◆5/16(日曜日)
今日は曇り時々晴れ。陽が射すと暖かいが、風があって気温も低く寒い一日。キリスト昇天祭が絡んだ連休は今日で終わり、賑わっていたキャンプ場は朝から撤収の音で騒がしい。今晩からは静かでちょっと淋しくなりそうです。
今日も岩場はCouyrac。13時頃に着いた。お馴染みのローカルクライマー達がお出迎え。もちろん少年も。今日も気の良い連中と賑やかに楽しくクライミングです。
少年は先日登ったAbacua(8a+)をビデオ撮影のため再登。このルート、私はトポを見て8aだと思っていたがトポが古くて、私がハマっている上部核心は後から追加されたパートで繋げて8a+だそうだ。本来の部分はグレードダウンして7c+。変な位置に下降用アンカーがあってヘンだと思っていたのですが納得。。。
少年といつも一緒のアフロ(ヘアー)君は苦労していたLe pataud basque(7b+)をレッドポイント。いつものイギリス人もLe pataud basque(7b+)をレッドポイント。
私は35mの6bと6aでアップの後、大人気ルートのQat(7b+)をフラッシュ。Passage a tabac(7c+)を2撃でした。Passage a tabac(7c+)は傾斜のきついパワフルルートでとても面白い。とくに最後に厳しいムーブが連発。核心が濡れていてギリギリだったが、ローカルクライマー達の大声援の中、登れて嬉しかった。。。 オクサンは昨日の観光の疲れか不調、アップだけで終了でした。 夕方、いつものローカルクライマー達と記念撮影。
◆5/17(月曜日)
曇り時々晴れ。Couyracで登るのは今日が最終日。さすがに連休明けで岩場は私達の貸し切り、今まで賑やかだったので、なんだか寂しくてイマイチやる気が出ない。昨日の疲れもかなり残っていて身体の節々と指の間接が痛い。クライミング可能な体調ではないようだ。
仕方ないので易しいルートを数本登って、グレード不明の新ルート(体感7c+~8a?)をハングドッグして終了。オクサンも35mの6aと短い6aを登って終了。二人とも気合いが入らない1日でした。
Couyracは今回が2回目だった。前回(2008年)は、立ち寄り程度の気分で3日程度登っただけ。岩場もいつも私達で貸し切りだった。今回も、期待していたAriegeが天候異常で一時避難のつもりで来た岩場だったが、ローカル達は気さくで賑やか、楽しいし、ルートもどれも面白い。まだ触っていない7b~7c+がたくさんあるし、8a+の宿題も出来たし・・・。またぜひ来たい岩場だ。
◆5/18(火曜日)
今日は快晴。8時頃から撤収を始めて10時半頃に完了、出発。
目的地はTarn(タルン)。St-Antoninからは遠くないので早い時間に到着するかと思ったが、途中工事中が何箇所かあり大きく廻り道させられて、買い出しも時間がかかり、いつものキャンプ場には17時頃に到着した。キャンプ場のおばちゃんは相変わらずユニークで面白い。
タルンは花粉がすごいのに閉口。くしゃみが連発。。。タカス夫妻にも2週間ぶりに再会。
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※写真はCouyracで、お馴染みのローカルクライマー達と記念撮影。いちばん右が『少年』です。
◆5/11(火曜日)
昨夜の雷雨は凄かった。2時間くらい雷が鳴りっぱなし+土砂降り、その後も明け方まで雨が降り続いた・・・。朝起きたら快晴。暖かい。この数日で一気に初夏の陽気に近づいているようだ。
今日はCapucinに行ってみた。行くのは初めて。道から見上げた感じでは非常に良さそうな壁、実際行ってみてもなかなか良い壁なのだが、何と言ってもアプローチが激烈に悪い。壁も夕方遅くまで日向で暑いし・・・ガッカリ。おとといの疲れと筋肉痛もまだ残っていてモチベーションも上がらず、簡単なルートを少し登って、昼寝をたくさんして本日終了。
◆5/12(水曜日)
今日は曇り時々晴れ。安心のCouyracへ行った。平日なので岩場貸し切りかと思っていたら15時頃にイギリス人2人組が来た。車で30分位の街に住んでいるらしい。
私は今日はAbacua(8a)をトライ。最後の核心はとても悪いが面白い。久しぶりに長時間ハングドッグしてしまった。
オクサンはLe memes restent en bas(6b)をレッドポイントでした。
◆5/13(木曜日)
TKYさん参加の日。10時過ぎにキャンプ場に到着。残念ながら天気は朝から小雨。時々強くなったりして、ほぼ一年中雨だった。
今日も岩場はCouyrac。12時過ぎに到着。雨の祭日なので岩場はローカルクライマーで大混雑かな?と思ったが、意外にも私達だけ。「さすがにこの雨では誰も来ないのかな?」と思い始めた15時頃にローカルが集まり始めて、あっという間に大盛況になった。
TKYさんは仕事明けでお疲れの中、Le pataud basque(7b+)とMr Cinqsup(7a)をトライ、染み出しに苦戦でした。
オクサンはCourt metrage(6b+)をトライ。三段ハングのパワフルルート。ムーブが出来て次回は狙えそうな感じです。
私は昨日かなり登って指皮が際どいので今日は簡単なルートを数回登って終了でした。
◆5/14(金曜日)
朝は快晴。しかし昼頃から雲が多くなり、時々晴れの曇りがちの一日だった。
岩場はもちろんCouyrac。昨日の雨で染み出しが進んでないか心配だったが、岩場に着いた頃には昨日よりかなり良くなっていて、主要なルートはほぼ問題なし。ありがたい岩場です。
今日は祭日明けなので私達3人で貸し切りか?と思ったら15時頃にフランス人が来た。若い男3人組だが、登っている時も登らない時も、ずっと大声で一日中話しっぱなし。昨日以上に岩場が声で溢れていた。。。
みんなでLe memes restent en bas(6b)でアップ。TKYさんはLe pataud basque(7b+)をトライ。4回目は惜しいところでレッドポイント出来ず持ち越し。また来れるといいですね。。。オクサンは仕掛かり中の三段ハングルート、Court metrage(6b+)を1回目でレッドポイント成功してご満悦。
私はAbacua(8a)をトライしたが、最後のムーブが今日は出来ず、(>_<)。2回トライで諦めて、TKYさんのLe pataud basque(7b+)に参加。こちらは何とかレッドポイント出来ました。
◆5/15(土曜日)
朝起きたらすごい快晴。でも残念ながらTKYさんはもう帰国。9時頃にキャンプ場出発を見送り。私達も当初は今日移動の予定だったがCouyracが面白いので3日延長を決めて、今日はBonaguil(ボナギル)城へ観光に行くことにした。
Bonaguil(ボナギル)城は中世の城塞建築の最高峰(?)と言われるお城。火器(大砲・銃)が戦争に積極的に使われ始める世代、それに対応した技術や、それを防衛に積極的に利用している構造など、非常に斬新なのだが、そのようなお城自体が既に時代遅れ? 実戦に使われることはなかった。現在では廃墟(一部復元?)。とても面白い城で、なかなかの観光地なのだが、残念ながら、近くのカステルノー城と比べて『見せる』工夫が少なくて残念だった。
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>olimariさん。
はじめまして! 南仏在住の日本人クライマーはたぶん初めて?どちらの街にお住まいですか?
私達は今はToulouseの少し北にいますが、来週にTarn渓谷に移動します。たぶん5月末まで。6月上旬はまたAriegeを考えてますが、6月中旬から25日までまたプロヴァンス(Bonnieux)に戻る予定です
予定が合いそうでしたらぜひ一緒に登りましょう。(^O^)/
当方への直接連絡は、ホームページ(プロヴァンス滞在記)のリンク集ページのいちばん下にメルアドが出ています(携帯に転送されます)。PCを持ってきてないので返信はSoftBank携帯のメルアドからになります。
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※写真はCourt metrage(6b+)をレッドポイントしてご満悦のオクサン。ルート取付で。ここから真上のハング3段をパワフルに越えて行く、このグレードでは通常は有り得ない好ルート(かなり辛いです)。
◆5/8(土曜日)
天気予報では晴れなのに明け方から雨。かなりブルーな気分になったが、昼前には止んで午後は雲が多いものの大まかには晴れ。だけど蒸し暑かった。
今日は久しぶりのクライミング、Couyracに行った。2年前の取りこぼし8aがあるエリア。今日は祭日の土曜日なので岩場はローカルクライマーで大盛況だった。
私はアップの後、Des pruneaux dans le tajine(8a)をトライ。ヌンチャク掛け(&ムーブ思い出し)で登り始めたらローカルの少年が色々とムーブを下から教えてくれた。下部核心は思い出す手間が省けて良かったが、上部の核心(私のハマリポイント)は、私のムーブと全く違うムーブを教えてくれた。どちらのムーブも出来る。全く違うタイプのムーブだが微妙に同程度で難しい。困ってしまったた・・・どっちでやるべきか・・・。(ノ゜O゜)ノ
降りてきたら、少年との会話で『フランス語がOK』とバレてしまったせいか、それまで遠巻きにしていたローカルクライマーが一斉に話しかけてきた。バカンスに日本旅行をした人もいて、会話が楽しかった。目的ルートは次のトライも失敗・持ち越しになったけど、拙いフランス語をいっぱい使ったし、久々の前傾・力いっぱいクライミングも満喫して楽しい一日だった。
オクサンは目的のOperation jupon(7a)をトライしたがムーブが一部出来ず、ザンネンでした。まっ、3週間ぶりのクライミング、リハビリですからね。地道に行きましょう。。。
◆5/9(日曜日)
今日の天気は、朝は雨だったが昼に止んで、午後は時々晴れ、夕方から時々激しく雨。予報を見る限りしばらくはこんな天気になりそうです。今日もCouyracに行った。この岩場は傾斜が強く、染み出しも少なく、雨がかなり降ってる最中でもOKなので安心。今日もローカルクライマーで大賑わいだった。
私はまたDes pruneaux dans le tajine(8a)をトライ。ヌンチャクを掛けながら狙いに行って、問題の上部核心の直前、「さて少年ムーブと私ムーブのどちらで行くか?」と悩みつつ、ふと下を見たら、ローカルの人達がみんな私を見ている。例の少年はなんとカメラを構えてこちらを見ている。(@_@) 少年ムーブは出だしがうろ覚えで、核心出だしでいきなり失敗して落ちたらみっともない。ここは確実に見せ場が出来るように私ムーブを選択して突っ込んでみた。際どかったが、ローカルの声援の中、何とかギリギリでレッドポイント成功。よかった。。。
次は7b+辺りのオンサイトを試そうかなと思ったが、どのルートもローカルクライマーで埋まっているので断念。明日も登る予定なので、空いてる簡単なルートを登って今日は終了にした。
オクサンはCourt metrage(6b+)をトライ。このグレードでは通常有り得ない前傾度、ハング越え3連発のパワールート。気に入ったようで楽しそうにトライ、もう少しの感じです。
◆5/10(月曜日)
快晴! 今日もクライミングに行く予定だったが、昨日・おとといのクライミングで二人とも筋肉痛がひどく断念・・・レストに変更、Moissac(モワサック)へ観光に行った。Moissacのサン・ピエール修道院の回廊と教会堂の南ポルタイユの彫刻は『中世彫刻の傑作』と言われていて中世美術を語る上で欠かせない。今までなかなか機会がなかっが、やっと行けて嬉しかった。(^O^)
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>うらのさん
報告ありがとうございます。うらさん・なかじ夫妻皆さんお元気そうで何よりです。スロベニアも楽しそうですね。私も次回か、その次あたりに行っみたいと思っています。こんど詳しく教えて下さいね。
フランス・スペイン方面は昨年秋からずっと天気が非常に悪いという事は知っていて(3月も雨ばかりだったらしいです)、覚悟していたのですが、4月は意外にも晴天ばかりで暖かくすっかり油断していました。先週の荒れ空にはビックリですが、差し引きで考えると今のところクライミング日数は2008年よりかなり良い感じです。不安定な天気はまだ暫く続きそうなので、雨でも可能なエリアが複数ある地域を選んでバカンスを続けます。(^O^)/
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※写真はCouyracエリア。前傾で染み出しが少なく、どのルートも終了点は抜け口の少し下に設定してあり、かなりの雨でもOK。貴重なエリアです。
◆5/5(水曜日)
昨晩はキャンプ場のオーナーの好意でモービルハウスで寝た。暖房・電気製品一通り揃っている快適な山小屋風の家。おかげで洗濯物が乾かせて、快適なベッドで熟睡。
今日は昨日よりはマシな天気、小雨時々曇り。日中気温もだいぶ上がって4~6度。(^_^;) 開き直って観光です。
まずはNiaux(ニオー)の洞窟に行ってみた。先史時代の洞窟壁画をナマで見られることで有名(ラスコーで見れるのはレプリカですね)。壁画の質も高いと評判。入場料:9.4ユーロ(1人)は高いか?と思ったが、1回20人以下で英語ガイドがみっちり・こってりと解説しまくり、所用時間も1時間半なので納得。とても面白かった。
続いてMontsegur(モンセギュール)の城跡に行こうと考えていたが疲れてしまい車の中でしばらく昼寝、Montsegur(モンセギュール)はやめて、昨日雪で見に行けなかった岩場を2ヶ所行ってみた。どちらも素晴らしい岩場。悩ましいことに、どちらの岩場でも何故かとても面白そうな8aが1本づつ濡れてなくてOKそうだが、他は見事に全滅だった。
◆5/6(木曜日)
昨日程度の小雨ならテントを撤収して移動しょうかと思っていたが、昨晩からまた激しい雨、朝も止まず。諦めて今日も観光・・・。昼過ぎに雨が止んで曇りに変わった。
開き直って今日はカタリ派の城巡り。カタリ派は、古い人はアルビジョア派なんて学校で習ったはずですが『カタリ派』が正しい。ちなみに時々混同されるヴァルドー派とは別物です。善悪二元論、菜食、禁欲、ローマ教会批判で知られる。矛先が変わった十字軍の徹底的な虐殺・略奪対象になったが、南仏文化の衰退・フランス王権の拡大を知る上で重要な歴史的事件です。そんなわけで、まずは何と言ってもMontsegur(モンセギュール)。カタリ派最後の砦で山奥・断崖絶壁の上にある。今回の旅で一番見に行きたかった場所なのだが・・・なんと積雪40cm(?)。さすがにこの雪の中を片道1時間半も歩けません。季節外れの大雪に降参です。(*_*) 下から切なく見上げて終了。次はRoquefixade(ロクフィサード)の城跡。ここも大雪で下から見上げて記念撮影でした。(>_<)
時間が余ったのでFoix(フォア)へ行ってFoix城のアクセス・写真ポイントの下調べをした。Foix城はカタリ派の城ではないが、歴史上・城郭建築上とても興味深いお城です。
◆5/7(金曜日)
今日は朝から久しぶりの青空。雲は多いものの青空がありがたい。でも今日は移動。昨日までの雨雪で岩場は期待できないのでね。。。キャンプ場の管理人に「やっと晴れたのに帰るの?」「せっかくの滞在が天気が悪くて申し訳ない」なんて言われたが(フランス人らしくない謙虚な発言が多い管理人です)、天気だけは仕方ない。セラビー(人生そんなもの)と言ったらウケていた。
キャンプ場を10時頃に出発して、週末なので街で3日分の買い出しをして、移動先はSaint-Antonin-Noble-Val(サン・タントナン・ノーブル・ヴァル)。16時頃にいつものキャンプ場に到着。明日も晴れ予報なので久しぶりにクライミング出来そうです。
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>風の音さん
コメントありがとうございます。
北海道もそろそろ良い季節ですね。今年の天気はいかがでしょうか?
天気ばかりは全くどうしようもないものではありますが・・・こちらも季節外れの大雪には参りました。4月は暖かくて良かったのですが・・・これも地球温暖化の影響でしょうか?アリエージュはひとまず撤退ですが、歴史観光上とても興味深い場所なので、また機会を狙っています。まだ残り2ヶ月近く、焦らず楽しんで帰ります。(^O^)/
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>まだむさん
コメントありがとう。荷物が無事届いて良かったです。メンバーみんなお元気ですか?マダムもお仕事頑張ってください。(^O^)/
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※写真はMontsegur(モンセギュール)で。積雪40cm! 後方遥か断崖の上がカタリ派最後の砦。この雪の中を1組のカップルが普通の靴で登って行った・・・。
◆5/2(日曜日)
天気予報は晴れだったのに明け方から雨。昼過ぎに止んで夕方からは晴れ間も出たが、クライミングには行かずにレストに変更。オクサンはようやく腰が良くなって登る気満々だったのですが、ザンネンでした。(^_^;)
午前中は絵葉書を書いたり、本読んだり・・・15時過ぎに観光へ。10年(?)ぶりにOppede-le-Vieux(オペード・ル・ヴィュー)へ行ってみた。Bonnieuxから近くて気持ちの良い場所だが、何故かなかなか行かない場所。駐車場は3ユーロだが管理人付きでとても安心。丘の上の教会は10年前は屋根も抜けていたのだが、修復がかなり進んでいて感心。でもそれ以上に感心したのは、観光客が多いのにも係わらず、10年前のイメージと(良い意味で)差異が無い。この10年(?)でプロヴァンスのあちこちが激しく観光地化してガッカリなことが多いのだが・・・観光客目当てのお土産物店やレストラン、ブティックが林立したり、城跡や廃墟に『安全の為』又は『保護の為』の立入禁止看板や冊が過剰に出来たり・・・。でも、ここは昔のまま。とても嬉しい。もっと青空が綺麗な日に写真を撮りにまた来てみたいな。。。
◆5/3(月曜日)
今日はピレネー・アリエージュ(Ariege)への移動日。天気は悪い。しかし天気予報ではフランス南部は東も西も今週いっぱい雨なので仕方ない・・・。
目的地はBonnieuxから300km西、Montgailhard(モンガイヤール)のキャンプ場。頑張って早起きして10時頃出発、16時半頃に到着した。撤収は雨に当たらずに済んだが、到着~設営は雨に当たってしまった。(>_<)
疲れたのでシャワー浴びてゴハン食べてすぐ寝た。
◆5/4(火曜日)
昨夜から激しくなった雨がひたすら絶え間なく・・・とうんざりしていたら、なんと、雪になった。(>_<) 大概の事は想定内だったのですが、これには正直ビックリ。とりあえず、先ずは買い出し。
午後から周辺に散在する各岩場の状態を確認に行ったのですが・・・ザンネンながら大量の雨でほぼ全滅、積雪で辿りつけない岩場も。。。
明日あさっても雨予報・・・早速、再移動のタイミングを検討開始です。
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※写真はAriege(アリエージュ)・Niaux(ニオー)の移動の近くで。雪!!!
◆4/29(木曜日)
快晴ですが今日もレスト。今日はヒロセさんをマルセイユ空港までお見送りです。11時頃出発、先ずは郵便局へ行って日本へ荷物を一箱送り返し。我が家の勤務先の人達へのお土産を送ってみたのですが、うまく税関を通って届いてくれるかな?
マルセイユ空港には13時頃に到着。チェックイン完了まで確認してヒロセさんとお別れ。
Bonnieuxへの帰りがてらブベレのデカトロンでクライミングシューズとオクサンのハーネスを購入。Pertuis(ペルチュイ)のイーペルUで買い出し、Saignon(セニョーン)に立ち寄って日本人がいるらしいレストラン(La Cuisine de Soko)を覗いて帰った。残念ながら営業していなかった。
◆4/30(金曜日)
ヘンな天気の一日。朝は晴れ間もあったが昼にはドンヨリ曇り、時々小雨。16時頃から快晴、日没頃はまた曇り・・・。
Buoux(ビユークス)に行ったが、天気のせいか体調イマイチ、モチベーションもあがらず、簡単なルートを沢山登って終了。今日の岩場はスロベニアの若いクライマー集団で盛り上がっていた。
オクサンは腰がまだ治らず。タカス(ダンナ)さんはOS Court(7b+)がもう少し。タカス(ユミコ)さんは6bを余裕のレッドポイントでした。
◆5/1(土曜日)
朝からドンヨリ曇り、時々雨の一日。
Orgon(オルゴン)の日。途中、Menerbes(メネルブ)に立ち寄って少し観光。Menerbesはすぐそばの村なのに10年以上ぶり。昔は田舎の素朴な村だったのに、すっかり観光地化されていて驚いた。『ブロバンスの12ヶ月』のせいですね。
岩場には13時過ぎに到着。アップのついでにLa Sieste a l'ombre(7a)をトップロープで試してみた。なかなか面白い好ルートですね、数字は辛いけど・・・。今日のお題はl'extreme gaucheのHold up(8a)。35mのとてもシビアなルート。ムーブを探りながら1回トライしたらぐったり・・・。2回目はトップロープで試したが、上部核心までノーテンで行けなかった。(>_<)
オクサンは今日も腰の不調で専属ビレイヤー。タカスさんはBourinos(7a+)をレッドポイントして、l'extreme gaucheへ参戦、Lesbians on ecstasy(7b/7b+)をトライでした。
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>タカヤさん。
お待ちしています。場所はAriege(アリエージュ)の岩場(Foixの南)で確定しそうです。キャンプ場は1.Loucateille、イマイチだったら、2.Du Lacで考えています。(^0^)/
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※写真はLesbians on ecstasy(7b/7b+)をトライ中のタカスさん。
◆4/25(日曜日)
快晴、絶好のクライミング日和。今日はBuoux(ビユークス)。日曜日なのでとても賑やかだった。台湾人の可愛らしい女の子もいた。マルセイユに1年間留学に来ているそうだ。マルセイユのクライマー達と少しお話し。5月に行こうと思っているアリエージュ(ピレネー)の岩場について少し教えてもらった。
今日のBuouxは日向は暑くてクライミングにならない。アップの後は夕方までお休み、岩が日陰になる夕方から再スタート。
我が家のオクサンは久しぶりのクライミング。ようやく課題のStyxのRecreativite(6b)をレッドポイントして上機嫌。ヒロセさんはTCF(7a)が、フランス人達の大声援の中、惜しいところで完登ならず。タカスさん(ダンナ)は珍しくお疲れで不調。タカス(ユミコ)さんはStyxの6bがもう少しでした。
◆4/26(月曜日)
今日も晴れ。久しぶりにOrgon(オルゴン)に行ってみたが、やっぱり状態イマイチ。染み出しはだいぶ引いてきたがハング帯はホールドはどれもヌルヌル。(>_<)
私はMarchand d'Histoire(8a+)を久しぶりに試したが、ホールドの湿気にメゲて敗退。オクサンは腰痛のぶりかえしで見学。ヒロセさんはPousse au Reve(6b)をレッドポイントのみで終了。みんなあまり冴えない一日でした。
Volxに行ったタカスさんはHueco(7b+)をレッドポイント!順調です。
◆4/27(火曜日)
快晴。Venasque(ブナスク)へ。今日はヒロセさんのクライミング最終日。Rousillon経由でいつもより遅い時間に岩場へ着いたが暑い。とりあえずアップして夕方までのんびり、夕方から本気トライ開始。
私は長~い8a+を2回トライ。2回目は終了点直前のホールドを掴み損ねてレッドポイント出来ず。一瞬の焦りが敗因、完登出来たパターンなので非常に悔しい。(>_<)
オクサンは腰痛が治らず見学。タカスさん(ダンナ)は7bをレッドポイント出来ず。タカス(ユミコ)さんは6c+がもう少し・・・。
そして今日の主人公・ヒロセさんは、Resistance(7a)を最後のトライでレッドポイント!有終の美!?ですね。
◆4/28(水曜日)
今日も晴れ。毎日晴れ続きで気持ち良い。
今日はレスト。明日帰国のヒロセさんは帰国準備。我が家も色々と雑用が多し。キャンプ場代の一次精算、日本へお土産を送る準備をしたり、警察へ行って車を壊された件(先日の車上狙い)の事件申告・証明をお願いしたり・・・。
15時過ぎにメンバーみんなでキャンプ場の裏山のボリー村(石積み集落跡)へ行ってみた。管理人のソフィーさんが先日わざわざキャンプ場まで挨拶に来てくれたのでお返しの訪問。入場料タダで見させて貰えた。
晩ご飯はみんなでBonnieuxの村のレストランへ、とても楽しいお食事でした。しかも今日はなんとヒロセさんのおごり。ご馳走様です。m(__)m
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※写真はオクサン。Buoux(ビユークスの)Recreativite(6b)をレッドポイントして下降中の記念撮影。
◆4/22(木曜日)
今日も晴れ。今日はBuoux(ビユークス)・・・ですが、体調がイマイチ。疲れが溜まってるのか、花粉症の薬(鼻スプレー)の影響か、身体が異常に怠くて力が出ない。岩場も今日はすごく暑くて湿気も多め、アップを念入りにしても調子が全く上がらず。アップだけで一日終わってしまった。(>_<)
オクサンもアプローチの歩きで腰を痛めてクライミング不可・・・。ヒロセさんも前回惜しかったTCF(7a)が登れず。
夕方、車に戻って来たら運転席のドアのカギがドリルで穴を空けられて壊されていた。車上狙いのしわざですね・・・。もはや恒例? ドア開けには失敗したようで、そのせいで運転席のドアキーが完全に壊れて外側から開かなくなってしまった・・・。まあ、ロック機能は生きているので、旅の終わりまでこれで通しますか・・・。
なんだか散々の日だった。
◆4/23(金曜日)
今日は曇り、時々小雨。湿度が高い。Venasque(ブナスク)に行ってトレーニング。
私はいつものすご~く長い8a+を2回トライ。やっぱり上部核心に入れず、どパンプ落ち。しかも1回目で前腕を完全に使い切ってしまい回復不可能、2回目はボロボロ。
オクサンは今日も腰が直らずビデオ(撮影)係。ヒロセさんは7aが惜しいところでした。
◆4/24(土曜日)
今日は晴れとは言い難い天気。陽は射すが曇り空。観光日、今日は我が家とヒロセさんでお城巡り。昼過ぎまでキャンプ場でくつろいで、先ず買い出し。15時頃に出発して、ルールマラン(Lourmarin)城へ。10年前に来た時よりすっかり観光地化していて驚いた。中世の装束の人達が色々な解説をしながらデモンストレーションをする志向はとても面白いが、しかし、ルールマラン城の外観はルネッサンス様式だし、内装・調度品も近世以後の物がほとんどなのでかなりミスマッチな気が・・・。
続いてアンスイ(Ansouis )城へ。かのデビィ夫人(TVでお馴染み)も暮らしていたお城。名家・サブラン公の一族が守り続けた由緒あるお城。他の『それらしく復元された』お城とは一線を画す、『中世から現在も引き続き使用されている』お城だ。見学出来ればとても面白いのだが、残念ながら公開時間外で見学出来なかった。住んでいるお城なので公開時間が短いのをすっかり忘れていた・・・(>_<)
そのまま帰るのはつまらないのでドライブがてらラ・トゥール・デーグ(La Tour d'Aigues)城へ。復元が少しづつ進んでいるのに感心。そのまま峠越えしてリュベロン山地北回りでキャンプ場へ帰宅した。
◆4/20(火曜日)
今日はカランク(Calanques)の日。目的の岩場は最も有名なシュジトン(Sugiton)のパロワ・デ・トワ(Paroi des Toits)。
ちなみに『Calanques』とはこの地域一帯の特徴的な海岸の名称で多くの入江があります。その入江の一つが『Sugiton』。綴り字のルール通りシュジトンと読みます。このSugitonに面したクライミングエリアは色々あって、壁の向きと立地でシーズンが違います・・・。
「えっ?この時期にParoi des Toits?」・・・と知ってる人はみんな思いますね。f^_^; そう。Paroi des Toitsは真冬向きの岩場で今は完全に季節外れなのですが、日本人が南仏クライミングで真っ先にイメージするのはまさしくこの岩場なので、南仏初めてのタカス夫妻とヒロセさんをガイド(?)して行ってみました。
天気も快晴。Calanquesの素晴らしい景観を全員で満喫。でもクライミングはやっぱり暑すぎましたね。f^_^; エリアは私達で貸し切り。
ヒロセさんはアップ1本で暑さ負け終了。タカス(ユミコ)さんもアップのみで終了。タカス(ダンナ)はいつも元気、Renatissimo(7a+)をレッドポイント、La Vraie Vie(7b+)を果敢にトライでした。我が家のオクサンは、寝違えた首がまだ直らず、周辺の散策を楽しんでいた。
私は、前回(10年前!)の取りこぼしルート、La Traversee du Desert(7c+)をトライ。日向カンカンでホットなホールドにめげそうになったが、何とか2回目でレッドポイント。
帰りのハイキングも美しい風景を満喫、夕日も綺麗で充実の一日でした。
◆4/21(水曜日)
今日はレスト。みんなでアルル(Arles)へ観光です。今日も快晴で絶好の観光日和!
メンバー全員で我が家の車一台で出発、サン・レミ・ド・プロヴァンスとレ・ボーを抜けてドライブしたあとアルル入り。円形劇場、演劇場跡、サン・トロフィーム礼拝堂、ゴッホの跳ね橋を見物でした。
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※写真はCalanques(カランク)、Paroi des Toits(パロワ・デ・トワ)で。快晴、これぞ南仏!の風景です。でも、写真では日陰の左上のハング帯もこのあとすぐ日向に・・・
今日も朝は快晴。山は天気が不安定なので今日は南に降りてOrgon(オルゴン)へ。前回は絶望的に染み出していた岩はだいぶ乾いていた。天気も期待通り一日晴れ。
私はまたMonk(8a+)を2回トライ。前回よりはだいぶムーブが出来たが上部はホールドが湿気てて苦戦、長時間ハングドッグしてしまった。次にLe monde est fou(7c+/8a)を2回トライ。苦手パターンの前傾ボルダールートでこれも長時間ハングドッグ。激しく疲れた。(>オクサン、m(__)m)
オクサンとヒロセさんはLa jument de Fernand(6b+)をトライ。ヒロセさんはレッドポイント。オクサンはもう少し。
タカス(ダンナ)は昨日の疲れかBourinos(7a+)を落とせず、タカス(ユミコさん)はBenjamin bigoudi(6a+)をトライでした。
キャンプ場に戻って来たら小雨、洗濯物も濡れていた。山は天気が崩れたんですね。。。
キャンプ場でシャワーを浴びていたらシャワーバルブが壊れて、バルブからドバドバお湯がでて大変なことになってしまった。慌てて身体を拭いて出て、キャンプ場オーナーを呼んで一騒動・・・。
疲れた一日だった。
◆4/18(日曜日)
今日はレスト。みんな疲れが溜まっているので観光なし。今日はキャンプ場でのんびり、日向で読書したり、近くを散歩したり・・・。終日快晴で気持ち良い一日だった。
我が家は昼過ぎにキャンプ場の裏山のボリー村(石積み集落跡)へ行ってみた。管理人のソフィーさんは健在、日曜日で訪問客が多くて大忙し。展望ポイントで写真を撮ってキャンプ場へ帰宅。明るいうちからワインを飲んで夕ご飯。。。
こんな日もたまには良いですね。
◆4/19(月曜日)
今日も一日快晴。Venasque(ブナスク)に行ってきた。私は2年前の取りこぼし8a(+?)を3回トライ。すご~く長い前傾ルート、35メートル位?さほど難しいムーブはないがパンパンに疲れた最後5メートルが核心。レッドポイント出来ず。ボロボロに疲れた。来月からのピレネーに向けて、長いルートのトレーニングも必要ですね。。。
オクサンは今日は寝違えて首が痛くてレスト。ヒロセさんは7aが惜しいところでした。
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>フジさん
ペツルの最新カタログの表紙はジョント渓谷ですか?ジョント渓谷はタルン川の支流、日本でも有名なタルン渓谷の支渓谷ですが、壮大で美しい谷です。私の大好きなドライブルートです。凄い壁がいっぱい、奥の方には手付かずの壁も多数あり、開拓はまだ進行中です。最新のトポをネットで入手しているので、もし今回タルン渓谷に行くときは、ジョントにも行く予定です。(^0^)/
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※写真は4/17、Orgonで、アップ中のオクサン。判りにくい写真ですが上部中央に小さくオクサン、右下はビレイのヒロセさん。
今日は快晴、レスト、お楽しみの観光です。昼までキャンプ場でのんびりして出発、今日の目的地はポン・デュ・ガールです。ポン・デュ・ガールはローマ時代の水道橋。この地域で最も有名な観光地(世界遺産)です。ヒロセさんは初めて。我が家は何回目かですが、何度見に来ても素晴らしいです。ヒロセさんも写真好きなので、あちこちの写真ポイントで撮影しながら散策。なかなか楽しい観光でした。
戻り道、Bonnieuxが近づくにつれて雨。かなりひどい夕立。キャンプに着いた頃は止んだが晴れはせず、時々小雨。山地は天気が安定しないですね。
◆4/16(金曜日)
今日も朝は快晴、午前中はBonnieux(ボニュー)の朝市をみんなで見物。午後Buoux(ビユークス)へ。しかし岩場に着いた頃からまた雲が湧いてきて、時々小雨、時々晴れたり忙しい天気。。夕立18時過ぎに本格的に降り出し、大急ぎの撤退になった。
こんな天気のせいか私は体調イマイチで、アップ程度のルートを登って身体をほぐすだけで終了。
タカスさん(ダンナ)はOS Court(7b+)をトライ。タカス(ユミコ)さんとウチのオクサンはStyxでフェース修行、ヒロセさんはTCF(7a)をトライでした。
今日のBuouxはアメリカ人ばかり。どこのエリアも英語ばかりが飛び交っていた。
※写真はポン・デュ・ガールで。2000年前、ローマ時代の遺跡です。
今日は雨。レストだが天気が悪いので観光なし。つまらない・・・。(-_-;)
昼過ぎにAptへ買い物。途中、フランベ(いつものレストラン・ピザ屋)へ寄って今晩の予約。15時頃にキャンプ場に戻って図書室で暇つぶし。キャンプ場の奥の、以前は倉庫に使われていた古い建物が図書室に改装されて自由に利用できるようになっている。新オーナーに変わって一番良くなった点かな?こんな天気の時に便利です。
20時にみんなでフランベへ行って晩御飯。このレストランはコースメニューも美味しい(らしい)のだが、クライマー間では昔から「ピザが美味しい」と評判。今日もみんなで楽しく飲み食いでした。
◆4/13(火曜日)
昨夜は激しい冷え込みでテントがバリバリに凍った。朝起きたら快晴。
今日はBuoux(ビユークス)へ行ったが、着いた頃からモクモク雲が湧いてきてにわか雨。その後も時々晴れて暑かったり、曇って寒かったり雨が降ったり忙しい(?)天気だった。
今日もBuouxはクライマーで大賑わい。タカスさん(ダンナ)がTCF(7a)をオンサイトした。ヒロセさんは1本指ムーブの7aを果敢にリードトライ、ウチのオクサンはStyxでフェース修行。私は夕方いつもの課題Taboo(8a+)を試したが雨と冷気にメゲて敗退でした。
◆4/14(水曜日)
今日は晴れ。Volx(ヴォルクス)へ。13時に岩場到着したが暑いのでしばらく日向で昼寝、岩が日陰になってからスタート。
今日はタカスさん(ダンナ)はTraquenard(7a+)とCharles de Gaulle(7b)をレッドポイント。タカスさん(ユミコ)さんはHot Spot(6c)をレッドポイント。ヒロセさんはIndulgence(7a)をレッドポイント。我が家のオクサンはIndulgence(7a)をトライ、ムーブが出来るようになり上機嫌。。。私だけ成果なし(>_<) Theoreme(8a+)とGradiva(8a+)を試したが、ムーブが出来ず・・・でした。
※写真はBuoux、La Roseのエリアで。
今日も天気予報では雨・・・。でもドンヨリ曇りのままで雨は降らず。
VenasqueかVolxなら十分登れそうな天気だが、しかしオクサンが風邪+疲労で体調が悪く、今日もレストに決定。一日TVを見たり昼寝したり・・・。
夕方、いつものスーパー(ルクレ)へ買い出し。明日からキャンプ生活なので、必要な道具を大量買い出しした。食器一式、鍋、タライ、バケツ、洗剤・・・etc。
買い物が終わって帰ろうとしたら、なんと、車のエンジンがかからない!キーを回すと一瞬イグニッションランプが点くが、すぐ消える。再度試すとイグニッションランプすら点かなかったり一瞬点いたり・・・冷や汗。。。いきなりバッテリ上がり?それにしてはランプの反応がおかしい!バッテリが壊れた?でもバッテリなんて壊れるものか?電装系統で故障か?などと色々考えてしまう。。。
「どうしようか?」と思いつつ、とりあえずエンジンルームを見てみたら絶句した!!バッテリの端子が浮き上がって完全に外れている!(@_@) まだ数100kmしか走っていない新車なのに!組み立て不良以外の何物でもないですね。しかも自分で固定しようとしてレンチを探したが、この車にはなんと車載工具が無い!タイヤ交換に最低限必要な道具しか付いていない・・・またまた絶句!
とりあえず、手でグリグリ端子を嵌め戻してエンジンはかかったが、でもまたすぐ外れるのは明白・・・「そうだ!いつものルノーガレージがすぐ近くにある!」
という訳で、過去に色々と(頭の痛い)思い出があるAptのルノーガレージへ突撃・・・。
メカニックの兄さんは笑いながら、しっかり締め付け直してくれたが、残念ながら、これで問題は終わらない。一度バッテリを抜いてしまうとカーステレオにセキュリティロックがかかってしまい使えなくなる(ラジオも聞けない)。そのロックを解除するのに10ユーロかかるらしい。「どうする?」と聞かれたが・・・。明白に納得いかない出費だが、『契約期間内の無償修理をするにはルノー・アシスタンスに事前連絡の上で』というルールがある、またもやルノー・アシスタンスと電話で闘わなくてはならない。ジトに早く帰りたいし、「10ユーロ払うから今やってくれ!」とお願いしてしまった。(-_-メ)
いつも必ず『何かがある』ユーロドライブですが・・・。このトラブルも旅が終わると良い思い出になるのでしょうね。f^_^;
追記:
タカス夫妻とヒロセさんはVenasqueでクライミング。前傾ガバのクライミングを満喫した様子です。
◆4/9(金曜日)
晴れ。今日はキャンプ場への移動日です。12時にマルセルがジトに来て精算。ついでにお互いの今後の予定など色々お話し。ジト代もだいぶサービスしてくれた。
マルセルと別れてすぐBonnieuxのキャンプ場入り。昼休み時間だったが受付してくれた。Bonnieuxのキャンプ場は町営キャンプだった頃と施設は同じだが、さすが個人が買い取っただけあって、あちこち丁寧に手が入れられている。新しいオーナーもまあまあ親切。でもマルセルが管理人の頃に慣れ親しんだ私にはちょっと複雑な気分だ。
テントを設営して、Aptへ買い出し、戻る途中にジュリアン橋に寄って記念撮影した。
◆4/10(土曜日)
晴れ。今日は激混みのBuouxは避けてSaint Leger du Ventouxへ。Aptからは1時間半、晴れの日はVentoux山もよく見えて、とても気持ち良いドライブコースです。途中の展望ポイントで記念撮影。
岩場には14時過ぎに到着。暑い。私の目当てのルートは残念ながら、フランス人グループがやっていてチャンスなし。週末だから仕方ないか・・・。暑いし、7a位までのルートを数本登って終了。
◆4/11(日曜日)
今日も晴れ。今日はOrgon(オルゴン)へ。11時過ぎにキャンプ場を出発、サン・シクスト礼拝堂に立ち寄り(観光)、岩場へ。
岩場は残念ながら染み出しがひどく、メインの前傾壁はほぼ全滅。短い7cが2本かろうじてOKな程度。オルゴンがこんなにひどい状態なのは初めて見た。天気がずっと悪かったことは聞いていたがここまでとは・・・。
アップの後、いつもの課題のMonk(8a+)をやってみたが全然ダメだった。
諦めて7cをトライ。一手芸のボルダールートで10年以上前にトライしてムーブが出来なくて、その後は敬遠していたルートだったが、今日試してみたらムーブが出来て、レッドポイントも完了。クライミング続けていれば進歩するものですね。グレードは別にしてとても嬉しいです。
今日は岩場にフランソワ・プチ(有名クライマー)も子連れで来ていた。簡単なルートをたくさん登っていた。
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>タカヤさん。
5月の件、了解です。天気次第で変動の可能性はありますが、とりあえずこちらの動向はこのブログを見て頂けたら・・・m(__)m
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※写真(↓)はサン・シクスト礼拝堂で記念撮影。
今日も晴れ。でも薄雲が多く快晴とまでは言えない天気。暖かい。
今日はVolx(ヴォルクス)へ、お楽しみの前傾壁です。
Volxまでの1時間弱の道は、広い美しい谷を走る、とても気持ちの良いドライブだが、道路拡張で古い並木がだいぶ減ってしまい、ちょっと残念。
岩場に14時頃に到着、まだ暑い。のんびり用意~アップして、岩が日陰になるのを待って本気トライ。
私は、まずはShaoshing(8a)から。10年前に一度トライ、出だしと最後の2ヶ所が核心だが、そんなに難しくはないとだけ記憶、しかしムーブは完全に忘れている。『とりあえずムーブ作りでハングドッグ』のつもりで始めたら、出だしのムーブが普通に出来てしまい、あとはホールド・ムーブを探りながら、ヌンチャクかけながらのレッドポイントになってしまった。自分もビックリ。ビックロックで集中トレーニングした成果かな?
次はGrotesque(8a+)をトライしたが、2本目クリップホールドが剥離して無くなっていて、全くムーブが出来ず、見込みもなし、諦めて敗退。今年の目標ルートの1つだったのですごくザンネンだ。
あとは7a+までのルートを登ってトレーニング。
タカス夫妻、ダンナ(シュウイチさん)はIndulgence(7a)を無難にレッドポイントのあと、Traquenard(7a+)をトライ~次回持ち越し。ユミさんは風邪気味で無理せず、Hot Spot(6c)をトップロープ。
ヒロセさんはIndulgence(7a)を果敢にリードトライ。ウチのオクサンは調子イマイチでIndulgence(7a)をトップロープトライでした。
クライミング終了は19時過ぎ、まだ明るい。だいぶ陽が伸びてきました。
◆4/7(水曜日)
天気は雲空に時々小雨。明日は予報では本降り。本当は今日登って明日レストが良いのだろうが、疲れているので今日はレスト。
▽まずはルクレ(いつものスーパー)で買い物。野菜を沢山買った。
▽Avignion(アヴィニョンのS・O・eScalade(クライミングショップ)へ買い物。80mロープ(10mm・130ユーロ)とチョークを購入。Gargantua(ガルガンチュア)のトポも発見、購入。
▽AvignionのDecathlonでサンダル、レジャーシートを購入。
▽早めにアパートに戻って晩御飯の仕込み・・・。
観光なし、雨の日のレストは買い物しかすること無くてつまらないです。
彡(-_-;)彡
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>フジさん。
いつもブログ見て頂いて、早速コメントも有り難うございます。(コメントも時々ですけどチェックしてますょ~。) フランスは日曜・祝日は店がみんな休みなので、買い物出来なくていつも困るんです。f^_^;
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>Yamaちゃん。
ご無沙汰です。(^0^)/
オヤジは中国で生徒と楽しくやってるようですね。Yamaちゃんもバドミントン楽しんでください。またお会いする日を楽しみにしています。
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※写真(↓)は、4/6、Volxで。Shaoshing(8a+)をレッドポイントするところ。
今日は雨。しかも昨晩は滝のような凄い雨だったので、登れるのはVolx(ヴォルクス)のルーフくらい?
TVの天気予報では明日・あさっては晴れなので、それを期待して今日はレストに決定。
▽まずはS・O・eScalade(クライミングショップ)へ。予想通り休みでした。日曜日だしね。しかし、Avignion(アヴィニョン)周辺の大型スーパーが休みなのは予想外。以前は日曜日も営業している店が幾つかあったのだが、ここにも不景気の影響か?
青空、いい天気になってきた!
▽Gargantua(ガルガンチュア)の岩場を下調べ。「Avignionの近くにすごいケーブがある8台が多数開かれている」と知ってとても興味があった場所。
ケーブは予想以上だったが、残念ながら染み出しでルートは全滅。とうぶんダメそう。
▽Orange(オランジュ)へ立ち寄り。ローマ時代の凱旋門の前でみんなで記念撮影。
▽Venasque(ブナスク)の岩場へ立ち寄り。状態を確定のため。ここはなんとかOK。クライマーで大盛況だった。
▽Gordes(ゴルド)へ立ち寄り。展望ポイントでみんなで記念撮影。
明日・あさっては快晴予報、クライミングが楽しみです。
◆4/5(月)
快晴!!!
Buoux(ビユークス)へ。しかし今日は『復活祭の次の月曜日』祝日で超大混雑。駐車スペースが見つからず何度も行ったり来たり・・・ようやく遠い場所だが停めれて岩場に行ったが、取付も大混雑。荷物の置き場に悩むくらい。言語も色々。イタリア人グループ、ドイツ人グループ、そして私達日本人グループ等、実に国際色豊か。
私は夕方に、やっぱり Taboo(8a+)をトライ。ドイツ人とルクセンブルク人が先にトライ中で順番待ちあり、彼らのムーブを観察したが、ルクセンブルク人は私とほぼ同じリーチなのに、終始ムーブが全く違う。終始、逆手でムーブを組んでいて、すごく驚いた。あんなムーブも出来るんだぁ?ビックリ。彼と少しお話し、日本の岩場について色々聞かれた。
オクサン、ヒロセさんは、TCFの6bとStyxの6bをトライ。タカス夫妻は、肩の調子がイマイチで6bまでのルートで様子見クライミング。
今日は、雲ひとつ無い快晴の中、気持ち良くクライミングができた。
■写真は4/4、Gargantua(ガルガンチュアの岩場で。すごいルーフだが、全面染み出しでガッカリ。
◆4/2(金)
朝の4時頃にParisに到着。7時過ぎのマルセイユ行きに乗り換え。ドンヨリ曇った空はプロヴァンスが近づくにつれて晴れに変わり、飛行機の窓からCavaillon(カバイヨン)の街やアルピーユ山脈、Orgon(オルゴン)が見下ろせて気分が盛り上がってきた。飛行機は出発30分送れを挽回して定刻でマルセイユ空港に到着。車を受け取り、12時過ぎにマルセルのジト(アパート)に着いた。
以前からマルセルに勧められていた彼のジト、アパートと言うよりは豪華な別荘です。林の中の広い敷地にプール、卓球台、ボリーを利用した倉庫には自転車が何台も(もちろん勝手に使ってOK)・・・。家の中は部屋数も十分、とてもセンス良く装飾されている。お値段高いはずですね。
普段は全く縁がない、こんな高級別荘に住んでみるのも たまには良いかな・・・?
晩ご飯はみんなで作って食べて、外がようやく真っ暗になった21時頃、時差で眠気に耐えられず就寝。
◆4/3(土)
朝7時に目が覚めたが、フランスは夏時間なのでまだ暗い。結局8時頃に起きてのんびり朝ゴハン、食後みんなで30分位ジョギング、11時頃にジトを出て、今日の岩場・Buoux(ビユークス)へ。天気は曇り、だいぶ寒い。こんな天気のせいか、土曜日なのにクライマーは少なめ。TCFエリアは私達の貸し切りだった。
私は今日は初日なので7aまでの簡単なルートを登った。タカス夫妻とヒロセさんもBuouxクライミングに感動の様子、なかなか良い1日でした。
※写真は、マルセルのジト(アパート)の前で。
もう日が変わって出発日(4/1)になってしまったが、ようやく荷造りが完了した。
忙しい1日だった。仕事は休みだったが、出発準備がなんだかんだと遅れていて、しかも用意しなければならない物もビミョウに忘れていたりして・・・。
・昨日(3/30)、仕事から帰って荷造りを始めたのだが・・・。
・深夜までかかって7割パッキング完了、しかし買い忘れが多くてそれ以上進められず。
-最近はセキュリティが厳しくて、機内持ち込み荷物には入れられない物が多い。
-なので受託手荷物になるべく押し込まなければならないが、でも制限は20kg。
-燃油サーチャージで3~4万円も追加で取るくせに、年々制限重量は少なくなる。
-航空会社さん、せこすぎです。。。
・今朝はパソコンのバックアップ、各種資料のプリントアウト。
・昼から散髪、そのあと買い物・・・。
・夕方からビックロックへ行って、出発前のトレーニング。。。
-ここ数日の飲み食いし放題のツケか、体が非常に重く辛かったが、
-21時ごろまで楽しく登った。
・家に戻ってからパッキングの続きとチェック・・・。
完了してようやく眠れます。
家を出るのは12時頃の予定です。
ビックロックは今週5回目。
我が家にしては珍しく早く12時ごろにビックロック入り、少し遅れて三村さんとilyaさんも登場。
三村さんには今日1日、私が作った課題でハマっていただきました。m(__)m
次回も懲りずにがんばって下さい(数字はあまりアテにしないでね)。
私は花粉症の飲み薬の副作用で夕方まで調子が出ず。18時過ぎてようやく体が動き始めた。 前回できなかったピカボル課題と、自分の新しい課題が完登出来た。
ところで・・・花粉症の飲み薬(抗ヒスタミン剤)。
私は日本ではあまり花粉症はひどくないのだが、ヨーロッパに行くとひどく症状が出る。
元々、フランスにいる時に発症したのだから仕方がないのだが、春の南仏は花粉がとにかく凄まじい。朝起きるとテントのシートや 車の表面が花粉で薄黄色くなるくらい・・・。
そんなわけで、花粉症対策は毎回の重要課題なのですが、今回は近くの病院で事情を話して薬を色々もらってみた。 点眼薬・点鼻薬、鼻が完全に詰まってしまった時の漢方薬、抗アレルギーの飲み薬(強・中・弱の3種類)。・・・で、一番問題なのが抗アレルギーの飲み薬。
昔、花粉症が最悪の状態になった時に、フランスの薬局で相談して 飲み薬をもらって飲んだことがあるが、その時も副作用がとにかく辛くて・・・。飲んだあとのあの体のだるさはどうにもツライ。アレルギーが弱まる以前に、副作用に耐えられない。。。まさに究極の選択、そのときは薬を止めた。
今回も病院の先生に相談して、テスト用に3種類もらってみた。アレロック、セチリジン、アレグラ。。。先生いわく、「よく利く薬は副作用が強いし、副作用が弱い薬は利きも弱い。あとは体質」・・・と。 まあ、妥当な回答ですね。。。
日中だるくなっては仕事に差し支えるので、夜に飲んで試してみた。
数日前に『強』を試したら即効で眠くなってダウン。昨夜は寝る前に『中』を試したのだが今日の昼まで沈没。朝一度は起きたが、眼底と後頭部・肩・脊髄が痺れて起き上がれず、また爆睡。。。昼前に風呂に入って何とか復帰してビックロックに行ったが、結局夕方まで体が思うように動かなかった。。。次は『弱』を試してどうか?ですが・・・。なんとなく飲み薬はやっぱりダメそうですね。。。私は薬に過敏なのか、それとも皆さんはあのだるさに耐えているのか・・・。(>_<)
明日から4連勤。水曜は仕切り直しで大沢ボルダー予定ですが、またも前日の予報がイマイチ。天気状況次第ですね。。。
何をやっても見事にダメ。
▼異常に寒い雨・雪ばかりで外岩に行けなくなった辺りからペースが乱れ始めて、
▼ついに風邪引き、直りかけたら別の風邪をまた引いて泥沼。
(職場内で風邪が大流行中なので仕方ないのだが・・・。)
▼2回目の風邪が治ったと思ったら、ひどく寝違えて左肩が激痛、数日リタイヤ。
▼仕事は、いまの業務に来てから最低の実績。
▼道を走ればスピード違反で捕まるし・・・
このスピード違反は非常に納得がいかない。
大きな交差点で右折待ちしていたのだが、直進信号が赤、右折信号が青になり、曲がろうとしたら、対向車が完全な信号無視で突っ込んできた。私の前の車はかろうじてかわして右折、その前で一度止まった信号無視車は私が出たらまた急発進、こちらは急ブレーキをかけて避けて、後続車に追突されないようにまた急発進して交差点を抜けてホッとしたまさにその時に計測されてスピード違反で捕まった。後続車も巻き添え。非常に広い道なのに制限速度はなぜか40km(!)。信号無視の車は警察に追われることもなく、なぜ私のほうが捕まる?? 制限速度に気付かなかった私の落ち度と言えばその通りだが、なんだかひどすぎる。。。(>_<)
今日は久しぶりにビックロックで少し登った。
まだ寝違えた肩が少し痛く、病み上がりで体の節々が痛いが、まあまあ楽しめた。
・北半球全域で異常気象だとか。
・プロバンスでは積雪
・ベルリンでは観測史上例を見ない日照時間の少なさとか、雪も異常に多くて大変らしい。
関東も寒い雨ばかり、たまに晴れれば暑かったり・・・。これでは体調維持はとても困難ですね。風邪もあちこちで大はやりだし。。。職場でも風邪が大流行だったが、2月下旬にとうとう私も引いてしまい、今月に入ってやっと直ってきたと思ったら今度はべつの風邪?またも体調最悪。。。オクサンも先週から風邪でダウンだし、どうもダメダメです。
フランスツアーまでもう1ヶ月無いのに・・・。はやく何とかしないといけないですね。。。
寒波のせいで外岩は寒いし、天気も不安定だしね。。。
おかげで週4~5回?ビックロックでボルダー三昧です。
ボルダーをやる合間に、2~3年間不調だった左肩を特に意識して、じっくりと負荷をかけながら動かして、原因箇所を探りながらリハビリ+筋トレ。4月のヨーロッパまでには なるべく良い状態に戻したい。。。
・・・で、昨日もそんな感じでビックロックから車で帰り途中の出来事。 交差点で停止後に右折しようとしたが、うっかり3速からシフトダウンし忘れてエンストしかかり、クラッチ切って1速に戻してアクセル踏んだらエンジン警告灯が点灯! 回転数が上がらず。 交差点の先で一時停止してエンジン再始動したら回転数は戻り、エンジン動作も異常なしだが、警告灯は点いたまま。 あ~ぁ、またですか・・・。
仕方がないので今朝、いつもの川原自動車さんに連絡して車を持込み。
ところが・・・持って行く途中も点いていたエンジン警告灯が、川原さんに見てもらった時点では消えていた・・・。 そういえば前にもこんなことがあったっけか。。。今回も結局、『センサーの誤動作でしょう。頻繁に点灯するようならログをクリアしましょうね。』で終わったのですが・・・。 毎度、お騒がせのバネット君です。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
最近、休みの日は夕方まで家にいることが多いので(ビックロックは夕方から)、ふだんなかなか出来ない調べごとを、たっぷり時間をかけてやっている。 フランスの、まだ行ったことがなくて気になっている岩場や、周囲のキャンプ場情報などなど・・・。 インターネットの普及のおかげで、ビックリするくらい、いろいろ分かります。驚きです。
●いつも行く地域にある石灰岩のケイブエリア。
最近存在を知って、『あんな場所にそんな岩があったの?』と驚きだったのですが、FFME(フランス山岳協会と訳して良いのかな?)のサイトで情報を確認、意外に大きな岩場らしい。星も付いている。アクセスを読んでも『あんなとこにそんな岩場があったっけ?』とやっぱり半信半疑。 で、そんなときはGoogle Map。もちろん航空写真付きで・・・。
該当場所を表示して思わず『おぉっ!』と声が出ました。こんな岩場があったんですか!しかも傾斜が緩かったら登っているクライマーまで見えるのでは?と思うほど、明快に岩場が表示された。。。
●ピレネー(フランス)の岩場。
Foix(フォア)のすこし南に前傾のエリアが多数開拓されていることは知っていた。でもなかなかまとまった情報が無かった。少し前のGrimper(フランスのクライミング雑誌)で特集もあったし、試しに調べてみると・・・なんと、この地域の詳細なトポがネット上から全て閲覧可能!それどころか、PDFでダウンロードできるようになっているではないですか・・・。早速、ダウンロードしてエリアトポ集を作成。。。
●キャンプ場はどうなんだろう?
行きたい岩場が出来たとき一番悩むのはキャンプ場。外すと痛いですからね。。。料金が高いキャンプ場が快適と言うわけではないですから。むしろ、高いキャンプ場はキャラバン向け・避暑向けが多く、私たちには不適なことが多い。行き当たりばったりの時は、現地でなかなか良いキャンプ場が見つからず、1日さまよってしまうこともあった。。。
今回もピレネーはどうもよく分からない。・・・で、そんな時もGoogle Map。行きたい岩場の最寄の街周辺を表示して(もちろん航空写真つき)、『地図を検索』のボックスに camping と入れて検索すると、周囲のキャンプ場が表示されます。詳細欄には、そのキャンプ場のWEBアドレスも出るので、そこへジャンプすれば料金・施設など調べ放題(!)。金額比較や、Google Mapを拡大して環境確認なども・・・。
便利な時代になったものですね。。。
今日は昼から買い物に出て、夕方からまたビックロック予定です。
今日・明日は連休。先週の段階では、1日目を日向で暖かい垂壁、2日目は二子山で予定していたのだが・・・明日(2日目)は雨予報 (-_-メ)。 ここしばらく天気が安定していたのに、何でピンポイントで雨が来るのか?
仕方ないので予定を変更して、1日目から二子山、2日目はビックロックで登ることにした。
朝5時に出発。激しい冷え込み、途中の朝焼けがきれいだった。
8時半頃に二子山の駐車場に到着、一番乗り。 広場に着くとまだ日陰だった。。。寒い!
しばらくして、埼玉のウッチーとMo木さんが登場。 ウッチーはいつもの『好色一代男』。 Mo木さんは『唐獅子牡丹』とウッチーのビレイ。 Mo木さんにお会いしたのは10年ぶり以上?20年ぶり?話が弾んで楽しかった。 みんなでウッチーに突っ込みを入れて、いじりまくり・・・笑いが絶えない一日だった。
高くのぼれ 5.10b ×2
アップ・・・の筈だったのに岩が冷た過ぎて、歩きのアプローチで暖まった体が逆に冷えてしまった。
クールダウン 5.10a
岩が冷た過ぎて・・・アップのはずが、なんだかクールダメージ状態。。。
寒くてどうにもならず、暖かくなるまで昼寝・・・。昼頃まで爆睡してしまった。。。
青い瞳のセリーヌ 5.12c
前回トライしたが、予想外にすぐ出来そうで気持ちが浮き足立ってしまったのか?持ち越しになってしまったルート。凡ミス(ムーブ忘れ)連発とタイミングの悪さ(ミスが無いときはビレイトラブル)がとても悔しくて、今日はこれをどうしても決めたくて、体調不良のオクサンにムリに付き合ってもらった・・・。 なので今日は絶対に決めなくてはならない。完全に得意パターンのルートなので出来ない要素はない、と思いつつも緊張の1回目・・・なんとかレッドポイントできました。ホッ。。。
怪人ダンス 5.13c
冷やかし(?)でトライ。1ピン目を越えるまでは何とかなるのですが、2ピン目前後の核心は・・・右ホールドを全く持てません。左ポケットの保持力が足りないですね・・・。2回トライして、『なんとなくこんな感じ?』とイメージだけ作成。。。
藤娘(5.12b)の核心部。
厳しいムーブ。ムーブの難易度だけなら、
『セリーヌ』よりだいぶ難しいのでは・・・?
ヌンチャクはIWA崎さんのもの。
昨年末に一緒にトライしたときは
すぐにも出来そうだったのですが・・・
ガンバ!・・・です。
15時頃、まだ早いですが今日は終了。明日のビックロックが楽しみなので・・・。
今日の岩場(弓状+広場)は私たち含めて、4組8人。 もっと混むかな?と思っていたが予想外に静かだった。
今日はまだ明るいうちから『武甲温泉』へ行ってみた。 ここは初めて。ホームページを見て、『露天風呂から武甲山が見えるのかな?』と期待して行ったのだが大外れで展望はほとんど無し、場所柄か仕事上がりの人達でごった返して混んでいるし、お湯もガッカリ・・・『これって温泉?』と悩む塩素臭。 ただの健康ランドですね・・・。
2日目は疲れて寝て過ごして・・・。
これで連休が終わるのも空しいので、3日目の今日は富さん号で二子山に行ってきた。
メンバーは我が家と、富さん、タカスさんの4人。 天気予報では『寒波が押し寄せて極めて寒くなる・・・』で心配していたが、着いてみると、おお外れのポカポカ陽気。そのまま終日晴れ。 前回来た時より岩も冷たくなく、とてもよいクライミング日和だった。 岩場は私たちの他には誰も来ず・・・完全貸し切り。静かで良い一日だった。
高くのぼれ 5.10b
アップ
クールダウン 5.10a
アップ
ビッグモモ 5.11c
アップ
青い瞳のセリーヌ 5.12c
前回、『藤娘(5.12b)』を登ってしまったので今日はやはりコレかな?・・・でも左肩が完全ではないので、肩の具合を伺いながら様子見トライ。。。数年前に触ったときは、まだ暑い時期で全然ダメだったが、今日1回目、出だしからテンションかけながらだがムーブは普通に出来た。やっぱり涼しいと全然違うんですね。。。感触上は今日にも出来そうな気配・・・。
でも、2回目・3回目・・・。意外に下部で引っかかり失敗。最後のトライは悪いクリップから次のランジも決まったがスリップ落ち・・・。次回の課題になってしまった。。。
青い瞳のセリーヌ 5.12c
簡単かと思ったが、
やっぱり甘くないですね。
クライミングのあとはみんなで『小鹿荘』へ。
長風呂したあと、蕎麦屋でゴハンを食べて帰宅した。
例年ならもっと遅く始めるのだが、今年は『こんなところにも?』と、ある意味、感心するような世界不況の影響(!)で早めに準備を進める必要に迫られた。 ・・・で、準備を始めるとだんだん現実感が出てきて『その気』になってくるのが不思議です。早く行きたいな・・・。
そんな中、Bonnieux(ボニュー)のマルセル(Marcel)からメールが来た。
彼は元町営キャンプ場の管理人。いまはキャンプ場は個人に売却されたので彼はジト(Gite)を経営している。彼に荷物も預けているし、今年はまず彼のジトに泊まろうと予定しています。楽しみだ。。。
マルセルのジトのURL(↓)です。写真がきれい。興味ある方はぜひご覧を・・・。
http://lepuitsdelaborie.com
今年のヨーロッパ・北米には大寒波が到来、今朝もイギリス全土が真っ白の衛星写真がTVで流れたが、南仏もご多分にもれず大雪のようで・・・。マルセルからのメールには写真が4枚添付されていてビックリです。珍しい写真ですね。Bonnieux雪景色も素敵です。 ↓↓↓
(Photo by Marcel TEYSSIER)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ところで・・・
先週の寒波以来、私は左肩が不調。 元々はもう4年前くらいから?不調を感じていて、前回のフランスツアーあたりから本格的に持病化している。なんとなく原因は察しているので、失ったものをどうやって違う方法で構築するか・・・試行錯誤を続けています。 先週・今週はビックロックで左肩回りの筋トレをメインに調整。。。出発までは減量と合わせてこのパターンが多くなりそうです。外岩の回数が減りそうなのが残念ですが、フランスで出来るだけ良い登りをしたいし・・・。ガマンですね。。。
02 | 2025/03 | 04 |
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本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。