プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
※6/22~6/24の日記です。
◆6/22(火曜日)
朝から雲のかけらも無い快晴。風も無い。すごく暑いが、数日間の寒さの影響か、日陰はまあまあ涼しかった。
今日もBuoux、TCFエリアに行った。オクサンがCamembert fergusson(6c+)をトライする日です。Buouxはとても静かで週末の混雑が嘘のよう。夕方に数組クライマーが来たが(なぜか全員非フランス人)、それまでは私達の貸し切りだった。オクサンは残念ながら、昨日の観光疲れか調子悪く、目的ルートをレッドポイント出来ず。私もMonsieur Propre(7b+)をトライしたが、トップアウトが精一杯だった。TCFのルートは厳しいです・・・。
プロヴァンスは観光に最適な季節に入って、Bonnieuxの街中は観光客だらけ。キャンプ場も大盛況。キャンプ場からの街と夕焼けの眺めはとても素晴らしく、夕焼けの時間になるとカメラを持ったキャンパーがうろうろしだす。なんだか微笑ましい風景だ。(私もその一人なのですが・・・)。
◆6/23(水曜日)
快晴。今日は久しぶりにVenasque(ブナスク)に行ってみた。途中でセナンク修道院に立ち寄り。写真撮影が目的だったが、肝心のラベンダーが何と3分咲き程度。6月上旬に来た2年前と変わらないのが残念だった。修道院の売店ではミュンヘンから来た日独家族にお会いして少しお話しした。
駐車場に戻る途中で、中国人団体ツアーに遭遇。畑の中に勝手に入って思い思いに派手なポーズを取りながら記念撮影している傍若無人な姿が、呆れるのを通り越して余りにも面白くて、周囲の失笑と、彼ら自身が撮影の対象になっていた。(余りにも面白いので私も数枚彼らの姿を撮影。)
Venasqueの岩場はサンピエールに行ったのだが・・・こんな時期だし平日だし、誰も居ないだろうと思ったら、意外にも2組いた。しかも1組はアレックス・ディュボックやジャン・マルク・トルシエ(!)などローカルクライマーの重鎮達! ビックリです。トルシエが作ったルートには今だにずいぶんお世話になっています(taboo等など)。まさかこんな場所でお会いするとは・・・(こんな岩場にも来るんですね)。トルシエが作ったルートを登るたびにウィットに富んだ意表をつくホールド・ムーブの数々にいつも感服しています。だいぶ年配になってますが元気に登っている姿を見れて嬉しかった。少しお話しして記念撮影させてもらった。。。
私は今日は、ここでのいつもの課題(長~い8a+?)をトライ。1回目はムーブ思い出しに手間取り、あと2手でフォール。2回目は本当に惜しくて、終了点ガバに届いたのに、200%パンプ状態で握れずロングフォールをしてしまった。(>_<) 3回目はボロボロで下部からテンション・・・残念です。2回目のトライで終了点に届きながら決めれなかったのは、今の自分の『ルートに対する気持ち』の足りなさの現れなのでしょう。また来期への宿題を残してしまいました。。。
オクサンは昨日の疲労が酷くて今日はお休み、私の専属ビレイヤーでした。
◆6/24(木曜日)
晴れ。雲も少し出てだいぶ蒸し暑い。今日はとうとう、今回の旅のクライミング最終日です!(>_<) 明日からはひたすら帰国の準備、長かったツアーですが終わりかと思うと、とても寂しい。。。(>_<)
最終日はやっぱりBuoux。今日はオクサンの日、仕掛かり中のCamembert fergusson(6c+)をトライ(このルートも昨日会ったトルシエのルートです)。・・・で、夕方、万全のシチュエーションで臨んだ1回目でレッドポイント。最終日も成果ありでゴキゲンのオクサンです。
私は、昨日の疲れが酷くてモチベーションも擦り切れ状態のため、オクサンのルートのヌンチャク掛けで終了でした。また次回を楽しみに、日本で日々鍛えて、パワーアップを目指して頑張ろう!
今、Luberon(リュベロン)山地-私達がいる地域-では「桜んぼ」の収穫が真っ盛りです。Bonnieuxのキャンプ場の下の集積・加工工場は朝早くから夜遅くまで大忙し。
ちなみにLuberon(リュベロン)の「桜んぼ」畑は、花の時期に、とくにLourmarin(ルールマラン)周辺などでアーモンド畑と誤解されていることが多いようですが、Luberon(リュベロン)で栽培されているのは殆ど「桜んぼ」です。
=====
※写真はJean-Marc Troussier(ジャン・マルク・トルシエ)と記念撮影。彼の手によるルートはBuouxやOrgonにも多いですが、特にChateauvertのメインエリアの大半は彼のルートなので、南仏を訪れる日本人には馴染みが深いはず。またBuouxのOS court周囲の当時物議を醸したルート開拓など、(是非は別にして)フランスのフリークライミングルートの性質を決定付けた一人とも言えるのでは?
前回お会いしたのは20年前、Orgonで。その時はピレネーの岩場についての情報を色々教えていただいた。今回もVentoux方面の新しいエリアの情報を教えてくれた。見た目はすっかり初老のオジサンですが、いつまでも元気に登っていて欲しいです。
◆6/22(火曜日)
朝から雲のかけらも無い快晴。風も無い。すごく暑いが、数日間の寒さの影響か、日陰はまあまあ涼しかった。
今日もBuoux、TCFエリアに行った。オクサンがCamembert fergusson(6c+)をトライする日です。Buouxはとても静かで週末の混雑が嘘のよう。夕方に数組クライマーが来たが(なぜか全員非フランス人)、それまでは私達の貸し切りだった。オクサンは残念ながら、昨日の観光疲れか調子悪く、目的ルートをレッドポイント出来ず。私もMonsieur Propre(7b+)をトライしたが、トップアウトが精一杯だった。TCFのルートは厳しいです・・・。
プロヴァンスは観光に最適な季節に入って、Bonnieuxの街中は観光客だらけ。キャンプ場も大盛況。キャンプ場からの街と夕焼けの眺めはとても素晴らしく、夕焼けの時間になるとカメラを持ったキャンパーがうろうろしだす。なんだか微笑ましい風景だ。(私もその一人なのですが・・・)。
◆6/23(水曜日)
快晴。今日は久しぶりにVenasque(ブナスク)に行ってみた。途中でセナンク修道院に立ち寄り。写真撮影が目的だったが、肝心のラベンダーが何と3分咲き程度。6月上旬に来た2年前と変わらないのが残念だった。修道院の売店ではミュンヘンから来た日独家族にお会いして少しお話しした。
駐車場に戻る途中で、中国人団体ツアーに遭遇。畑の中に勝手に入って思い思いに派手なポーズを取りながら記念撮影している傍若無人な姿が、呆れるのを通り越して余りにも面白くて、周囲の失笑と、彼ら自身が撮影の対象になっていた。(余りにも面白いので私も数枚彼らの姿を撮影。)
Venasqueの岩場はサンピエールに行ったのだが・・・こんな時期だし平日だし、誰も居ないだろうと思ったら、意外にも2組いた。しかも1組はアレックス・ディュボックやジャン・マルク・トルシエ(!)などローカルクライマーの重鎮達! ビックリです。トルシエが作ったルートには今だにずいぶんお世話になっています(taboo等など)。まさかこんな場所でお会いするとは・・・(こんな岩場にも来るんですね)。トルシエが作ったルートを登るたびにウィットに富んだ意表をつくホールド・ムーブの数々にいつも感服しています。だいぶ年配になってますが元気に登っている姿を見れて嬉しかった。少しお話しして記念撮影させてもらった。。。
私は今日は、ここでのいつもの課題(長~い8a+?)をトライ。1回目はムーブ思い出しに手間取り、あと2手でフォール。2回目は本当に惜しくて、終了点ガバに届いたのに、200%パンプ状態で握れずロングフォールをしてしまった。(>_<) 3回目はボロボロで下部からテンション・・・残念です。2回目のトライで終了点に届きながら決めれなかったのは、今の自分の『ルートに対する気持ち』の足りなさの現れなのでしょう。また来期への宿題を残してしまいました。。。
オクサンは昨日の疲労が酷くて今日はお休み、私の専属ビレイヤーでした。
◆6/24(木曜日)
晴れ。雲も少し出てだいぶ蒸し暑い。今日はとうとう、今回の旅のクライミング最終日です!(>_<) 明日からはひたすら帰国の準備、長かったツアーですが終わりかと思うと、とても寂しい。。。(>_<)
最終日はやっぱりBuoux。今日はオクサンの日、仕掛かり中のCamembert fergusson(6c+)をトライ(このルートも昨日会ったトルシエのルートです)。・・・で、夕方、万全のシチュエーションで臨んだ1回目でレッドポイント。最終日も成果ありでゴキゲンのオクサンです。
私は、昨日の疲れが酷くてモチベーションも擦り切れ状態のため、オクサンのルートのヌンチャク掛けで終了でした。また次回を楽しみに、日本で日々鍛えて、パワーアップを目指して頑張ろう!
今、Luberon(リュベロン)山地-私達がいる地域-では「桜んぼ」の収穫が真っ盛りです。Bonnieuxのキャンプ場の下の集積・加工工場は朝早くから夜遅くまで大忙し。
ちなみにLuberon(リュベロン)の「桜んぼ」畑は、花の時期に、とくにLourmarin(ルールマラン)周辺などでアーモンド畑と誤解されていることが多いようですが、Luberon(リュベロン)で栽培されているのは殆ど「桜んぼ」です。
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※写真はJean-Marc Troussier(ジャン・マルク・トルシエ)と記念撮影。彼の手によるルートはBuouxやOrgonにも多いですが、特にChateauvertのメインエリアの大半は彼のルートなので、南仏を訪れる日本人には馴染みが深いはず。またBuouxのOS court周囲の当時物議を醸したルート開拓など、(是非は別にして)フランスのフリークライミングルートの性質を決定付けた一人とも言えるのでは?
前回お会いしたのは20年前、Orgonで。その時はピレネーの岩場についての情報を色々教えていただいた。今回もVentoux方面の新しいエリアの情報を教えてくれた。見た目はすっかり初老のオジサンですが、いつまでも元気に登っていて欲しいです。
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プロフィール
HN:
木村 三郎
HP:
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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