昼頃、土(つち)仕事をした。 部屋の外にちょっとした土のスペースがあり、雑草除けと和みのために時々いろいろな草花のタネや球根を撒いている。 殆んどは根付かず、うまく育っても1~2年で雑草に負けて消滅をしてしまうのだが、何年も前に植えた通年性のクローバーのような球根がなかなか頑張っている。 所々にコロニーをつくって雑草に負けずに繁殖している。 草むしりのついでに、株分けをして庭(?)のあちこちに植え替えてあげた。
・・・が、あと30分位で作業が終わりそうなところで突然、土砂降りに・・・。 軒先で止むのをかなり待ったが止む気配なし。 軒先とは言え、すごい雨なのでビショビショになってしまった。
諦めてシャワーを浴びた頃にようやく止んで、残りの作業も完了。 一面に咲いてくれるかな? たのしみだ。
しばらく休んでビックロックに行った。 暑くないのは救いだが、すごい湿気でとても快適とはいえなかった。ま、仕方ないか。。。
(何年か前の写真:窓の外に花があると和みますよね。)
今日のビックロックはホールドが色鮮やかで(=ホールドが湿気てテカってる)、これまたすばらしいコンディション。 モチベーションも上がらず、マンガ本を読む合間にチョット登るだけで、9時頃に上がった。
大ちゃんとピロちゃんが元気に登っていた。 こんなコンディションでも楽しそうに登る彼らの姿を見ていて、こちらもちょっと元気がでたのが救いだった。
今日、市県民税の請求がやっと来た。。。そう・・・、いまごろなのです。
6月上旬に、『今年の請求は遅いなぁ、いつ来るんだろう?』と不思議に思っていたのですが、すっかり忘れてしまい、8月に『おかしい!もしかして・・・?』と思い出して、区役所に連絡したら案の定、『住民登録が無い』と言われてしまった。 昨年、ヨーロッパツアーに出かけた際に海外転出届をして、帰国後は翌日から仕事で猛烈に忙しかったため、転入届をすっかり忘れていたのです・・・。 慌ててオクサンに転入届に行って貰いました。
今年の市県民税は高い!と職場でよく話題になっていたが、低所得者層の我が家にはそれほどでもなかった。
来週は久しぶりの3連休。 晴れるといいな。。。
エンジン警告灯が点灯した原因は、コード解析結果から、排ガス温度センサーが高温度を検知したためと判明したとのこと。 峠道をエンジンブレーキで降りていた時にランプが点いたので、エンジンが高回転になったためでは?との話しだった。 コンピューターの記憶解除をしてもらった。
でも、エンジンが高回転になっても高回転時の噴射をしているわけではないだろうから、エンジンブレーキで排気温が上がるというのもなんだか・・・。3速下降でそんなに回転が高かった記憶もないし・・・。不完全燃焼でも起こしていたのだろうか? なんだか結局、原因はよく判らず。 ま、様子見ですね。
車を受け取って、その足でビックロックへ行った。 2時間弱のクライミング。今日で4日目、さすがに疲れが溜まってて、あまり登れなかった。
せっかくの休みなので、早く行って早めに上がろうと思ったのだが、起きたのが遅く、買い物へ行ったりもしてビックロックへ着いたのは4時頃。 しかも着くなり空腹に負けて弁当を腹いっぱい食べてしまい、即、昼寝。 登り始めは結局いつもと同じ7時頃になってしまった。
今日は8月最後の日にしては涼しいが、湿気が多くあまり快適ではなかった。 けど、まあまあ楽しめた。
明日は休み。
またカサメリに行こうと思っていたのだが、天気予報が良くないし、ここ数日の雨でコンディションも悪そうだし、なんだか気が進まない・・・。 ならば、と急遽、バネット(SKF2V)を点検に出すことにした。 エンジン警告灯はその後も点くことはなく、エンジンの調子も異常は全く感じられないのだがやっぱり気になるし、遠出した時にトラブルを起こされては困るしね・・・。
仕事を18:00できっかり終わらせ、前の車(カルタス)の時からお世話になっている近くの修理屋さんへ直行。 状況を説明して、代車を受け取り、そのままでビックロックへ。 代車は日産アベニール。 前後が長いので車両間隔をつかみにくい。ワゴンに慣れてしまった自分にはとても運転しにくい。 もっと小さな軽でも良かったのになぁ。。。まぁ、代車を借りれるだけ大変有り難いので文句は言えないが。。。我が家は車が無いと何も出来ないし・・・。
今日のビックロックは木曜の割には空いていた。
1ヶ月間苦しんだ風邪も、先週悪化して寝込んだのを最後にだいぶ良くなった。 でもおかげで体調はボロボロ。 まともに登れるのかちょっと不安だった。
今回は前日の仕事が21時までだったので家には戻らずに会社からそのまま出発。 今回は瑞牆湖ではなくて植樹祭の駐車場まで行った。 着いたのは24時過ぎ。 朝は9時にようやく起き、岩場に着いたのは11時過ぎ。 岩場に着いたらビックロックでお馴染みのTさん夫妻にあった。
名前不明 5.10b
いきなり出だしが核心? 3本目までがやけに悪かった。そこから先はなかなか快適なルート。
医者の娘 5.12ab
前回の取りこぼしルート。 ヌンチャクをかけながらレッドポイント。
ギャラクシィ 5.12a
細かい。。。トライしていてイヤになってしまった。指の皮と靴底の無駄遣い状態。。 この傾斜で12aだからまあ、こんなもんなのか・・・。 特に上部の核心はまるで出来そうになかった。 とりあえず上まで行ってそそくさと回収。。。
マスター・オブ・ザ・ゲーム 5.12b
クライミングを始めて20ン年?で初めてのロープ手繰り落ちをしてしまった。 トラバースの後のクリップできわどいバランスでロープをかける直前にバランスを崩してしまった。上の方だからよかったが、下部でやったらグランドフォールする墜落距離だ。気をつけないと・・・。
このルート、トラバースまで面白かったのだが、核心はやっぱりこれか・・・。ギャラクシィをトライした後だったのでちょっとガッカリ。 この天気(小雨)の中では私には無理そう。。。とりあえず上まで行って回収。
今日は天気予報では午後50%の降水確率。その予報どおり小雨交じりの中でのクライミングで細かいホールドのルートをやるにはかなりツラかったが、でもまあ、とにかく一日登れてよかった。 昼寝も出来たし、仕事のストレスもだいぶ解消できた。
植樹祭の駐車場で今日も兼原夫妻にあった。
ここに来るといつもお会いするような気がするのは気のせい??
増富温泉に行く途中、車の『エンジン制御異常』のアラームが出た。 温泉に1時間浸かった後、駐車場でシートを開けてエンジンを見たが目視上は判らず、液漏れも無い様子。 とりあえずは様子を見ながら走ったが、甲府で食事のあとにエンジンをかけたらアラームが消えていた。その後もアラームは出ず。一体なんだったんだろう・・・??
小川山2日目。キャンプ場は大混雑。のんびり片づけをして、岩場へ出かけた。
ソラマメハング 5.10d
このグレードにしてはなかなか面白いと思う。 適度に力を使うのでアップにもちょうど良い。
働け!ロッククライマー 5.12b
昨日ムーブを確認してあるので今日はヌンチャクを掛けながらレッドポイント完了。狙いに行くと最後の乗り込みが核心かな?と思ったが、意外にすんなり。 まっ、ムーブが分ればね。
デリウス 5.13a
このルートは何年前か忘れたが1回だけトライしたことがある。 そのときは核心が出来なかったのだが、今回は出来た。判ればそんなに難しいムーブではない。 むしろ、このムーブならその頃も出来なかった筈はないと思うのだが、なぜか発想できなかった。 ホールドの並びで『これしかない』って、いつでも気付きそうなものなのにね・・・クライミングってつくづく面白い。
今日のトライも1回だけ。ムーブは問題ないので次回はレッドポイントできるでしょう(たぶん)。 それより今日は早めにあがって温泉に行かないとね。。
キャンプ場に戻ったら、山岳ガイドの広瀬さんにお会いした。水場に行く途中ではKOMAちゃんにあった。山荘の前ではウッチーと大岩純一さんにあった。週末はさすがにあちこちで知り合いに会うなぁ・・・。
帰り道、今日もまた増富温泉で長風呂したが、ここでは杉野さんにもお会いした。杉野さんは今日は瑞牆で登っていたとのお話し。明日は小川山とか。。。
前日は仕事が遅番で家に帰ったのが21:40頃。大急ぎで支度して出発、深夜1時過ぎに瑞牆湖の駐車場に到着。 ここで寝て、朝、ナナーズで買出ししてから廻り目平キャンプ場入り。ナナーズで空腹に襲われてカツ丼弁当を買って食べてしまった。 登る前なのに・・・。 キャンプ場でテントを張って一休みして、昼過ぎにクライミングにでかけた。
ノイズイノ 5.10b
今日の目的のルートは2つあったがどちらも見つけられず、さんざん迷ってこのルートの前にたどり着いた。せっかくだからと、休憩かねてアップで登った。 直後に、風邪がぶり返したのか?弁当が重かったのか?気持ちが悪くなり岩場の下で暫く横になって寝てしまった。
働け!ロッククライマー 5.12b
目的のルートの1つ、やっと発見。 ビックロックで誰かが『このルートは難しい』と話していたので興味が湧いたのだが、見た目も面白そう。。。お風呂の時間が近いので、とりあえず1回だけのトライ。 ムーブもなかなか面白かった。
まだ明るいうちにお風呂に入り、晩御飯の準備。 今晩は焼肉です。
・・・に今日も行ってきた。 昨夜発で、また瑞牆湖の駐車場泊まり。 風邪はだいぶ良くなったが、まだ咳が止まらない。 咳止めを飲んでいて、薬が効いているときはだいぶ楽なのだが・・・。なかなか治ってくれない。。。
今日は一日曇りがちで湿気が多かった。でも涼しいのが救い。。 この時期、他の岩場ではこれだけの涼しさは期待できないし・・・。 多少の湿気はガマンしなければ。
ちちくりマンボウ 5.10c
まずは前回行けなかったオランジュ岩へ。でも行ってガッカリ。もっと傾斜があるのかと思ってました。f^_^; トポの記述と絵ではなかなかわからないですね。 でもとりあえず来た以上は・・・と、このルートでアップ。 やたら長くて足が疲れた。60mロープで折り返しぎりぎりだった。
ナイト・ディジィ・ダンス 5.12b
アップの後、奥の岩場を散策して見切りをつけ、この岩場に移動。 ムーラン・ド・ラ・ギャレット(5.12a)と勘違いしてこのルートをトライした。 登りながら、『トポの記述とピンの数がかなり違うし、右のルートの本数が合わないし、ヘンだなあ・・・』と思っていたが、降りてきて左上を何気なく見たら、なんとルートが見えるではないか・・・! ここでようやく間違っていたことに気付きました。 でも当初のお目当てのムーラン・ド・ラ・ギャレットよりこちらの方が面白そうなのでとりあえず結果オーライかな・・・?
トライは1回、ムーブを作っただけ。終了点手前のフレークが染み出しで濡れてて怖かった。
このエリアは取り付きへの足場があまり良くないし、オクサン向けのルートが無いのが難点か。。。
医者の娘 5.12ab
前回、下の11aでやめてしまったので今日は上まで。 どスラブか?と思っていたがやってみたらそうではなかった。なかなか良い感じのルート。 ナイト・ディジィ・ダンスよりはだいぶ易しいように感じる。 1回目でムーブを作って2回目で狙いに行ったが、不覚にもムーブを間違えてフォール。もっとちゃんと確認しておけばよかった。。。時間切れで本日終了。
岩場散策で歩き疲れた一日だった。昼寝が出来ず、残念。
植樹祭の駐車場に戻ったら、今日も兼原夫妻にお会いした。 兼原さんたちは今日はカンマンボロンを登ってたそう・・・。マルチピッチもやるんですね。。。
帰りにまた増富温泉で長風呂した。
昨日の夜に出発してカサメリ沢に行ってきた。 風邪は全然治っていない。 ゲホゲホと咳をしながらのお出かけ。。。泊まりは瑞牆湖の駐車場。 着いたときは雨が降っていたが、朝には快晴になっていた。
私はカサメリ沢は初めて。 体調も最悪だし、初めての岩場だし、様子見というつもりで出かけたのだが、岩場のコンディションはもっと悪かった。 渡渉は大変だし、岩はビショビショ。あちこちが滝になっている。オランジュ岩に行きたかったのだが、すごい増水で沢を渡れず・・・あきらめて手前の岩で登ることにした。
金のわらじ 5.11d/12a
濡れてなさそうなルートはこれしかなかったので、まずここから。 アップなしではやっぱり辛かった。 ヌンチャク掛けながらもオンサイトはなんとか出来たが、手がパンパンになってしまった。 特に終了点直前が意味不明で終了点への這い上がり方がわからず、ここで落ちるのはあまりにもバカバカしいので粘ってしまった。
漁師の娘 5.11ab
1時間ぐらい昼寝した後に、医者の娘(5.12ab)をトライするつもりで取り付いたのだが、メゲてしまった。 疲れが全然取れてなくて11aの部分で精一杯。上を見たらどう考えてもドスラブっぽいし・・・。もう今日は終了。。
植樹祭の駐車場に戻ったら、兼原夫妻に会った。南仏・アプトのスーパーマーケットでばったりお会いして以来。失礼ながら名前を聞いてしまいました(ゴメンナサイ)。 おかげでやっと名前と顔が一致しました。
今日は、増富の湯に1時間浸かって帰った。
・・・をひいてしまった。
ここ数年、風邪にはかからなかったのに、なぜかこんな時期に、しかも突然・・・。 おかげで昨日はせっかくの休みだったのに、ビックロックにも行けずに家で寝込んでしまった。
今日もまだかなり咽喉が痛いが、仕事を休んでは来年の資金稼ぎが出来ないのでとりあえず出勤。 業務後にはビックロックにも行ってしまった。
今日のビックロックは金曜とは思えない、平日の常連メンバー勢ぞろい。 賑やかだった。 みんなほぼ毎日登っているみたい。 強いなあ。。。見習わなくては。
昨夜出発。が、観音峠手前からすごい濃霧と雨。岩場の駐車場で寝たのだが、雨は一晩中降っていたようだ。
朝には止んで、予報どおり一日曇りだったが風が吹かず・・・。濡れた岩が乾かず、コンディション最悪だった。気圧のせいか、体調も悪く、岩場で1時間ちょっと爆睡してしまった。
レラ 5.12c
一本目を越えるところのムーブが全く出来ず。ここは12aの核心?湿気ている分を差し引いてもまるで出来る気がしない。。。12aから分かれた上部は岩の表面がボロボロ壊れて怖かった。1回のみトライ。
アフリカ象がすき 5.12a
夕方1回トライ。 RPは次回の楽しみに。WEBの解説では「現在はカンテの右側を登っている」とあるが、右手をカンテの右側にも出しているという意味??カンテの右側を登るなんて出来るの?ホールドを追いかけて登るとどうしてもカンテの左側を登るようになるのだが・・・。
登り終わり帰ろうとしたら、なんと、自分たちがいた間に林道が通行止めになってしまっていた。引き返して反対側から木賊峠経由で戻ったが、ダンプが大量に通ったせいで林道が激しく掘れていて大変だった。車の底を何回か擦ってしまった。
今日も、山宮温泉に浸かって帰った。
今日は仕事が終わってからビックロックへ。木曜日に行くのは久しぶり。すごく混んでいた。
スペイン・フランスへの3ヶ月間クライミングツアーから帰国したばかりのN夫婦にも会った。今年のスペインは雨が多くて大変だったそう・・・。いろいろ話し込んでしまった。ロト渓谷の岩場にも行ったそうで、今度詳しく教えてもらわなくては・・・。あの地域は観光上も面白い街が多くて興味深いです。
・・・を作ってみた。もちろん仕事用ではなくてプライベート用です。出先で知り合いに会った時にHPのアドレスを伝えるのにいつも苦労していたのですがこれで解消??出来上がってみると、我ながら、なかなかの出来映え。人に見せるのがちょっと楽しみです。
この一年、仕事が忙しすぎて原稿を作る余裕なし。修正したい点もいっぱいあるのだが・・・。
今週からは、念願の降格が叶ってようやく平和な仕事にもどったし。。。まだ慣れないのでイマイチだが、余裕が出来たら一つ一つ、溜まったプライベート仕事を片付けて行こう。
矢部さん・・・細い。ちょっとびっくりでした。
スモーキーマウンテン 5.12bをRPした。
先週トライしたときは、時々小雨が降る中でコンディション最悪、とても難しく感じたのだが、今日はあっさり?登れた。ヌンチャク掛け合わせて通算4回目。右手がどパンプした。
そのあと、「風になれ」を触ってみたが、この時期・湿度でこのルートは明らかに季節外れ?秋以降の課題ですね。
岩場で1時間ぐらい昼寝をしてしまった。岩場での昼寝はなんであんなに気持ちいいのだろう?熟睡してしまった。
オクサンも今日は「シルキー」をRP。久々の成果でご機嫌です。
帰りは山宮温泉に浸かって、ついでにゴハンも食べた。
◆昨年秋からの我が家の課題・・・、それは、なるべく外岩で登ること。
私はこの12~13年間、日本の岩場では登っていなかった・・・、と言うと語弊があるかな・・・?。まじめに登っていなかったというべきか・・・? 秋~春にオクサンの付き合いで湯河原幕岩にはよく行っていたが、私の目的はもっぱら昼寝。 年に1~2回、思い出したように鳳来や奥多摩に登りに行くことはあったが、難しいルートを根詰めて登ることはほとんど無かった。『それではいけない、グレードが停滞している1つの原因だ・・・』とは常々思っていたのだが、なかなか昔のように岩場通いする気持ちが起きない。
外に行かなくなった最大の原因は、岩場の混雑と往復の渋滞。 海外でのクライミングに慣れてしまうと日本の岩場の順番待ちは異常にしか感じられない。往復の渋滞も苦痛以外の何物でもない。 それでも気の会う仲間たちと一緒に岩場へ通っていた頃はまだ楽しさの方が勝っていたが、その仲間たちも子供が出来たりクライミングから離れたりで外岩には出られなくなってしまった・・・。自然と、私も岩場から離れてしまった。
2番目の理由は早起きが苦手なこと。早朝出発の計画を実行できたことは稀にしかない。 なので前夜出発が望ましいが、それはそれで、夜中に現地でテントを張って、朝の回収も面倒。 雨が降ったら・・・と思うと憂鬱だし・・・。
3番目は、毎週末に岩場通いをしていた頃に大量のルートを登っていて、残ったルートへのモチベーションが湧くか不安だったこと。
1番目の理由は、夫婦共にシフト休みの職場になって平日休みが主体になったことで解決。 2番目も、交通事故で車をワゴン車に買い換え、中にベッドをこしらえたことで前夜発の車中泊が気軽に出来るようになり、図らずしも解決。 3番目は・・・昔の取りこぼしルートがあるし、10年の間に新しく出来た岩場・ハードルートが多数ある。
条件は整ったし、やっぱり外で登らなければならない・・・。
というわけで、昨年秋から休みの日はなるべく外で登るように心がけることにした。
このブログは、それにあわせて始めたかったのだが、仕事が強烈に忙しかったのと、他事情が重なりなかなか開始できず。 6月末にようやく仕事で念願の降格が決まって楽になり、ブログを始めることができました。。。
以下は、昨年秋からこのブログが始まるまでに完登した5.12以上のルートの記録です。
◆彦根芹谷屏風岩 (2006年10月末頃)
・デッドライン 5.12c
十数年前に一度トライ。その頃は5.13aとグレードされていたように思う。当時の感触でも13aは甘すぎだと思っていたが12cならまあまあ妥当か・・・(12bでもよい気がする)。 でもグレードはさておき、内容は素晴らしい。 好ルートなのにレッドポイントし忘れていたことを思い出し、このルートを登るために芹谷を訪問。予想外に暑く苦労したが4回目でレッドポイントできた。
・猿(マシラ) 5.12a
人が登っているのをみて面白そうだったのでトライ。 核心は出だしだけかと思ったら意外にその後のムーブの切り返しも悪い。 オンサイトできず。 2回目でレッドポイント。
◆金毘羅岩 (2006年12月頃)
・ハプスブルグ 5.12c
トポの記述が古くてルートがよく判らず、5.10bと間違えて取り付いた。テンションしてしまい、『やけに悪いなぁ・・・』とボヤいていたら、居合わせたクライマーが12cだと教えてくれた。 モンスターパニックをやるのが目的のアップのつもりだったのだが、やりかけてしまったので完登をめざす。 日をまたいで計3回で完登。
・モンスターパニック 5.12b
オンサイト。日本の12ルートはムーブがわかり難くてオンサイトしにくいのが多いのだが、このルートは明快。 久しぶりに快適にオンサイト出来た。
・メリーゴーランド 5.12a
他のクライマーがやっているのをみて面白そうだったのでトライ。ムーブを見てしまったのでフラッシング。とても面白い良いルートだったので、ムーブを見てしまったのはちょっと残念かも。こういうルートは是非オンサイトしたかったな・・・。
◆城山 (2006冬~2007春)
・ポコチン大魔王 5.12d
2005年に2回トライ。 今期とあわせて計7~8回目でRP。 ホールドが欠けて難しくなったとの話しだが、今の状態で5.12c程度が妥当なのでは? グレードはさておき、内容は面白い。 ルート名がよければもっと人気が出ると思う。 『ルート名がサイテイなのでトライしない』という女性の意見をよく耳にする。。。
・モンキークライ 5.12c
知人に勧められてオンサイト狙いに行ったが撃退された。 2回目でRP。 ポケットの引きつけ、ムーブが楽しい。私好みのルート。
・ドント・スピーク 5.12c
最初に取り付いたときは濡れていて完登できず、週を変えて登った。 計3回目でRP。
・トップ・オブ・ザ・ワールド 5.12d
ライン取りに難があり。 本来の試登ラインで登れずに諦めたのだろうか(?)、すこし右にボルトを打ち換えて強引に登ったようなルート。 右の11bと重なりかけてしまうのを無理に避けるような登り方になってしまう。 不自然で釈然としない。 本来のラインで通せば面白そうなのに・・・。 2回目でRP。
・ダスキン多摩 5.12c
易しいとの噂でオンサイトを狙ったのだが残難ながらオンサイトならず。 2回目でRP。
・スーパーチューズデイ 5.12d
一手が微妙に決まらず、5回かかってしまった。
・スーパースター 5.12a
オンサイト。
・ヴァージンキラー 5.12a
不覚にもオンサイトならず。 2回目でRP。
・トゥウェルブモンキー 5.12b
2005年に1回トライ、オンサイトできず。 年を変えてヌンチャクを掛けながらRP。( 計2回目でRP)
◆奥多摩・白妙橋 (2007年3月)
・ジャングルジム 5.12d
やり残しルートの1つ。苦手系。昔トライしていた頃のグレードは5.13aで核心はみんなランジでトライしていた。 私はランジは苦手。イマイチ乗り気になれず通わなかったのだが、最近、ランジをせずにクロールムーブでも出来ることを知って、しかも初登のユージはランジではなくてクロールムーブで登ったらしいとの噂を聞いて俄然やる気が出てきた。 今期の7~8回目でレッドポイント。もちろん核心はクロールムーブ。 昔のトライ回数は覚えていない。
登って暫く後に、白妙橋クライミング自粛のニュース。 先に登っておいてよかった。。。
◆鳳来 (2007年4月)
・ドントストップザカーニバル 5.13b
ビックロックの仲間(ライバル?)のIWAさんがレッドポイントしたと聞いて、『なら私も登らなくては・・・』と気合が入った。 天候に阻まれたり、他パーティに阻まれたり、ムーブをよく練らないで即席ムーブでRPトライへ突っ込む私の癖にハマったり・・・と苦労したが、なんとか10回以内でレッドポイント。
◆赤岩青巌峡 (2007年5/12~5/20)
・天国列車 5.12b
赤岩青巌峡は15年前に一度登りに来たことがあり、今回2回目。 15年前もこのルートに取り付いたが、その2~3ヶ月前に激しくパキッた指が治らず力を込められず・・・ムーブが出来ず悔しい思いをした。 今回2回目でRP、ギリギリだった。 ムーブが多彩で面白い。好ルートだ。
・ダイナマイト・ボンボン 5.12b
これも15年前にムーブが出来ずに悔しい思いをしたルート。 今回の1回目は湿気がひどくてムーブが出来ず。翌日の2回目(計3回目)でRP。
2017/3/16~3/17に計画していた西穂高岳行きの準備中、何気なく昔の地図を開いたら、30年前の山行の日記が出てきた。
近年また冬山を始めるまで、この山行が私の雪山の最後だったこともあり、非常に感慨深く、データに起こしてみました。地図裏に書き殴った文章なので、極端に分かりにくい部分について加筆・訂正していますが、9割方は、ほぼ原文通りです。
このコースを選んだきっかけは、この年のGWに所属山岳会(稜朋会)の春合宿が無くて、「1人で何処に行こうかな?」って悩んでいた時に、引退した元パートナーと以前交わした会話:「西穂~ジャンダルム~奥穂って難しいの?」→「お前なら簡単だよ!」って言われたのを思い出して、軽い気持ちで、ロープもお金も持たずに(笑)夜行列車に乗り込んだ・・・って具合だったと思う。
かなり無謀だったと思う、若かったので。。。
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■5/3 雨
夜行電車で松本へ。
上高地に着いたのは明け方。
松本は降っていなくてラッキーと思っていたら、上高地に着いたらやっぱり雨。
あ~あ。
→
西穂山荘までの登りでバテバテになる。
雨がだんだんひどくなる。
西穂山荘で1時間程休む。
ここで張ろうかとも考えたが金がないので進む。
ここは400円/人だが資金ギリギリで来たので。
雨、ますますひどくなる。
思ったより雪が少なく、テントを張る所が心配。
もういやになった頃、テントを張れるスペース発見。お花畑の上の雪渓。
強い風雨の中で設営。12:30頃か?
ポールが組み立てれず(5年間酷使したテントで傷んでいたためジョイントが曲がって刺さらない)、ジョイントをナイフで削って苦戦・・・、その最中にふと見たら、メインポールが1本、雪面を流れて消えている!!マジかよ!って泣きそうになりながら急な雪壁を駆け下りて拾いに行ったり(70m程か?運良くブッシュのおかげで雪面に突き刺さっていて回収できた)と悲惨な設営。
体は汗と雨でビショビショ。EPIガスではとても乾きそうにない。
夕食:ラーメン。
6:00前頃、就寝予定。
4:30頃?5:00頃?雨が止んだ。
だが、ガスはかなり出ている。
■5/4 はれ 時々 曇り
夜中、寒くて寒くて、とても寝られたモノではない。
23:00頃、もうどうしようもなくて一度起きてガスをたく。
ついでに小用。雨が雪になっている。
明日ももし天気が悪かったら、天狗のコルから下りようなどと考え、また寝る。
3:00頃、また耐えられなくなり起きる。結局、そのまま出発まで起きる。
テント中のものすべてが凍っている。悲惨という以外の何ものでもない。
外は晴れている。
5:00頃なのにもう人が登ってくる。
▼何もかも凍ったつらい夜だった。もちろんシュラフも中までバリバリ。
6:00頃出発のつもりが、テントが凍りつき撤収できない。サブポールのジッパーが凍って動かずレバーが千切れた。仕方なくナイフでスリーブ自体を切る。うしろのサブポールは末端のストッパーが破れてポールが突き出ている。極めつけはポールのジョイントが凍り、外れない。EPIガスを出して炙って解かしながら撤収。
6:30頃の出発になる。
独標に7:30頃着。晴れている。
おかげで、着ているものはどんどん乾く。
しかしザックの中は・・・半分は氷?そのおかげかどうか、なかなかの重さだ。しかし、カサの割にはそれ程重くない。やはり登攀具がないせいだろう。
▼西穂高岳頂上直前で、振り返って御嶽山・焼岳・ピラミッドピーク。
▼西穂高岳頂上で。進行方向、奥穂高岳を望む。
▼西穂山頂までは登山者が多かったが、この先ジャンダルムまでは誰もいなかった。
9:00頃、西穂高岳。
この辺はなかなか調子よい。コースも楽勝。
が、そのアトから、まず天狗岩の登り、核心は4級くらい(アイゼンで)ある。いくら鎖つきといっても、冷や汗ダラダラ。
12:30 天狗のコル。
天狗のコルからはもうバテバテ。
しかしルートはどんどんシビアに、悪くなり、全く気がぬけない。
そして、きわめつけ、ジャンダルム。予定していた巻き道は雪がクサっていて使えない。
頂上に導かれるように登ってしまった。どうやって下りるか?
ちょうどコブ尾根を登ってきた大阪のパーティ。彼らがセットした懸垂ザイルにカラビナを1枚借りて通し、もし落ちても谷底まで飛ばされないようにだけして、ザイルには頼らずクライムダウンした。
ここから先はますます悪くなり、冷や汗ダラダラ。
▼馬の背。進行方向の奥穂高を写す。緊張感ピークの雪のナイフリッジ。
▼馬の背で。振り返ってジャンダルム。あれを乗り越えてきたのか・・・。
▼奥穂高岳(標高3,190m)に着いた!
もう体力的にも精神的にも疲れ果てて、奥穂高岳頂上。15:00 Just。
もう岳沢に行くのはイヤになり、ザイテンで涸沢へ。
立っているのもつらい程。
このルート、特にこの時期は、ザイルがないととてもではないが、ハッキリ言ってヤバイルートだったようだ。
疲労のせいで2日続けて食欲がない。
ガスボンベを使い切ってもいい気持ちでテントの中でシュラフを干す。だけどダメだろうなぁ、たぶん。
朝の撤収のときは、テントはもう立たないかも・・・と思ったけど、なんとか形になっている。
春合宿での涸沢テントは賑やかで楽しかったが、今回は1人きりテント。つまらない。
周囲のテントの楽しそうな声がうらやましい。
■5/5 曇り 時々 晴れ
7:00過ぎ、起きて撤収。
もう下るだけ。
12:00過ぎ上高地に着。
▼小梨平で。登った行程を振り返る。
▼河童橋。正面は焼岳。
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■後記■
行動中は余裕がなかったためか写真が少ないのが惜しまれる。
特に天狗のコル、ジャンダルムにかけての写真がないのが残念。
昔の山行は、厳しかった山行ほど写真がないものだ。意識して撮った山行でも岩壁登攀が終わって続く激しいラッセル時にカメラが雪に流されて紛失してしまったり・・・。
今のようにコンパクトデジカメでバシバシ撮れる環境は素晴らしいと思う。
ちなみにこの頃の私は本当に貧しくて、しかも時代的に装備も貧弱で、使っていたシュラフは最初期のダクロン3シーズン、ダウン製品なんてビンボーなので持ってなかった。ウールの下着・シャツの上は友人から寄贈のフリース(昔は高価だった)、パンツはジャージだった。
防寒着は会の先輩から寄贈のダブルヤッケで厳冬期を通したが・・・いまそんな装備で冬山に行ったら速攻で疲労凍死でしょうね・・・本当に若かった。懐かしい・・・。
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
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23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
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本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。