤマップ)3日分です。

槍ヶ岳、オクサン10年越しのリベンジ!! / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
今日は連休中一番の快晴予報emoji

昨夜はしこたま飲んで酔っ払い・・・
寝坊するつもりだったのですが、5時過ぎにはパッチリ目が覚めてしまった。

ちょうどモルゲンロートの時間帯。
窓の外を見たけど、時期柄か、あまり赤くは染まらなかった。
とは言え、なんど見ても素晴らしい眺めです。

▼朝日を浴びる白馬三山。雪が少ないです。


▼朝日を浴びる五竜岳


今日の予定は雨飾山近くの大渚山。
燕岳登った翌日なのでオクサンはあまり歩きたくないようだし、徒歩1時間程度の展望ポイントに行こう!ってね・・・。

7時頃支度して、
向かいのローソンで朝ご飯して・・・

小谷村へ向かってひた走る。
山道に入ってグネグネ運転して、やっと雨飾荘に着いたら、なんと!その先の林道が通行止めでしたemoji そう言えばだいぶ前、ウッチーがこの時期に雨飾山に来て、ゲートが閉まってて諦めたとか行ってたなぁ・・・って、ここで思い出してしまいました(遅すぎ)。
大渚山は手軽な歩きなのに北アルプスの展望が良好!って楽しみにしていたのでとても残念emoji そして昨夜はここまで来ないで八方の湯で車中泊に切り換えて大正解でしたemoji

仕方なく道の駅小谷まで降りて、
スマホで調べながら作戦会議。

「蓮華温泉はどうだ?」
→ヒワ平ゲートから蓮華温泉間が6月下旬まで通行止めでガッカリ。

「栂池平はどうだろう?」
→栂池ロープウェイが5/8~6/11メンテナンス運休でガッカリ。

熟考して・・・
「虚空蔵山だ!」って決めて千国街道を南下!
しかし、虚空蔵山の麓にたどり着いたら、最寄りの駐車場への林道が路肩崩壊で通行止めでしたemoji

「とっとと家へ帰れ!ってコトか?」って、
さすがに諦めて安曇野ICへ向かったのですが・・・
途中で「そうだ、今走っている場所はいつも梓川沿いを走っているときに気になっていた和風の展望台がある山の裏だ!」って気がついて、長峰山に入ろうとしたのですが・・・なんと林道長峰線もが『復旧工事通行止め』でしたemoji

安曇野市のHPでは通行可能って書いてあるんですけどね~(https://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/30/91218.html)実際、入口ゲートは閉じていて「通行止め」の看板、トドメを刺された感じemoji この時点でもう12時。

諦めて安曇野ICから高速乗って夕方帰宅しましたとさemoji
巷のGWから1週遅れで、ようやく我が家の4連休
2日目の今日は燕岳へ日帰りピストンしました。
燕岳は8年ぶりです。
(8年前の日記:http://grimper.blog.shinobi.jp/Date/20151006/

前日は疲労で自宅を出るのが精一杯。
13時過ぎにやっと中房温泉に着いたのですが、当日朝まで林道は通行止めだったようで(大雨+その後の落石のため) まぁまぁ良いタイミングだったのでしょうか?
湯原の湯でまったりして・・・「大きい露天がまだ冷たいので」って理由で200円/1人値引きだったのがちょっと嬉しいemoji

第一駐車場で車中泊して早朝の歩き始め。
期待した雪emojiはとても少なくて、合戦小屋からようやくアイゼン付けて、燕山荘少し手前の最終ベンチで外す感じでした。
ピッケルも事前情報で不要感が強かったのですが、前日たまたま見かけた下山者が持ってたし、使わないと思うけど御守りで持ってくか!って感じで持参しました。

空は快晴emoji
昼過ぎに雲がだいぶ湧いちゃったけどemoji 眺めは十分に楽しめました。やっぱ北アルプスは良いですね~。

北燕岳は・・・
ピーク直下の12m程度の雪面に来た時(10:45)、我が家が一番乗りだったようで、前日までのトレースは完全に溶けてクラストしたツルツル滑り台でした。ここは滑ったら致命的な場所、前歯付きアイゼンだけでは心許ない感じ。で、ようやくピッケルが役に立ちました。ついでに後続のためにガツガツと蹴り込んでステップも作りながら山頂へ! たった10mですが雪稜気分を満喫でした emoji

▼北燕岳の岩の上で、穂高連峰と槍ヶ岳を背景に。


▼北燕岳ピークからパノラマ動画


休み休み歩いたので・・・
4時過ぎに歩き始めたのに、登山口に下りたのは15時半頃。

まだ「湯原の湯」は間に合う時間で、受付のオジサンも「4時半までに入って5時までに出れば大丈夫だよ~」って言ってくれたんだけど、第一駐車場に下りて準備してまた上がってきて・・・って忙しすぎるので諦めました。温泉はゆっくり入りたいしねemoji

第一駐車場でのんびり後片付けして、
出発したのは16時過ぎ。

目指した温泉は「八方の湯」、白馬村です。
1時間ぐらい長風呂を!って入ったのですが、
意外に疲れてて50分くらいで退場でしたemoji

明日は雨飾山近くの大渚山に行くつもりで、当初は、八峰の湯でお風呂入って雨飾高原キャンプ場の駐車場へ行って車中泊するつもりだったのですが、お風呂入ってたらビールを飲みたくなっちゃって、八峰の湯の駐車場で車中泊することにしちゃいました。(※結局これが正解だったんだけど・・・)

風呂上がり、いつもの場所に車を移動して、
車中泊の準備して、
道向こうのローソンへ酒とつまみを買い物に。

車に戻ってオクサンと宴会emoji
夜ご飯も、またローソンへ行ってお弁当を購入emoji
追加のお酒も買ってすっかり酔っ払いでしたemoji

▼燕岳の写真詳細は以下リンクでどうぞ(ヤマップ)

燕岳・北燕岳 / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
巷のGWから1週遅れて、やっと我が家の4連休。

・東北へ岩旅に行きたいな♪
・残雪歩きで北アルプスもいいな♪

・・・って、
どっちが良いか悩だのですが、休みが近づくにつれて、微妙だった北アの天気予報が徐々に好転。「だったらやっぱり山だ~」って北アに決めました。

せっかくなので山小屋泊まりで縦走したいのが本音だったけど、仕事疲れと準備不足で前日まで至ってしまって、燕岳日帰りピストンに落ち着きました。

今日は4連休の1日目。
疲れをなんとか乗り越えて、早朝に家を出て中房温泉まで行くのが目標です。

8:40頃自宅発
10時頃 笹子トンネル越えて・・・

▼笹子を越えると白峰三山が正面に!


11時半 みどり湖PAで昼ごはん。

▼みどり湖PAの蕎麦が美味しい。


▼もうじき安曇野IC、正面に爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳


安曇野ICで高速降りて、
セブンイレブンで食料とお酒を買い出し。

中房温泉へ至る槍ヶ岳矢村線は・・・
前日ネットで調べた時、前々日の大雨で通行止め~前日解除されるはずだったのが落石のため通行止め延期になっていた。
ひょっとしてまだ通行止め?って心配したけど、朝9時頃に解除されてました。

13時過ぎにやっと中房温泉。

まずは早いけど 湯原の湯 でまったり。
8年前より値上げして950円/1人だったけど、「大きい露天がまだ冷たいので」って理由で200円/1人値引き。ちょっと嬉しい

▼湯原の湯、貸し切りです。


さっぱりした後は・・・

▼明日の登山届を書いて投函しちゃいます。


第一駐車場に下りて車中泊の準備して、
まだまだ時間があるな・・・
第二駐車場(有明山登山口)まで散歩して、

▼有明山登山口にはイチリンソウが群生してました。


▼イチリンソウをアップで


▼第一駐車場は閑散(右3台はお仕事関連の車です)。


第一駐車場に戻って・・・
やること無いので、明るいうちにご飯食べて

18時過ぎに就寝~
今日は懸案だった早月尾根を日帰りピストンです。
早月尾根は初めて。3年前、八ツ峰から剱岳山頂に立ったとき、足元に急峻に落ちていく早月尾根と早月小屋を見て、「こっちも面白そうだな~」「一度歩いてみたいな♪」って思っていたのです。そしてやるなら日帰りで・・・。
早月尾根は、その運動強度・累積標高差から甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根とよく比較されるので、試してみたかったのです。

結果は・・・
仕事疲れをガッツリ引きずったまま慌てて支度して長距離運転して・・・はやっぱりツラかったです。上りではペースが全然上がらず、早月小屋からもうバテバテ。下りはオクサンも限界だったようで頻繁に足が止まり、「このペースではヤバい!」って判断して、早月小屋から荷物をほとんど私のザックに詰めて、さらに途中からはザックも私が胸掛けして、空身のオクサンを励ましながら・・・おかげで何とか暗闇になる前に登山口にたどり着けました。emoji
オクサンもお疲れさまです。emoji

天気は上々。
濃霧・霧雨の出発で朝は曇りemojiだが、だんだん晴れて昼頃は快晴emojiの時間も。夕方に向けて雲が多くなって雨emoji・・・って、全てが読み通り。山頂では四方の峰々が見渡せて、素晴らしい眺めでした。

水は2人で9L持参。食料も結構。emoji
こういう山行の時は、水・食料は途中補給しないですべて下から背負うのが私のポリシーです。でも上りで早月小屋に着いたとき既にだいぶバテてしまい、4Lを小屋前の笹ヤブにデポしました。ちょっと自分に負けた気分ですが、背負っていたら頂上は無理だった感じ。emoji
小屋に降りて回収したときに、小屋の方たちから「吹き流しを直しに行ったときに気付いてアレ?って思いましたよ~」って笑われましたが、皆さん陽気で気さくでとても楽しい小屋番の方達でした。是非一度泊まってみたいって思う山小屋です。
結局、水は2L未開封で持ち帰りました。emoji

下山後は「馬場島でまた車中泊しちゃおう!」って決定。
この時間から温泉のため街へ降りるのも面倒くさいし、車にはまだ食料がいっぱいあるし、明日も明後日も休みで急いで帰る必要もないしね・・・emoji

キャンプ場の水場で頭と顔・手足を洗って、水場で冷やしたビールで乾杯~!emoji
レトルトカレーemojiとフルーツ缶を食べて、疲れ切って、お休み~emojiでした。

今日は4年前の黒戸尾根ピストンを思い出す、とても思い出に残りそうな、楽しい?山行でした。

▼詳細写真と山行詳細は以下リンクでどうぞ(ヤマップ)

剱岳、早月尾根。 / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ


※以下は参考で(ヤマップ)。
剱岳・八ツ峰(5・6のコルから北方稜線~本峰~剱沢へ周回)2018.07.24(火)
甲斐駒ケ岳、黒戸尾根ピストン。2017.09.15(金)


※連休中のブログ
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1.馬場島へ。(5連休の1日目)
2.剱岳、早月尾根。(5連休の2日目)
3.のんびりドライブで深夜に帰宅。(5連休の3日目)
※4日目、5日目は自宅でゴロゴロでした。f^_^;
「剱岳・源次郎尾根でも登りに行こうか?」ってクライミングジムの仲間と出かけたのですが・・・。
久しぶりに重いザック背負って剱沢キャンプ場に着いて、テント張って、ビールで乾杯していたら、メンバー1人が「調子悪くて明日撤収して帰るかも?」って (x_x;) 、さらに隣のテントからは「明日は雨予報だよ」って情報も!(x_x;)
慌て最新の高層天気図を見たら、台風8号の動向が少し変わったんですね~ (T_T)
明日は雲の中で眺めなし・稜線は雨の可能性も? そして明後日は雨の撤収が確実な感じ(←私はコレが一番嫌い) (>_<)
一気にモチベーションがダウン、「宴会して明日帰ろうか!」ってなっちゃいました f^_^;

でもまあ、良いことも1つ。
強烈な仕事疲れのまま山へ入って、2泊分のキャンプ装備+登攀具の重装備を背負ってバテることなく雷鳥坂を越えられたのは良かったです。この夏はまた北アルプスへ何泊かで歩きたいので、体力的にはなんとか大丈夫だな!って。。。

次回、このメンバーで行くのは冬のアイスでしょうか?
懲りずにまた宜しくお願いします (^o^)/

▼詳細写真と山行詳細は以下リンクでどうぞ(ヤマップ)

剱沢キャンプ場へ? / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
週末の関東は秋雨前線の停滞で山行を諦めていたのですが、金曜の夜にヤマテンをチェックしたら、なんと日曜日の北アルプスは晴れ予報が立っていた!!

しばらく山に行ってなかったな~。
紅葉見たいね!ってオクサンとずっと話してたのに・・・。
これが今年最後のチャンスかな?
昼メシ中に見たヤマッパーさんのログでは八方池周辺の紅葉はまだ良い感じだったな。

よし!行こう!!って突然決めて、翌朝急いで準備して突撃となりました。

▼詳細+写真は、↓をクリック(タップ)してね!(=ヤマップにジャンプ)
▼唐松岳山頂で(背景は立山・剱岳)
穂高連峰・3日目。
今日は涸沢からパノラマコースを使って下山です。

天気は朝は晴れたが、昼前には峰々が雲に覆われた。
週末に見た予報では今日も晴れなのですが、気圧配置が予報と大きく変わったようです。

涸沢キャンプ場は昨日が850張、今日は600張。小屋泊まりは一体何人なのか? 涸沢以外からも合わせて、今日は莫大な人が涸沢を下りて行くことになる。すれ違い待ちや、道を譲らない遅い人などであちこち渋滞が予想されるし。そんなわけで、静かそうなパノラマコースを使って正解でした。確かに若干悪路だけど、とても静かで眺めも良いし、何より静かなのが素晴らしかった。

****************
5時過ぎ、起床。
今日は下るだけなので寝坊してもいいんだけど、目が覚めちゃったし、朝焼けも見たいので起きた。でも東の空に雲が沸いてて今日はダメ?
諦めてラーメン作って食べ始めたら、いきなり山が赤く染まった。
トミさんも起きてきて写真を撮る。

▼朝の涸沢カール、モルゲンロート。


4連休最後なのでテント撤収している人が多い。
我が家はテントを乾かしたくて日が当たるのを待っていたが、なかなか当たらない。諦めてテントを畳み始める。
畳み終わった7時半頃、やっと日が当たり始めた。

08:04 下山開始。
パノラマコースを下ります。
悪路だがパノラマコースというだけあって、気持ちの良い道。
思ったより登っていて疲れるが、渋滞がないのが有難い。

09:11 屏風のコル
25分程休憩。
ザックが沢山置いてある。ザックをコルに置いて、屏風の耳・屏風の頭に行ったのかな?
私は昔、屏風岩経由で何度も登っているので今更って感じ。

屏風のコルから下り始めてすぐ、山岳警備隊二人に道を譲った。昨日の涸沢岳・最低鞍部の滑落を聞いたら、無事病院に搬送されたとのことだった。

道は徐々に、大石ゴロゴロになって歩きにくい。

10:50 中畠新道分岐
11:29 新村橋

11:57 徳沢
徳沢園名物 ソフトクリームを食べる。
美味しい。

12:43 明神
明神館で生ビールを買った。emoji
大ジョキ(600ml)。最高~emoji
明神館のスタッフさんは、みな明るくて親切で感じが良い。

13:41 小梨平
13:52 河童橋

13:57 上高地バスターミナル
バスの行列は思ったほど長くなく、20分くらいで乗れた。
帰りは、一番前の座席が荷物用に確保されていて、途中下車する我々はそこに荷物を置いた。

14:45 足湯公園。
帰りは温泉なし。足湯に浸かって帰ります。
トミさんとは、ここでお別れです。

連休最後の核心は、中央道渋滞です。
乗ってすぐの渋滞情報は『小仏~勝沼、渋滞50km』。午前様決定かと思ったけど、甲府盆地に入った頃には東京方面にスライドしてて『稲城~大月、渋滞35km:3時間半以上』ってなった。
これは私の渋滞回避の得意パターン!大月ICで降りて裏道を駆使して・・・9時半に自宅に着いた。

充実した4連休だった。

▼詳細写真は以下リンクでどうぞ(ヤマップ・3日分です)
穂高連峰・2日目。
今日は涸沢から北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳を周回(縦走)します。

空は期待通りの快晴!!emoji
稜線歩きもずっと晴れて、最後の奥穂山頂で写真待ち渋滞に捕まっている間に一気にガスが湧き上がって雲の中になってしまったけど、時間帯的にこれは仕方ないか。。。

今回はオクサンも高度障害が出ずに絶好調。
富さんも久しぶりの北アルプスを満喫。
最高に楽しい1日になりました。emoji

****************
3:30 起床。
速攻準備で4時過ぎには歩き出したかったのだが・・・いろいろと上手く行かないものです。予定よりだいぶ遅くなった。

4:56 やっと歩き始め。
まずは北穂高岳を目指すが、もうすでに山頂近くまで登っている人もいる。
真っ暗の中、ヘッ電の明かりで登る。振り返るとテント場の明かりが色とりどりで美しい。

05:02 涸沢小屋
今日は予報では「寒気が入って初冬の寒さ(雪がちらつくかも)」ってことで、ガッツリ防寒着を着て歩いていたけど、歩き始めは良かったがすぐ暑くなって脱いだ。でも手袋は厚手を使用でちょうど良かった。

07:10 北穂高岳・南峰下のテント場
15分休憩
オクサンは若干高度障害の兆候ありって救心を飲んだ。

▼北穂高岳・山頂に着いた。槍の眺めも良い!


07:40 北穂高岳北峰(標高3106m)。
眺めサイコーです!
大キレットと槍ヶ岳、足元には滝谷と左にどっしりと笠ヶ岳。
素晴らしい眺め!!
オクサンは救心が効いたか?高度障害なしとのこと。

山頂で15分程休憩。
先が長いので長居せずに涸沢岳を目指します。
北穂高岳~涸沢岳は難路と言われているけど、白ペンキで過剰なぐらいマーキングされていて、それを外さない限りはそんなに難しくはない。
しかし、基本的な岩場での足置きが出来ていないハイカーもいて難儀していたが、やっぱり岩登り経験があるかどうかで岩稜歩きは大きく違うものなのですね。。。

08:40 最低鞍部の少し手前のコルで休憩

休憩の後、私達のすぐ前で事故発生!
歩き始めてすぐ、私達に追い付いた若者に道を譲ったが、その少し後、その連れの若者が我々の横を無理無理追い抜こうとした。富さんが「こっち登りなさい」って道を譲ったが・・・そのすぐ後に、前方で「大きなコール音?」が響いた。「ラク」だったのか?不明瞭でなんだかわからない。何だろう?って思いながら痩せ尾根を回り込んで涸沢側を見下ろしたら、人がひっくり返って落ちていた。先ほど無理に追い抜こうとした若者で、涸沢に頭を下に向けた状態で、仰向けに横たわっている。「友達が滑落した」と、先に抜いて行った若者が携帯で救助要請をしている。
トミさんが「大丈夫か~!」と叫ぶと、滑落した若者がゆっくり手を振る。意識があることが分かって一安心。救助要請も済んでるし、私達がすることは何もなさそうなので先に進む。5分程度で、救助ヘリも来た。

涸沢岳への最後の登りは辛い。
急登だし、なかなかの難路だし、膝が痺れて息も切れて辛かった。

09:44 涸沢岳(標高3110m)
山頂で25分ほど休憩。
足元は白出のコル(穂高岳山荘)
山荘から奥穂に登るルートがハシゴ待ちで大渋滞しているのが見える。山荘の前までの大行列!
トミさんが、奥穂は止めて涸沢に下ろうって言うが、却下。ここまで来たら奥穂高は当然でしょう!オクサンにとっては奥穂が本題だし。。。

10:21 穂高岳山荘
テラスで、25分程休憩。
ハシゴ待ちの渋滞はだいぶ緩和されていた。

11:18 奥穂高岳・山頂手前。
目の前が山頂だけど、山頂で写真を撮る列に並ばないと、山頂(祠)は踏めないらしい。
待ち時間が長い。場の雰囲気を無視して何枚も何枚も時間をかけてポーズを変えながら撮っている人もいるし・・・。着いたときは青空だったのが、どんどん雲が湧いてきて展望がなくなってしまった。青空が無くなる前に山頂写真とれるかなぁ?emoji

12:05 奥穂高岳山頂(3190m)。
45分並んでやっと山頂(祠)に立てた。
富さんは、こんなの偽物(後から積んで作った山頂)だと言って、山頂には登らず、写真だけ撮ってくれた。なんとか辛うじて青空もある写真。

富さんの言うように、昔はこんな石積み無かったよね~。こんなの作ったせいで山頂渋滞なんかが起きて、どうしてくれるの~?って言いたい。

祠の裏に回って、30分ほど休憩。
山頂一帯は完全に雲の中になった。

12:29 下山開始。
もちろん下りのハシゴ場も大渋滞。
渋滞待ちの中、トミさんが場を盛り上げて、皆お友達状態(笑)

13:20 白出のコル(穂高岳山荘)
15分程休憩。

下りはザイテングラート。
何年も前、ここでガイド登山が原因の大渋滞に捕まって大変な目にあったことがある。その時は、どう見ても体力不足にしか見えない客を十数人従えて、下りハイカーを全員堰き止めてノロノロ登り。ガイドも無愛想で挨拶すらなく、当然!って顔だった。質の悪いガイドが多いものだ。
しかし今回は渋滞もなく順調?って思ったが、唯一のハシゴ・鎖場でやっぱり暫く渋滞した。このハシゴ、はっきり言って、あっても無くてもいいハシゴ。鎖も同じ。こんなのがあるから能力不足の人も往来して混乱しちゃうんだよね。。。

14:45 涸沢小屋分岐。
分岐を過ぎてやっと渋滞から解放された!って思ったら、すぐ行列に追いついてしまった。20人近い行列だが、先頭の3人組のスピードが遅く、明白に遅いのに後続に譲ろうとしない。後続も声掛けして先に行けば良いのに、同じペースで歩き続けて・・・それが渋滞の原因。
無難な場所で、ゴロ石帯をショートカットして抜かさせてもらったが、抜き際に先頭に声掛けしたら、「早い後続に道を譲る」って発想がなかったようだ。そんなハイカーが多いから、今日の稜線の事故のような登り方をする人も出るのかなぁ?

15:04 涸沢キャンプ場。
オクサンもやりきって満足顔。
テントに荷物を降ろして、売店に行ってビールを購入。
テントに戻って乾杯です!emoji

17時頃から晩ご飯。
日が暮れて、3人でテラスに行って、夜景を見ながら暫くお話し。楽しい1日だった。
19時就寝。emoji

▼詳細写真は以下リンクでどうぞ(ヤマップ・3日分です)
穂高連峰・1日目です。
今日は涸沢キャンプ場まで。

空は晴れとは言い難く高曇り。emoji 時々日も射して、でも不思議に峰々に雲や霧はかかってなくて眺めは良い。まあまあ上々の天気でしょう。

今回は2泊なので80Lザックに目一杯荷物を積み込んで・・・
重かった。
しかもパッキングが悪かったようで腰が擦れて擦過傷になってしまった。

****************
4時起床。
5時に駐車場からバスセンターへ。
今日はタクシーが1台もいない。すでに出払ったらしい。
バス乗り場は長蛇の列。

5時半頃 バスが来た。
バスは1台しか来ず、乗れないかも知れないと思ったが、ギリギリ定員内。我が家と、トミさんの後ろは、次のバス待ち。
乗れるのは良いのだが、バスのトランクがいっぱいで、荷物は膝の上に載せてくださいって。
80Lの巨大ザックを膝上に?しかも通路の補助席で?「無理でしょ!」って抗議するも、女性スタッフは笑って「お願いします」だと! でも最後の搭乗だったので、補助席の一番前に座り、荷物を運転席の横に置かせてもらうことができた。

06:20 上高地バスターミナル歩き始め。
06:22 河童橋

▼久しぶりの河童橋(上高地)


07:12 明神館(15分休憩)
07:30 徳本口
08:13 徳澤園(10分休憩)
08:36 新村橋 
09:19 横尾(20分休憩) 
09:58 横尾岩小屋跡
10:35 本谷橋(10分休憩)
本谷橋からの登りで、トミさん独走。
私は荷物が重いのと腰が擦れて痛いのとでゆっくりしか歩けない。

11:31 大崩落地
12:01 Sガレ(5分休憩)
12:41 涸沢ヒュッテ到着。
昼過ぎなのに、テント場は信じられないぐらいの大混雑。スペースが残っているのか心配なくらい。でもラッキーなことに「この辺りに張れたら良いんだけどな?」って思って探してた場所に見つかった。上から見ると死角になってスペースなんて無いように見えた場所だったが、探しながらたまたま近くに来て気がついた。

テントを張り終わって、涸沢ヒュッテのテラスで、おでんとビール。
オクサンの具合が心配だったが、今回は高度障害の気配は無いようだ。
14時過ぎ、テントの受付の行列に並んだ。夕方になったら行列が減るだろうって思ってたが、全く列が縮まらないし、受付終了は17時までなので。。。

17時頃、晩ご飯。
ラーメン+お餅。

18時、まだ明るいうちに就寝

▼詳細写真は以下リンクでどうぞ(ヤマップ・3日分です)
今夏まで、長年我が家は平日に山へ出かける生活サイクルだった。
でもこれから、少なくとも訓練校が終わるまでは、土日祝日がお休みです。

そんなわけで・・・
楽しみにしていたシルバーウィーク4連休。
混むだろうなぁ・・・って思いつつも、ここで出かけないと冬山になってしまうまで2連休しかありません。唯一の連泊登山のチャンスです。
今年は天気が微妙でギリギリまで天気が読めずヤキモキしていたが、出発前日の金曜日になって、「中2日の日曜月曜は稜線も晴れそうだ!」ってほぼ確定。前夜に大慌てで準備した。

****************************
7時起き、9時出発。

中央自動車道はもう40km以上の大渋滞。
なので下道でいつものように行こうとしたのですが・・・連休をナメていました。(x_x;) 下道も大渋滞。どの路地も車で溢れていて全然進まない。2時間経っても相模原市すら通過できず。諦めて高尾ICか相模湖ICで中央道に乗ることに決めたが・・・。
やっと高尾に着くと、八王子ジャンクションまで14kmの渋滞!って。「だったら相模湖まで20号で行くか!」って判断したのが失敗の上塗りだった。(T_T)
大垂水峠を越えてすぐ、とんでもない大渋滞。完全に流れが止まって全然進まない。原因は相模湖駅前のT字交差点の少し手前にあるY字交差点だったのだが(相模湖からの合流とすぐ重なる信号のせいで大垂水峠側からの車が進めない状態)・・・ここを越えるのになんと2時間もかかってしまった。

セブンイレブンで遅い昼ごはんを食べて・・・
中央道に乗ったのは14時半。

相模湖ICからの中央道は、混んではいるけど流れている。
今日の温泉は「梓湖畔の湯」って思っていたけど、閉館に間に合わない可能性があるので、諏訪湖SAで入ることにした。

16時頃 諏訪湖SA
駐車場が大きく舗装し直されて、ライン取りも変わっていた。
諏訪湖SAのハイウェイ温泉は初めて。
混んでいるのが心配だったが、時間帯がちょうど良かったようで、私以外は1人だけ・貸し切りの時間もあった。お湯質も上々。
露天はないけど、浴槽の前の大きな窓から蓼科・八ヶ岳が見える。昨日までの雨で、ここまでは山々は曇の中だったけど、温泉に入っている間に八ヶ岳も晴れて良い眺めになった。

▼諏訪湖SAの温泉。良い湯でした。


▼諏訪湖SAで風呂上がり。八ヶ岳の雲も消えた。


松本ICで降りて、上高地に向かう最初のローソンで買い出し。
今晩のお弁当と、明日の行動食、いっぱい買い込んで・・・。

日が落ちてもう薄暗くなった18時半、やっと、さわんど足湯公園の駐車場に着いた。
先に来ていた、トミさんと合流。
買って来たコンビニ弁当を食べて一杯飲んで・・・
20時頃、就寝emoji
先週、快晴の美ヶ原から眺めた360度大展望の中で、乗鞍岳が気になった。

乗鞍岳に登ったのはもう37年前か。
大学2年の夏休み、1ヶ月半自転車で信州・北陸を野宿旅して、その終盤、乗鞍高原から山頂まで自転車で登ったのだけど・・・。もちろん途中は押したり担いだりして・・・その時の愛車は荷物を沢山積むため頑丈なキャンピング車。重くて山頂近辺はかなり苦労したっけ。f^_^;

また乗鞍岳に登ろうかな?
でも、バスで畳平まで行って山頂ピストンでは、ワタシ的に何だかサエない。ここはやっぱり学生の頃の自分に敬意を払って、同じスタート地点から歩いてみようか!ってことで、観光センター駐車場を起点に往復しました。
しかも、すずらん橋の先でコースを大きく外してしまい、スキー場を直登してなぜか三本滝駐車場へ。結果、三本滝も巡るアルバイト付き。往復22.8km、累積標高差1,770m って、近頃の我が家にしては頑張った行程となりました。
とても良い山歩きでした。(^o^)

17時ちょうど、駐車場に戻って、ザックを下ろした途端に雨!それもどんどん強く。
慌ててザックを車に入れて車内に入った途端に土砂降りになった!emojiまるで滝のような降りかた。すごいタイミングの良さ?に夫婦でビックリ。
でも土砂降りは18時半まで続いて、その間、汗ビショの服を着替えることも出来ず車でマンジリ・・・。雨が弱くなったところで「湯けむり館」へ駆け込んでホッコリでした。emoji

風呂上がりビールを飲んで!emoji
車に戻って、車内でまた飲みながら晩ご飯。
急いで帰る必要もないし、今晩は観光センター駐車場で車中泊です。

▼詳細写真は以下リンクでどうぞ(ヤマップ)
暑い横浜を離れて登山口車中泊+テント泊で薬師岳です!
その2

==============
予定していた行程は薬師峠キャンプ場で2泊。1日目は薬師岳ピストン、2日目は黒部五郎岳ピストン、3日目は下山のみだったのですが・・・。
晴れ予報の1日目の薬師岳で雨+強風にやられて、夜もずっと雨が降って滅入り、2日目(曇り予報)出発時は晴れたが北ノ俣岳に着いた時、またもや強風とすごい勢いで雲が湧き出し峰々はあっという間に雲の中・・・「雨になりそうだね」「引き返して撤収下山しようか」って判断になってしまった。
しか~し!諦めて引き返し始めたら、どんどん雲も霧も晴れて・・・太郎山に着いた時は雲一つ無い快晴に!
へなちょこな我家でした。f^_^;
==============

■2日目の日記です■

3:00 起床
雨が止んで星が出ている。
「雨の撤収を効率よくするには?」って寝ながら考えてたのですが(笑)、気持ちを切り替えないと・・・。行動食(フリーズドライのパスタと白米)を作って、お茶を飲んでパッキング開始です!!

4:01 歩き始め
4:24 太郎平小屋
太郎山から先の眺めは谷川の馬蹄形を歩いているみたいな錯覚に陥る。やたら目的地が遠くて草原で(岩稜が無くて)、なんだか私がイメージするアルプスっぽくない雰囲気。

6:07 北ノ俣岳
途中休憩込みでここまで2時間だった。
目的の黒部五郎岳ピストンは余裕な時間なのだが・・・またもや強風とすごい勢いで雲が湧き出し峰々はあっという間に雲の中になった。昨日の薬師岳と同じです。
「どうしようか?」雨が極端に嫌いな我家です。しばらく悩んでオクサンと協議して・・・。風はどんどん強くなる。
結果、「また雨になりそうだね~」「引き返して撤収下山しようか!」って判断になった。

しか~し!諦めて引き返し始めたら、どんどん雲も霧も晴れて・・・(x_x;)
太郎山に着いた時は雲一つ無い快晴に!
ここからまたやり直す気はしないし・・・仕方ないか。黒部五郎岳はまた別の機会に行きましょう。
へなちょこな我家でした。(T_T)

7:35 太郎山で休憩
8:11 薬師峠キャンプ場
9:12 撤収終わり出発。

9:35 太郎小屋で休憩。皮肉なぐらいの快晴(笑)
10:23 五光岩ベンチで休憩。

11:36 三角点ベンチは日向で暑すぎて通過
三角点ベンチから15分くらい下った場所かな?目の前を犬くらいの大きさの子熊が横切って行った。唖然って感じ。でも母グマが近くにいる可能性が高いので少し緊張した。

12:12 アラレちゃん広場で休憩。
折立が近くなった頃、爆竹の音が激しく聞こえた。熊が出たのかな?
12:48 登山口に着いた。

太郎小屋から折立への下りはゴロ石だらけですごく歩きづらかった。
疲れた・・・。

**************
下山後は着ているものすべて着替えて・・・
平湯温泉を目指して林道をかっ飛ばした。

15:20 平湯温泉。
ひらゆの森 は今日も車が一杯。そこは避けて 平湯民俗館・平湯の湯 へ行ったら駐車場は空いていた。平湯民俗館・平湯の湯 は露天のみ。時々ざぶっと浸かりに来る人がいる程度でとても静か。貸し切りの時間が多く、とてもリラックス出来てよかった。

温泉でさっぱりしたら、今度は美ヶ原へ移動。今日の泊まりは美ヶ原自然保護センターの駐車場で車中泊です。
でもなかなか難解だった。松本市内の夕方渋滞に巻き込まれて、やっと浅間温泉まで来たら、美鈴湖までの道が災害通行止め。国道254号へ迂回して、長い長いワインディング・ロードをかっ飛ばして・・・北アルプスに沈む夕焼けが美しかった。
すっかり日没した19:17、美ヶ原自然保護センターに着いた。

「車中泊の穴場」と言われるだけあって静かな場所。
車中泊の先客は5台くらいか?
涼しくて良さげな場所です。

ビールで「黒部五郎岳残念会」をして・・・
21時頃、疲れて就寝。

明日は美ヶ原を散歩します。♪♪

▼詳細写真は以下リンクでどうぞ(ヤマップ)
暑い横浜を離れて登山口車中泊+テント泊で薬師岳です!
その1

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予定していた行程は薬師峠キャンプ場で2泊。1日目は薬師岳ピストン、2日目は黒部五郎岳ピストン、3日目は下山のみだったのですが・・・。
晴れ予報の1日目の薬師岳で雨+強風にやられて、夜もずっと雨が降って滅入り、2日目(曇り予報)出発時は晴れたが北ノ俣岳に着いた時、またもや強風とすごい勢いで雲が湧き出し峰々はあっという間に雲の中・・・「雨になりそうだね」「引き返して撤収下山しようか」って判断になってしまった。
しか~し!諦めて引き返し始めたら、どんどん雲も霧も晴れて・・・太郎山に着いた時は雲一つ無い快晴に!
へなちょこな我家でした。f^_^;
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■1日目の日記です■

4:18 歩き始め。真っ暗の中。
6:08 三角点
8:03 五光岩
8:52 太郎平小屋
太郎平小屋までのコースタイムは5時間(山と高原地図2018)ですが、今回かかった時間は休憩込みで4時間半だった。先日の丹沢ではバテバテで敗退した経緯があり、テン泊フル装備で途中ヘバらないか心配だったけど意外に快調だった。蒸し暑くなければ大丈夫なのね~。少し安心しました。

9:24 薬師峠キャンプ場に着いた。
まだ早い時間なのでテン場はガラガラ。受付は14時からで「着いたら気に入った場所にテントをまず張って良いので」と太郎小屋で言われてます。じっくり良さそうな場所を選んで・・・一番奥の平坦地に張ることが出来た。

10:16 テン場発
天気も良いし、時間も十分早いので、もちろん薬師岳山頂を目指します。
いきなり急登の沢ゴロ上りが辛く、ケルンの先・尾根までの急登も辛い。日差しが強くて暑くてバテ気味。尾根の標柱に着いた頃から、風がどんどん強くなって雲が出始めた。明らかな天気下り坂。

11:18 尾根の標柱。
ここまでは快晴だったけど。風がどんどん強くなって雲が出始めた。山頂まで持つか時間勝負になってきた。
11:46 薬師岳山荘を通過。風がますます強くなり、久々にカッパを着込む。

12:32 薬師岳山頂(標高2,926m)に着いた!
山頂は強風で寒い。到着時は見えた剱岳や立山も雲に覆われて雨が迫ってくるのが見える。ヤバ気な気配になってきたので急いで下り支度。

13:07 下り始め。途端に雨が降り出した。
14:09 ケルン

14:45 薬師峠キャンプ場
まず受付をしてテントで一息ついて、ビールを買って乾杯~!emoji

17時頃から晩ご飯。
晩ご飯は質素に棒ラーメンとお餅です。

19時頃、就寝した。
夜、雨がまた降り出した。かなり憂鬱。
明日朝も止まなかったら撤収かな・・・?

▼詳細写真は以下リンクでどうぞ(ヤマップ)
暑い横浜を離れて、薬師岳(北アルプス)ツアー。
昨夜は高ボッチで車中泊して、今日は登山口の有峰湖の折立を目指します。

▼高ボッチ・第二駐車場の朝


快適だった高ボッチの第二駐車場でのんびりして、崖温泉経由で松本市内へ。
ローソンで朝ごはん食べて、平湯を目指します。

8:57 道の駅・風穴の里でトイレ休憩。
6月から苦しめられている私の尿路結石。なかなか石が出てこない。しかもこの10日くらい?また症状がひどくて、ひどい残尿感と下痢感が頻繁に襲ってきて困っています。トイレに行っても対して尿が出ないし、出した直後からまた痺れるような残尿感なんですよね~~困りました。

道の駅・風穴の里を後にして・・・
釜トンネル前までは流れも良く・・・

今回は平湯トンネルも避けて、久しぶりに旧道・平湯峠へ行こうとしたら、なんと工事通行止めだった。とても残念!
やむなく有料トンネルを選択肢ですが、通行料は900円!・・・なんだか納得がいかないケチな我家です(笑)

温泉はマニアックに 平湯民俗館・平湯の湯 を目指したのですが、駐車場が混んでて不可。やむなく ひらゆの森 に立ち寄った。まだ10時過ぎなのに・・・さすがお盆の日曜ですね。。。

ひらゆの森もすごく混んでて、人混みが嫌いな私は酔ってしまった。
露天風呂は、確かに宣伝通りで敷地が広くて沢山あって、まあまあ面白いけど、庭園としての趣があまりない。しかも人が多くて目が回って落ち着かない。残念だった。

温泉でさっぱりして、有峰林道の中継地・神岡へ向かうが、道の駅・スカイドーム神岡も激混みで、駐車スペースも無い。
諦めて、デイリーヤマザキで食料を補充して有峰林道を目指した。

有峰林道のゲート(東谷料金所)で係員さんから熊についての情報を受けて、折立駐車場に着いたのは14:32だった。長い林道だった。

駐車場所を決めて、木陰のベンチで休憩。
日向は暑くて居られないが、日陰は心地よい。

椅子を出して、日陰でパンをかじる。
と、下山して来た人が、クマがいるので、食べ物を持っているのは危険と声をかけてくれた。
パンを車に入れて、ただ涼んでいると、管理の方が歩いて来て「涼んでいるだけですよね?」と確認しに来た。「そこクマの通り道なので食べ物は出さないでくださいね」と念を押された。

16時頃、暇を持て余していたら、お姉さんが我が家にSOS。
下山したけど車のバッテリ上がり。JAFに連絡したいがスマホのバッテリも切れてて電話出来ないって。電話を貸して・・・

お姉さんが、自分の車に戻ってしまうと何だか暇・・・。
下山してくる人は皆、クマに会った話をしている。
どうも今日の下山は、漏れなくクマに会えたらしい。

ボーとしていると、さっきとは別の監視員さん?が、クマに関するビラを持って説明に来た。料金所で聞いた「クマが4頭出た」話をすると、「ここには4頭くらい住んでいますから~。基本的には大人しいけど、人の食べ物を奪う時だけはスイッチが入っちゃうようで・・・」って(笑)
そして「キャンプ禁止ですが、食事の時は車の中か、電気柵の中のキャンプ場が安心と思いますので」って。
料金所で話を聞いたときは、キャンプ場でキャンプしている人が襲われたのかと思ったのだが、キャンプ場は電気柵で覆われているので被害はなく、駐車場で食事をしている人が問題だったらしい。そしてキャンプ場でキャンプすることが危険なのではなく、キャンパーが放置する食べ物や残飯が、間接的な餌付けになってしまっていることと、キャンプ場に入り切れなかった人が、駐車場でキャンプしたりすることが問題なのだと理解できた。

JAFさんは17時に到着した。
予想より30分早かったが、「お待たせしてすいませ~ん」と明るく爽やかな挨拶。さすがです。頼りになりますね~。
お姉さんを見送った後、ビールで乾杯!emoji

暫くして、キャンプ場で一人テントを張っている掟破りのおじさんが来て、「そこクマがいるよ~!」と教えてくれた。
人が集まって来て撮影タイム(笑)

▼我家の車の目の前に熊が出ました!


若熊で、目の前の笹藪で笹を食べている。
写真撮ってたら私達の3メートルくらい前まで来て、こちらを一瞥して向きを変え、駐車場沿いに歩いてった。

▼柵に沿ってあるく熊。この辺りで先日ハイカーが襲われたそうだ。


暫くしたら今度は反対側の駐車スペースで別の熊が出没騒ぎ・・・オジサンが威嚇して喚いていいる(笑) 場所は「クマ出没のため使用禁止」のコーンが置かれている駐車スペースだった。私もカメラを持って駆けつけたが、熊は驚いて逃げた後だった。

クマ騒動の後、車の中で食事。
今日も、レトルトカレーに鳥から。
ポテチ+ビール

19時20分頃、就寝。emoji
明日は薬師岳に登ります
この3連休は、上高地~奥穂高~北穂高~涸沢~パノラマコースで上高地へ周回の予定だったが、ほぼスタート地点の西穂高岳で敗退となってしまった。
その2日目の日記です。

敗退は、予定を決定した5日前時点の天気予報より1日前倒しで低気圧が来てしまったのが一番の原因だけど、他にもいろいろな点で失敗が多かった。残念です・・・。
今年は秋が遅かったのに、台風19号のせいで山はいきなり初冬になった感じです。
年々、秋の予定が組みにくくなってますね。

******************
3:00 起床
小屋から早出をするハイカーは私達だけのようだ。
お茶を作ったり、ポンプが弱くて水がなかなか出なかったりで準備に意外に手間取った。

4:05 歩き始め。
真っ暗だけど快晴です。
歩き始めてすぐ、テント泊の人が1人、速攻で抜いていった。
トレランか?すごい速さで、私達が丸山に着く頃には、もう独標の登りに入っていた。

▼丸山。まだ真っ暗。(4:23)


▼やっと東が虹色になってきた。(5:12)


▼独標(11峰)、やっぱりまだ真っ暗。(5:11)


▼すこし明るくなってきた。カメラ感度で明るく写ってますが、実際はまだかなり暗いです。
(5:34)


▼ピラミッドピーク(8峰)(5:39)


ピラミッドピークで休憩8分(5:47まで)。
夜明けまでまだ数分あるけれど、だいぶ明るみだしてきたのでちょうどよい。
先行の人はもう西穂の山頂に立っているのが見える。テント泊なのに軽装だったし、あのペースで西穂を越えて行ったということは、西穂山荘から奥穂高岳ピストンをやってるのか?

▼夜明け直前の東の空。中央やや右に富士山。(5:45)


今回、荷物がだいぶ重かったか・・・
余計なものを持ちすぎた? 重量負けで体がブレる。昔はテント+登攀具装備で登った行程だが、若い頃のようにはいかないものだ。。。

▼朝焼けが美しい。遠くは乗鞍岳。(6:03)


6:30 西穂高岳(標高2,909)山頂に到着した。

快晴だけど、今回はここまでで中止です。
いろいろな条件を考えた上で・・・。
でも、ホントに天気悪くなるのかなぁ? 案外このまま行けるのかも? 時間的には超余裕だけど・・・なんて色気が出てしまう絶景だけど、でもよく観察するとやっぱり天気が崩れる徴候が出始めている。風が強くなって、猛烈なスピードで雲があちこちから走り出していいる。
6:57 引き返し始め(山頂には27分)

▼西穂高岳山頂。快晴です!!(6:31)


▼槍ヶ岳・北穂高岳・奥穂高岳を背景に。(6:31)


▼歩いてきた尾根と、焼岳、乗鞍岳。(6:45)


▼西穂高岳の下りのオクサン。(7:05)


2峰のトラバース辺りか?
本当にあっという間、ほぼ突然一気に霧に覆われて眺め無しになってしまった。数分前まで快晴だったのに驚きだ。しかも冷たい風が強く吹いて寒い。
時々霧が切れる信州側には陽が当たった上高地が見える。
稜線が雲に覆われたようですね。
さらにしばらく下って登りハイカーに会った。奥穂向かった先行の1人以外はずっと我が家だけだったので。その後も独標まで3~4人しか会わなかった。
雷鳥の鳴き声がゲコゲコ聞こえた。

▼突然、一気に霧の中になった。(7:28)


▼ピラミッドピーク。眺めなし。風が強くて寒い。(7:42)


▼独標(11峰)への登り返し。(8:04)


▼独標(11峰)、風景ありません。(8:05)


▼丸山。笠ヶ岳も上部は雲の中。(8:46 )


▼西穂山荘に着いた。ベンチでお弁当を食べた。(9:04 )


9:45 下山開始。
10:50 16分休憩(11:06まで)
11:37 登山口に着いた。

▼風情たっぷりの登山口(11:37)


オクサンが「大正池に行ったことがない」って言うので、このまま散歩(観光?)することに決まった。まぁ、こんな機会でもないと行くこと無いし・・・。
しかし外国人が多い。歩いている人の半分以上は東アジア系?残り半分ずつが西欧系と日本人って感じ。

▼田代池(11:59)

 
▼大正池(12:33)

 
▼ウエストン碑(13:31)


13:49 河童橋
売店でビールを買って、ベンチに座って、雲に覆われた穂高岳を見ながら反省会。
強行していたら今頃はまだあの雲の中か。寒いだろうな~~。気合や根性と縁がない我が家には妥当な結果だね・・・。

▼河童橋の向こうの穂高連峰は雲の中。地ビールで反省会?(13:49)


14:40 さわんど行きのバスに乗り込んで
15:13 駐車場に着いた。

梓湖畔の湯で長風呂して、晩ご飯は八ヶ岳SA
大月ICから20号、相模湖から橋本へ抜けて16号・246号で帰宅。帰りは5時間ドライブだった。

******************
今回、西穂で敗退するか?突っ込むか?はとても悩みどころだった。
前日のヤマテン予報では『9時まで晴れ、以降は霧、18時以降に雨・雪の可能性』だが、当のヤマテンで見れる高層天気図を見ると、そうは思えない。過去の経験からしても『9時より前から霧+強風、午後から霧・小雨』が正解ではないか? 岩が濡れると通常より時間がかかるし、何より眺めもなくて辛いだけで楽しくない。翌日の雨の下山も嫌だし。。。

悪天候を覚悟で突撃したパターンで、最近はいい結果になったことがないのも大きな理由だった。3月の唐松岳では片目が凍って半日失明状態になってしまったし、7月の丹沢で故障した左手はまだ直っていない。どちらも自分のミスですが、そんなミスをすること自体、トシをとってヤキが回ったってことなのか?

荷物も持ちすぎだった。
言い訳ですが、私は左足首の靭帯が完全に利いていなくて(クライミングの過去の事故の後遺症)、重い荷物を背負って歩けるのはストックのおかげが大きいのですね。今回程度の荷重でストックなしで岩場を歩くとフラつきが出るのは、改めて意外だった。岩登りに入れば問題ないけど、中途半端な岩稜がいちばん辛い。次回はもっとコンパクトにしないとならないか。。。

いろいろと教訓が多い敗退だった。
この3連休は、上高地~奥穂高~北穂高~涸沢~パノラマコースで上高地へ周回の予定だったが、ほぼスタート地点の西穂高岳で敗退となってしまった。
その1日目の日記です。

予定を決定した5日前の天気予報より1日前倒しで低気圧が来てしまったのが一番の原因だけど、他にもいろいろな点で失敗が多かった。残念です・・・。
今年は秋が遅かったのに、台風19号のせいで山はいきなり初冬になった感じです。
年々、秋の予定が組みにくくなってますね。

******************
前夜に自宅を出たが・・・
出発からつまずいた。
通勤渋滞で1時間以上かかって府中SICに着いたが、そこで初めて中央道と20号が通行止めになってるのを知った。やむなく圏央道経由で東名高速に入ったが(最初から東名なら自宅からすぐだったのに!)、足柄の工事渋滞が30km(2時間以上)。御殿場ICで降りて、須走~河口湖~御坂トンネル~一宮御坂ICで再び中央道。諏訪湖SAに着くまで、なんと6時間半のドライブだった。
諏訪湖SAで車中泊。

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7:04 さわんどバスターミナル駐車場に着いた。
7:40発のバス
8:04帝国ホテル前に着いた。
8:27 登山口から歩き始め。

▼帝国ホテル(8:06)


▼山門みたいな風情たっぷりの登山口。(8:17)


8:54 朝ごはん休憩。20分位。
10:00 宝水(水場)を通過。
10:03 日向で休憩、23分(10:26まで)
11:14 尾根(焼岳分岐)に出た。

▼樹間から焼岳が見えた。(9:25)


▼とてもよく整備された歩きやすい道です。(9:51)


▼西穂山荘に着いた。(11:27)


11:27 西穂山荘に到着。
宿泊受付は13時からなので、荷物を置いて空身で丸山まで散歩。
快晴でとても気持ち良い。
外国人がすごく多い。

▼丸山、背景は笠ヶ岳。(12:03)


▼西穂高岳方面を見上げて・・・今日は快晴です。(12:05)


▼上高地方面、左は霞沢岳、右奥は乗鞍岳。(12:20)


13:00 宿泊受付だが、受付開始から部屋に案内されるまで、なんと40分!!この間は受付で待ちぼうけです。ラーメンの注文で大忙しで、それどころではないらしい。だったら受付を最初から14時にすればいいのにね。それだけの時間があればもっと行動が出来たのに・・・。
ようやく部屋に案内されて、まず荷物を再整理。ビールを買って、外の日向で乾杯。そのあとは、寝不足と待ち疲れでたまらず、部屋に戻って布団を敷いて昼寝した。

17:00 天気予報をチェック!!
しかし残念な結果、前倒しで天気下り坂が判明です。
高層天気図を何度も見直しながら、いろいろな条件を考え直して悩み悩む。残念ながら西穂高岳までで中止すべきなのか? 私の予想では晴れは早朝だけの気配??

17:45 晩ごはん。
美味しかった。

▼西穂山荘の晩ごはん。美味しかったです。(17:47)


明日は3時起きなので、早寝です。
18半頃に布団に入るが、1階で大声で語り続けているオジサン達がうるさくて眠れず。20時半に静かにするようにお願いに行って、ようやく眠れた。
3日目の今日は、のんびり撤収して帰るだけです。

7時頃、目覚めてコーヒー飲んだ後、準備開始。
昨夜は冷えたと思ったら、テントのフライがバリバリに凍っていた。

▼今日も快晴です!(6:51)


9時頃、撤収・パッキング終了。
残り食料を食べたり、少し休憩。

▼撤収した場所は、すぐに次のハイカーがテントを張っていた(9:39)


9:52 室堂へ向けて歩き始め。
でも、あちこちで風景見ながら休憩(笑)

▼ミクリガ池(10:59)


11:11 室堂駅
ここはやっぱり観光客が多い。
肉まん買って、屋上テラスで、残ったビールを飲んでまた休憩(笑)

▼室堂駅の雷鳥。なんだかシュール。(11:23)


12:00 トロリーバスに乗り込んだ。
すごい大混雑。

▼大観峰で、右から針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳、左奥に爺ヶ岳(12:08)


黒部平の庭園で、立山と針ノ木岳を眺めながら、またビール休憩。
売店へ私が生ビールを買いに行ったときと、オクサンが買いに行ったときでは盛りが全然違うのに驚き!
最初に私が買いに行ったときは、ビール実態はカップの6割位で後は泡だったのだが、お代わりでオクサンが買いに行ったときは「泡を少なくしときますね~」って、ビールがなみなみだった。最初からオクサンに買いに行ってもらえばお代わりしないで済んだかも・・・(x_x;)

▼立山を見ながら生ビールで乾杯!!飲んでばっか(笑)(12:53)


▼黒部ダム(13:55)


▼扇沢に着いちゃった。(14:48)


14:55 扇沢駐車場に着いた。
大町温泉郷・薬師の湯でさっぱりして、
八ヶ岳SAで晩ごはん
21時に自宅に着いた。

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太陽に恵まれて、久々に最高の山行だった。
久々に最高の3連休だった。
立山は日帰り強行のハイカーが多いですが、あの美しさはやっぱり泊まりで楽しむのがお勧めです。。。
今日は、お楽しみの立山周回の日。
ヤマテン予報では終日快晴ですが、実際には午後は雲に覆われて眺めが無くなる可能性が高く、正午までが勝負です!! 昨日がそうだったし、過去のライブカメラでの観察でもそうだったし。
夜明け前に稜線に出て、立山(雄山)にはAM中に到着が目標です!!!

3:00 起床
3:33 歩き始め

▼真っ暗な中、歩き始めです(3:33)


真っ暗闇の雷鳥坂。
ひたすら単調な登りが辛い。昼なら眺めが良くて、バテて足を止めるたびに眺めに癒やされるのですが、真っ暗なので休まず黙々歩くのみ。。。
途中、雷鳥の鳴き声と飛ぶ姿を見た・・・(今回の雷鳥はそれきりだった)。

4:40 疲れて10分休憩
もう2/3以上は登ったと思うけど・・・。
富山の夜景が煌めいている。

▼奥大日岳と富山の夜景(5:10)


5:12 別山乗越
朝焼けが美しい。

▼別山乗越。朝焼けが始まった(5:12)


ここから別山までの稜線は、眺めが最高! 圧巻だった。
朝焼けのトワイライトに照らされた剱岳・・・
朝日でオレンジ色に輝く剱岳・・・
遠くに富士山も見える。
写真を撮ってばかりでなかなか歩が進まない。

▼トワイライトに照らされた剱岳(5:24)


▼トワイライトに照らされた立山、浄土山、右奥に薬師岳(5:30)


▼朝焼け、朝靄と富士山(5:40)


▼朝日でオレンジ色に輝く剱岳(5:45)


5:50 別山(南峰・標高2,874m)山頂に着いた。
風が強くて冷たい。
朝日が眩しい。
写真を撮って、一息ついて、すぐ北峰へ。

▼朝日で輝く別山(南峰)の祠(5:52)


6:02 別山(北峰・標高2,880m)
ここは眺めがイマイチなのですぐ引き返し。

6:10 再度、別山(南峰)。
祠から少し真砂岳側に降りて、風を避けて休憩20分(6:30まで)。
別山からいったん大きく下って、登り返し。

7:13 真砂岳(標高2,861m)
写真だけ撮って、休憩にはまだ早いので先に進む。
広くて眺めの良い尾根が続いて気持ちよい。

▼真砂岳・山頂(7:17)


7:34 大走り分岐の先の最低鞍部で、南側の斜面に風を避けて休憩した。15分(7:49まで)。
鹿島槍ヶ岳の眺めが素晴らしい。左遠くに白馬岳も見える。
ここから富士ノ折立へ向かう道は急登で少し辛い。

▼奥大日岳(左)と富山の街(7:21)


富士ノ折立のピークへは寄らなかった。
登山道を外れないとならないし、まぁいいかな?っって。

8:30 大汝山(標高3,015m)
ここは立山最高地点です。
眺めも素晴らしいし、カップラーメンを作って大休止した。
  ここまで最高の天気で崩れる気配もない・・・
  もう今日の目標の雄山は目の前だし・・・
  予想より全然早いペースできてしまったし・・・
68分休憩した(9:38まで)。

▼大汝山(標高3,015m)、山頂の岩の上で。(8:42)


▼室堂・富山方面、美しい!(9:42)


9:50 雄山(標高3,003m)に着いた。
拝観料のゲートにびっくり! 500円です。
山頂が神社になっているって知らなかった(笑)
今回、歩行ルートに関してはぜんぜん下調べをしていなかったので(笑)
せっかく来たし、当然、拝観料を払って山頂へ。

門から見上げる祠と神主さんの朱色の衣装が神々しい。
しっかりお祓いとお話を頂戴して、お神酒も頂いて、とても良い経験でした。
イベントと捉えても素晴らしいです。

▼お祓い・祈願の最中。※撮影OKとのことです(10:00)


▼祠の横に山頂標識があります。遠くに剱岳(10:04)


社務所の前の広場に下りて、360度の眺めを堪能。
オクサンの双眼鏡も大活躍。
右側は室堂を見渡して、薬師岳、野口五郎岳、赤牛岳、笠ヶ岳、槍穂高連峰、大天井、燕岳。足元には黒部湖が。。。真正面には針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳。さらに左へ、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬岳・・・。
行った山も多数あり、感慨深い。。。

▼山頂の社務所を背景に(10:12)


▼右奥から薬師岳、笠ヶ岳、槍ヶ岳(10:13)


▼祠と神主さんの立ち姿が神々しい。絵になります(10:21)


▼左=槍・穂高、右=笠ヶ岳(10:34)


10:46 ようやく、下り始め。
雄山山頂でも56分休憩だった。

下りの眺めも素晴らしい。
すれ違いの登りハイカーさんたちの行列が凄まじくて驚いた。
朝に室堂に着いて日帰りする人達のラッシュ時間ですね。。。

▼平日でこんな行列、土日はどうなっちゃうの?(10:58)


11:27 一の越、12分休憩(11:35まで)
ここから室堂へ下りる人が多いですが、まだ時間が早いし、我が家はもう少し。浄土山も登ります。

11:59 浄土山・南峰
広場はあるけど、山頂標柱がない。
なんだかさみしい山頂なので通過したが、間違えて、五色ヶ原方面へ進んでしまい、ついでなので龍王岳へ登ってみた。

12:10 龍王岳(標高2,872)10分休憩
来て正解だった。ここからの眺めも素晴らしい。
普通の登山道なのに地図に線が入っていないのが不思議。

▼龍王岳へ立ち寄り(12:15)


12:38 再度、浄土山・南峰。16分休憩
やっぱりあちこち雲が湧いてきた。
立山も雲に覆われる時間が多くなったし。
今日は早出して大正解だった!!

浄土山北峰はどこがピークかよくわからない。
山頂標柱もない。

13:29 浄土山登山口
13:50 室堂に着いた。
しばらく休憩して、双眼鏡で山々を眺めて・・・
ミドリガ池経由で雷鳥沢ヒュッテへ。
温泉に入ってくつろいで、生ビールを注文。美味しかった。

▼温泉上がりに生ビール!幸せ~~~。(15:22)


15:47 キャンプ場戻り。
山々を見ながら持参しているビールを飲んで・・・
尾根は雲に覆われてしまったけど、紅葉が美しい。
最高の眺めを見ながら・・・ビールが進む(笑)

▼テントに戻ってまたビール。背景に雷鳥沢ヒュッテ。(17:10)


19時頃、就寝した。
楽しい日だった。。。
我が家の連休が、やっと!ついに!3日とも快晴の天気予報に当たってくれた。
天気図を見る限り、崩れる気配は微塵もない。
ここで山に行かないで何とするのか!?
先週中止した立山テント山行に、いざ出発です。(^o^)/

仕事でクタクタになって辛いけど頑張って前夜発。
23:30に諏訪湖SA、車中泊です。

******************
4:30 諏訪湖SA出発。
6:24 扇沢の無料駐車場に着いた。
我が家が着いたときは空きがまだだいぶあったけど、続々車が来て、どんどん埋まっていく。世間は平日の筈ですが、見事な晴れ予報ですしね。考えることはみんな同じですね。。。

▼始発の扇沢駅の混雑。平日ですが・・・。(6:49)


先週買った「WEBきっぷ平日割り」、引き換えは右端の専用窓口と気づかずに長い行列に並んでしまった。引き換え窓口にも行列が出来てやっと気づいて並び直し。

7:30 黒部立山アルペンルート、始発に乗って室堂へ。
9:00 室堂着。
登山届を書いて、歩きはじめ。
1日目は、雷鳥沢キャンプ場でテントを張って、奥大日を登る予定。

▼室堂に着いた!快晴です!!(9:09)


当然だけど、まだ観光客は少ない。
さっさとテン場に着いてテントを張りたいので、早足で進む。

▼雷鳥沢へ進む道。紅葉はまだイマイチ?(9:30)


9:45 雷鳥沢キャンプ場
まず受付して場所選び。
昨日まで雨だったのでテントは少ない。テントサイトもあちこち水たまりが出来ていて、これから乾いてくるとは思うけど、張り場に少し迷った。

テントを張って、荷物を中に入れた後、オクサンと一緒にテントに落書きをした(笑)
今月初め、剱沢キャンプ場と雷鳥沢キャンプ場で、テントごと・ザックごと全てを盗まれるって事件があったばかり。今の時代、山の中でも持ち物には名前や落書きが必要です。

▼テント設営完了。立山の眺めも良い。(10:49)


10:57 出発準備完了。
11:30 歩き始め
今日はまず奥大日岳を登ります。
室堂から周囲を見渡したときは、紅葉はまだイマイチだったかな?って思ったけど、この辺りはだいぶ進んでいて、色とりどりで美しい。
歩いていて楽しい。

▼色とりどりな秋山。美しい。(11:45)


徐々に霧、雲が増えてきたのが気にかかる。
剱岳方面は完全に雲の中になってしまった。
12:36 2511ピークで休憩14分(12:50まで)。

13:15 奥大日岳(標高2,606m)山頂標柱に到着!
残念ながら山頂は雲・ガスの中。
時折ガスは消えるが、眺めはあまりない。
どの天気予報でも今日は終日快晴のはずなのに・・・
なんだか納得がいかない、やっぱり我が家は雨夫婦?(*_*)
山頂にいたハイカーさん達も写真を撮ってすぐ引き返している。
まあ、この空じゃあね。。。

じつは、夏からずっと、立山山頂のライブビューで傾向を観察していたのだが、「快晴予報でも昼頃から夕方は雲に覆われる」ことが非常に多くて、このパターンがやっぱりデフォルトなのかな・・・。
だったら明日もそれを前提に行動しないとならないな!って確信した。明日は3時起きで行動開始~昼前には雄山に着くのを前提にしないとなりません。

▼奥大日岳・山頂、オクサンと。(13:43)


13:56 下山開始。
帰りはほぼ下りだけなので、膝サポーターをつけて一気に下ります。

▼チングルマが真っ赤に紅葉していた。(14:00)


戻り初めてすぐ、奥大日岳の最高地点(標高2,611m)との分岐点。
ロープが張ってあって「立入禁止」の看板が出ている。全然普通の道で、トレースも幅広く遊歩道状になっていて、安全上の理由でも環境保全上の理由でもなさそうですが、なんで禁止なんだろう???
ロープを跨いで行ってみたいところですが、理由がわからないので自粛です。GPSログを見て後から非難されると嫌ですからね。いろいろと世知辛い時代ですから・・・。

15:17 雷鳥沢キャンプ場に着いた。
まずテントの前でビールで乾杯!

▼雷鳥沢キャンプ場に戻った。(15:21)


曇って寒くなってきたし、雷鳥沢ヒュッテまでまた登るのも面倒くさいので、今日は温泉は中止。明日に備えて、まだ明るいうちに晩ごはん。早寝します。

17:50に就寝だが・・・
19:30 に起きてトイレに行ったときは満点の星空だった。
天の川が美しかった。
季節外れな夏陽気が続いた6日間。
その最後が、我が家の休みと重なってくれた。
当初はテン泊で白馬三山周回を考えていたのですが、3日目は雨になりそうだし、大雪渓をピストンすることにした。

昨日(1日目)は白馬・八方の湯まで。
15時頃に着いて、温泉で長湯してビールを飲んで車中泊した。

******************
3:00 起床、真っ暗だけど快晴で星がよく見える。
3:50 猿倉

4:02 歩き始め
4:08 猿倉荘で登山届を提出。
4:20 白馬鑓温泉分岐

林道を歩いているうちに明るくなってきた。
林道終点から積雪の始まり。
正面に見える白馬岳と杓子岳に朝日が当たり始めた。美しい。

▼この場所の眺めは素晴らしいですね。(4:51)


5:00 雪渓の末端に着いた。
軽アイゼンを装着。

▼軽アイゼンを装着中のオクサン。(5:07)


▼雪渓登りの始まり!(5:11)


5:19 白馬尻小屋を通過。
白馬尻小屋は、冬は解体して畳んでしまうのですが、今はまだ発掘途中です(笑)
通過してまもなく、長い雪渓の全容が見えてくる。
ずっと奥の、白い小ピーク?の右奥を目指しますが、遠いなぁ・・・。

▼奥の白い小ピークの右奥を目指す。道のりは遠い。(5:34)


6:00 休憩15分
休憩後、歩き始めてすぐ、左上から大きな落石(崩壊)!!自分たちに向かって来ないかよく見極めて回避体制に入ったが、こちらには来なかった。

雪面は固く凍った部分とグズグズに腐った部分があって歩きにくい。週末に大量のハイカーが歩いた跡が溶けて、表面がボコボコにで、あまり綺麗でもない。
登っても登っても、風景が変わらない嫌~な感じ。振り返って見下ろすと、登った距離に感慨するんだけども・・・。

▼それにしても、先が長い。(6:58)


林道で軽やかに抜いていった先行者のペースが落ちている?
雪渓の傾斜が上がって来たところで追いついたが、装備があまり良くなくて苦戦してたらしい。「ナメていた、10本歯アイゼンでは厳しかった」って仰っていたが、実は我が家も10本歯の軽アイゼン・・・。
ここから頂上までは、追いついた彼とほぼ同行動だった(笑)

▼雪渓が急勾配になるところ。苦戦中の先行者。(7:21)


▼戸隠を背景に。見下ろすと、登った距離に感慨。(7:23)


7:50 休憩17分
雪渓が急勾配になる手前。
露岩があってちょど休憩に良い場所だった。

▼楽しそうな岩峰。雪渓もう飽きた(笑)(8:05)


しかし、「大雪渓」って言うだけあって、ホントに長い。
登っても登っても稜線が近づいてこない。
登って登って、だいぶ稜線が近づいたのに、終点が見えない。(x_x;)
もうバテバテ。。。
いい加減、飽きてきた(笑)
今回は、話のネタにも、手軽に来れて最も長い雪渓を楽しめるこの時期にトライしてみたんだけど、次回以降は下り専用コースでいいかな・・・。
やっぱり私は、谷や沢よりも、稜線のほうが好き!!

9:03 やっと、雪面の上に白馬岳頂上宿舎が見えてきた!

▼やっと白馬岳頂上宿舎が見えた!(9:05)


9:20 白馬岳頂上宿舎の前で、休憩21分。
白馬岳頂上宿舎は、頂上ではなくコルなのですが「頂上宿舎」とは?
紛らわしいネーミングですね~~。
白馬岳頂上宿舎から山頂まではコースタイムで35分ですが・・・。

▼頂上じゃないのに頂上宿舎とは、これいかに?(9:22)


白馬岳頂上宿舎から、これまたかなり急な雪面を登って、稜線に出たらもう雪はない。アイゼンを取り外し。
前方正面に聳える白馬山荘は、とても有名な?日本最大の収容人数を誇る山小屋だ。収容人数‎はなんと800人!!(@_@。
そんなだから、当然、規模もデカい。
見上げると、まるで要塞のよう。
山頂(ダンジョン)を守る要塞か・・・?

▼まるで外国の要塞みたいに立ちはだかる白馬山荘。(9:50)


振り返ると北アルプスの峰々。
しかし遠いか・・・。
白馬岳が初めての私は、後ろに見えるピラミダルな山を槍ヶ岳だと思ってしまった。「剱岳はどこだろう?」「旭岳に遮られて見えないのかな?」ってオクサンと話していたが、山頂で会った女性から「剱岳はアレですよ!」って言われてようやく理解。f^_^;
よく考えたら(いや、よく考えなくても)当たり前ですよね!
槍ヶ岳がココからあんなに近くに見える筈がない。
ココは北アルプスの主役の峰で一番北なのだから、他の主役の峰々は、南の遠くに固まって見えるわけですね。
意外だったのは、剱岳がココから見ると、あんなにピラミダルとは・・・。

白馬岳は雷鳥に頻繁に会える山でも有名。
「雷鳥いねえが~?」ってキョロキョロしながら登るけど(バテて苦し紛れになんだけど)、見かけるのはイワヒバリばかり。。。

10:26 白馬岳(標高2,932m)山頂に到着!!

▼やっと白馬岳山頂に着いた。(10:28)


山頂はあまり落ち着く雰囲気ではないですね。
方位盤のあたりに陣取ってしまうと、他の人達に迷惑だし、
ちょと下がって荷物を置くと、眺めがイマイチ。

山容が面白い。東側と西側で著しく違うんですね、西側はなだらかですが、東側はすごい崖です。
山頂で45分休憩(11:11まで)。

▼山頂から見下ろす大雪渓。横中央に長大に続いてます。(10:44)


▼立山と剣岳(10:46)


下山開始直前に、他のハイカーさんから「雷鳥がいますよ~」って声がかかって、山頂すぐ北の雪庇を見に急行!!写真を撮れました(笑)
教えて頂いてありがとう。m(_ _)m

▼雪庇の上に雷鳥のつがいが現れた。(11:04)


11:34 白馬岳頂上宿舎の上の、旭岳分岐。
ゲイターと軽アイゼンを再び装着。のんびり18分。

11:52 大雪渓下りの始まり。。。

▼登ってくるハイカーさんと杓子岳・白馬鑓ヶ岳。(12:01)


雪渓下りは私は得意。(山岳会時代に鍛えられた?)
若い頃なら30~40分で白馬尻小屋まで走り降りるかな~?雪の涸沢・ザイテンをよく仲間と競争して10分で走り降りていたので(笑)友達の8分は抜けなかったけど。。。
でも、怖がりなオクサンは雪渓下りがあまり上手くない?
付き合って、のんびり下って・・・
一気に降るのも勿体無い気がして、途中でわざわざ休憩して(笑)

13:33 白馬尻小屋を通過。

▼長かった雪渓も、もうすぐ終わり。(13:30)


13:53 沢でアイゼンを洗ったついでに休憩、10分。
林道では、素敵な?堰堤を眺めたり・・・
カモシカに遭遇したり・・・
真夏陽気?暑くて虫がすごい・・・

▼沢でアイゼンを洗う。(13:53)


▼カモシカに会った。毛がフサフサ。(14:23)


14:42 猿倉荘
14:44 駐車場に着いた。

▼駐車場に着いた。楽しかった!!(14:51)


今日の温泉も「八方の湯」。
我が家は明日も休みなので、帰宅する必要もない。
風呂上がりに生ビールemojiを しこたま飲んで反省会?
隣のローソンで晩御飯とお酒を買い込んで、車内で飲み直し、そのまま車中泊(笑)
疲れて20時半に就寝でした。

明日はドライブしながらのんびり帰宅です。
世間は10連休な今年のゴールデンウィーク。
我が家は世間様と逆が基本ですが、10連勤はありえないので、4/30~5/2で3連休が出来てしまった。
しかし今年の我が家は晴れに恵まれない。4月下旬から雨天の休日が何と5連続で、今回の連休の3日目だけやっと晴れ予報が出た。(x_x;) 次を期待しても分かりゃしないし、山の空は回復してくれるかわからないけど、突っ込んでみるしかないですね。。。

今回攻めたのは焼岳。
やっぱり北アルプスに行きたいし、手っ取り早く登れる・眺めも良い山なので。。。

********************
前夜発。諏訪湖SAで車中泊。
4:20 諏訪湖SAを出て・・・
5:45 焼岳登山口駐車場に着いた。
すでに数台停まっていて、もう出発済み。
皆さん早いですね~~。
小雨が降る中、のんびり準備開始。

▼登山口の駐車場。小雨の中、歩き始めです。(6:22)


6:23 歩き始め
登山口からいきなり積雪ですが、とりあえずはノーアイゼンでスタート。
昨日は降雪しただろうと期待してたのですが、残念ながら雨だったようですね。この時間からすでに雪がグズグズ、表面はまだ凍っているけど、帰りは踏み抜きで難儀しそうな嫌な感じです。

▼雪質が悪くアイゼンなしでは歩きにくい。(6:50)


7:00 いちどザックを下ろしてアイゼン装着。
休みはせず、アイゼン装着してまた歩き始め。
無雪期もそうですが、このコースは休憩に適した場所があまりない。
疲れないようにゆっくり歩いて・・・
今回は広場の少し先、中の湯新道分岐まで休憩なし。

▼樹林帯の登り。地道に辛い。(7:17)


8:11 中の湯新道分岐で休憩。20分程度。
「なかなか天気回復しないなぁ・・」って思ってたら雪が降り出した。
「なんだかなぁ~」「天気全然ダメっぽいじゃん!」ってオクサンと言い合うが、ここまで来たのだからやっぱり頂上は踏んでおきますか・・・。
雪の中、開き直って、南峰を目指して急斜面を登り始める。

▼写真では解りにくいですが、結構な雪が降ってます。(8:39)


ちなみに、積雪期の焼岳は、通常、夏道を使わない。
広場周辺から左手の尾根を登って南峰(標高2,455m)を目指します。無雪期に登るのは北峰(標高2,393m)で、南峰は立入禁止(脆いため)となってますので、南峰は積雪期限定の登りです。

雪が降ったのは30~40分間くらいか?
途中かなり降って、先行者のトレースも消えてしまった。
まぁそれはそれで、自分でトレースをつけて歩くのが楽しいけど・・・。

▼雪は止んだけど、ガッスガス。本当に天気回復するの??(9:06)


▼時々、霧が晴れかけるけど、すぐまたガッスガス。(9:19)


雪の急斜面を越えて草付きに出てまもなく、「ケロケロケロ・・・」って鳴き声が聞こえてきた。「もうカエルが冬眠から目覚めたか?まだ周りは雪だらけなのに早いなあ・・・」って思ってたら目の前に雷鳥がいた(笑)
悪天候のせいで気持ちが違う山(低山)にワープしてしまってたんですかね。こんなところに(たとえ夏でも)カエルがいるはず無いのに(笑)
慌ててカメラを構えたら、人見知りな子だったようで、雪面の上に逃げてしまって・・・ガスのせいであまりいい写真が撮れず、残念。

▼雷鳥!!霧の中ズームで撮ったので画質が悪い。(9:23)


9:50 焼岳・南峰(標高2,455m)到着。
眺めは何もない。ガッスガス。
基本「立入禁止」な場所なので頂上標柱もない。

▼山頂に着いたけど、風景なんにもナシ。(9:53)


昔の標柱の残骸があるらしいけど・・・って探しながら、細長い山頂地帯を行ったり来たり。最高地点と思われる場所の岩の上に、立入禁止になる前の古い山頂標識の残骸?を見つけて、ザックを降ろした。

▼北峰寄りの突端まで行ってみる。(9:55)


木の残骸(山頂標識?)を手に記念写真を撮りながら・・・
「1時間ぐらい待ってダメだったら帰ろうね」って話したとたん、ほぼ突然、雲が消えて眺めが出だした!!槍ヶ岳が見える!穂高の吊尾根も見える。奥穂高岳の山頂が終始雲で見えなかったけど、とりあえず良かった。来た甲斐があった。

▼山頂で記念撮影中に、いきなり晴れだした。(10:13)


▼槍をアップ。中央の黒い部分。私のカメラではこれが限界。(10:38)


▼左奥は槍ヶ岳、右は穂高連峰、手前は焼岳・北峰。(10:38)


テルモスで持ってきたお湯でカップラーメン作って温まって、他のハイカーたちといろいろお話して・・・山頂にいたのは1時間くらいか。

▼山頂で、オクサン。そろそろ下りますか・・・。(10:45)


10:50 下り始め
下り道は同ルートを下降だけど、霧が晴れて改めて尾根周囲を見渡すと、意外に積雪量が少ない。穂高連峰や周囲の峰々も意外に雪が少なく感じるが、この時期はこんなだったっけか・・・??

本当はもっと早い時期・厳冬期に来たかったのですが・・・
今年はいろいろとあったし、仕方ないですね。。。

▼乗鞍を背景に。雪がもう少ないですね。(10:58)


▼雪の急斜面をトラバースするオクサン。遠くに乗鞍岳。(11:09)


▼雪が緩んでグズグズの急斜面で苦戦中の登りハイカー達。(11:18)


▼霞沢岳を背景に、オクサン。(11:21)


11:30 広場。
広場は最後のビューポイント。
この先は樹林帯で眺めはもうない。
焼岳を眺めながら、休憩19分(11:49まで)

▼広場から焼岳を眺める。左が南峰、右が北峰。(11:38)


樹林帯の下りは、案の定、雪が緩んで途中何度も踏み抜きで転んでしまい、一度アイゼンのツァッケが膝裏に刺さりかけてしまった。危うく一大事になるところだった(帰宅後に傷を見たら結構なアザになっていた)。

12:48 駐車場着
駐車場で穂高連峰の眺めがお出迎え。
駐車場からの眺めが一番良かったか・・・(笑)

▼登山口に着いた。(12:48)


▼穂高連峰を背景に記念撮影。(13:15)


他のハイカーさん達と話しながら片付け・・・
駐車場を出たのは13時半頃。

まずは沢渡公園へ立ち寄って・・・
コンビニでアイス食べて休憩して・・・

15時過ぎに松本ICから長野自動車道に乗ったけど、中央道の渋滞がすごかった。事故渋滞と、それを見物するために事故現場をなかなか通過しない不届きなドライバー(怒)。

自宅に着いたのは、なんと21時半!
楽しかった山行の思い出が、速攻で最悪渋滞の思い出で上書きされてしまった。
5月連休すごすぎ。(x_x;)
我が家の3連休の3日目は、間違い無しの晴れ予報。\(^o^)/
前回、悪天候で散々だった唐松岳を再トライです。

前回は年甲斐もなく頑張ってしまったが、眺めもない風雪の中で、ただ山頂との往復をするだけの苦行のような山は、いい思い出にはなるけれどもやっぱりイマイチで残念。
このトシになると、楽しくて眺めのある山がやっぱり良い。
なので、今回は思い切って、前日に八方池山荘に泊まって、朝焼けの山々を楽しみながら歩き始めて、時間を気にせず、写真も取りまくりながら山を楽しむことにした。

******************
4:30 起床
早いかな?と思ったが、他の人達はもっと早かった。
食堂で、昼ご飯用のお湯と、行動用のお茶を作って、
カップそばを作って朝ごはん。
余計な荷物はデポさせてもらって、

5:25 小屋を出た。
もう外は朝焼けが始まって、明るくなり始めていた。まだ暗いうちに歩き始めたかったのだが(夜景も見るため)、残念ながら30分出発時間を計算し間違えてしまったか・・・。
まずアイゼン装着。

▼小屋の前でアイゼン装着中のオクサン(5:32)


5:35 歩き始め。
夜景はもう残念ながら見れない。
けど、朝焼けは美しい。
徐々に出てくる朝日を、振り返りつつ眺めながら、石神井ケルンへの最初の登り。 

▼完全に太陽が出た。(5:55)


5:56 石神井ケルン
ここからしばらくが、朝焼けの一番美しい時間帯だった。
峰々がピンク色に輝いて神々しい。

▼朝日を浴びる五竜岳と鹿島槍ヶ岳。(6:01)


▼朝日を浴びる白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)(6:04)


▼徐々に青空が強くなってきた 。(6:08)


6:26 八方池ケルン
あちこちで写真家さんが、カメラを構えて撮影している。
「バックカントリーの滑走跡が邪魔で写真にならない!台無しだ!」ってぼやいている人がいたが、それは考えが甘いよね。山は撮る人のものだけではない、ここは八方尾根だし。
完璧な写真を撮りたいなら嵐の翌日を狙うしかないでしょうね。

▼雪で埋まった八方池と白馬三山(6:26)


6:42 下ノ樺
テントが数張り。
外人のバックカントリーのテン泊組もいた。

下ノ樺から上ノ樺への急登が、このコースの一番つらいところ。
前回は、ここ(下ノ樺)から先の往復は、風雪のを耐えながら、ひたすら膝下ラッセルで進んだが、今回はクラストして明瞭なトレースをたどるだけで楽ちん。
写真を撮りながらのんびり歩く。

▼下ノ樺からの急登 (6:50)


7:51 丸山ケルン
ここまで来たらもう一息。
唐松岳が右奥に見えてきて、一見、遠く見えるけど、実際はそれほどではない。

▼丸山ケルン(7:53)


▼右奥に唐松岳。遠く見えるけど・・・(8:01)


▼稜線への最後の登り(8:42)


8:43 稜線(唐松山荘上の分岐)
立山・剱岳とご対面!!
この景色を見たかったんです。。。

▼立山・剱岳!!(8:44)


山頂への吊尾根の途中、雷鳥の鳴き声が頻繁に聞こえたが、
立ち上休みしながら注意深く見回したけど、見つけられなかった。

▼頂上山荘から唐松岳は遠くに見えるけど、実際はすぐの距離(8:47)


▼山頂まであと少し。(9:03)


9:11 唐松岳(標高2,696m)山頂に到着。
山頂からの眺めは最高。立山・剱岳の眺めはもちろん、白馬三山、五竜岳、遠くは、槍ヶ岳や薬師岳も見える。
昨年秋から3回目の唐松岳で、ようやく最高の眺めに出会えた。

▼唐松岳(標高2,696m)到着! (9:12)


▼オクサンと2ショット (9:48)


▼遠くに槍ヶ岳も見える(9:50)


山頂は我が家以外は2組が入れ替わりで来ただけ、我が家だけの時間帯も。
風は冷たいけど、そよ風程度。とても居心地良い。
下るのがもったいなくて47分山頂にいた(9:58まで)。

10:20 唐松岳頂上山荘へ移動。
山荘前の雪に埋まったベンチに座って、カップラーメンを作って食事。

▼剱岳を見ながらカップラーメン(10:28)


11時すぎにやっと下り始め。
立山・剱岳の眺めともお別れです。
ちょうど、リフトを乗り継いで登り始めた方達の登頂時間帯にさしかかり、登山道はハイカーさんでとても賑やかになってきた。平日なのに、流石に人気の山ですね~~~。

▼頂上山荘の上の稜線分岐点で。剱岳ともここでお別れです。(11:02)


下り始めてすぐ、ヤマップ友達のケントスさんにお声掛けいただいた。
当のワタシは、最初ピンと来ずに「あなた誰?知りません」のような失礼な返事・・・。ヤマップ友達に声を掛けられたのは初めてで大変失礼をしてしまいました。。。m(_ _)m

▼登りハイカーさんで盛況。快晴ですから。。。(11:19)


帰り道も風景楽しみながら、写真撮りながら・・・
気温が上がってきた、まるで5月連休のような陽気。
ときどき、雪崩の音が「ドカーン」と山に鳴り響いた。
だいぶ雪が緩んできたようですね。。。

11:38 丸山ケルン
12:19 八方池ケルン
12:26 八方ケルン
12:38 石神井ケルン

▼丸山ケルンを遠望(11:34)


▼八方池山荘はもう目の前(12:48)


12:51 八方池山荘に着いた。
八方池山荘で、まずはテラスで、生ビールで乾杯!!
こんな山歩きは最高ですね。
昨年末から山歩きに行くといつも風雪でサンザンだった我が家。
今日は太陽がいっぱいで、久々の最高ハイキングだった。

▼まずは生ビールで乾杯!  (13:02)


13:45 八方池山荘を出て、リフトに乗って下山。
14:38 第2駐車場に着いた。

山歩きの後の温泉はやっぱり「八方の湯
のんびり山を見ながら、露天で長風呂を楽しんだ。
帰りは高速をひた走って・・・
21:22 自宅に着いた。
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プロフィール
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木村 三郎
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男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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