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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
※6/28~6/29の日記です。

◆6/28(月曜日)
曇り時々雨、夕方から晴れ。蒸し暑い一日だった。午前中は二日酔いで頭痛がひどく体調最悪。昨夜のレストランで出たワインが非常にまずくて(料理もイマイチ)、ホテルの部屋で口直しに買い置きのVentoux2009を1本空けてしまった。部屋も暑くて寝苦しくて脱水状態になったのもいけなかったようだ。なんとか準備して9時前には出発したが、具合が悪くて途中で1時間ぐらい昼寝してしまった。
今日の目的地はLes Andelys(レ・ザンドリ)でそんなに遠くない(300km)のだが、こんな調子なので着いたのは15時頃だった。
Les Andelysに来た理由はもちろんガイヤール城(Chateau Gaillard)見物。中世のお城(要塞)好きの人にとっては外せない場所ですね。ここも中世の要塞のよくあるパターンで、往時の姿を想像するのも困難な廃墟。修復・復元が進められているが、しかしその作業足場が邪魔で写真を撮るにはイマイチ。ちょっとザンネンだ。でも眺めがとても良くて、昨日と違って観光客もまばらで静か、とてもよい場所だった。
今日の泊まりはガイヤール城の真下のBar・Restaurant兼Hotel。名前は一応『Auberge du Pont』。部屋はバーの裏の2階で微妙な配置だが、ドアを開けるといきなりガイヤール城が見えてなかなか良い。不思議なBar(Restaurant)で、夜の営業時間はたったの2時間(19時~21時)。夕食はここで食べたが、品書き無し(定食のみでA la carteは無いようだ)、前菜はセルフサービス(?)、店主も客もなんだか変わってる。でも昨夜のレストランより美味しくて、かなり安かった。
食後はLes Andelys(レ・ザンドリ)を散歩。セーヌ川沿いに公園が開けてとても雰囲気の良い街です。セーヌ川の向こうに沈む夕日と、夕日を浴びた教会やガイヤール城がとても綺麗だった。


◆6/29(火曜日)
晴れ。今日はとうとう帰国(フライト)の日。Les Andelys(レ・ザンドリ)からシャルル・ドゴール空港は100km程度。のんびり用意して出発。天気も良いのでまずはガイヤール城に行って写真を撮って一休み。しばらくセーヌ川沿いにパリ方面へ向かってドライブ、途中から高速道路に乗って、12時半に空港に着いた。私達の便は夜中なので、こんな早く来る必要は無いのだが、何かトラブルがあると致命傷なので・・・。車の返却場所の『TTcar Transit』は、プジョーとシトロエンの看板はあるが、なぜかルノーの看板が無く、躊躇して回りを2周してしまった。
車を返却して出発ターミナルに着いたのは13時過ぎ。ボーっとしたり、手紙を書いたり(オクサン)メールしたりで暇つぶし。19時過ぎにチェックイン。問題の荷物チェックも無事クリア。最近は機内持込み荷物のサイズチェックが厳しくて、二人とも黒人の怖そうな係員に「ゲージに入れろ」と言われたが、伸縮バッグなので押し込んでOKでした。f^_^; 搭乗ゲートに到着は20時過ぎ。あとは搭乗を待つだけです。。。

いま21時。外はようやく夕方です。徐々に西陽が金色がかってきて風景が表現しがたい美しさになる時間帯。この時期の日没は22時過ぎで、とても過ごしやすく楽しい季節です。日本は今頃は梅雨真っ盛り? また頑張って仕事とトレーニングに励む生活になりますが、また次回を楽しみに頑張ろう・・・。


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>TKYさん
隔年の異常気象・・・困りますね。せめて3年おきとか、私たちのペースとズレてくれると助かるのですが。f^_^;
普通は雪など滅多に降らないプロヴァンスのBonnieuxで今年は5回も雪が降ったそうです。5月上旬の大寒波や先日の大雨も、フランスのあちこちで話題になります。農作物に影響が出ないと良いですね。
私達は帰国後はビックロック通いが多くなりそうです。遠出するお金ないし(笑)。またビックロックで宜しくお願いします。

>浦野さん
大した情報ではなくて申し訳ないです。ちなみに、キャンプ場を調べる時はGoogle Mapが便利です。目的地を表示して検索窓に「camping」と入力~検索すると、周辺のキャンプ場と、URLが出てきます。それぞれのキャンプ場のWebサイトで料金は明朗、予約も出来ます。ジトを調べるのは少し厄介です。幾つか入口がありますがフランス語が解らないと調べにくいかも・・・。
浦野さんは9月にまたスロベニアに行かれるのですね。羨ましいです。f^_^;
なかなかお会いする機会が無いですが、こんどぜひ、色々とお話しを聞かせてください。

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※写真はガイヤール城(Chateau Gaillard)。ルーアン街道の要衝でセーヌ川沿いにある。12世紀末にリチャード獅子心王(イギリス王・ノルマンディー公)が建設した難攻不落の要塞で、フランスとイギリスの間で何度も奪い合いされた。17世紀はじめにアンリ4世が破壊、以後は廃墟化した。
現在、少しづつ復元が進められているが、往時の姿が見れるようになるのかな?楽しみだ。



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※6/25~6/27の日記です。

◆6/25(金曜日)
晴れ。暑い・・・。
今日は朝から忙しい。まずは帰国のための下準備。クライミングギアや不要なキャンプ用品を整理。現地にデポする荷物を梱包。日本に送り返す荷物はコリッシモのXL3箱相当になった。11時にLa Postに行って箱を購入(昨日買いに行ったのだが在庫切れ・取り寄せになっていた)、窓口で仮梱包して重量確認。キャンプ場に持ち帰って伝票書き。
マルセルのジトに行って挨拶~デポ荷物を預けて、またキャンプ場に戻って、送り返し荷物と伝票を持ってLa Postへ。荷物を送り終わって、Aptへ買い物。途中疲れてジュリアン橋の横で昼寝・・・。またキャンプ場に戻ったのは夕方だった。疲れた。。。
キャンプ場の清算をしてシャワーを浴びて、今日の晩御飯は久しぶりの外食。テラスで夕日を見ながらの食事は気持ち良かった。


◆6/26(土曜日)
晴れ。今日もとても暑い一日。今日は朝からテント撤収と荷物整理で大忙し。頑張って11時頃にキャンプ場を出発できた。キャンプ場の管理人からBonnieuxワインを餞別に頂戴した。
まずはマルセルに会ってデポ荷物の追加と少しお話し。彼のおかげで今年も捨てる荷物をかなり削減出来て助かった。
次は、Bonnieuxの元・名物パティシエのトーマ・アンリに会いに行った。彼はパティシエをリタイヤしてBonnieuxの下に豪邸(ジト)を制作中、進行状態を詳しく見せてもらった。久しぶりにアンリ特製のパン各種とカフェオレも頂いた。(美味しかったです。) ご馳走になりながら、ついつい色々と話し込んでしまい時間が過ぎてしまった。次回来る時にはジト(ツーリストアパート)は完成してるかな?泊まるのが楽しみだ。
彼らと別れた後、Aptに寄って買い物と給油を済ませて、出発出来たのは結局13:30頃。ここからが長旅です。ブルターニュ方面を目指すのですが、おおよそ1000km。この出発時間では今日中は到底無理なので行けるところまで・・・。アヴィニョンからA7を北上してヴァランス~サン・テチエンヌ~クレルモン~ブールジュと通過、トゥールの手前で21:30頃。日没も近いので、パーキングエリアに入り車中泊。走行距離は680kmでした。パーキングエリアで夕食中の夕日が綺麗だった。


◆6/27(日曜日)
晴れ。朝から暑い。130km/h巡航でひたすら走るがやはりブルターニュは遠く、幾つかあった希望地を諦めて、今日はモン・サン・ミッシェルだけを目指すことにした。到着したのは13時頃。
モン・サン・ミッシェル(Le Mont-Saint-Michel)は10年ぶり。すごく人が多いのは知っていたが、着いた時間柄か、特に日本人観光ツアーが多かった。今日の観光客の半分は日本人だったのでは? 狭い急坂が団体客で溢れて大混雑。私は人混み酔いしてグッタリ・・・(@_@)
駐車場に戻ったのは16時頃。疲れてしまったので明日の予定地を目指しながらホテル探し。モン・サン・ミッシェル周辺はなんだか嫌なので、少し離れて探そうとしたら逆に営業しているホテルが見つからない。(フランスの田舎のホテルは日曜日午後から月曜日は休みが多い。) 結局、70km位走ってDomfront(ドンフロン)で営業しているホテルを見つけて入った。


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>浦野さん
サッカーのワールドカップ、日本は盛り上がっているようですね。フランス人から『フランスはダメだったがジャポン(日本)は凄いな!ホンダは特に良い。知ってるか?』と言われて、TVを見れないのがとても残念です。
オーピエールの件ですが、私もキャンプ場しか使ったことが無いので、キャンプ場以外の話しになると弱いです。因みにキャンプ場は9月中旬で閉まる所が多いので要注意です。
テント無しで行くなら、一般的には、1:ジト(ツーリストアパート)を借りる。2:キャンプ場でモービルハウス(キャビン)を借りる。3:安ホテル(オーベルジュ、シャンブル・ドト)に泊まる。
利点と欠点は、1:安いジトが見つかれば、人数割すると多分、一番安上がり。自炊が基本なので体調管理しやすい。でも探すのが面倒くさい。ツーリストオフィスで斡旋してくれたら簡単でラッキーですが、斡旋してくれないオフィスもあり(リストを渡されるだけ)。最近はインターネット上から問い合わせ、予約が出来るジトが増えています。2:意外に快適です。但し、やっぱりジトよりは狭まめ。4人用もあるので、人数割すると、ジトといい勝負かな?インターネット上から周辺のキャンプ場合わせて料金など簡単に調べられます。予約も可能です。3:田舎の安ホテルはジトより安いです。但し通過は自炊不可なので体調管理が難しいです。
私から分かるのはこんな程度でしょうか・・・?

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※写真はアンリ・トーマの豪邸で。アンリさん、ローサさんと栄子(オクサン)。豪邸の一部が彼らの住居で2階と背面がジト、まだ制作中。眺めも良くてとても素敵な内装です。
Bonnieuxで彼のお菓子やキシュを買えなくなったのは非常に残念ですが、彼のジトが完成して泊まりに来たら食べさせてくれるかな?



※6/22~6/24の日記です。

◆6/22(火曜日)
朝から雲のかけらも無い快晴。風も無い。すごく暑いが、数日間の寒さの影響か、日陰はまあまあ涼しかった。
今日もBuoux、TCFエリアに行った。オクサンがCamembert fergusson(6c+)をトライする日です。Buouxはとても静かで週末の混雑が嘘のよう。夕方に数組クライマーが来たが(なぜか全員非フランス人)、それまでは私達の貸し切りだった。オクサンは残念ながら、昨日の観光疲れか調子悪く、目的ルートをレッドポイント出来ず。私もMonsieur Propre(7b+)をトライしたが、トップアウトが精一杯だった。TCFのルートは厳しいです・・・。

プロヴァンスは観光に最適な季節に入って、Bonnieuxの街中は観光客だらけ。キャンプ場も大盛況。キャンプ場からの街と夕焼けの眺めはとても素晴らしく、夕焼けの時間になるとカメラを持ったキャンパーがうろうろしだす。なんだか微笑ましい風景だ。(私もその一人なのですが・・・)。


◆6/23(水曜日)
快晴。今日は久しぶりにVenasque(ブナスク)に行ってみた。途中でセナンク修道院に立ち寄り。写真撮影が目的だったが、肝心のラベンダーが何と3分咲き程度。6月上旬に来た2年前と変わらないのが残念だった。修道院の売店ではミュンヘンから来た日独家族にお会いして少しお話しした。
駐車場に戻る途中で、中国人団体ツアーに遭遇。畑の中に勝手に入って思い思いに派手なポーズを取りながら記念撮影している傍若無人な姿が、呆れるのを通り越して余りにも面白くて、周囲の失笑と、彼ら自身が撮影の対象になっていた。(余りにも面白いので私も数枚彼らの姿を撮影。)
Venasqueの岩場はサンピエールに行ったのだが・・・こんな時期だし平日だし、誰も居ないだろうと思ったら、意外にも2組いた。しかも1組はアレックス・ディュボックやジャン・マルク・トルシエ(!)などローカルクライマーの重鎮達! ビックリです。トルシエが作ったルートには今だにずいぶんお世話になっています(taboo等など)。まさかこんな場所でお会いするとは・・・(こんな岩場にも来るんですね)。トルシエが作ったルートを登るたびにウィットに富んだ意表をつくホールド・ムーブの数々にいつも感服しています。だいぶ年配になってますが元気に登っている姿を見れて嬉しかった。少しお話しして記念撮影させてもらった。。。
私は今日は、ここでのいつもの課題(長~い8a+?)をトライ。1回目はムーブ思い出しに手間取り、あと2手でフォール。2回目は本当に惜しくて、終了点ガバに届いたのに、200%パンプ状態で握れずロングフォールをしてしまった。(>_<) 3回目はボロボロで下部からテンション・・・残念です。2回目のトライで終了点に届きながら決めれなかったのは、今の自分の『ルートに対する気持ち』の足りなさの現れなのでしょう。また来期への宿題を残してしまいました。。。
オクサンは昨日の疲労が酷くて今日はお休み、私の専属ビレイヤーでした。


◆6/24(木曜日)
晴れ。雲も少し出てだいぶ蒸し暑い。今日はとうとう、今回の旅のクライミング最終日です!(>_<) 明日からはひたすら帰国の準備、長かったツアーですが終わりかと思うと、とても寂しい。。。(>_<)
最終日はやっぱりBuoux。今日はオクサンの日、仕掛かり中のCamembert fergusson(6c+)をトライ(このルートも昨日会ったトルシエのルートです)。・・・で、夕方、万全のシチュエーションで臨んだ1回目でレッドポイント。最終日も成果ありでゴキゲンのオクサンです。
私は、昨日の疲れが酷くてモチベーションも擦り切れ状態のため、オクサンのルートのヌンチャク掛けで終了でした。また次回を楽しみに、日本で日々鍛えて、パワーアップを目指して頑張ろう!

今、Luberon(リュベロン)山地-私達がいる地域-では「桜んぼ」の収穫が真っ盛りです。Bonnieuxのキャンプ場の下の集積・加工工場は朝早くから夜遅くまで大忙し。
ちなみにLuberon(リュベロン)の「桜んぼ」畑は、花の時期に、とくにLourmarin(ルールマラン)周辺などでアーモンド畑と誤解されていることが多いようですが、Luberon(リュベロン)で栽培されているのは殆ど「桜んぼ」です。


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※写真はJean-Marc Troussier(ジャン・マルク・トルシエ)と記念撮影。彼の手によるルートはBuouxやOrgonにも多いですが、特にChateauvertのメインエリアの大半は彼のルートなので、南仏を訪れる日本人には馴染みが深いはず。またBuouxのOS court周囲の当時物議を醸したルート開拓など、(是非は別にして)フランスのフリークライミングルートの性質を決定付けた一人とも言えるのでは?
前回お会いしたのは20年前、Orgonで。その時はピレネーの岩場についての情報を色々教えていただいた。今回もVentoux方面の新しいエリアの情報を教えてくれた。見た目はすっかり初老のオジサンですが、いつまでも元気に登っていて欲しいです。



※6/19~6/21の日記です。

◆6/19(土曜日)
朝から晴れ。今日・明日はolimariさん一家(oliさん,mariさん,Teoくん)が参加の日。olimariさんはcimai(シマイ)の岩場の近くに在住です。シマイは古いクライマーにはとても懐かしい岩場。美しくて良い岩場なのですが、ベストコンディションの時期が難しいせいかあまり流行らなくなってしまったのが残念ですね。。。
昼頃にolimariさんがBonnieuxのキャンプ場に到着・テントを設営の後、Buouxに行った。今日はTCFエリアとSTYXエリア。olimariさんはBuouxは初めてなのでお試しクライミング。zephir(6a+),alambic sortie sud(6b),TCF(7a),andeavor(6b)をみんなで順番にトライでした。
夕方キャンプ場に戻ると残念ながら風が強い。しかも冷たくてすごく寒い。昨日までは夜も暖かかったのに・・・プチミストラル?4月のBonnieux滞在中も今回も強風はなかったのに『なぜ今日?』とすごく残念です。フランベでテイクアウトしてきたピザを食べながらみんなで色々お話し・・・ですが、寒いので早めに就寝でした。


◆6/20(日曜日)
今朝は昨日にも増して風が強い。キャンプ場の受付に張り出されている天気予報では、今日の最高気温は13度・・・「ぇっ!?それって4月並の気温じゃん!」とびっくりです。今日はMur ZappaエリアとFakirエリアへ行ったが、岩場は週末だけあってローカルクライマーが多数、平日の淋しさからは想像出来ないくらいに賑わっていた。特に今日は日陰が寒いせいか、最後まで日当たりの良いFakirエリアは夕方大盛況だった。
今日もみんなで同じルートをトライ。bal des lazes(6a),dardibule(6a+),fakir(6a+)の3本、バランスムーブが多くて面白かった。とくにdardibuleは一見何も手掛かりが無いように見える壁の表情を見ながら、ラインを読み取りながら、微妙なバランスに慌てずシークエンスを作っていく、まるでパズルのような感覚で楽しかった。
夕方、olimariさん一家とお別れの後、私はle vieil homme est amer(7a)を登った。見栄えの良いカンテを登る長いルートでいつも大人気。触るチャンスが今まで無かったのだが、たまたま空いたので、すかさずやってみた。長いルートのオンサイトは気持ちいい。とても楽しかった。。。終了点に着いて谷を見下ろしたら、olimariさん一家の車が帰っていくのが見えた。(2日間お疲れ様でした。また一緒に登りましょう!)


◆6/21(月曜日)
今日も晴れ。まだ少し風があって気温も低い。今日はレスト、数年ぶりにVerdon(ヴェルドン)渓谷までドライブに行ってみた。
Bonnieuxから最短距離でVerdonを目指すとManosque(マノスク)とValensole(ヴァランソール)を通ることになる。Manosqueの近くにはフランスの原子力研究所があり、日本人技術者がよくManosqueに滞在するらしい。日本人には意外に縁がある街(?)。私が初めて来た20年前に比べ、人口も増えて街もずいぶん大きくなった。昼は渋滞もひどい。
Valensole(ヴァランソール)平原はラベンダー(ラヴァンダン)栽培で有名。高原なんてガイド本に書かれることもあるが、『高原』と言うには標高が無さすぎる。だいぶうねった台地状の平原に畑が作られているが、実際は有名な程にはラベンダー(ラヴァンダン)畑は多くない。この近辺を通る度に毎回不思議に思うのだが・・・。Ventouxの麓のSault(ソ)の方が案外、ラベンダー畑は綺麗かも・・・。
Verdon(ヴェルドン)渓谷には15時過ぎに着いた。観光客・車が多い。定番の展望台でクライマーを見物した。20年前は自分が登る側で、観光客から質問されたり写真を撮られたりだったのが、今は逆。なんだか複雑な気分だった。ついでに遅いランチを食べた。olimariさんから戴いたタプナールが美味しかった。
展望ドライブコースを走ってBonnieuxへ、帰宅は20時半頃になってしまった。
夕方は風も完全に止んで、今日は久しぶりに夕焼けが綺麗だった。


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※写真はVerdon(ヴェルドン)渓谷の展望台で。背景の岩にはクライマーがいるのですが、この解像度では分からないですね。Verdonのクライミングも楽しそうですね。またちょっとやってみたいような気も・・・。



※6/16~6/18の日記です。

◆6/16(水曜日)
昨日の凄い雨は明け方に止んで、午前中は曇りがちな空。しかし、夕方近くなってり澄み切った快晴になった。大荒れ天気はようやく終了かな?
今日はBuouxに行ってみたが、季節外れの平日で、しかも雨上がり、岩場にはやはり誰もいなかった。(Bonnieuxのキャンプ場にはクライマーが数組いるのだが、どこへ行っているのだろう?) 夕方になってアフター5のローカルクライマーが3組来ていたが、ちょっと淋しい一日だった。(牛も居ないし・・・)
今日は久しぶりにFakirエリア。私は帰国が近づいてきたせいか、あまりモチベーションが上がらず、簡単なルートを5本登って終了。オクサンは6a+、6b、6b+、6cの4本をトップロープトライ。6a+と6b+はノーテンションでした。
19時過ぎまで登って、キャンプ場に戻ったのは20時過ぎ。キャンプ場はネーデルランド人とイギリス人で大賑わいだ。久しぶりに見る夕日が綺麗だった。


◆6/17(木曜日)
昨夜は星空が綺麗で天気が安定するかと期待したのですが・・・夜中に雷雨!(と言っても私は爆睡していていて知らなかったのですが)。朝起きたらテントや周囲一面が濡れていて、ドンヨリ曇り空。モチベーションが一気に下がります。
悩んだ結果、今日は岩場は止めて雑用をすることにした。まずBouc-bel-airのDecatholon(デカトロン:スポーツショップ)へ行って、チョークとクライミングシューズを購入。最近、我が家にしては珍しく雨の日に登ることが多いのでチョークが足りなくなってしまった。クライミングシューズはDecatholonオリジナルの靴が非常に良く出来ていてお気に入り、しかも安い! 私は59ユーロ(7000円位)のスリッパ・バレリーナでグレード関係なく殆どのルートが快適に登れます。その靴がSimondのブランドに切り替わり始めていて(・・・ということは世界展開になるのかな?)今日はDecatholonブランドが在庫処分で45ユーロ(5000円)で売っていた。思わず夫婦で買い占め。
帰りついでにOrgon(オルゴン)に寄って岩場の状態確認。4月の酷い状態からは回復して、若干染み出しはあるが概ねのルートは問題なしだった。
さらにApt(アプト)の自動車整備屋に寄ってオイル交換の予約。明日の空きは朝8:00のみ!明日は早起き確定です。
ルクレで買い出しして18時頃にキャンプ場に帰宅した。
今日は昼過ぎから晴れ始めて、夕方からは快晴。明るいうちから晩御飯を食べて、日没後、早めに寝た。


◆6/18(金曜日)
今日は朝から晴れ。すごい青空。日向は暑い!
久しぶりに早起き(7:00)して、まずはAptの自動車整備屋へ行ってオイル交換(+簡易整備)。8:40頃に終わってルクレで買い出し。キャンプ場には9:30に戻ってきた。・・・で、眠いのでいきなり睡眠。11時頃まで寝てしまった。f^_^;
昼過ぎからBuouxへ。シーズン外れなのでとても静か。私達の他は2組だけだった。今日はTCFエリア。日向は激しく暑いが日陰は涼しくて快適。ルートが日陰になる14時頃からクライミング開始。
オクサンはCamembert fergusson(6c+)をトライ。大昔のトポでは7aにランクされていたルート、2階のルートなので、下(Alambic)から繋げると40メートル近くの長い登りになります。1テンで惜しいところでした。
私はアップの後、やはり2階にあるLe corps electrique(7b+)をトライしたがホールドが湿気ていて断念、敗退でした。(>_<)

空は澄み切った凄い快晴。特に夕方、西陽を浴びたBuouxの壁は少し金色がかって、真っ青な空とあいまって、何とも表現しがたい美しさだった。
Bonnieuxのキャンプ場では街と夕日を見ながら晩御飯。何だかすごく幸せな気分です。


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※写真はCamembert fergusson(6c+)をトップロープで試登中のオクサン。40メートル近く、上部でホンの小さく写っています。「帰国までに6c+を登りたい!」と奮闘しています。



※6/13~6/15の日記です。

◆6/13(日曜日)
昨夜は雨。朝には止んで晴れ間も出たが、天気予報は悪い。。。予報では水曜日まで降ったり晴れたりを頻繁に繰り返すようだ。
とりあえず今日もGenat(ジェナ)に行ったが、12時頃から雨で時々止んだり土砂降りになったり・・・。Genatは大きなドーム状の岩なのでクライミングはOKで取付も濡れないが、登れるルートが制限されるのが残念だ。
今日は私達の他には3組(フランス人2、スペイン人3、チリ人1)だった。日曜日なのでもっと混むかと予想していたが、雨のせいか意外に少なかった。ジャメルさん(バルセロナ)とマルコスさん(チリ人だがアンドラに住んでいる)とは色々な話しをして盛り上がった。
私は今日はアップの後、Petite ourse(8a+)をトライ。核心手前のホールドが染み出しで滑って上手く出来なかったが、乾いてさえいればすぐにも狙いに行けそうな感触。得意系のルートだった。2~3日前までは乾いていたのだが・・・もっと早くトライすれば良かった!「7c+から順番に」と考えたのが失敗だったか・・・ザンネン。(>_<)
オクサンはDemay Demay(6c)をトライ開始。かなりの強敵で苦戦中です。

今日の雨は夜になっても止まず。しかもこの2週間には無かった激しい降り方です。明日はAriegeの最終日の予定なのですが・・・天気回復してくれないかなぁ?


◆6/14(月曜日)
夜通し雨が降り続けて、朝も止まない。日中も全く止む気配なしで雨が降り続いた一日。今日がAriege最終日(明日移動)なのですが、すごく残念だ。
午前中に買い物と、キャンプ場代の清算を済ませて、午後にとりあえずGenat(ジェナ)の岩場に行ってみた。雨垂れと染み出しが昨日よりもだいぶ進んで、可能なラインがかなり減ったが、まあまあ一日楽しめた。
私はDemons et merveilles(8b)をトライ。先日、強い女性クライマーがやっていたルートで興味津々だった。今日は一部が染み出しで不可能なのが残念だったが、パワフルな前傾・フィットネスなルートでとても面白かった。感触も良し。もっと早くトライすれば良かったか・・・。(>_<)
オクサンはPetit monstre(6b)をトライ。たった5メートル・ボルト2本の前傾コルネルート。激しいボルダーで難しいです。私もオンサイト出来ず f^_^;。オクサンは頑張って、最後に惜しいところでワンテン。あともうちょっとでした。
夕方が迫るにつれて、岩場の雨垂れと染み出しが進行。私達が帰る頃にはほぼ全滅状態だった。ちょうど、5月始めの雪の日に偵察しに来た、最初の訪問時とほぼ同じ状態・・・ある意味感慨深い。。。


◆6/15(火曜日)
プロヴァンス・ボニュー(Bonnieux)への移動日です。居心地が良かったMontgailhardの、このキャンプ場(Camping La Roucateille)ともお別れ。雨も明け方には止んで、雨中撤収を避けれてラッキーだった。10時頃に撤収完了、オーナー(おじいちゃん)と管理人(オーナーの孫)に挨拶して出発した。
私は過去に色々なキャンプ場を利用したが、Camping La Roucateilleは際立って快適に感じた。芝生広場を取り囲むようにテント(キャラバン)サイトが区画割されていて雰囲気が良いし、トイレ・洗面所は毎日きちんと清掃されているし(日祝は清掃休みのキャンプ場が多い)、トイレは紙付き。シャワーもしっかり暖かい。管理人も働き者で、毎日9時~20時まで働いている。料金も非常に安かった。Bonnieuxのキャンプ場は逆に不便な部分が多いので、ちょっと憂鬱。。。
高速道路をひたすら東へ走ってプロヴァンスを目指すが天気がやはり悪い。あちこちで雨。アルルの辺りでは土砂降り。Apt(アプト)で買い出ししてBonnieuxのキャンプ場には17時頃に着いたが、テント設営して荷物を運び終えたところでまた土砂降り。ちょうど設営の時だけ雨をかわせてラッキーだったけど・・・。明日の天気が心配です。。。


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※写真はGenat(ジェナ)の岩場、Demons et merveilles(8b)をトライ中の私。130度位(?)の前傾・フィットネスでとても楽しいルート。頭が下がったヘンな角度の写真に見えますが、実際こんな感じのムーブです。乾いているうちに早くトライすれば良かったか・・・。ピレネーの岩場は全般に、垂直~やや前傾ルートのグレーディングが厳しい。標準リーチの問題なのか? しかし、もっと傾斜が上がると、グレーディングが他エリアと同等になってくる。私のようなチビには8a辺り(やや前傾ルートが多い)が最も厄介だったのかも・・・。



※6/10~6/12の日記です。

◆6/10(木曜日)
朝から快晴。今日もGenat(ジェナ)に行ったが、山はまだ空気が安定していなくて、風が強く、すごい勢いで雲が湧いたり消えたり・・・。粉雪?のような霧雨も降ったり、日向は暑いが、日陰は寒かったり・・・。夕方には安定して快晴になったが不思議な天気だった。
私はアップの後、Angkorvat(7c+)とPhoebe droite(7c)をトライ。どちらもタイプは全く違うが、長くて(35m)とても厳しいムーブ、面白いルートだったが、とても疲れた。
オクサンはトライ中のMort aux vaches(6b+)を無難にレッドポイント。Ariegeのテクニカルなクライミングにも慣れ始めて順調に数字が上がっています。
今日はなぜか、Genatの岩場の楽しみ、牛の群れを見れなくて残念だった。草をはんだり寝そべったりしてる姿を岩場から見下ろしていると、とても癒されるのですが・・・。牛を見れなくて何だか淋しいので、クライミング後に、先日ドライブに行った峠(牛がいっぱい)へまた行ってみた。晴れて景色は良かったが・・・肝心の牛にはなぜか会えず。。。(>_<)


◆6/11(金曜日)
昨晩は珍しく涼しい夜。寝苦しくもなく、朝も涼しくて快晴。この地に期待していた『高原の初夏の陽気』にようやくなった感じだ。こんな天気がずっと続くと嬉しいのだけれど・・・と思ったら午後からもう雨だった。(>_<)
今日も岩場はGenat(ジェナ)だったが平日なのに大盛況だった。しかも強いクライマーばかり。8cをあっさり2撃したり(スイス人、しかも上部は雨で濡れていたはず!)、8a+をヌンチャク掛けながらオンサイト(スペイン人)とか・・・。女性陣も8bとか当たり前に登っていて、ひたすら圧倒されました。w(゜o゜)w
今晩~明日はAx-les-Thermesのカジノでクライミングフェスティバルがあり、そこで上映するビデオの撮影で集まったそうだ(メンバーのスペイン人が教えてくれた)。フランス人のローカル達も彼らのガイド?で大勢来ていたが登りはせず。。。
そんな岩場の雰囲気に圧倒されて、私達はあまりクライミングする気になれませんでしたが、でも久々にホントウに強いクライマー達の登りを目の当たりに見て、感動と、自分の登りについて思うところを沢山得ることが出来て、とても有意義だった。
私は結局、Greystock(7c+)を1回トライ、Cross road right(7b+)をオンサイトで終了。オクサンは残念ながらアップのみで終了。トライしたかったルートは、みんなのアップから撮影用フィックスになりチャンス無しでした。
雨も止む気配無しなので17時過ぎの早めに終了、キャンプ場には18時頃に戻った。今日はサッカーのワールドカップ・フランス対ウルグアイ戦の日で、キャンプ場でパーティー兼、観戦大会が開かれた。食べ物・飲み物がいっぱい出て(なんと無料!)、イベント用の大型スクリーンにゲーム(TV)が写されて・・・大賑わいで楽しかった。タイムリーな事に主審が日本人で大ウケ。とても雰囲気の良いキャンプ場です。
長くて楽しい一日でした。

・・・日本も今頃はワールドカップの話題で持ち切りなのでしょうか?


◆6/12(土曜日)
朝起きたら快晴。「今日もクライミングに出ようか?」と昨日オクサンと話していたのだが、昨晩飲み過ぎで二日酔い気味。やっぱりレスト・観光日にした。(+_+)
今回は西へ100km、St-Bertrand-de-Commingesへ行ってきた。お目当てはもちろん、サント・マリー大聖堂(Cathedrale Ste-Marie-de-Comminges)とサン・ジュスト・ド・ヴァルガブレール教会(Basilique St-Just-de-Valcabrere)。私は過去に何度も行っているのだが、写真がなぜか無い。なので今回は『写真撮り』がイチバンの目的だったが・・・昼過ぎから天気が崩れて曇り時々雨。一応、定番ポイントで写真を撮ってみたが、いまひとつ冴えなかった。(>_<)
サント・マリー大聖堂も10数年前とはだいぶ雰囲気が違う。ここはサンチャゴ巡礼路の支路なので巡礼さんをよく見かけたし、大聖堂内もそんな雰囲気で溢れていたのだが・・・今はただの観光地? 観光客で溢れていたが、何だか感じが違う。今年はサンチャゴ年なのに、なんだかちょっと淋しい雰囲気だった。
帰りは少しだけ遠回りして、よく行く『牛がいっぱい峠』へまた行ってみた(※ホントウの名前はCol de Portです)。今日は牛達が車道上を思い思いに歩き放題。車はまともに走れないので止まって写真も撮り放題。ここの牛は顔が可愛くてなんだか妙に癒される。楽しかった。


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※写真はGenat(ジェナ)の岩場。下の方に私が小さく写っています。Ariegeの岩場は沢山あるが、「歩きのアプローチが短い」「前傾壁」「スケールがある」「岩が日陰」「十分なルート数」のキーワードで選ぶと、この岩場になってしまう・・・。南向きの岩場だが傾斜があるので、この時期は右端を除いてほぼ日陰。駐車場からの歩きは5分(トポには2分と記載!)。※ちなみにAriegeのトポに記載される『徒歩の所用時間』は、荷物無しが前提なのか?時間通りに辿り着けることはまず無い。倍くらいかかる事も普通。目的地を下から見上げると「このタイムで行けるわけないな!」と明白な事も多く、徒歩20~30分の岩場なんてのは選択肢から外れてしまいます(良さそうな岩場も多いのですが・・・)。f^_^;



※6/6~6/9の日記です。

◆6/6(日曜日)
夜寝苦しかったのが、明け方に急に冷え込んだ。珍しいパターンだな?と思ったら、朝8時頃からいきなり雷雨になった。この時間帯で雷雨なのは『今日はレストにしなさい』と言われているのに等しいですね。分かりやすい天気でありがたい。
レストに決めたものの、しかし今日は日曜日。買い物は出来ないし、天気も時々雨なので観光行く気にもなれないし・・・テントで夕方までゴロゴロ。夕方に近くの峠までドライブに行ってみた。牛がたくさん路上を歩いていて、間近で写真を撮り放題。妙に面白かった。


◆6/7(月曜日)
今日は快晴。昨日の雨で少しは気温が下がったが・・・やっぱり暑い。でも広葉樹の白い花が雨で概ね落ちたようで、私の花粉症がかなり収まってきたのが嬉しい。今日は一日マスク無しで、点眼・点鼻薬も使わず快適に過ごせた。
今日の岩場はGenat(ジェナ)。標高が900m近いので涼しいのを期待したが、日向はやっぱり暑い。日陰は涼しいが、その落差がすごかった。平日なのにイギリス人の中年夫婦の先客もあり。彼らは一日中、日向の簡単なルートを登り続けていた。。
私はアップの後、riglos(8a)をトライ。先日登ったtsunami(7c+)の途中から左上するラインだが、1ヶ所ムーブが出来ず。単純明快なムーブなのですが厳しいです。この地域特有のパターン。前傾での細かいカチの保持力・引き付け力の足りなさを痛感してしまいました。帰国後の課題になりそうです。(>_<)
オクサンは仕掛かり中のpegase(6b)を無事レッドポイントでした。


◆6/8(火曜日)
今日は曇り。今にも降りそうな、あまりクライミング気分になれない空だが、明日の天気予報は雨なのでとりあえず岩場に行くことにした。今日もGenat(ジェナ)。さすがに今日は私達の貸し切り。
私は、6a,6b+,6cでアップの後、Marsupilami(7b+)をオンサイト。どっかぶりの楽しいパワフルルートだが、前腕が痛い位にパンパンになってしまった。次にGalilee(7a+)もオンサイト。これも面白い前傾ルートだった。
オクサンはMort aux vaches(6b+)をトライ。トップロープですが3回目でノーテンション(Ariegeの6台はキビシイです)。次はリードですね。。。
今日は早めの18時に終了。片付け中に霧も沸いて来て、車で降りる頃には小雨も降り出し、ちょうど良いタイミングだった。


◆6/9(水曜日)
夜中から昼近くまで雨だった。今日はレストでカタリ派のお城巡り。今回はちょっと遠く・100km東の予定なので天気が心配だったが、とりあえず行ってみた。
まずはQueribus(ケリビュス)城。カタリ派最後の砦として知られる(1255年に和平に応じて降伏)。車で上がるのも大変な、すごい急峻な山の上、駐車場からお城までまたかなりの急登。お城は最低限の修復もされていて非常に面白い。残念なのは天気が悪くて霧と強風がすごかったこと。(>_<) 霧の合間を縫っての写真撮りだったが・・・快晴の時にまた来てみたい。
次はPeyrepertuse(ペイルペルチューズ)城。カタリ派地域の城としては最も有名だが、でも実質はフランス国境の防衛拠点の跡と言うべき城跡。今はもうほとんど廃墟だが、国境要塞として長年に渡って増築された様子がよくわかり面白かった。
この地域は他にも興味深いお城が多数あり、機会があればじっくり見たいのだが・・・チャンスあるかな?


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※写真はPeyrepertuse(ペイルペルチューズ)城。楽しいお城巡り・・・。



※6/1~6/5の日記です。

◆6/1(火曜日)
晴れ。昨夜も暑くて寝苦しかった。キャンプ場の受付に張り出されている天気予報(フランス南西部詳細+週間予報)を見たら、なぜかAriegeはTarn方面より暑いんですね・・・(?_?)。
今日はBaychon(バイション)のLa Bouleエリアに行ってみた。ここはAriegeでは珍しく、18m以下のショートルートが並ぶ小さな岩場。8台前半のルートが多く、開拓者はこの地域の代表格(特にこのグレードの)なので、この地域のグレード感覚とルートの傾向を探るにはちょうど良いかな?と思ったのだが・・・。やや前傾壁でボルトが日本並に近いのは嬉しかったが・・・。
私はアップの後、anaconda(8a)、butter cookies(8a)、zizi taupe(8a)をトライ。ルートが短いので乱れ打ちです。しかし非常に細かいホールドとスラブ足での激しい引き付けの連続。キビシイです。特にbutter cookiesは、なんと約7m(ルートの半分)にわたってムーブ不明。。。恐れ入りました。m(__)m
オクサンはla nuit des chats bottes(6b)とtchernobagne(6b+)をトライ。Ariegeの6台はキビシイですが、la nuit des chats bottesはワンテン、惜しいところでした。


◆6/2(水曜日)
昨夜はいつも以上に寝苦しかった。布団(開いたシュラフ)をはだけてTシャツとパンツだけの姿でも暑くて眠れない・・・。熱帯夜?昼間の日向でもこんなに暑くないのになぜ?と思った頃、突然ザーと雨が降り出し、急に冷えて寒くなった・・・。雨は朝の10時過ぎまで降り続いた。午後は晴れたが、夕方までは雲の多い一日。
全般にAriegeの岩場は、洞窟が多いくせに雨に弱い。乾きは早いのだが、昨夜の降りっぷりで午前中も晴れないのでは、岩の状態が期待できないので、今日は観光に変更。Grotte du Mas d'Azil(マスダジール洞窟)に行ってみた。
三度目の正直?でようやく見れた洞窟、広い洞内の至る所で目立つのが、いかにもフランスらしいシュール(?)なオブジェ群・・・しかし余りにもバカバカしい物が多くて失笑したが、一方で先史時代の遺物が意外な状態で展示されてたりしてなかなか面白かった。。
帰りはドライブがてらSt-Lizier(サン・リジエ)まで遠回りしてキャンプ場へ戻った。


◆6/3(木曜日)
今日・明日は天気予報では快晴予報。予報通り、雲一つない素晴らしい青空の一日だった。水色ベタ塗りのまるで絵のような景色で、逆になぜかチープに見えてしまうのが不思議だ。
今日はGENAT(ジェナ)に行ってみた。この岩場はスケールもあって駐車場からも近くて前傾で素敵なところです。とくに中央部一帯は上部が大きく迫り出して、取付から見ると、浮世絵に描かれた波のよう。tsunami(津波)エリアと名付けられています。平日なので私達の貸し切り。牛の群れを見下ろしながら、大自然のなかで、とても良い一日だった。
私の当初の目当てルート(大人気っぽい8a)は残念ながら夕方まで日向カンカンと判明、諦めて、今日はtsunami(7c+)をトライした。これもこのエリアの看板ルートで、tsunami(津波)エリアの真ん中を頂上まで抜ける35mの前傾パワフルルートです。1回目はムーブ探り、2回目は核心で逆光のためホールドを見失ってフォール、3回目でのレッドポイント。とても面白くて楽しかった。
オクサンは6aでアップして休憩中、ナイフでパンを切ろうとして自分の指先を切ってしまい、たぶん数日は右人差し指が使用不可の状態に・・・。テーピングで固定して、めげずにpegase(6b)を右人差し指無しで果敢にトライしていたのには感心でした。


◆6/4(金曜日)
今日も雲一つ出ないギラギラ快晴。すごい青空。暑い! 今日はCalames(カラメ)に行ったが、木陰でも暑くて脱力状態、夕方までまともなクライミングが出来なかった。たった1ヶ月前は大雪だったのに・・・、あまりの気候の変化にア然です。加えて今日は花粉の飛散量が凄い。鼻水とくしゃみが出続けて点鼻薬も効果なし。マスクを気密性の高いものに変えたら何とか緩和してきたが・・・。
そんなこんなで私はクライミング出来るコンディションではなく、6台の簡単なルートを少し登って、夕方にちょっと元気が出て来てhomo plombus(7a+)をオンサイト。Illusion d'un fou(8a)をちょっとだけトライで終了。
オクサンは右人差し指がまだ直らず。右人差し指無しで5a+をフラッシングして、やけに難しい6a(D'apparence trompeuse)をトレーニングで2回ノーテンションで登っていました(トップロープ)。


◆6/5(土曜日)
今日も快晴!ギラギラ太陽。今日は観光でMontsegur(モンセギュール)に行っきた。カタリ派の有名な砦で山奥・断崖絶壁の上にある。1ヶ月前にもトライしたが、積雪40cm(?)で断念、下から切なく見上げて諦めた場所。今日はあれから1ヶ月とは思えないほど暑く、全く違った景色だった。観光客もすごく多くてマスク使用を一瞬戸惑ったが、昨日の今日、体調大事で堂々とトライです。雲一つ無い快晴で良い写真がいっぱい撮れてうれしかった。
砦への登りの途中、ティッシュで鼻栓をした若い綺麗な女性(イギリス人)に遭遇した。私:「花粉?」 女性:「そう。その花粉よけ(私のマスク)はどうやったら入手出来るの!?」 私:「これは日本から持ってきた花粉用のスペシャルマスク。」 女性:「良さそうねぇ。私はもうアレルギーが酷くてティッシュを外すと鼻水と涙がドバーッと出ちゃうの・・・。」 普段はマスク姿で怪訝な視線を浴びている私ですが、ちょっとだけ優越感を感じてしまいました。せっかくの美形もティッシュ鼻栓姿ではマヌケ過ぎます。f^_^;
砦から降りてきた時に、入場口で受付の女性に1ヶ月前の大雪のことを聞いてみた。私:「1ヶ月前にここへ来ようとして凄い大雪で断念したんだけど、その時ここって開いてたの?」 受付女性:「あ~あの大雪の時!閉まってたわよ!季節外れの凄い大雪だったね。途中の大きな木もあの大雪で壊れちゃったのよ。もちろんここも閉まってたわよ。ホホホ・・・。」 やっぱりそうですよね。駐車場に臨時休業の告知は無かったけど、フランスですから当然ですよね。。。でもあの日、あの凄い積雪の中を普通の靴で登って行ったカップルはどうなったんだろう?気になります・・・。
Montsegur(モンセギュール)を見た後、そのままキャンプ場に戻るのもつまらないので少し山奥をドライブしようとしたら峠が幾つか通行止め。仕方なくスペイン国境まて南下して、さらにアンドラ国境近くまで迂回の大ドライブになってしまった。でも風景が良くて楽しかった。


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>ナカジさん。
ツアーお疲れ様です。ドイツの雨は残念でしたね。ここ数年、異常気象ばかりのような気がしますが、今年もなかなか天気が安定せず、難しいですね。今私達がいるAriegeも1ヶ月前は大雪のだったのに、今は一転、夜も寝苦しい程の暑さです。
私達も次回は後半ドイツに行く予定ですが、中盤はスロベニアも検討中です。またゆっくり色々と情報教えて下さいね。(^0^)/

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※写真はMontsegur(モンセギュール)で。私はMontsegur(モンセギュール)がカタリ派最後の砦(1244年降伏)だと思っていたのですが間違いで、最後の砦はQueribus(ケリビュス)で1255年降伏です。



※5/28~5/31の日記です。

◆5/28(金曜日)
私がピレネーに来るとやっぱり雨?? 夜中から雨が降り出し、蒸し暑くて寝苦しかった。TarnからAriegeに来て涼しくなるのを期待したが、雨にも係わらずTarnと変わらない寝苦しさがツライ。朝になっても止まず、小降りだが昼近くまで降り続いた。
天気は悪いし、二人とも激しく疲労が溜まっているので今日はお休み。買い物に行ったり、近くをドライブしたり・・・。偵察兼ねてGrotte du Mas d'Azil(マスダジール洞窟)に行ってみた。想像外の絶景にビックリ。表現が難しいが、巨大な洞窟がそのまま天然のトンネルになっていて、延長300m位あるのかな?尾根の向こうに抜けている。洞窟(トンネル)の底は蛇行した川・急流になっていて、洞窟の中の縁を車道が走っている。その圧倒的な景観が素晴らしいだけではなくて、色々な歴史も紡んでいる。先史時代の様々な痕跡、中世・近世の宗教動乱の際の避難所・・・とても興味深い。洞窟のど真ん中には、先史時代の居住跡?(有料)への入り口があるが、今日は偵察のつもりで入場料の割引券と一眼カメラを持って来てないのでパス。出直しが楽しみです。ピレネーはクライミングには恵まれないが、観光は楽しみがいっぱいです。


◆5/29(土曜日)
私にとって、この地(Ariege)で待望の晴れがようやく来た。やっとクライミングさせてもらえます。まず今日はCalamesに行ってみた。マルチピッチのルートが多いエリアだが、短いハードルートもある。アプローチも村から10分でとても便利なエリア・・・だが、6代のアップルートが難しくて参りました。日当たりの良さもあいまってあまりアップになりません。(>_<) Les pierres a feu(6a)とNeanderdalle(6b)をやったが、落ちはしなかったけれども疲れてしまった。オクサンはその2本で疲れきって本日終了。
私は夕方、Rahan(7b+)をトライ。見るからに面白そうなラインでオンサイトを狙っていたが、上部でムーブが読めなくてかなり粘って苦しんだものの何とか成功。実際とても面白いルートだったのでオンサイト出来て嬉しい。


◆5/30(日曜日)
曇り時々晴れ。今日はGrotte de Sabart(サバル洞窟)に行ってみた。時々、Grimper(フランスのクライミング雑誌)にも記事が出ている、この地域では有名な洞窟エリアです。開口部が二つある大洞窟で天井は30m×60m位の面積かなぁ? この地域(Ariege)はこのような大洞窟が多数あるのですが、SabartはクライミングOKの貴重な岩場のようです。
今日は日曜日なので混んでいるかな?と思ったが意外にも私達の貸し切り、まだ染み出しが少し残って状態が悪いのでローカル達は敬遠してるようだ。広い洞窟に私達だけで少し寂しかった。。。
私はアップの後、Dame de Sabart(8a)をトライしたが、私の苦手な三次元ムーブ(@_@)、長時間ハングドッグでトップアウトが精一杯でした。
オクサンはNo Rafaran(6b+)とMomotive(7a)をトライ。慣れないフックムーブに苦労していました。お互いルーフの修行が必要ですね。f^_^;


◆5/31(月曜日)
昨夜は星空。「星空の時ってなぜか翌日は雨が多いんだよね」と話していたら、案の定、夜中から雨が時々。星空を見ながらワインを飲み過ぎたせいで目覚めも悪くブルーな朝だった。雨は結局、9時頃には止んだが憂鬱な空の一日だった。
今日はレスト。楽しみにしていたGrotte du Mas d'Azil(マスダジール洞窟)に行ってみたが定休日だった。営業時間はチェックしていたのに定休日を見落としていたのは超マヌケ。(*_*)
仕方ないのでFoix(フォア)城を見に行った。高台の狭い敷地に『塔が3本』で有名。しかし修復が中途半端。城内もありきたりの展示物ばかりで、歴史多いこの城ならではの展示物は『アンリ4世のベッド』だけなのは残念だった。。。


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※写真はGrotte de Sabart(サバル洞窟)。奥行き30m(?)の大洞窟。天井を8代のルートが多数交錯している。中央やや右下に小さくオクサンが写っています(バンザイしています)。



※5/25~5/27の日記です。

◆5/25(火曜日)
今日もすごい快晴で日向は強烈に暑かった。日陰になっても蒸し暑くてちょっとキビシイ陽気。タカス夫妻は今日はchateauvert(シャトベール)への移動日。更に暑そうなプロヴァンスへ向けて出発した。私達もそろそろ移動のタイミングを検討中。あんまりTarnで登り過ぎてしまうと、また来る楽しみが無くなってしまうのでね。。。
今日はNavireエリアとGrand toiエリアに行った。連休は昨日で終わったのでTarn渓谷は人が激減して、岩場も静まり返っている。クライマーも時々会う程度。連休中の喧騒がまるでウソのようだ。
オクサンは、おととい手をつけたnationalistes,mon cul!(6c)を今日の1回目でレッドポイント。un soir sous me(6c)をトップロープでトライ開始。私は前回(2008年)からの課題、little big boss(8a)をトライ。核心のボルダーは相変わらず厳しいです。トップアウトが精一杯でした。(>_<)


◆5/26(水曜日)
昨晩は雲が多くて寝苦しかった。朝起きたら晴れ。しかし日中は雲も多くて蒸し暑く、夕方からは雷雨になった。
今日もエリアはGrand toi。このエリアはローカルクライマー達やクライミングスクールのたまり場になっていて、混雑が嫌いな私は連休が終わるまで避けていた。Tarnに静けさが戻った今なら気ままに登れます。
私は今日はgage de ma parole(8a+)とla botte en glaise(8a+)をトライ。難しいです。特にla botte en glaise(8a+)は私の好きなポケットホールドのシビアな引き付けムーブが連続して、とても面白かったのですが、繋げるには明らかに力不足。パワーアップして臨まないとダメそうです。(>_<)
オクサンはun soir sous me(6c)を今日の1回目で無難にレッドポイント。連日成果ありでご機嫌でした。


◆5/27(木曜日)
昨晩は小雨が時々降ったり・・・非常に蒸し暑くて寝苦しかった。おかげで熟睡出来ず、身体がすごく怠い。朝は曇り。
今日はAriege(アリエージュ)への移動日。10時半頃にTarnを出発して、16時頃にMontgailhardに到着した。前回と同じキャンプ場。雨は降らないもののドンヨリ曇り。やっぱり天気が下り坂での移動になってしまったが・・・、今回でピレネー方面は何度目かの正直になってくれるかな?明日からの天気が良いことを祈ります。。。


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※写真はGrand toiエリアで(5/26)。この日もクライミング講習会と鉢合わせ。ドイツ語だがスイス人の様子?完全な初心者グループなのでルートがかぶらなくてラッキーだった。



※5/22~5/24の日記です。

◆5/22(土曜日)
今日もすごい青空の快晴。フランスは今日から3連休。主要なエリアは混雑が予想されるので、今日は気分転換も兼ねてHollandaisエリアに行ってみた。このエリアは初めて。20m程度の短いルートが6本だけの小さなエリアで岩質はまるでBuoux(ビュークス)。夕方18時頃まで日向で暑かったのが残念だが、les Deux-Alpesからから来た少し年配のフランス人夫婦と私達の4人だけで、和やかな一日だった。※les Deux-Alpes(レ・ドゥーザルプ)はGrenoble(グルノーブル)近くのスキーリゾート地です。「クライミングするにはまだ寒すぎる地域だ」と言っていた彼らだが、この岩場では「チョー暑い!(super chaud)」を連呼していた。
私はアップの後、la fille rouge(7b+)をトライ。タカスさんに『オンサイトする』と誓ったルートだが、核心は越えたものの、残念ながら上部でホールドを発見出来ずパンプ落ち。(>_<) 岩が陰ってからの2回目でレッドポイントでした。
オクサンはjiskefet(6b+)を2回目でレッドポイント。inimini(6c)をトップロープトライでした。


◆5/23(日曜日)
今日もすごい青空。しかし、ちょっと蒸し暑く、昼過ぎに30分程度の夕立あり、でもまたすぐ快晴。。。絶好の天気に連休なのでTarnは車と人だらけだった。道には車とバイクと観光客、山にはハイカーさん、川はカヌーが、そして崖にはクライマー達・・・。
今日は久々にタカス夫婦と一日同行動。岩場はHollandaisエリア、Navireエリア、Planete causseエリアの3ヶ所をまわった。賑やかで、ビデオ撮影も出来て楽しい一日だった。
オクサンは朝一番で昨日の宿題のinimini(6c)をレッドポイント。nationalistes,mon cul!(6c)をトライ開始。タカス(ユミコ)さんはle petit massoro(6b+)をレッドポイントして、やはりnationalistes,mon cul!(6c)をトライ開始。タカス(ダンナ)さんはshow room(7b)が・・・核心越えて惜しいところでうっかりミス。すごく残念でした。。。
私は今日はオンサイトトライの日。ten years after(7b)とshow room(7b)をオンサイトでした。


◆5/24(月曜日)
今日もすごい青空、一日中、雲一つ出ない快晴で暑かった。今日はレスト。前回に引き続き、Millau(ミヨー)の南に点在するテンプル騎士団・ヨハネ騎士団ゆかりの村巡りに行ってきた。la Cavalerie、Sainte-Eulalie de Cernon、Viala du Pas de Jauxの3ヶ所。St-Jean d'Alcasは4年前に行ったので今回はパス。Sainte-Eulalie de Cernonはテンプル騎士団のcommandery(コマンドリー:テンプル騎士団の生産村)で15世紀にヨハネ騎士団によって要塞化されたが、先日行ったLa Couvertoiradeの方が見所は多いかな?


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※写真はSainte-Eulalie de Cernonを背景に記念撮影。



※5/19~5/21の日記です。

◆5/19(水曜日)
今日も晴れ。風が強くて冷たい。しかし花粉症が朝から全開で激しくつらい。St-Antoninではそんなに酷くなかったのにTarnに来た途端・・・思い返すと過去も毎回、Tarnに来ると花粉症が悪化して苦しんでいる・・・。Tarnはどうも最強エリアらしい。
今回持ってきた花粉症対策品は、点眼薬・点鼻薬、飲み薬3種(強中弱)、鼻の通りを良くする漢方薬、そしてマスク! 飲み薬(アンチヒスタミン)は副作用がひどいので避けたい。なるべく点眼薬・点鼻薬で乗り切りたいが、量を計算したら残り日数には全然足りないことが判明・・・。とうとうマスクの出番です。ヨーロッパではマスクをしている人は珍しくて、指さされて笑われたりするのであまり着用したくなかったのですが致し方ない。(^_^;)
でも、昨年の新型インフルエンザの影響もあるのかな?マスクをしているフランス人は見ないけど、認識はだいぶ変わってきているようだ。
その1。朝、キャンプ場のおばちゃんに会った時。「花粉症が酷くて・・・」と会うなり言い訳したら、「ここ(Tarn)は花粉がすごいからね、それ(マスク)は対策に良いんだよね・・・」と、何だか普通の会話。
その2。マスクをして最寄りの街を歩いても、指さされたり笑われたりしなかった。まあ、人もあまりいなかったけど・・・。
その3。街のお土産物店でトポを買った時、店のオジサンがニコニコと・・・。私:「あっこれ(マスク)? 昨日MontaubanからTarnに来たんだけど花粉症が酷くて・・・」。オジサン:「ここは花粉が凄いんだよ。台地の上は綿花の産地で花粉が飛びまくり。私のオクサンも花粉症が酷くてToulouseの名医にかかってるんだ。マスクも有効だよね。しかし花粉症じゃあクライミングも大変だねぇ。気をつけて頑張ってね。」・・・やっぱりTarnは花粉が凄いんだ。(-_-メ) 当分マスクは必需品と確信です。
その4。夕方に行ったエリアで、アフター5のローカル集団と一緒になったが、最初は彼らの怪訝な眼差し・・・。彼らの一人が唐突に:「病気か?」。私:「これ(マスク)は花粉症対策。ここは花粉がすごい。日本では花粉症の人はマスクで対策するのが普通」。彼ら全員頷き、中の一人が:「でもマスクしてクライミング出来るのか?」(爆) その後は「東京から来たのか?」「いや横浜」などと、いつもの和やかな会話・・・。(^_^)

今日のクライミングは、オクサンはOasifエリアのbutinage alienique(7a)をトライ。私は同ルートでアップの後、Planete causseエリアのhoy me voy(8a)をトライ。このルート、ムーブは問題ないが上部のランナウトがすごい。小心者の私はビビりまくりでした。(>_<)


◆5/20(木曜日)
晴れ。すごい青空。今日も風は強い。(もちろん花粉も。)昼過ぎに一時曇りがちになったが夕方はまた快晴の気持ち良い一日。
オクサンは昨日の疲れが回復せず、簡単なルートを2本登って私の専属ビレイヤーに変身。なので普段なかなか行けない(オクサン向けのルートが無い)Amphitheatreエリアに行ってみた。目的ルートはplanete groove(8a)、2006年に一回だけトライ、出来そうな感触を残して温存していた。1回目はヌンチャク掛けとムーブ思い出だし。今日は快晴で涼しく絶好のレッドポイント日和なので、谷のあちこちから完登の雄叫びが聞こえてくる。気合いが入ります!私も2回目で気合いのレッドポイントでした。。。


◆5/21(金曜日)
快晴!すごい青空。まるで水色の絵の具をベタで塗ったくったような色。
今日はレストで観光日。La Couvertoirade(ラ・クベールトワラード)へ行ってみた。Millau周辺の石灰岩台地(Causses)には、テンプル騎士団ゆかりの街がいくつかあるが、その一つ。6年前にも行ったが、その時は天気が悪くてイマイチだった。今日は快晴、良い写真がいっぱい撮れて嬉しい。帰りは石灰岩台地と狭間の渓谷を幾つも越えてドライブ、Jonte(ジョント)渓谷から帰ってみた。


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※写真はTarn(タルン)、Oasifエリアで。マスク姿の私。



※5/16~5/18の日記です。

◆5/16(日曜日)
今日は曇り時々晴れ。陽が射すと暖かいが、風があって気温も低く寒い一日。キリスト昇天祭が絡んだ連休は今日で終わり、賑わっていたキャンプ場は朝から撤収の音で騒がしい。今晩からは静かでちょっと淋しくなりそうです。
今日も岩場はCouyrac。13時頃に着いた。お馴染みのローカルクライマー達がお出迎え。もちろん少年も。今日も気の良い連中と賑やかに楽しくクライミングです。
少年は先日登ったAbacua(8a+)をビデオ撮影のため再登。このルート、私はトポを見て8aだと思っていたがトポが古くて、私がハマっている上部核心は後から追加されたパートで繋げて8a+だそうだ。本来の部分はグレードダウンして7c+。変な位置に下降用アンカーがあってヘンだと思っていたのですが納得。。。
少年といつも一緒のアフロ(ヘアー)君は苦労していたLe pataud basque(7b+)をレッドポイント。いつものイギリス人もLe pataud basque(7b+)をレッドポイント。
私は35mの6bと6aでアップの後、大人気ルートのQat(7b+)をフラッシュ。Passage a tabac(7c+)を2撃でした。Passage a tabac(7c+)は傾斜のきついパワフルルートでとても面白い。とくに最後に厳しいムーブが連発。核心が濡れていてギリギリだったが、ローカルクライマー達の大声援の中、登れて嬉しかった。。。 オクサンは昨日の観光の疲れか不調、アップだけで終了でした。 夕方、いつものローカルクライマー達と記念撮影。


◆5/17(月曜日)
曇り時々晴れ。Couyracで登るのは今日が最終日。さすがに連休明けで岩場は私達の貸し切り、今まで賑やかだったので、なんだか寂しくてイマイチやる気が出ない。昨日の疲れもかなり残っていて身体の節々と指の間接が痛い。クライミング可能な体調ではないようだ。
仕方ないので易しいルートを数本登って、グレード不明の新ルート(体感7c+~8a?)をハングドッグして終了。オクサンも35mの6aと短い6aを登って終了。二人とも気合いが入らない1日でした。
Couyracは今回が2回目だった。前回(2008年)は、立ち寄り程度の気分で3日程度登っただけ。岩場もいつも私達で貸し切りだった。今回も、期待していたAriegeが天候異常で一時避難のつもりで来た岩場だったが、ローカル達は気さくで賑やか、楽しいし、ルートもどれも面白い。まだ触っていない7b~7c+がたくさんあるし、8a+の宿題も出来たし・・・。またぜひ来たい岩場だ。


◆5/18(火曜日)
今日は快晴。8時頃から撤収を始めて10時半頃に完了、出発。
目的地はTarn(タルン)。St-Antoninからは遠くないので早い時間に到着するかと思ったが、途中工事中が何箇所かあり大きく廻り道させられて、買い出しも時間がかかり、いつものキャンプ場には17時頃に到着した。キャンプ場のおばちゃんは相変わらずユニークで面白い。
タルンは花粉がすごいのに閉口。くしゃみが連発。。。タカス夫妻にも2週間ぶりに再会。


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※写真はCouyracで、お馴染みのローカルクライマー達と記念撮影。いちばん右が『少年』です。



※5/11~5/15の日記です。

◆5/11(火曜日)
昨夜の雷雨は凄かった。2時間くらい雷が鳴りっぱなし+土砂降り、その後も明け方まで雨が降り続いた・・・。朝起きたら快晴。暖かい。この数日で一気に初夏の陽気に近づいているようだ。
今日はCapucinに行ってみた。行くのは初めて。道から見上げた感じでは非常に良さそうな壁、実際行ってみてもなかなか良い壁なのだが、何と言ってもアプローチが激烈に悪い。壁も夕方遅くまで日向で暑いし・・・ガッカリ。おとといの疲れと筋肉痛もまだ残っていてモチベーションも上がらず、簡単なルートを少し登って、昼寝をたくさんして本日終了。


◆5/12(水曜日)
今日は曇り時々晴れ。安心のCouyracへ行った。平日なので岩場貸し切りかと思っていたら15時頃にイギリス人2人組が来た。車で30分位の街に住んでいるらしい。
私は今日はAbacua(8a)をトライ。最後の核心はとても悪いが面白い。久しぶりに長時間ハングドッグしてしまった。
オクサンはLe memes restent en bas(6b)をレッドポイントでした。


◆5/13(木曜日)
TKYさん参加の日。10時過ぎにキャンプ場に到着。残念ながら天気は朝から小雨。時々強くなったりして、ほぼ一年中雨だった。
今日も岩場はCouyrac。12時過ぎに到着。雨の祭日なので岩場はローカルクライマーで大混雑かな?と思ったが、意外にも私達だけ。「さすがにこの雨では誰も来ないのかな?」と思い始めた15時頃にローカルが集まり始めて、あっという間に大盛況になった。
TKYさんは仕事明けでお疲れの中、Le pataud basque(7b+)とMr Cinqsup(7a)をトライ、染み出しに苦戦でした。
オクサンはCourt metrage(6b+)をトライ。三段ハングのパワフルルート。ムーブが出来て次回は狙えそうな感じです。
私は昨日かなり登って指皮が際どいので今日は簡単なルートを数回登って終了でした。


◆5/14(金曜日)
朝は快晴。しかし昼頃から雲が多くなり、時々晴れの曇りがちの一日だった。
岩場はもちろんCouyrac。昨日の雨で染み出しが進んでないか心配だったが、岩場に着いた頃には昨日よりかなり良くなっていて、主要なルートはほぼ問題なし。ありがたい岩場です。
今日は祭日明けなので私達3人で貸し切りか?と思ったら15時頃にフランス人が来た。若い男3人組だが、登っている時も登らない時も、ずっと大声で一日中話しっぱなし。昨日以上に岩場が声で溢れていた。。。
みんなでLe memes restent en bas(6b)でアップ。TKYさんはLe pataud basque(7b+)をトライ。4回目は惜しいところでレッドポイント出来ず持ち越し。また来れるといいですね。。。オクサンは仕掛かり中の三段ハングルート、Court metrage(6b+)を1回目でレッドポイント成功してご満悦。
私はAbacua(8a)をトライしたが、最後のムーブが今日は出来ず、(>_<)。2回トライで諦めて、TKYさんのLe pataud basque(7b+)に参加。こちらは何とかレッドポイント出来ました。


◆5/15(土曜日)
朝起きたらすごい快晴。でも残念ながらTKYさんはもう帰国。9時頃にキャンプ場出発を見送り。私達も当初は今日移動の予定だったがCouyracが面白いので3日延長を決めて、今日はBonaguil(ボナギル)城へ観光に行くことにした。
Bonaguil(ボナギル)城は中世の城塞建築の最高峰(?)と言われるお城。火器(大砲・銃)が戦争に積極的に使われ始める世代、それに対応した技術や、それを防衛に積極的に利用している構造など、非常に斬新なのだが、そのようなお城自体が既に時代遅れ? 実戦に使われることはなかった。現在では廃墟(一部復元?)。とても面白い城で、なかなかの観光地なのだが、残念ながら、近くのカステルノー城と比べて『見せる』工夫が少なくて残念だった。


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>olimariさん。
はじめまして! 南仏在住の日本人クライマーはたぶん初めて?どちらの街にお住まいですか?
私達は今はToulouseの少し北にいますが、来週にTarn渓谷に移動します。たぶん5月末まで。6月上旬はまたAriegeを考えてますが、6月中旬から25日までまたプロヴァンス(Bonnieux)に戻る予定です
予定が合いそうでしたらぜひ一緒に登りましょう。(^O^)/
当方への直接連絡は、ホームページ(プロヴァンス滞在記)のリンク集ページのいちばん下にメルアドが出ています(携帯に転送されます)。PCを持ってきてないので返信はSoftBank携帯のメルアドからになります。

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※写真はCourt metrage(6b+)をレッドポイントしてご満悦のオクサン。ルート取付で。ここから真上のハング3段をパワフルに越えて行く、このグレードでは通常は有り得ない好ルート(かなり辛いです)。



※5/8~5/10の日記です。

◆5/8(土曜日)
天気予報では晴れなのに明け方から雨。かなりブルーな気分になったが、昼前には止んで午後は雲が多いものの大まかには晴れ。だけど蒸し暑かった。
今日は久しぶりのクライミング、Couyracに行った。2年前の取りこぼし8aがあるエリア。今日は祭日の土曜日なので岩場はローカルクライマーで大盛況だった。
私はアップの後、Des pruneaux dans le tajine(8a)をトライ。ヌンチャク掛け(&ムーブ思い出し)で登り始めたらローカルの少年が色々とムーブを下から教えてくれた。下部核心は思い出す手間が省けて良かったが、上部の核心(私のハマリポイント)は、私のムーブと全く違うムーブを教えてくれた。どちらのムーブも出来る。全く違うタイプのムーブだが微妙に同程度で難しい。困ってしまったた・・・どっちでやるべきか・・・。(ノ゜O゜)ノ
降りてきたら、少年との会話で『フランス語がOK』とバレてしまったせいか、それまで遠巻きにしていたローカルクライマーが一斉に話しかけてきた。バカンスに日本旅行をした人もいて、会話が楽しかった。目的ルートは次のトライも失敗・持ち越しになったけど、拙いフランス語をいっぱい使ったし、久々の前傾・力いっぱいクライミングも満喫して楽しい一日だった。
オクサンは目的のOperation jupon(7a)をトライしたがムーブが一部出来ず、ザンネンでした。まっ、3週間ぶりのクライミング、リハビリですからね。地道に行きましょう。。。


◆5/9(日曜日)
今日の天気は、朝は雨だったが昼に止んで、午後は時々晴れ、夕方から時々激しく雨。予報を見る限りしばらくはこんな天気になりそうです。今日もCouyracに行った。この岩場は傾斜が強く、染み出しも少なく、雨がかなり降ってる最中でもOKなので安心。今日もローカルクライマーで大賑わいだった。
私はまたDes pruneaux dans le tajine(8a)をトライ。ヌンチャクを掛けながら狙いに行って、問題の上部核心の直前、「さて少年ムーブと私ムーブのどちらで行くか?」と悩みつつ、ふと下を見たら、ローカルの人達がみんな私を見ている。例の少年はなんとカメラを構えてこちらを見ている。(@_@) 少年ムーブは出だしがうろ覚えで、核心出だしでいきなり失敗して落ちたらみっともない。ここは確実に見せ場が出来るように私ムーブを選択して突っ込んでみた。際どかったが、ローカルの声援の中、何とかギリギリでレッドポイント成功。よかった。。。
次は7b+辺りのオンサイトを試そうかなと思ったが、どのルートもローカルクライマーで埋まっているので断念。明日も登る予定なので、空いてる簡単なルートを登って今日は終了にした。
オクサンはCourt metrage(6b+)をトライ。このグレードでは通常有り得ない前傾度、ハング越え3連発のパワールート。気に入ったようで楽しそうにトライ、もう少しの感じです。


◆5/10(月曜日)
快晴! 今日もクライミングに行く予定だったが、昨日・おとといのクライミングで二人とも筋肉痛がひどく断念・・・レストに変更、Moissac(モワサック)へ観光に行った。Moissacのサン・ピエール修道院の回廊と教会堂の南ポルタイユの彫刻は『中世彫刻の傑作』と言われていて中世美術を語る上で欠かせない。今までなかなか機会がなかっが、やっと行けて嬉しかった。(^O^)


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>うらのさん
報告ありがとうございます。うらさん・なかじ夫妻皆さんお元気そうで何よりです。スロベニアも楽しそうですね。私も次回か、その次あたりに行っみたいと思っています。こんど詳しく教えて下さいね。
フランス・スペイン方面は昨年秋からずっと天気が非常に悪いという事は知っていて(3月も雨ばかりだったらしいです)、覚悟していたのですが、4月は意外にも晴天ばかりで暖かくすっかり油断していました。先週の荒れ空にはビックリですが、差し引きで考えると今のところクライミング日数は2008年よりかなり良い感じです。不安定な天気はまだ暫く続きそうなので、雨でも可能なエリアが複数ある地域を選んでバカンスを続けます。(^O^)/

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※写真はCouyracエリア。前傾で染み出しが少なく、どのルートも終了点は抜け口の少し下に設定してあり、かなりの雨でもOK。貴重なエリアです。



※5/5~5/7の日記です。

◆5/5(水曜日)
昨晩はキャンプ場のオーナーの好意でモービルハウスで寝た。暖房・電気製品一通り揃っている快適な山小屋風の家。おかげで洗濯物が乾かせて、快適なベッドで熟睡。
今日は昨日よりはマシな天気、小雨時々曇り。日中気温もだいぶ上がって4~6度。(^_^;) 開き直って観光です。
まずはNiaux(ニオー)の洞窟に行ってみた。先史時代の洞窟壁画をナマで見られることで有名(ラスコーで見れるのはレプリカですね)。壁画の質も高いと評判。入場料:9.4ユーロ(1人)は高いか?と思ったが、1回20人以下で英語ガイドがみっちり・こってりと解説しまくり、所用時間も1時間半なので納得。とても面白かった。
続いてMontsegur(モンセギュール)の城跡に行こうと考えていたが疲れてしまい車の中でしばらく昼寝、Montsegur(モンセギュール)はやめて、昨日雪で見に行けなかった岩場を2ヶ所行ってみた。どちらも素晴らしい岩場。悩ましいことに、どちらの岩場でも何故かとても面白そうな8aが1本づつ濡れてなくてOKそうだが、他は見事に全滅だった。


◆5/6(木曜日)
昨日程度の小雨ならテントを撤収して移動しょうかと思っていたが、昨晩からまた激しい雨、朝も止まず。諦めて今日も観光・・・。昼過ぎに雨が止んで曇りに変わった。
開き直って今日はカタリ派の城巡り。カタリ派は、古い人はアルビジョア派なんて学校で習ったはずですが『カタリ派』が正しい。ちなみに時々混同されるヴァルドー派とは別物です。善悪二元論、菜食、禁欲、ローマ教会批判で知られる。矛先が変わった十字軍の徹底的な虐殺・略奪対象になったが、南仏文化の衰退・フランス王権の拡大を知る上で重要な歴史的事件です。そんなわけで、まずは何と言ってもMontsegur(モンセギュール)。カタリ派最後の砦で山奥・断崖絶壁の上にある。今回の旅で一番見に行きたかった場所なのだが・・・なんと積雪40cm(?)。さすがにこの雪の中を片道1時間半も歩けません。季節外れの大雪に降参です。(*_*) 下から切なく見上げて終了。次はRoquefixade(ロクフィサード)の城跡。ここも大雪で下から見上げて記念撮影でした。(>_<)
時間が余ったのでFoix(フォア)へ行ってFoix城のアクセス・写真ポイントの下調べをした。Foix城はカタリ派の城ではないが、歴史上・城郭建築上とても興味深いお城です。


◆5/7(金曜日)
今日は朝から久しぶりの青空。雲は多いものの青空がありがたい。でも今日は移動。昨日までの雨雪で岩場は期待できないのでね。。。キャンプ場の管理人に「やっと晴れたのに帰るの?」「せっかくの滞在が天気が悪くて申し訳ない」なんて言われたが(フランス人らしくない謙虚な発言が多い管理人です)、天気だけは仕方ない。セラビー(人生そんなもの)と言ったらウケていた。
キャンプ場を10時頃に出発して、週末なので街で3日分の買い出しをして、移動先はSaint-Antonin-Noble-Val(サン・タントナン・ノーブル・ヴァル)。16時頃にいつものキャンプ場に到着。明日も晴れ予報なので久しぶりにクライミング出来そうです。


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>風の音さん
コメントありがとうございます。
北海道もそろそろ良い季節ですね。今年の天気はいかがでしょうか?
天気ばかりは全くどうしようもないものではありますが・・・こちらも季節外れの大雪には参りました。4月は暖かくて良かったのですが・・・これも地球温暖化の影響でしょうか?アリエージュはひとまず撤退ですが、歴史観光上とても興味深い場所なので、また機会を狙っています。まだ残り2ヶ月近く、焦らず楽しんで帰ります。(^O^)/
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>まだむさん
コメントありがとう。荷物が無事届いて良かったです。メンバーみんなお元気ですか?マダムもお仕事頑張ってください。(^O^)/

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※写真はMontsegur(モンセギュール)で。積雪40cm! 後方遥か断崖の上がカタリ派最後の砦。この雪の中を1組のカップルが普通の靴で登って行った・・・。



※5/2~5/4の日記です。

◆5/2(日曜日)
天気予報は晴れだったのに明け方から雨。昼過ぎに止んで夕方からは晴れ間も出たが、クライミングには行かずにレストに変更。オクサンはようやく腰が良くなって登る気満々だったのですが、ザンネンでした。(^_^;)
午前中は絵葉書を書いたり、本読んだり・・・15時過ぎに観光へ。10年(?)ぶりにOppede-le-Vieux(オペード・ル・ヴィュー)へ行ってみた。Bonnieuxから近くて気持ちの良い場所だが、何故かなかなか行かない場所。駐車場は3ユーロだが管理人付きでとても安心。丘の上の教会は10年前は屋根も抜けていたのだが、修復がかなり進んでいて感心。でもそれ以上に感心したのは、観光客が多いのにも係わらず、10年前のイメージと(良い意味で)差異が無い。この10年(?)でプロヴァンスのあちこちが激しく観光地化してガッカリなことが多いのだが・・・観光客目当てのお土産物店やレストラン、ブティックが林立したり、城跡や廃墟に『安全の為』又は『保護の為』の立入禁止看板や冊が過剰に出来たり・・・。でも、ここは昔のまま。とても嬉しい。もっと青空が綺麗な日に写真を撮りにまた来てみたいな。。。


◆5/3(月曜日)
今日はピレネー・アリエージュ(Ariege)への移動日。天気は悪い。しかし天気予報ではフランス南部は東も西も今週いっぱい雨なので仕方ない・・・。
目的地はBonnieuxから300km西、Montgailhard(モンガイヤール)のキャンプ場。頑張って早起きして10時頃出発、16時半頃に到着した。撤収は雨に当たらずに済んだが、到着~設営は雨に当たってしまった。(>_<)
疲れたのでシャワー浴びてゴハン食べてすぐ寝た。


◆5/4(火曜日)
昨夜から激しくなった雨がひたすら絶え間なく・・・とうんざりしていたら、なんと、雪になった。(>_<) 大概の事は想定内だったのですが、これには正直ビックリ。とりあえず、先ずは買い出し。
午後から周辺に散在する各岩場の状態を確認に行ったのですが・・・ザンネンながら大量の雨でほぼ全滅、積雪で辿りつけない岩場も。。。
明日あさっても雨予報・・・早速、再移動のタイミングを検討開始です。


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※写真はAriege(アリエージュ)・Niaux(ニオー)の移動の近くで。雪!!!



※4/29~5/1の日記です。

◆4/29(木曜日)
快晴ですが今日もレスト。今日はヒロセさんをマルセイユ空港までお見送りです。11時頃出発、先ずは郵便局へ行って日本へ荷物を一箱送り返し。我が家の勤務先の人達へのお土産を送ってみたのですが、うまく税関を通って届いてくれるかな?
マルセイユ空港には13時頃に到着。チェックイン完了まで確認してヒロセさんとお別れ。
Bonnieuxへの帰りがてらブベレのデカトロンでクライミングシューズとオクサンのハーネスを購入。Pertuis(ペルチュイ)のイーペルUで買い出し、Saignon(セニョーン)に立ち寄って日本人がいるらしいレストラン(La Cuisine de Soko)を覗いて帰った。残念ながら営業していなかった。


◆4/30(金曜日)
ヘンな天気の一日。朝は晴れ間もあったが昼にはドンヨリ曇り、時々小雨。16時頃から快晴、日没頃はまた曇り・・・。
Buoux(ビユークス)に行ったが、天気のせいか体調イマイチ、モチベーションもあがらず、簡単なルートを沢山登って終了。今日の岩場はスロベニアの若いクライマー集団で盛り上がっていた。
オクサンは腰がまだ治らず。タカス(ダンナ)さんはOS Court(7b+)がもう少し。タカス(ユミコ)さんは6bを余裕のレッドポイントでした。


◆5/1(土曜日)
朝からドンヨリ曇り、時々雨の一日。
Orgon(オルゴン)の日。途中、Menerbes(メネルブ)に立ち寄って少し観光。Menerbesはすぐそばの村なのに10年以上ぶり。昔は田舎の素朴な村だったのに、すっかり観光地化されていて驚いた。『ブロバンスの12ヶ月』のせいですね。
岩場には13時過ぎに到着。アップのついでにLa Sieste a l'ombre(7a)をトップロープで試してみた。なかなか面白い好ルートですね、数字は辛いけど・・・。今日のお題はl'extreme gaucheのHold up(8a)。35mのとてもシビアなルート。ムーブを探りながら1回トライしたらぐったり・・・。2回目はトップロープで試したが、上部核心までノーテンで行けなかった。(>_<)
オクサンは今日も腰の不調で専属ビレイヤー。タカスさんはBourinos(7a+)をレッドポイントして、l'extreme gaucheへ参戦、Lesbians on ecstasy(7b/7b+)をトライでした。


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>タカヤさん。
お待ちしています。場所はAriege(アリエージュ)の岩場(Foixの南)で確定しそうです。キャンプ場は1.Loucateille、イマイチだったら、2.Du Lacで考えています。(^0^)/

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※写真はLesbians on ecstasy(7b/7b+)をトライ中のタカスさん。



※4/25~4/28の日記です。

◆4/25(日曜日)
快晴、絶好のクライミング日和。今日はBuoux(ビユークス)。日曜日なのでとても賑やかだった。台湾人の可愛らしい女の子もいた。マルセイユに1年間留学に来ているそうだ。マルセイユのクライマー達と少しお話し。5月に行こうと思っているアリエージュ(ピレネー)の岩場について少し教えてもらった。
今日のBuouxは日向は暑くてクライミングにならない。アップの後は夕方までお休み、岩が日陰になる夕方から再スタート。
我が家のオクサンは久しぶりのクライミング。ようやく課題のStyxのRecreativite(6b)をレッドポイントして上機嫌。ヒロセさんはTCF(7a)が、フランス人達の大声援の中、惜しいところで完登ならず。タカスさん(ダンナ)は珍しくお疲れで不調。タカス(ユミコ)さんはStyxの6bがもう少しでした。


◆4/26(月曜日)
今日も晴れ。久しぶりにOrgon(オルゴン)に行ってみたが、やっぱり状態イマイチ。染み出しはだいぶ引いてきたがハング帯はホールドはどれもヌルヌル。(>_<)
私はMarchand d'Histoire(8a+)を久しぶりに試したが、ホールドの湿気にメゲて敗退。オクサンは腰痛のぶりかえしで見学。ヒロセさんはPousse au Reve(6b)をレッドポイントのみで終了。みんなあまり冴えない一日でした。
Volxに行ったタカスさんはHueco(7b+)をレッドポイント!順調です。


◆4/27(火曜日)
快晴。Venasque(ブナスク)へ。今日はヒロセさんのクライミング最終日。Rousillon経由でいつもより遅い時間に岩場へ着いたが暑い。とりあえずアップして夕方までのんびり、夕方から本気トライ開始。
私は長~い8a+を2回トライ。2回目は終了点直前のホールドを掴み損ねてレッドポイント出来ず。一瞬の焦りが敗因、完登出来たパターンなので非常に悔しい。(>_<)
オクサンは腰痛が治らず見学。タカスさん(ダンナ)は7bをレッドポイント出来ず。タカス(ユミコ)さんは6c+がもう少し・・・。
そして今日の主人公・ヒロセさんは、Resistance(7a)を最後のトライでレッドポイント!有終の美!?ですね。


◆4/28(水曜日)
今日も晴れ。毎日晴れ続きで気持ち良い。
今日はレスト。明日帰国のヒロセさんは帰国準備。我が家も色々と雑用が多し。キャンプ場代の一次精算、日本へお土産を送る準備をしたり、警察へ行って車を壊された件(先日の車上狙い)の事件申告・証明をお願いしたり・・・。
15時過ぎにメンバーみんなでキャンプ場の裏山のボリー村(石積み集落跡)へ行ってみた。管理人のソフィーさんが先日わざわざキャンプ場まで挨拶に来てくれたのでお返しの訪問。入場料タダで見させて貰えた。
晩ご飯はみんなでBonnieuxの村のレストランへ、とても楽しいお食事でした。しかも今日はなんとヒロセさんのおごり。ご馳走様です。m(__)m


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※写真はオクサン。Buoux(ビユークスの)Recreativite(6b)をレッドポイントして下降中の記念撮影。



※4/22~4/24の日記です。

◆4/22(木曜日)
今日も晴れ。今日はBuoux(ビユークス)・・・ですが、体調がイマイチ。疲れが溜まってるのか、花粉症の薬(鼻スプレー)の影響か、身体が異常に怠くて力が出ない。岩場も今日はすごく暑くて湿気も多め、アップを念入りにしても調子が全く上がらず。アップだけで一日終わってしまった。(>_<)
オクサンもアプローチの歩きで腰を痛めてクライミング不可・・・。ヒロセさんも前回惜しかったTCF(7a)が登れず。
夕方、車に戻って来たら運転席のドアのカギがドリルで穴を空けられて壊されていた。車上狙いのしわざですね・・・。もはや恒例? ドア開けには失敗したようで、そのせいで運転席のドアキーが完全に壊れて外側から開かなくなってしまった・・・。まあ、ロック機能は生きているので、旅の終わりまでこれで通しますか・・・。
なんだか散々の日だった。


◆4/23(金曜日)
今日は曇り、時々小雨。湿度が高い。Venasque(ブナスク)に行ってトレーニング。
私はいつものすご~く長い8a+を2回トライ。やっぱり上部核心に入れず、どパンプ落ち。しかも1回目で前腕を完全に使い切ってしまい回復不可能、2回目はボロボロ。
オクサンは今日も腰が直らずビデオ(撮影)係。ヒロセさんは7aが惜しいところでした。


◆4/24(土曜日)
今日は晴れとは言い難い天気。陽は射すが曇り空。観光日、今日は我が家とヒロセさんでお城巡り。昼過ぎまでキャンプ場でくつろいで、先ず買い出し。15時頃に出発して、ルールマラン(Lourmarin)城へ。10年前に来た時よりすっかり観光地化していて驚いた。中世の装束の人達が色々な解説をしながらデモンストレーションをする志向はとても面白いが、しかし、ルールマラン城の外観はルネッサンス様式だし、内装・調度品も近世以後の物がほとんどなのでかなりミスマッチな気が・・・。
続いてアンスイ(Ansouis )城へ。かのデビィ夫人(TVでお馴染み)も暮らしていたお城。名家・サブラン公の一族が守り続けた由緒あるお城。他の『それらしく復元された』お城とは一線を画す、『中世から現在も引き続き使用されている』お城だ。見学出来ればとても面白いのだが、残念ながら公開時間外で見学出来なかった。住んでいるお城なので公開時間が短いのをすっかり忘れていた・・・(>_<)
そのまま帰るのはつまらないのでドライブがてらラ・トゥール・デーグ(La Tour d'Aigues)城へ。復元が少しづつ進んでいるのに感心。そのまま峠越えしてリュベロン山地北回りでキャンプ場へ帰宅した。
※4/20~4/21の日記です。

◆4/20(火曜日)
今日はカランク(Calanques)の日。目的の岩場は最も有名なシュジトン(Sugiton)のパロワ・デ・トワ(Paroi des Toits)。
ちなみに『Calanques』とはこの地域一帯の特徴的な海岸の名称で多くの入江があります。その入江の一つが『Sugiton』。綴り字のルール通りシュジトンと読みます。このSugitonに面したクライミングエリアは色々あって、壁の向きと立地でシーズンが違います・・・。
「えっ?この時期にParoi des Toits?」・・・と知ってる人はみんな思いますね。f^_^; そう。Paroi des Toitsは真冬向きの岩場で今は完全に季節外れなのですが、日本人が南仏クライミングで真っ先にイメージするのはまさしくこの岩場なので、南仏初めてのタカス夫妻とヒロセさんをガイド(?)して行ってみました。
天気も快晴。Calanquesの素晴らしい景観を全員で満喫。でもクライミングはやっぱり暑すぎましたね。f^_^; エリアは私達で貸し切り。
ヒロセさんはアップ1本で暑さ負け終了。タカス(ユミコ)さんもアップのみで終了。タカス(ダンナ)はいつも元気、Renatissimo(7a+)をレッドポイント、La Vraie Vie(7b+)を果敢にトライでした。我が家のオクサンは、寝違えた首がまだ直らず、周辺の散策を楽しんでいた。
私は、前回(10年前!)の取りこぼしルート、La Traversee du Desert(7c+)をトライ。日向カンカンでホットなホールドにめげそうになったが、何とか2回目でレッドポイント。
帰りのハイキングも美しい風景を満喫、夕日も綺麗で充実の一日でした。


◆4/21(水曜日)
今日はレスト。みんなでアルル(Arles)へ観光です。今日も快晴で絶好の観光日和!
メンバー全員で我が家の車一台で出発、サン・レミ・ド・プロヴァンスとレ・ボーを抜けてドライブしたあとアルル入り。円形劇場、演劇場跡、サン・トロフィーム礼拝堂、ゴッホの跳ね橋を見物でした。


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※写真はCalanques(カランク)、Paroi des Toits(パロワ・デ・トワ)で。快晴、これぞ南仏!の風景です。でも、写真では日陰の左上のハング帯もこのあとすぐ日向に・・・



◆4/17(土曜日)
今日も朝は快晴。山は天気が不安定なので今日は南に降りてOrgon(オルゴン)へ。前回は絶望的に染み出していた岩はだいぶ乾いていた。天気も期待通り一日晴れ。
私はまたMonk(8a+)を2回トライ。前回よりはだいぶムーブが出来たが上部はホールドが湿気てて苦戦、長時間ハングドッグしてしまった。次にLe monde est fou(7c+/8a)を2回トライ。苦手パターンの前傾ボルダールートでこれも長時間ハングドッグ。激しく疲れた。(>オクサン、m(__)m)
オクサンとヒロセさんはLa jument de Fernand(6b+)をトライ。ヒロセさんはレッドポイント。オクサンはもう少し。
タカス(ダンナ)は昨日の疲れかBourinos(7a+)を落とせず、タカス(ユミコさん)はBenjamin bigoudi(6a+)をトライでした。
キャンプ場に戻って来たら小雨、洗濯物も濡れていた。山は天気が崩れたんですね。。。
キャンプ場でシャワーを浴びていたらシャワーバルブが壊れて、バルブからドバドバお湯がでて大変なことになってしまった。慌てて身体を拭いて出て、キャンプ場オーナーを呼んで一騒動・・・。
疲れた一日だった。


◆4/18(日曜日)
今日はレスト。みんな疲れが溜まっているので観光なし。今日はキャンプ場でのんびり、日向で読書したり、近くを散歩したり・・・。終日快晴で気持ち良い一日だった。
我が家は昼過ぎにキャンプ場の裏山のボリー村(石積み集落跡)へ行ってみた。管理人のソフィーさんは健在、日曜日で訪問客が多くて大忙し。展望ポイントで写真を撮ってキャンプ場へ帰宅。明るいうちからワインを飲んで夕ご飯。。。
こんな日もたまには良いですね。


◆4/19(月曜日)
今日も一日快晴。Venasque(ブナスク)に行ってきた。私は2年前の取りこぼし8a(+?)を3回トライ。すご~く長い前傾ルート、35メートル位?さほど難しいムーブはないがパンパンに疲れた最後5メートルが核心。レッドポイント出来ず。ボロボロに疲れた。来月からのピレネーに向けて、長いルートのトレーニングも必要ですね。。。
オクサンは今日は寝違えて首が痛くてレスト。ヒロセさんは7aが惜しいところでした。


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>フジさん
ペツルの最新カタログの表紙はジョント渓谷ですか?ジョント渓谷はタルン川の支流、日本でも有名なタルン渓谷の支渓谷ですが、壮大で美しい谷です。私の大好きなドライブルートです。凄い壁がいっぱい、奥の方には手付かずの壁も多数あり、開拓はまだ進行中です。最新のトポをネットで入手しているので、もし今回タルン渓谷に行くときは、ジョントにも行く予定です。(^0^)/

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※写真は4/17、Orgonで、アップ中のオクサン。判りにくい写真ですが上部中央に小さくオクサン、右下はビレイのヒロセさん。



◆4/15(木曜日)
今日は快晴、レスト、お楽しみの観光です。昼までキャンプ場でのんびりして出発、今日の目的地はポン・デュ・ガールです。ポン・デュ・ガールはローマ時代の水道橋。この地域で最も有名な観光地(世界遺産)です。ヒロセさんは初めて。我が家は何回目かですが、何度見に来ても素晴らしいです。ヒロセさんも写真好きなので、あちこちの写真ポイントで撮影しながら散策。なかなか楽しい観光でした。
戻り道、Bonnieuxが近づくにつれて雨。かなりひどい夕立。キャンプに着いた頃は止んだが晴れはせず、時々小雨。山地は天気が安定しないですね。


◆4/16(金曜日)
今日も朝は快晴、午前中はBonnieux(ボニュー)の朝市をみんなで見物。午後Buoux(ビユークス)へ。しかし岩場に着いた頃からまた雲が湧いてきて、時々小雨、時々晴れたり忙しい天気。。夕立18時過ぎに本格的に降り出し、大急ぎの撤退になった。
こんな天気のせいか私は体調イマイチで、アップ程度のルートを登って身体をほぐすだけで終了。
タカスさん(ダンナ)はOS Court(7b+)をトライ。タカス(ユミコ)さんとウチのオクサンはStyxでフェース修行、ヒロセさんはTCF(7a)をトライでした。
今日のBuouxはアメリカ人ばかり。どこのエリアも英語ばかりが飛び交っていた。


※写真はポン・デュ・ガールで。2000年前、ローマ時代の遺跡です。




◆4/12(月曜日)
今日は雨。レストだが天気が悪いので観光なし。つまらない・・・。(-_-;)
昼過ぎにAptへ買い物。途中、フランベ(いつものレストラン・ピザ屋)へ寄って今晩の予約。15時頃にキャンプ場に戻って図書室で暇つぶし。キャンプ場の奥の、以前は倉庫に使われていた古い建物が図書室に改装されて自由に利用できるようになっている。新オーナーに変わって一番良くなった点かな?こんな天気の時に便利です。
20時にみんなでフランベへ行って晩御飯。このレストランはコースメニューも美味しい(らしい)のだが、クライマー間では昔から「ピザが美味しい」と評判。今日もみんなで楽しく飲み食いでした。


◆4/13(火曜日)
昨夜は激しい冷え込みでテントがバリバリに凍った。朝起きたら快晴。
今日はBuoux(ビユークス)へ行ったが、着いた頃からモクモク雲が湧いてきてにわか雨。その後も時々晴れて暑かったり、曇って寒かったり雨が降ったり忙しい(?)天気だった。
今日もBuouxはクライマーで大賑わい。タカスさん(ダンナ)がTCF(7a)をオンサイトした。ヒロセさんは1本指ムーブの7aを果敢にリードトライ、ウチのオクサンはStyxでフェース修行。私は夕方いつもの課題Taboo(8a+)を試したが雨と冷気にメゲて敗退でした。


◆4/14(水曜日)
今日は晴れ。Volx(ヴォルクス)へ。13時に岩場到着したが暑いのでしばらく日向で昼寝、岩が日陰になってからスタート。
今日はタカスさん(ダンナ)はTraquenard(7a+)とCharles de Gaulle(7b)をレッドポイント。タカスさん(ユミコ)さんはHot Spot(6c)をレッドポイント。ヒロセさんはIndulgence(7a)をレッドポイント。我が家のオクサンはIndulgence(7a)をトライ、ムーブが出来るようになり上機嫌。。。私だけ成果なし(>_<) Theoreme(8a+)とGradiva(8a+)を試したが、ムーブが出来ず・・・でした。


※写真はBuoux、La Roseのエリアで。




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木村 三郎
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ひょっとしてプー?
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岩登り、旅
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ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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