選んだのは大山、久しぶりです。
大山は家から駐車場まで1時間で行ける気軽な山ですが、階段道にウンザリして暫くご無沙汰だった。なので今回は趣向を変えて、梅の木尾根を登ってみることにした。梅の木尾根は、昭文社の「山と高原」地図には出ていないですが、変化に富んでなかなか楽しい道です。
6:35 自宅出発
快晴!
途中カーナビに騙された・・・。
私の車の安物ナビは、いつもだけど、ありえないほどの大馬鹿だ。
全然信用せず、基本は記憶と地図見でルートを選ぶのですが、油断した。
厚木ICを降りて、いきなりまさかの、市内周りの渋滞+大回りコースをナビしやがって・・・(笑) 「おかしいな?前に来たときはもっと南下して日向薬師を目指したはずなのに?」って思いつつ、「間違いだ!」って気付いたときには通勤渋滞でままならず、30分ロスになってしまった。f^_^;
8:13 駐車場に着いた。
8:26 歩き始め
8:35 浄発願寺、旧参道入口。
かつて栄えた浄発願寺、その跡地を辿って登り始めます。(浄発願寺は1608年に開山、江戸時代は大変栄えた寺院だったそうですが、1938年に山津波で荒廃、500m下流に再建されています。)
▼昔の参道。まずは古寺(寺跡)めぐりから始まります。(8:37)
8:46 堂宇跡(本堂跡地)
8:52 奥の院岩屋
奥の院の岩屋を過ぎると、山歩きらしくなってくる。
ハイキングコースは尾根の近くで右に大きく迂回して、尾根に出た後は日向山に向かうが、その尾根に出たところで、ハイキングコースから別れて左に登っていく。
分岐点に標柱があって、日向薬師側の標識に、小さく手書きで「←大山」の文字。ベンチが2つ設置されていて、日が当たって休憩にちょど良い。
9:12 分岐、20分休憩(9:32まで)。
▼分岐点。(9:12)
梅の木尾根は、大山周辺では非常にポピュラーなマイナールート(笑)
入口や随所に「行き止まり・危険箇所があるため立入禁止」の看板があるが、どれもつい最近立てられたピカピカな看板。昨年に遭難事故があったため設置されたのかな??
まあ「自己責任」ってコトで進みますが、踏み跡も非常に明瞭で危険箇所もない。ただし、下りに使用するときは迷いやすいポイントが何箇所かあって、昨年の遭難も下りで起きているので要注意ですね。。。
▼自然林の気持ち良い道。(9:47)
9:48 二ノ沢の頭
ここは方向が悩ましい。道なりは左方向に伸びているが方向感覚的に変だ。地形図を出して確認したら右が正解だったが、パッと見は崖に下りていくように感じる道だ。ふっと足元を見たら、「大山→」って書かれた小さな木の標柱もあった。親切な人がいるんですね。。。
二ノ沢の頭を下りてまもなく、痩せた尾根になる。
この梅の木尾根で一番おもしろい場所??
▼痩せ尾根だけど危険箇所という程でもない。面白い場所だ。(10:01)
10:05 大沢分岐
広沢寺から登ってくるルート・弁天御髪尾根が、ここで合流してくる。
手製の標柱が、小さいけどもなかなかの力作だ。
▼大沢分岐、弁天御髪尾根との合流点。(10:06)
10:18 鍵掛
ここも要注意。踏み跡も明瞭な「道なり」は方向感覚的に明白に間違い。また地形図を出して確認すると、やはり「右に折れて下る」が正解。「水源の森林」標柱にも手書きで「大山・唐沢峠→」って書いてあった。パッと見は崖に向かって下りていくような雰囲気だけど、進んでみると明瞭な普通の道です。
ちなみに、道なりに進んでしまうと鍵掛尾根で、ふれあいの森キャンプ場に戻ってしまいます。手っ取り早く無料駐車場に戻るルートとして、ワリと歩かれている尾根のようですが、あまり面白くはなさそうです。
大山三峰縦走コース(一般路)が眼の前に見えて来たら急登が始まる。
なかなかの急登です。
登り切ると、八草の頭。
▼矢草ノ頭。ハイカーが迷い込まないようにロープあり。(10:41)
10:41 矢草ノ頭
大山方向に少し進んだところで、休憩に良い感じの草地あり。
10:47 休憩18分(11:05まで)
▼樹間から東京・横浜が見渡せる。陽が差して気持ち良い。(10:49)
急に雲が出てきて寒くなった。
概ね晴れなのだが、太陽を塞ぐように雲が張り出してムカつく。
寒いので歩き出す・・・。
大山三峰縦走コースは自然林の快適な道だが、大山が近づくにつれて階段が増えてきた。
11:35 不動尻分岐
ここから一気に人が増えた。
平日なのに?ってぐらい。メジャーコースです。
▼不動尻分岐。階段ばっかのいつもの大山。(11:38)
11:51 大山・山頂(標高1,252m)
まずは山頂標柱で記念撮影。
山頂の少し下、トイレ前の広場にレジャーシートを敷いて休憩。
今日の山頂からの眺めは素晴らしい。
朝は遠くは霞んだ風景だったが、北風で湿気が飛んだおかげか、まるで晩秋のような大展望。霞むことが多い4月らしからぬ、素晴らし眺めです。
都心のビル群も見える。ここから見るとモノリスが立ち並ぶ崖のような景色。その向こうにうっすら、ひときわ高くスカイツリーも見える。
右に目を向けると、江ノ島から三浦半島、房総半島もくっきり見える。
山頂の西側からは富士山が。その右奥には南アルプスも・・・。
▼大山・山頂(標高1,252m)(11:55)
▼山頂の西側は富士山の眺めが良い。(12:31)
▼大山山頂で。眺めが良いです。(12:40)
12:41 下り始め(山頂には50分)
雷ノ峰尾根(一般道)を下る。
階段ばっかり、膝と腰に悪い。(x_x;)
13:22 見晴台、休憩21分(13:43まで)。
ここは快適な休憩場所ですが・・・
私が思うに、大山名物はなんと言っても、ここの、ずらっと並んだ見晴台のテーブルです。他では見ないですよね~~。初めて見たときはびっくりしました。
▼ハイカーで賑わった見晴台。左奥は大山山頂。(13:43)
見晴台からあるき始めて、ミツマタの木がちらほら。
もう時期外れのはずですが、日陰のミツマタはまだ綺麗に花をつけていた。
▼ミツマタがまだ咲いていた。(13:50)
14:21 登山口
14:23 駐車場に着いた。
駐車場からの横浜の眺めも朝より良い。
横浜ランドマークタワーが見える。
▼横浜ランドマークタワーが見える。(14:23)
今日は温泉は無し。
帰りの東名高速は渋滞もなく、近所のスーパーで買い出し済ませて自宅に着いたのが16時だった。
▼自宅の庭に原生チューリップが可愛く咲いていた。(16:10)
お目当ては甲府城エリア・下段。
兜岩では珍しく前傾ルートが並んでいます。
前日の夕方発で温泉+車中泊。
7時過ぎに起きて、のんびり準備。
9:12 甲府城エリア・下段に着いた。
今日も快晴!!
取り付きに荷物を広げて、まずは昼寝(まだ朝寝?)から・・・
▼取り付きに着いたらまずはシートを広げて昼寝。
10時過ぎにクライミング開始です。
登ったのは・・・
MY SONS 5.10c
まずはアップで登ったけど、意外に難しかった。
こんな数字なのに体幹ムーブ??上部の核心で最適なムーブを見つけられずに右往左往してしまった。
▼MY SONS(5.10c)をトップロープトライするオクサン
アップの後はまた昼寝(笑)
太陽が気持ちよくて、信じられないくらいの爆睡。
上段で登っているクライマーのフォールの叫び声でようやく目が覚めた。
甲府のNDD 5.12b
20年近く前、初めてこの岩場に来た時にトライしたルート。なので、オンサイトではない。その時も勿論オンサイト狙いで取り付いて、最後の2m位ですごく粘って最後のリップ取りで落ちてしまった悔しい記憶。終了点に抜けたあとで、最後直上ではなく左側を迂回して登るホールドを見つけて、「こっちなら楽勝だったか」「また機会があったらのRPで良いや」って回収して下りた次第だった。
さてその20年後の今日。
1回目は開き直ってハングドックでムーブ解析しながら攻めたが、問題の上部が・・・直上が不可能状態?? 登られてる痕跡が全く無いし、登れたとしても5.12で収まる雰囲気では到底ない。チョークも迂回コースにしか付いてなくて、ホールド欠けたのかなぁ??でも迂回コースだと5.12は無いように感じるんだけど・・・。
2回目でレッドポイントはしておいたけど(迂回コースで)、なんだか気分的にはイマイチです。
▼甲府のNDD を登る。
祝開店 5.11d
見るからに楽しそうなルート。
もちろん一撃するつもりで取り付いたのですが、手順を読みきれずに失敗してしまった。
2回目、1時間位休んで攻めたが、なんと核心で足順を間違えて、バランス崩して落ちてしまった。ナメているつもりは無かったのですが、詰めが甘かったです。
そのまますぐ下りて、ロープを抜いて、一息ついてやり直し(3回目)・・・で、レッドポイント出来ました。右手がヨレて、最後やばかった。
▼祝開店(5.11d)を登る。
今日は以上で終了。
手の皮がヒリヒリで、もうこれ以上登れそうにない。
もちろん十分疲れたし。。。
片付け終わったのは15:20
運動不足解消に、山頂までハイキングして周回して駐車場に帰ろうか?ってオクサンと話してたのだが、冷静に所要時間を計算すると、山頂は16時頃? 駐車場に着くのは17時頃になってしまう。もうだいぶ陽が伸びたので暗くはないと思うけど、早く家に帰りたいので、止めにしてそのまま駐車場に降りることにした。
今日は温泉は無し。
大月まで20号線を走って、大月ICから中央道。
19:23 自宅に着いた。
いろいろ疲れてしまったので、1日目は寝坊して午後出発で温泉+車中泊、2日目に昼寝も兼ねて岩登り、って計画です。それに合わせたように、天気予報も1日目の午後から2日目が晴れ予報、いい感じです。。。
3月から5月は岩登りが一番楽しい時期。
来年こそは、再度スペインに登りに行きたいな!って計画してるので、ここらでクライミングする体に戻したいところです。。。
******************
17時、自宅出発。
ちょうど巷は仕事終わりの時間帯。
いたるところ渋滞でなかなか進まない。
19時半、ぶどうの丘の「天空の湯」に着いた。
甲府の夜景を見ながら長風呂。
▼ぶどうの丘、駐車場から(21:05)
風呂上がりはコンビニでご飯食べて買い出し。
22時過ぎ、兜山登山口の駐車場に着いた。
この駐車場はトイレもあるし、夜は静かでとても快適です。
前回、悪天候で散々だった唐松岳を再トライです。
前回は年甲斐もなく頑張ってしまったが、眺めもない風雪の中で、ただ山頂との往復をするだけの苦行のような山は、いい思い出にはなるけれどもやっぱりイマイチで残念。
このトシになると、楽しくて眺めのある山がやっぱり良い。
なので、今回は思い切って、前日に八方池山荘に泊まって、朝焼けの山々を楽しみながら歩き始めて、時間を気にせず、写真も取りまくりながら山を楽しむことにした。
******************
4:30 起床
早いかな?と思ったが、他の人達はもっと早かった。
食堂で、昼ご飯用のお湯と、行動用のお茶を作って、
カップそばを作って朝ごはん。
余計な荷物はデポさせてもらって、
5:25 小屋を出た。
もう外は朝焼けが始まって、明るくなり始めていた。まだ暗いうちに歩き始めたかったのだが(夜景も見るため)、残念ながら30分出発時間を計算し間違えてしまったか・・・。
まずアイゼン装着。
▼小屋の前でアイゼン装着中のオクサン(5:32)
5:35 歩き始め。
夜景はもう残念ながら見れない。
けど、朝焼けは美しい。
徐々に出てくる朝日を、振り返りつつ眺めながら、石神井ケルンへの最初の登り。
▼完全に太陽が出た。(5:55)
5:56 石神井ケルン
ここからしばらくが、朝焼けの一番美しい時間帯だった。
峰々がピンク色に輝いて神々しい。
▼朝日を浴びる五竜岳と鹿島槍ヶ岳。(6:01)
▼朝日を浴びる白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)(6:04)
▼徐々に青空が強くなってきた 。(6:08)
6:26 八方池ケルン
あちこちで写真家さんが、カメラを構えて撮影している。
「バックカントリーの滑走跡が邪魔で写真にならない!台無しだ!」ってぼやいている人がいたが、それは考えが甘いよね。山は撮る人のものだけではない、ここは八方尾根だし。
完璧な写真を撮りたいなら嵐の翌日を狙うしかないでしょうね。
▼雪で埋まった八方池と白馬三山(6:26)
6:42 下ノ樺
テントが数張り。
外人のバックカントリーのテン泊組もいた。
下ノ樺から上ノ樺への急登が、このコースの一番つらいところ。
前回は、ここ(下ノ樺)から先の往復は、風雪のを耐えながら、ひたすら膝下ラッセルで進んだが、今回はクラストして明瞭なトレースをたどるだけで楽ちん。
写真を撮りながらのんびり歩く。
▼下ノ樺からの急登 (6:50)
7:51 丸山ケルン
ここまで来たらもう一息。
唐松岳が右奥に見えてきて、一見、遠く見えるけど、実際はそれほどではない。
▼丸山ケルン(7:53)
▼右奥に唐松岳。遠く見えるけど・・・(8:01)
▼稜線への最後の登り(8:42)
8:43 稜線(唐松山荘上の分岐)
立山・剱岳とご対面!!
この景色を見たかったんです。。。
▼立山・剱岳!!(8:44)
山頂への吊尾根の途中、雷鳥の鳴き声が頻繁に聞こえたが、
立ち上休みしながら注意深く見回したけど、見つけられなかった。
▼頂上山荘から唐松岳は遠くに見えるけど、実際はすぐの距離(8:47)
▼山頂まであと少し。(9:03)
9:11 唐松岳(標高2,696m)山頂に到着。
山頂からの眺めは最高。立山・剱岳の眺めはもちろん、白馬三山、五竜岳、遠くは、槍ヶ岳や薬師岳も見える。
昨年秋から3回目の唐松岳で、ようやく最高の眺めに出会えた。
▼唐松岳(標高2,696m)到着! (9:12)
▼オクサンと2ショット (9:48)
▼遠くに槍ヶ岳も見える(9:50)
山頂は我が家以外は2組が入れ替わりで来ただけ、我が家だけの時間帯も。
風は冷たいけど、そよ風程度。とても居心地良い。
下るのがもったいなくて47分山頂にいた(9:58まで)。
10:20 唐松岳頂上山荘へ移動。
山荘前の雪に埋まったベンチに座って、カップラーメンを作って食事。
▼剱岳を見ながらカップラーメン(10:28)
11時すぎにやっと下り始め。
立山・剱岳の眺めともお別れです。
ちょうど、リフトを乗り継いで登り始めた方達の登頂時間帯にさしかかり、登山道はハイカーさんでとても賑やかになってきた。平日なのに、流石に人気の山ですね~~~。
▼頂上山荘の上の稜線分岐点で。剱岳ともここでお別れです。(11:02)
下り始めてすぐ、ヤマップ友達のケントスさんにお声掛けいただいた。
当のワタシは、最初ピンと来ずに「あなた誰?知りません」のような失礼な返事・・・。ヤマップ友達に声を掛けられたのは初めてで大変失礼をしてしまいました。。。m(_ _)m
▼登りハイカーさんで盛況。快晴ですから。。。(11:19)
帰り道も風景楽しみながら、写真撮りながら・・・
気温が上がってきた、まるで5月連休のような陽気。
ときどき、雪崩の音が「ドカーン」と山に鳴り響いた。
だいぶ雪が緩んできたようですね。。。
11:38 丸山ケルン
12:19 八方池ケルン
12:26 八方ケルン
12:38 石神井ケルン
▼丸山ケルンを遠望(11:34)
▼八方池山荘はもう目の前(12:48)
12:51 八方池山荘に着いた。
八方池山荘で、まずはテラスで、生ビールで乾杯!!
こんな山歩きは最高ですね。
昨年末から山歩きに行くといつも風雪でサンザンだった我が家。
今日は太陽がいっぱいで、久々の最高ハイキングだった。
▼まずは生ビールで乾杯! (13:02)
13:45 八方池山荘を出て、リフトに乗って下山。
14:38 第2駐車場に着いた。
山歩きの後の温泉はやっぱり「八方の湯」
のんびり山を見ながら、露天で長風呂を楽しんだ。
帰りは高速をひた走って・・・
21:22 自宅に着いた。
7時頃起きて・・・
とくに急ぐ必要もないし、のんびり準備して
車中泊した梓川サービスエリアを出発。
今日も快晴です。
北アルプスの眺めが美しい。
▼今日も快晴、北アルプスが美しく見渡せます。(8:04)
安曇野インターで下りて、
すぐあるSEIYUで食料を大量買い出し。
北アルプスパノラマロードを走って、
途中で給油、
大町からは国道148号。
北アルプスが美しい。
蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳・・・・
10時頃、八方尾根スキー場、第2駐車場に着いた。
だいぶ雲が出始めた。
まずは温泉、「八方の湯」へ。
今日の泊まり予定の八方池山荘にもお風呂はあるけど、やっぱり温泉の方が良い。
1時間ちょっと、山々を見ながら長風呂した。
風呂上がり、休憩室で念入りにストレッチして、
八方の湯を出ると、ちょうどお昼時間。
ゴンドラ乗り場に向かうと外食店がいろいろあるけど、残念ながら、食事制限がある私はNG。隣のローソンで塩分が最も少ない弁当を買って、足湯でビールを飲みながら昼ごはん。アジフライ弁当を買ったが、添付のソースを使わなければかなりの低塩食事になって素晴らしい。美味しかった。
▼足湯で昼ビール、昼ごはん。(12:02)
一休みして、山へ行く準備を開始。
12:53 駐車場を出発。
13:15 ゴンドラ・アダムに乗り込んだ。
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アルペンライン(ゴンドラアダム~アルペンクワッド~グラートクワッド)は平日は8:00始発。7:40に窓口が開きます。
往復2,900円。3日間有効。登山届と引き換えで購入です。
山荘まで行くには、15:20までに乗り込む必要があります。
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13:47 八方池山荘に着いた。
▼八方池山荘に着いた。(13:47)
平日なのに小屋は賑わっています。
泊り客が続々受付している。
明日は絶対の晴天ですからね~~~
みんな考えることは同じですね。。。
いったん割り当てられた部屋に行き、寝る準備をして・・・
割り当てられた部屋は202号室。上下2段・左右のドミトリー。布団は各スペースに4組準備してあったので、4人×4で16人定員の部屋らしい。我が家は左上を指定されたが、受付時に「置いてある布団を使って下さい」って言われて、微妙に解釈に悩んだが、この4人標準スペースに結果は我が家だけだった(=布団は追加で人が来ない限り全部自由に使えってことでした)。
布団は狭めだけど、4人の場合でも荷物を置くスペースが確保されていて悪くはないのだが・・・、よくありがちな、従業員側の手間優先で限られた部屋にまず満員まで詰め込むような小屋ではないってコトですね。。。
食堂に戻ってしばらく休んで・・・
退屈なので、登山靴に履き替えて、少し小屋の周りを散歩した。
また小屋の食堂に戻って・・・
ここはコミックの量がすごい。
手をつけたらヤバイかな?って思ったけど、私の好き系のコミックがあったので読み始めてたら案の定、ハマってしまった。f^_^;
17:00 大量に持ってきた惣菜・おつまみで晩酌開始。
唐揚げ、生ハム、チーズ、他ほか・・・。
▼八方池山荘の食堂。(17:07)
17:50 外の夕焼けを見たくて、食堂からテラスへ出た。
雲が多く、綺麗な夕焼けにはならなかったけど、でもまあ、十分に美しい、素晴らしい眺めだった。
▼八方池山荘のテラスから。妙高・戸隠の夕日の眺め(17:52)
オクサンは日々の蓄積疲労?と標高のせいか、疲れたようであまり食事は進まず。早めに寝室に戻ったが、私はコミックにハマってしまい、20:30頃まで食堂で読書(笑)
9:00の消灯ちょっと前、就寝した。
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八方池山荘はとても快適。。。
部屋への無理な詰め込みはないし(混み具合にもよるとは思いますが)、
食事制限がある私は自炊ですが、暖房が効いた食堂の端(玄関とは逆の奥)のテーブルが自炊スペース指定になっていて、疎外感があまりない。
過去の山小屋では玄関近くの端っこの、暗くとても寒いスペースが自炊スペースになっていることが多かったのですが、八方池山荘は自炊者にも優しい小屋ですね。
しかも、水もお湯もフリーなので、フリーズドライやカップ麺で済ます気ならバーナーを出す必要すらない。
お風呂もあるし(我が家は昼に温泉に入ったので使わなかったけど)、トイレも水洗でウォシュレット。
夜は、夜通し暖房が効いていて、とても暖かく熟睡出来た。
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天気予報は1日目と3日目が晴れ、2日目は曇りベース。
前回、暴風雪で散々だった唐松岳をリベンジしたいが、連休1日目に当てるのはちょっと厳しいか・・・。なので、1日目は湯河原で楽しくクライミング、2日目は移動に当てて、3日目に唐松岳を攻めることに決めた。
6時 自宅出発
8時過ぎ 幕岩公園の駐車場。
駐車場で翌日の山小屋(八方池山荘)の予約をして・・・
オクサンもいろいろ業務連絡をあちこち・・・
のんびり準備してあるき始め。
9時過ぎ サイレントバリーに着いた。
期待通りの快晴が嬉しい。
日差しのあまりにもの気持ちよさにしばらく昼寝zzzz
その後も昼寝ばかり(笑)
そんな合間に登ったのは・・・
風の谷 5.10a
アップ。正直、ライン取りにかなり無理があるルート。
「見た目はパッとしないが」とトポに記載だが、実質も「なんじゃこりゃ?」って感じだった。
まりや 5.10b/c
アップ第二弾。だいぶ厳し目な内容です。
体感5.11-って感じ。
ロールアップ 5.11d
先月の取りこぼしルート。
ムーブも解ってるし、楽勝だろう!ってナメてかかったら2~3回落ちてしまった。核心のムーブが何故か上手くいかない。日が当たりすぎて核心の右ピンチホールドがホカホカになって感触が悪い。スタンスの乗りも悪い。快晴なのは良いけど、こんな形で苦労するとは思わなかった。
出だし核心なので、数回やり直してやっとレッドポイントできた。
▼ロールアップ、今回も苦戦した。
岳人列伝 5.11a
出だしで2回スリップ落ちしてしまった。オンサイトならず。
ハングドックはせず、すぐやり直して3回目でレッドポイントしたが、上部抜け口も意外に悪くて苦戦したけど・・・。オンサイト出来ずに言うのもナンなのですが、難易度的にはアップで登った まりや(5.10b/c)と同程度か、むしろこちらの方が易しいのではないだろうか??
▼岳人列伝、スリップ落ちしてオンサイトならず。
15時過ぎに岩場を撤収。
岩場は終日 我が家のみ、とても静かだった。
桃源郷に降りると、ここも2~3パーティのみ。
快晴なのに珍しいですね。。。
▼湯河原梅林は菜の花が満開??
今日は湯河原で温泉に入った後、家へは戻らず、そのまま白馬村へ向けて移動です。
温泉は、今回は「こごめの湯」にしようと思って行ってみたら休みだった。諦めて、いつもの「いずみの湯」へ。ここは露天が広いけど、源泉かけ流しの浴槽は小さく1つのみ。そこに浸かって長風呂した。お湯質は悪くない。気持ちよかった。
温泉から上がったらもう夕闇。
夜の県道75号(湯河原箱根仙石原線)をドライブ、箱根・仙石原・乙女峠・御殿場を通過して、山中湖~河口湖。御坂トンネルの手前のコンビニで弁当を買って晩ごはん。
一宮御坂ICから中央道に乗って松本方面へ。
22:06 梓川サービスエリアに到着。
今日はここで車中泊です。。。
我が家は昨日から休みだったけど、でもいろいろと・・・で、麓まで来るのがやっとだった。
反して今日は微妙な予報。
「正午まで曇り」の予報通りでなんとか保ってくれれば・・・と信じて突撃でしたが、八方池の先、樹林帯から徐々に風雪が強くなり、稜線から唐松岳山頂は暴風雪の中の登りだった。(x_x;)
*********************
昨夜は八方の湯がある第2駐車場で車中泊。
朝、車外に出ると晴れている。
でも天気予報は下り坂なんですよね~(x_x;)
▼第2駐車場から出発。朝は晴れている!(7:00)
7:00 ゴンドラ駅へ向かって歩き始め。
7:16 ゴンドラアダムの乗り場に着いたが・・・
始発は8:00なのに、もう入り口にスキーを置いて順番取りを始めている人たちがいる。
私達もザックを置いて順番取り。
今日はスキーの大会があるようですね。ゼッケンをつけた若者が続々とやってくる。
7:40 窓口が開いてチケット購入。
アルペンラインは往復2,900円。3日間有効。登山届と引き換えで購入です。
▼平日なのに、このゴンドラ待ちの行列。(7:43)
ゴンドラ3本を乗り継いで・・・
8:30頃、八方池山荘に着いた。
早朝は晴れていた山も予報通り曇ってしまったが、峰々は見えるし、これなら悪くはない。
8:41 歩き始め。
9:01 石神井ケルン
9:13 息ケルン(第2ケルン)
9:20 八方ケルン
9:31 八方池ケルン(第3ケルン)
ここまでは順調。
雪も締っていて歩きやすい。
▼歩き始め、オクサン。(8:42)
▼白馬三山(右から白馬岳・杓子岳・鹿島槍ヶ岳)(8:46)
▼手前・五竜岳、奥は鹿島槍ヶ岳。(9:04)
▼トイレを越えて第2ケルンへ(9:11)
▼オクサン。この辺りは余裕もあって順調。(9:14)
▼でも進行方向は怪しい雲行き(9:28)
▼鹿島槍と五竜は雪が降り始めましたね。(9:29)
▼雪で埋まった八方池。白馬三山も雪が降り始めてますね。(9:30)
しかし、樹林帯に入った頃から風が強くなってきて、雪も混じり、先行者のトレースもすぐに吹き溜まって消えてしまう。
膝下ラッセルになりながら進む。だいぶペースダウン。
突風で帽子を谷底に飛ばされてしまった。お気に入りだったのに・・・(x_x;)
▼樹林帯に入った。後続パーテーが数組いるが概ね撤退?(9:53)
写真のため頻繁に立ち止まるオクサンが気になる。
「天候悪化に備えて」って名目でカメラはザックの雨蓋へ入れてもらった。
山頂まで写真ナシになるけど、今日は登頂が最優先なので仕方ない。
丸山の登りから先は、我が家のほかは3パーティ・7人(2+3+2)だけになった。うち2人はボーダーさん。
▼樹林帯の後の登り。ここからが辛い。(10:14)
10:49 丸山ケルン
今日は休憩はなし。
水を飲むのに立ち止まる程度。
今回の折返しリミットは、最初は13時と考えていたが・・・
この状況では前倒しにしないとならない。歩いた端からトレースが埋まっていく風雪なので、帰りもヘタすると登りと同じくらい時間がかかるかもしれない。ホワイトアウトしてしまうと登り以上にかかるリスクもある。
ゴンドラの最終は15:40。
間に合わなければ八方池山荘に泊まるって手もあるけど、明日は大荒れ確実なので、ゴンドラが運休になるかもしれない。ダメダメの連鎖だけは何としても絶対に避けたい。
撤退リミットは無難に12時くらいか?
11:47 稜線(唐松山荘上の分岐)
すごい暴風雪。
しかもザラメ雪で顔が痛い。
山頂はもう目の前、夏時間で15分程度だけど・・・
この暴風雪で短時間で往復できるか??時間が微妙・・・
でもここまで来たんだから突っ込むしかないですよね。。。
12:10 唐松岳(標高2,696m)山頂に到着。
眺めはない。
あっても見る余裕なんてないし。
まつ毛も凍りついて真っ白になった。
顔の右全体が凍って引き攣っている。
オクサンが着くのを待って、記念写真だけ撮ってすぐ引き返し。
山頂には2分程度。
▼暴風雪の唐松岳、オクサン。(12:12)
12:34 再度、唐松山荘上の分岐。
後は下るだけだけど・・・
トレースはほとんど消えていて、案の定、苦労した。
風雪でも視界はあるのが幸いで、ラッセルしながら大雑把に進んだけど、樹林帯で大きく外してGPSで修正したり、2回目は滑走前のボーダーさんをたまたま見つけてラッキー。
14:06 八方池ケルン(第3ケルン)
14:15 八方ケルン
14:32 息ケルン(第2ケルン)
14:47 八方池山荘に着いた。
私に急かされながら休憩も満足に取れずに登ったオクサンは、最後はヨタヨタのゴール。
お疲れ様でした。m(_ _)m
▼八方ケルンから、吹雪いてます。(14:19)
▼やっと八方池山荘が見えた。もうちょっと。(14:35)
▼八方池山荘に到着のオクサン、お疲れ様です。(14:47)
下山中ずっと足元が見えなくて、メガネの汚れと乱反射のせいにしては変だな?って思ってたのだが、八方池山荘に着いてメガネを外してビックリ。右目の視力が無くなっていた。右目は白い擦りガラス越しのような見え方。左目も半分同じような状態。
稜線の暴風雪のときにやられてしまったみたいだ。ゴーグルも持っていたが、すぐそこなので・・・って侮ってしまった。まつ毛もバラクラバも右側が真っ白に氷が付くぐらいの状態だったので、目も凍ってしまったか・・・。
帰りの運転の時までには概ね治ったが、このまま治らなかったらどうしようか?って思ってしまった。
今日は行動中に食べたのはチュロス2/3本だけだった(1/3はオクサン)。食料はいっぱい背負ってたが持ち帰りで終わった。山専サーモスも手付かずでただの重り(笑) 甘い水2本は消費したが・・・
こんな山行はもうしたくないですね。晴れが恋しい。
第2駐車場に戻った後、持ち帰った行動食を食べたり、蓋も開けなかった山専サーモスのお茶を飲んだり・・・一息ついて温泉へ。
今日も「八方の湯」です。
明日も休日なので、のんびりお湯に浸かって、風呂上がりにオクサンと生ビール飲んで・・・酔が醒めるまで休憩して、隣のコンビニで晩御飯食べて・・・。
帰宅は深夜1時半頃になった。
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帰宅後、カメラからPCへ写真を取り込む際に、表示トラブル+うっかりで私の山頂写真を削除してしまった。オクサンの山頂写真が無事だからまぁいいけど・・・超ガッカリ、最後までツイてなかった。(T_T)
でも天気が微妙なんですよね~~。
1日目の今日は、気圧配置上も「絶対の快晴日和」だけど、いろいろ疲れてしまって夜行出発は出来ない、2日目・3日目に登るための移動だけが精一杯。
でも肝心な2日目は「曇り→雨」、3日目は大荒れ予報。
「山は最悪かもしれないなぁ」って思いつつも、せっかくの連休なので、最初の計画どおり、唐松岳を攻めに出かけてみることにした。
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9時過ぎ出発。
多摩川沿線道路から中央道へ。
昨夜まで2日間は横浜は雨だったが、富士山は麓まで雪で真っ白になっていた。
珍しく三ツ峠山にも雪が積もっている。
甲府盆地に入ると、白根山はまだ雲の中だが、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山が雪で素晴らしい景色。金峰山も真っ白になっている。八ヶ岳も雪がだいぶ積もっている。
八ヶ岳PAで蕎麦を食べて昼休み。
安曇野インターで下りて、北アルプスパノラマロードを走って、大町からは国道148号。
北アルプスが美しい。
蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳・・・・
こんなにきれいな姿にあるのは初めてだ。
写真はすべて左から・・・
▼爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳、白馬三山。(14:04)
▼蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳。(14:19)
▼白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳(14:53)
14:53 第2駐車場に着いた。
今日はここで車中泊です。
まずは、ロープウェイ乗り場まで散策。
八方尾根スキー場は外人だらけでビックリ。
戻ってコンビニに買い出しに行って、椅子などを出して、白馬三山を見ながらオクサンと乾杯。
▼白馬三山を見ながらビール。(16:04)
天気が1日後ろにズレてたら良かったのになぁ、今日登りに行けた人達は最高だったろうなぁ・・・ってオクサンと話しながら。
17時頃、「八方の湯」へ。
ちょうど激混み時間帯で大変だった。
長湯して、風呂上がり、隣のコンビニに行って、晩御飯を買って、車に戻って食事。
20時に就寝です。
今日は気圧配置上も鉄板の晴れ日和!
今度こそはっ!!三度目の正直で!!!って気持ちで突撃です(笑)
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5:25 前回よりちょと遅めで自宅出発。
中央道の笹子トンネルを越えると、雪景色の南アルプスが待っていた。
白根三山(農鳥岳・間ノ岳・北岳)が美しい。
前回よりも雪が増えている。昨日まただいぶ降ったようですね。。。
▼雪景色の白根三山。先週より雪が増えています。(7:17)
8:00 駐車場に到着。
支度してすぐ歩きはじめたが・・・
クライミングのときは荷物が重いせいもあるのだが、それにしても今日は足が重い。晴れて気持ち良いアプローチなのだが、なかなか足が上がらない。日曜に丹沢で山歩きして、火曜にはジムでバリバリに登った疲労の蓄積だろうか?
8:40 いつもより時間がかかって取り付きに到着。
荷物を広げたらまずは昼寝(朝寝か?)
太陽が気持ちよくて爆睡できた。
▼いつもの昼寝ポイントに荷物を広げて、まず昼寝(笑)(8:42)
10:30 ようやく起きて、クライミングの準備開始。
2時間近く爆睡して気分もスッキリです(笑)
登ったのは・・・
薫風(くんぷう) 5.10a
アップ第一弾。
この数字ではなかなか見かけない素晴らしい内容の好ルートですね。。。
青とブドウ色 5.10a
赤はワイン色 5.10c
ヴァン君 5.9
アップ第二弾。3本続けて登った。
青とブドウ色はシークエンスがなんだか不自然。アップには薫風(くんぷう)の方が向いてますね。赤はワイン色は中間部がなんだか腑に落ちない。左の青とブドウ色に重ならないように限定して登るのがややこしい。
てんとう虫のレクイエム 5.11c
当然オンサイトのするつもりで登ったのですが、最後油断して落ちてしまった。取り付きからオブザベした際に推測した通りのムーブだったのですが、足順を間違て、そのまま訂正せずに力任せに雑なムーブを起こして、力ずくにホールドを保持しきれなくてカクン!と落ちてしまった。調子が良い時ならそんな状況でも落ちなかったと思うが・・・やはりナメてたか?慎重さが足りなかったですね。とても素晴らしいルートだったのでオンサイト出来ず残念。
降りてすぐロープを抜いて登り直してレッドポイントした。
フィジカルアップ 5.12a
取り付きから見たまんまのルート。とにかくホールドが細かい!難しいです。核心のムーブが出来なかった (x_x;)
指力(You be jikara) 5.12b
これも上部のスラブが核心。傾斜もきつくホールドが細かい!!
「こんな感じの手順・ムーブだな」とは読めたけど、指先が痛くてあんまり頑張れない (x_x;) 厳しいルートです。私にはだいぶ通わないと出来そうにないですね。。。
▼薫風(くんぷう)素晴らしい内容の好ルート(10:47)
▼てんとう虫のレクイエム、良いルートなのにオンサイト出来ず残念。(12:37)
▼薫風(くんぷう)レッドポイントするオクサン (14:34)
▼指力(You be jikara)核心部分は極小カチの連続。(15:33)
今日は最後まで太陽がいっぱい
兜岩に求めていたのはコレなんだっ!って期待通り、最高だった。
終日太陽を浴びて、青空の中いっぱい登って、たくさん昼寝して、充実の一日だった。。。
クライミングの成果に関しては・・・
兜岩は私の現在の芸風ではない緩傾斜のスラブ系。体重が軽かった若い頃は得意だったハズの登りですが、体重が増えた今は厳しいですね~~こんなモノでしょう(言い訳)。
16時過ぎ、片付けをしていたら、ビックロックでお馴染みのタカス夫妻に遭遇した。「平日なのに珍しく隣のエリアにクライマーがいるな!」って気づいていたのですが、まさかジムのお馴染み夫婦だとは思わなかった。お互いびっくり!!
一緒に下山したが、「この4人が岩場で会うのは2014年のスペイン・オリアナ以来だね!」って駐車場で記念撮影した(笑)
▼タカス夫妻と記念撮影。(16:56)
温泉は今回も ほったらかし温泉。
すごく混んでいてびっくりした。
温泉の後は、ベイシア電器(スーパー)で食料・お惣菜を買い出しして、再度、兜岩の駐車場へ。今日はここで車中泊。
明日も晴れたら兜岩の予定です。
でも日曜日は岩場は混雑するのでクライミングには行きたくない。丹沢にでもハイキングに行こうかな?って思ってたら、ビックロック仲間のウッチーが「書策新道に行こうと思う」って話してきたので、我が家も参加することにした。
メンバーは我が家、ウッチー、ヨーコさんの4人。
今年の我が家は、徹底的に晴れに恵まれない。
行きの車中で聞いた今日の天気ニュースでは「南関東は曇りがち・山は時々雪」。
もう、しようがないね。。。(^^ゞ
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5:45 自宅出発
7:30 戸沢
戸沢の駐車場には、キャンパー2組。車は6~7台。
日曜の朝にしては空いてるかな?
待ち合わせは8時なのでしばらく仮眠。。。
7:45 ウッチー・ヨーコさん到着。
▼戸沢で。ウッチーとヨーコさん。私は右奥で準備中(7:51)
8:05 歩き始め。
天気は予報通り、曇からスタート。
寒さはまだあまり感じない。
▼落葉した自然林をトラバースして進む。(8:25)
8:28 源次郎尾根分岐を通過。
落葉した気持ち良い自然林をトラバースして・・・
朽ちた木橋を通過して・・・
右側のに滝が見えてきたらもうじき本谷に合流。
本谷合流の直前の崩壊場所はちょっとイヤな感じ。
フィックスロープが張られていて、しっかり利用していますが、無かったらロープを出して懸垂下降ですね。。。
いちおうロープは持参しています。
▼本谷直前の崩壊地。ココはちょっとイヤな感じの場所(8:57)
9:06 本谷沢、休憩14分(9:20まで)
絶好の休憩場所ですが、今日も日差しがないのが残念。
朝より気温が下がってきて寒くなった。
▼本谷沢で休憩(9:13)
本谷沢から別れて、いきなり急登を越えると、またトラバース。
晴れていたら絶好の展望場所ですが、眺めイマイチ。
木ノ又尾根(ホソノ尾根)へ入る道を探しながら進んだが、分岐を見つけることが出来なかった。
▼木ノ又尾根から。秦野、小田原、真鶴半島(9:31)
古い石垣の堰堤や、石垣の土台跡がいくつか現れ始める。
大日鉱山の関連遺構と思われるが、飯場跡?陶器の破片なども落ちている。
9:56 セドノ沢左俣に合流。
右岸を登って(ウッチーとヨーコさんは沢伝いに登って)
10:02 白糸の滝
▼白糸の滝(10:02)
10:12 セドノ沢から尾根への登り口。
書策新道は、故・渋谷書策さんが、昔のマンガン採掘用の道を再整備して書策小屋に繋げた道。じつはここまでは既存の道で、渋谷書策さんが作ったのはここから表尾根までの短区間です。
そして、この白糸の滝の上部に大日鉱山跡があるはず。探してみよう!って、だいぶ散策してみたが・・・
尾根分岐から上流は、いきなり枝沢が何本も分岐していて、それぞれの沢をだいぶ登ってみたが気配がない。考え違いしてるかな?と思って急斜面を登って見渡してみたが、見つけられない。
▼大日鉱山跡を探して散策(10:28)
諦めて書策新道まで戻って、ふっと右上を見たら、なにか有りげな気配。
アレか?って登ってみたら、1つだけ浅い坑口を見つけた(試掘の跡なのか?)。でも、お目当ての坑道は結局、見つけられなかった。
きちんと下調べしないとダメでしたね。
▼やっと見つけたのは試掘の跡?浅い坑口。(10:51)
11:03 歩き再開。
表尾根への最後の急登はなかなか辛い。
11:29 書策小屋跡地に着いた。
少し休憩。
久しぶりに晴れ間が出た。
日差しが嬉しい。
▼書策小屋跡地、塔ノ岳・尊仏山荘を背景に。(11:29)
11:51 新大日
12:08 木ノ又小屋
道がドロドロで歩きにくい。
12:36 塔ノ岳(標高1,491m)山頂。
晴れ間はあるが、西の空は雲が多くて富士山は見えない。
でも南アルプスと八ヶ岳がうっすら見えた。
尊仏山荘に入ってウッチーのオゴリでビールで乾杯!!
(ご馳走様です。m(_ _)m )
1時間休憩
▼塔ノ岳・山頂(12:37)
▼塔ノ岳・山頂(12:42)
▼尊仏山荘でビールで乾杯!!(12:51)
13:35 下り始め
雪がチラつきだした。
気温も下がってすごく寒い。
花立から源次郎尾根に入ってしばらく、ふっと大山を見たら、大山は完全に雪雲に覆われている。本降りの雪ですね・・・あっちのハイカーさんは寒くて大変そう。。。
14:14 源次郎尾根の草原で休憩
休憩にはちょっと早いけど、ここから先は休憩ポイントは無いし、この場所は休憩に絶好のポイントなので。。。
▼源次郎尾根の「下の草原」で休憩。 (14:18)
下の草原を過ぎると植林帯ですが・・・
倒木がとにかくすごい。昨年の台風24号の爪痕ですね。。。
跨いだり潜ったり、アスレチック状態。
いつもは駆け降りる尾根だけど、時間がかかる。
▼倒木だらけの尾根下り(14:47)
15:24 戸沢の駐車場に着いた。
**********************
今日も天気はイマイチだったけど・・・途中で晴れ間も出たのでまあ良いか。
4人でバカ話をしながら歩くのは楽しいですね。
ウッチー、ヨーコさん、お疲れ様でした。
大日鉱山跡を見つけられなかったのは残念ですが、次回の楽しみに。。。
今回の休みこそは!
気圧配置上、甲府盆地は9時以降は快晴のはず!!
天気予報も揃って「早朝は曇りだが9時以降は快晴」予報!!!
今度こそは!って期待を抱いて兜岩に出かけたのですが・・・
********************
5時自宅を出発。
府中SICから中央道。
一宮御坂ICで降りて、コンビニで買い出しして、登山口駐車場に着いたのは 7:30。
駐車場で30分仮眠して・・・
8:16 歩きはじめ
8:47 大手門エリア・Dフェースの前に着いた。
空は曇り、激しく寒い。
だけどきっと、もうじき晴れるはず!!
しかし・・・信じて待つけど、晴れる気配が全く無い。
雲の切れ目すら出ない。
「本当に晴れるの?」って疑心暗鬼でスマホで天気予報を見たら、「12時まで曇り」に変わっているではないですか! (*_*)
▼岩場の下で。激しく寒い。。。(11:03)
でもまあ、12時にはきっと晴れるよね!って信じて、厚着して震えながら待ったけど(寒くてハーネス履く気も起きない)、待てど待てど、厚い雲と冷たい風。
晴れ間が出る気配は微塵もない。
11時過ぎ、「本当に晴れるの?」って、やっぱり心配で天気予報を再度見てみたら「15時まで曇り」に変わっていた! (@@)
モチベーションが切れる音が頭の中で「プチン」と響いた・・・
撤収決定です。。。
ツイてなさすぎる。
いったいこれで何連敗だろう???
ガッカリしながら、駐車場に降りてきたら、なんと晴れてきた!
しかも、突然、一気に快晴。(x_x;)
▼駐車場に着いた途端、快晴に変わった。(11:50)
やることなすことすべてが裏目に出る感じ。
モチベーションは完全に切れてしまったし、また登り直して岩場まで行く気はなれない。
今日はもう、気分落胆すぎて、温泉もなし。
とっとと帰宅、自宅でヤケ酒でした。
なんだかな・・・。
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兜山は「奥秩父」と言うよりは、甲府の里山、山梨市の山と言うべき立地ですが、カテゴリーを増やしたくないので、便宜上、「奥秩父」カテゴリーで扱います。
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先週、湯河原・幕岩でさんざんな目に遭った。
あまりにも悔しかったので、そのやり残し課題を片付けに行きたいのですが、梅祭りが始まってしまった。
梅祭り期間の湯河原幕岩は悩ましい。
入園料・駐車場代が有料になるが、その支払い方法が問題で、9-16時の開園時間中にしか払えない。
>我が家は8時頃にいつも到着するが、開園前なので払えない。>岩場に行って、戻ってくるのは16時以降になりがち。>車のワイパーに「ナンバーを控えているので払ってください」旨の書き置き。>会場に払いに行くと「開園時間過ぎたので今回はいいです」って言われてしまう。
入園料・駐車場代の踏み倒しは不本意。
「途中で岩場を降りて払いに行けばいいじゃないか?」って考えもあるけど、喜望峰辺りならまだしも、サイレントバリーから支払いのための往復は切ない。
結果、「梅祭り期間中は湯河原はやめよう」って判断になりがちです。
多くの登山口駐車場には、支払い用ポストがあって、係員がいないときでも払えるようになってるものですが、湯河原もぜひそうして欲しいです・・・。
そんなこんなで、今回は、甲府の兜岩に行くことにした。
甲府の今日は、終日晴れ予報だし、周囲には素敵な温泉がいろいろあるし。。。
********************
5時自宅を出発。
府中SICから中央道に乗って、
甲府盆地に入ると、白根三山の雪景色がお出迎え。
若干雲はあるが、予報通りの晴れ
▼雪景色の白根三山と鳳凰三山。天気は上々だが・・・(6:44)
しかし・・・一宮御坂ICで降りて、コンビニで買い出しして、
兜山登山口に向かう頃から雲が多くなってきた。
7:28 登山口駐車場に着いたら、どんより曇り。(x_x;)
しかもすごい寒気・・・。
一気にモチベーションが低下・・・。(T_T)
車の中で少し寝て・・・
「とりあえず岩場に行ってみようか」って準備開始。
8:20 歩き始め。
8:47 岩場(大手門エリア)に到着。
久しぶり(7年ぶり)なので、しばらく岩場を一通り観察。
大手門エリア・Dフェースの前に移動して、荷物を広げて天気回復を待ったけど・・・寒気はますます激しくなって、回復する気配まるでなし。
すごい寒さでハーネス履く気すら起きない。
先週、こんな寒さで無理に登って風邪がぶり返したトラウマも・・・。
2時間悩んだ結果、諦めて、ハイキングに切り替えることにした。(>_<)
▼岩場を撤退、寒くてやってられません(10:31)
兜岩は、山梨100名山・兜山の中腹。
大量のガチャやロープが入った無意味に重いザックを背負って(笑)。
病み上がりのトレーニングちょうど良いか・・・
兜岩から山頂までは意外な急登。
重い荷物が堪える。
11:07 兜山(標高913m)山頂に着いた。
山梨100名山の標柱がある山頂は広場になっているけど眺めは無し。
ベンチがあるのでとりあえず休憩、16分(11:23まで)。
▼兜山の山頂(11:07)
▼ベンチで休憩(11:12)
展望台の標識があるので行ってみた。
なかなか素晴らしい眺め。
ベンチもたくさん設置されていて、休憩はこっちのほうが良かったか。。。
▼山頂すぐそばの展望台。(11:26)
頂上からは稜線をしばらく歩いて、ハイキングコースを大回りして駐車場へ。
2時間ぐらいの快適なハイキングだった。。。
▼伐採跡地(12:09)
▼駐車場に着いた。(12:40)
しかし・・・
昨年末から、天気予報の大外れは一体何回目だろうか??
ここ数回は見事に全滅だし、今回もまさかの期待はずれ・・。
岩登り改めてハイキングは、まあまあ楽しかったのだけど・・・
でもやっぱりなんだかな・・・
温泉は久しぶりに「ほったらかし温泉」
着いた頃に晴れ間が多くなって、
久しぶりの日光浴は露天風呂の中だった(笑)。
昨年末から天気に恵まれない。
外出予定を組んだ日は、なぜか天気予報も大外れで曇りや雪。
用事があって出かけられない休日に限ってむやみに快晴。。。
「陽だまりの岩場で昼寝したいなぁ・・・」って欲求が抑え難くなってきた(笑)
そんな時のパラダイスは湯河原幕岩。
天気があまり良くないのはわかっていたけど、各天気予報揃って午前中は晴れ予報が出ている。病み上がりってこともあるし、午前中は岩場の陽だまりで昼寝して、元気が出たら一気に登って、夕方は温泉でホッコリかな?ってプランで出撃したのですが・・・。
***************
6時に自宅を出発。
青葉ICから東名高速を使って、厚木から下道で湯河原を目指したけど、どんより曇り。南に行けば少しは良くなるかな?って期待したけど、現地も日差しは全く無しだった。
寒い・・・またもや完全に期待はずれ。(x_x;)
▼幕山公園の梅林。花が咲き始めています。
今回目指したエリアはサイレントバリー。
初めてです。
急登を汗汗登って、9:00 エリアに到着。
岩は冷たくて、陽も全く射さず寒い。
辛いけど、せっかく来たので、着替えて準備開始。
まずアップから・・・
ゆうきゃん 5.10a
寒くて手足指の感覚が無くなって辛かった。
子供体操 5.10+
見た目、ホントに5.10か?ってルート。発進方法が分かり難くてしばらく悩んだが、思い切って離陸してみると、さほど悪くなかった。
▼ゆうきゃん(5.10a)の前で、オクサン。
ロールアップ 5.11d
見た目は易しそうなルートですが、取り付いてみたら意外に悪かった。自分の苦手系のルート。
1便目は、2ピン目を越えるムーブがうまくいかなくて、その後もなんだかしっくり来なくて、何度もテンションが入ってしまったが、とりあえずムーブは完成。
しばらく休んで2便目。べつにナメているワケでもなかったのだが・・・核心を越えてスリップ落ち。すぐやり直ししたが、今度は核心でスリップ落ち。15分くらい休んで再トライしたら、核心のホールドが保持しきれずフォール・・・。また少し休んで再トライしたら、出だしで落ちてしまった。。。
▼ロールアップ (5.11d)、好ルートです。
なぜ登れないのかわからない。
「出来るムーブは失敗しない」が、私のクライミングの信条。
通常、この内容のクライミングなら、1回目のトライでムーブが(何となく程度でも)出来た段階で、「次はレッドポイントOK!」って確信が湧いてくる。しかし、問題なくできるムーブの組み合わせなのに、今日は何故か確信が湧いて来ない。妙に身体がだるくて気持ちが盛り上がらない。天気(寒い)のせいか?
久しぶりの外岩で指の皮も負けてしまってヒリヒリ痛いし・・・。
情けない・・・って落ち込んだら、なんだか体中がだるく痛くなってきて頭痛が始まった・・・風邪がぶり返してきたか??
なんだかもう、とにかく最悪 (*_*)
▼ゆうきゃん(5.10a)をレッドポイントするオクサン。
時間は早いけど、調子悪くてクライミングにならないので片付け開始。
14:47岩場撤収。(x_x;)
調子が悪くなってきたので温泉も中止。
17:30自宅に戻って、ご飯食べて早寝。ダメダメな1日だった (´_`。)
ようやく具合が良くなって迎える休日。
岩登りに行きたいけれど、日曜日の岩場は混雑してるし順番待ちなども大嫌い。寒い岩場でまた調子崩してもいけないし・・・。
今回は軽い山歩きに行くことにした。
選んだのは、書策(カイサク)新道を登って塔ノ岳、下りは源次郎尾根のコース。
書策新道は、故・渋谷書策さんが、昔のマンガン採掘用の道を再整備して書策小屋に繋げた道ですが、今では崩壊箇所が多く地図上では廃道扱いになっています。
変化に富んだ面白い道なのですが、途中、丹沢随一のヒル地帯の本谷沢を通過しないとならなくて、私にとっては完全な冬季限定のコースです。ヒル嫌い~(笑)
**********************
7:08 戸沢
日曜日なので混むかなと思って早めに家を出たけれど空いていた。
一休みしてのんびり準備。
▼戸沢の駐車場。日曜なのに車はまばらです。(7:36)
7:36 歩き始め
7:42 天神尾根入口
7:45 書策新道入口
8:01 源次郎尾根分岐
源次郎尾根を左に見送って、斜面をトラバース気味に進む。
古い壊れかかった橋や、フィックスロープが張られた崩壊箇所を次々に越えていく。
▼古い壊れかかった橋。斜面を普通に歩けます。 (8:23)
▼大々的なフィックスロープ。(8:30)
▼滝が見えてきたら本谷沢への合流はまもなく。(8:30)
▼本谷沢合流直前の崩壊箇所。コース通してここが最も危険か?(8:35)
近年崩壊した箇所・本谷沢合流直前では、岩に新しいアンカーが打たれていて、フィックスロープもまだ比較的新しいし、定期的に整備をされている奇特な方がいらっしゃるようですね。
念の為に補助ロープ・ハーネス・下降器などは持参してるけど、使う必要はなかった。
8:40 本谷沢、30分休憩(9:10まで)
▼本谷沢の道標(8:40)
▼本谷沢で休憩。(8:58)
冬の本谷沢は、日差しも入って休憩にちょど良い場所。
逆に、冬でなければこんな場所で優雅に休憩できませんね・・・夏はヒルがウジャウジャの場所ですから(笑)
9:10 歩き再開。
いきなり小枝を踏んで激しく転んでしまった。
本谷沢から崩れた階段の急斜面を登って。
草原状の自然林に出ると眺めが良くなる。
▼本谷沢から離れて、気持ちの良い草原の道。(9:15)
途中の道は、トレースが概ね明瞭。
迷いやすい部分は大々的にロープで注意警告されてたり、あまり迷う要素はない。
途中には、古い石垣で補強された小沢もあった。こんな場所なので、旧鉱山の関連施設でしょうか?
9:40 セドノ沢
セドノ沢は右岸の斜面を登るが、最近つけられた注意札もある。
▼昨年つけられた注意札。「右岸を登るように」って。(9:42)
9:46 白糸の滝
白糸の滝は右側から巻くが、登った上は、広い沢床になってる。
▼白糸の滝。(9:50)
▼白糸の滝の上。過剰なくらいテープで道が示されている。 (9:59)
このセドノ沢左俣をもう少し詰めると、鉱山跡(大日鉱山跡)があるらしいですが、今回はすぐ右上の斜面へ、書策新道をそのまま登ります。
風がゴーゴー鳴ってすごい。
尾根が近づくにつれて、風が入り込んで寒くなってきた。尾根に出る前に、早めに防寒着を重ね着した。
10:28 書策小屋跡地
跡地には大量に、木道整備用の資材が積まれていた。
休憩16分(10:44まで)
▼木道整備の資材に座って休憩。(10:28)
尾根は風がすごい。
「昼頃に日本海を低気圧が通過する」って予報通りで、時々雨と雹を含んだ強風が、轟々と吹き荒れている。
砂埃が目に何度も入っても辛い。
防寒着を着込んで、汗をかかないようにゆっくり歩いた。
11:30 塔ノ岳(標高1,491m)山頂。
天気が悪いせいか、山頂は人もまばら。
尊仏山荘は混んでいそうなので、写真だけ撮ってすぐ下山開始。
▼塔ノ岳山頂(11:30)
11:57 花立山荘
小屋に寄ってお汁粉を食べた。
小屋番のマモさんは忙しそうであまりお話出来ず。
12:26 花立山荘を出発。
▼源次郎尾根、下の草原。(12:50)
源次郎尾根は眺めが良くて素晴らしい。
しかし植林帯の倒木がすごかった。昨秋の連続台風のせいですね。
13:47 戸沢の駐車場に戻った。
帰りは下道をのんびり走って、17時に自宅に着いた。
**********************
今日は天気が残念だった。
もうすこし晴れ間が多いのを期待してたのですが、終始曇りで強風。寒くていたたまれず。風景をのんびり楽しむゆとりもなかった。
コースはとても面白かったので、晴れて、日差しがよく届く日に再トライしたいです。
そんなわけで、初詣はやっぱり山崎八幡宮。
0時少し前、早めに玄関を出たけど、もう行列ができていた。(@@)
▼山崎八幡宮、参道から見下ろす夜景。(0:37)
お願いごとはヒミツ。
境内からの夜景は昔よりだいぶ寂しくなったな~。
記憶では、年末年始も工場地帯の夜景が煌々と輝いていたのだが・・・
今回は、恒例の九州の山へ足を伸ばす時間を作ることが出来ず、地元の山・右田ヶ岳に行くことにした。
右田ヶ岳は、2年前にも一度登っているのですが、実家から登山口駐車場まで車で10~20分程度、山頂までの歩きも1~2時間程度。花崗岩が露出した、気軽に岩稜気分を味わえる楽しい岩山です。
**********************
8:25 実家を出発。
途中のコンビニで買い出しして・・・
徳山西ICから山陽道へ。
9:09 右田小学校前の駐車場に着いた。
▼右田小学校前の駐車場を出発。(9:13)
9:13 歩き始め。
まずはアスファルトの道を西へ向かう。
登りは勝坂コース・尾根ルート。2年前と同じですが、登るにはここが一番面白いので・・・。
▼勝坂コース・登山口(9:34)
9:34 勝坂コース・登山口。
登山口の看板が無くなっていて「ココだったよね?」ってオクサンと話ながら登り始め。
すぐ出てくる廃屋を見て、間違いないと確信。
今日は寒い。
薄暗い林をしばらく登ったあと、徐々に展望が良くなって・・・
9:46 尾根ルートと本ルートの分岐点。
「尾根ルート」は分岐点から北隣りの尾根なので、いったん沢へ急下り~登り返し。
シダ林の中を一直線に進む風景がちょっと珍しい。
▼シダが茂る斜面を登る(9:52)
ここからお楽しみの岩尾根登り。
花崗岩の大きな岩を這い上がったり跨いだり。
眺めよく高度感もあってすごく快適。
▼足が上がらず苦労するオクサン。(10:10)
▼10年くらい前?の土石流跡が、後ろの山斜面に多数残る。(10:14)
▼楽しいけど、フィックスがじゃま。(10:14)
でも残念なのは、フィックスロープが過剰でしかも怪しいこと。
フィックスが必要な場所とは全く感じられない。少なくとも私は全く使わなかったが、100歩譲って「子供でも安全に」って考えるならば、安全なフィックスを設置するべきだ。
しかるに、ここのフィックスはロープ自体も怪しいし、そのアンカーは伐採した中木の根だったり、細い立ち木の幹だったり・・・。
最後の岩峰への登り(トラロープのフィックスあり)は、ハイキングコースとしては悪目の登りだが(本ルートは岩下を巻くのか?)、フィックスの固定部分を見て目が点になってしまった。(*_*) なんと、直径3cm程度の木に「8の字」や「ブーリン」ではなくて、「自在結び」ってやつ?よくテントの張り綱などを仮固定するような結び方だ。
私達はもちろんロープを使わないで(触らないで)登ったけど、使ってたら血の気が引くところだった。
▼最後の岩峰への登りは、ハイキングコースとしては若干悪目。(10:22)
▼岩峰上から、西峰を望む(10:25)
▼岩峰上から(10:27)
10:42 右田ヶ岳(標高426m)山頂に到着。
山頂は地元の常連さんで賑わっていた。
日章旗もはためいている。
だいぶ早いけど、山頂でカップラーメンを作って昼ごはん。
11:32まで休憩(50分)
▼右田ヶ岳山頂。(10:51)
▼カップラーメンで早い昼ごはん。(11:02)
下りは、2年前は天徳寺コースを選んだが、今回は違うルートってコトで、塔之岡コースを選択。途中頻繁に現れる手製の看板が面白く、眺めもまあ良い。土石流跡に架かる2つの手製の橋がユニーク。かなり手間がかかった造りの橋ですね。
▼塔之岡コースから、右田ヶ岳山頂を見上げる。(12:02)
▼ユニークな手製の木橋。(12:21)
▼土石流跡に作られた堰堤。型枠が残ってて見た目が砦みたい。(12:34)
12:38 登山口
12:53 駐車場に着いた。
休憩をのぞいて、3時間程度の行程。
登山と言うにはちょっと寂しいけれど、眺めも良くて、なかなか良い山です。
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帰りは、防府市内をドライブした後、湯野荘で長湯。
夜は母親の美味しい料理でお腹いっぱい。。。
平和な大晦日でした。
5連休ですが・・・恒例の帰省です。
12/29(土)仕事が終わって準備して、20時過ぎ出発。
東名、新東名、伊勢湾岸道、新名神、山陽道と乗り継いて800kmの道のり。
オクサンと運転交代しながら・・・
年々道は楽にはなっているけど・・・
8時半に実家の最寄りのガソリンスタンドで給油+洗車。
8:55 自宅に着いた。
▼自宅の前の山崎八幡宮。(8:56)
私はしばらく昼寝して・・・
14時頃、湯野温泉へ。
▼湯野温泉・湯野荘(15:01)
風呂上りは長田海浜公園を散歩…のルーティン。
▼長田海浜公園(15:26)
▼高台のグラウンドまで登ってみた。(15:38)
▼雲の流れ方が面白い。(15:46)
4日間だけですが、実家でのんびり過ごします。
数日前に職場で若い子から、「YouTubeを見てたら山の動画が出てきて三郎さんの名前が出てたので、似てるなぁ?本人かなぁ?って悩みながら3時間もいろいろ見ちゃいましよ!」って言われた(笑)
・・・で、続いて、「5月から登ってないんですか?最新が5月ですね!」って(爆)
いいトコ突いてきたな~ f^_^;
フッと自分の下腹を見て、およそクライマーらしからぬ体型になった今日この頃。
またフランスやスペインで楽しく登りたいなぁ・・・って思いつつも、この体では到底楽しくは登れそうにない。
やっぱり外岩に行かないとダメですね。。。
そんなわけで、来年の私の目標は、なるべく外岩に出てクレイマーに戻ることです。あ、間違った、クライマーだった(笑)(↑ほんとに入力ミス・面白かったので残した・・・え?その通りだって??)
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今回は城山。
ジム仲間の、ケイスケさん・アキモトさんが「城山に行く」って話してたので便乗させてもらった。オクサンは実家の用事で不参加。
峠の駐車場でRyoくんと待ち合わせて、メンバーは計4人です。
9:30頃、岩場に着いた。
ストーンフリー 5.10c
まずはみんなでアップ。
陽があたって気持ちいいですね。
アップに最適なルートです。
▼ストーンフリー(5.10c)を登るケイスケさん
アップのあとは、Ryoくん、ケイスケさんのケレンジ(5.13a)トライを見物。
ケレンジの核心は、右手パーミングから遠い見えにくい穴へのランジですが、なんとケイスケさんは事も無げにスタティック。目が点になってしまった。私が登ったときもこの核心ランジはだいぶ苦労したのですが・・・流石です!!
▼ケレンジ(5.13a)の核心をスタティックにこなすケイスケさん。
ケレンジを見物した後、私とアキモトさんはライオンサミットへ移動。
ライオンボトムからライオンサミットへのアプローチは、物凄い倒木と枝葉で大荒れ、登るのが大変だった。秋の台風のせいですね。。。
シャンハイ・ルージュ 5.12b
ケイスケさんお勧めのルートなのでトライ。
1回目はムーブが分からずアレコレ試してハングドック。私のリーチ・パワーではだいぶ難解なムーブになります。多分コレでいいかな?って見切りの状態で終了。
ケイスケさんとRyoくんも岩場に来て、ギャラリーが増えた2回目は、ちょっと気合を入れて・・・なんとか二撃出来ました。(笑)
短いけど前傾のボルダームーブで面白かった。
アキモトさんとRyoくんは、美しき狩野川(5.11d)をレッドポイント。
このエリア(ライオンサミット)は2本しかルートがなくてアプローチも大変だけど、楽しかったです。
▼美しき狩野川(5.11d)をRPするアキモトさん。
▼美しき狩野川(5.11d)をRPするRyoくん。
ワイルドボアに戻って・・・
気分的には本日終了でも良かったのですが、アキモトさんがドライブミーナッツをトライしたので私も参加。
ドライブミーナッツ 5.11b
これはホントに11b?出だしからエグいボルダームーブ。そこは何とか越えたけど、その後でいきなり落ちてしまった。ボルト位置が悩ましくて「左を使うな」ってコトのように思うけど、右は明白に何もない。トップ・オブ・ザ・ワールドと同じでどこまでを限定と解釈するかで内容がまるで変わる。あまりやっている人もいないようで、終了点直前はコケコケ(苔)でひたすら悪い。終了点まで数回落ちてしまった。
回収して降りたら16時。
岩場撤収して駐車場に戻ったのは17時頃。
今日の岩場はとても静か。私達以外は1組(2人)のみ。
天気も良くて、日差しをいっぱい浴びれたし。
外岩クライミングはやっぱり楽しいですね。。。
不本意ながら、いろいろストレスが多い今日此の頃です。(x_x;)
そんな中、今日は御前岩クライミングか?城山クライミングか?近場の山歩きか?って悩んでたのですが、オクサンが「丹沢山に行ったことがない」って言ってたのをフッと思い出して、塩水橋から蛭ヶ岳への日帰りピストンを計画してみた。
色々なストレスが積もると無性に山歩きをしたくなるんですよね~。ゼーゼー息切れしながら急登を登っていると、余計なことを思い出さないで済むし、素晴らしい眺めに出会うと悩みなんて吹き飛びますから・・・f^_^;
今日の丹沢山は、「てんくら」では終日A、「ヤマテン」でも夕方まで晴れ。
気象庁予報やweathernewsでもこの地域は概ね晴れだったので、最高の天気を期待したのですが・・・結果はなんと、驚きの雪!時々吹雪。
なかなか厳しい一日でした。。。
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4:16 自宅出発
横浜は星空だったが、ヤビツ峠は「さっきまで雨でした」って雰囲気。
6:06 塩水橋に着いた。
駐車スペースには先着3台のみ。
まだ夜明け前で真っ暗だし、6:30まで仮眠した。
▼塩水橋、林道ゲート(6:50)
6:50 歩き始め。
しばらくは林道歩き。
雨上がりで路面は濡れてて、周囲はモヤだが、進行方向の空は青い。
▼本谷林道から。進行方向は青空。(7:13)
7:16 本谷橋、防寒着を脱いだり、7分立ち休み。
7:23 山道を登り始め。登りは天王寺尾根を歩きます。
7:42 天王寺峠
この頃は陽も射して、右側に雲海を見ながら、快晴の稜線を信じて疑わなかったのですが・・・
▼天王寺峠から谷を見下ろすと雲海。(7:46)
天王寺峠でいったん自然林になったが、すぐまた植林になって、北側斜面は自然林だが、稜線部と南斜面はトータルで植林。せっかく晴れているのに、この植林の中では恩恵を得られない。寒い。
▼右は自然林だが、歩くコースは植林の中。(8:08)
8:19 「丹沢山まで3.3km」の標柱のそばで休憩19分(8:38まで)
9:43 天王寺尾根分岐で休憩21分(10:04まで)
雲が多くなり、アラレのような粉雪がパラパラ降り始めた。
進行方向は完全に雪雲に覆われている。
▼天王寺尾根分岐(9:44)
休憩後は気温も下がり寒いので薄ダウンを着て歩く。
自然林になったが、日は全く射さず、霧とアラレのような雪の中、黙々と。
今年の秋の連続台風のせいか、倒木が多い。
▼鎖場 (10:15)
最後の長い階段地帯を登りきると・・・
10:35 丹沢三峰の尾根に合流
10:41 丹沢山(標高:1,567m)山頂に到着。
最近ヤマレコなどで話題になる、山頂標識の背景に山積みされた荷物・・・ありました。確かに写真の邪魔ですね。
晴れてれば、「荷物の向こうに富士山」って構図になってしまう。
山頂標識の設置場所・向きも富士山を意識しているが明白なのに・・・ここを訪れるハイカーへのホスピタリティが欠如していると言われても仕方ないですね。
▼丹沢山・山頂。板が変わったんですね。(10:43)
丹沢山山頂では写真を撮っただけで通過。
蛭ヶ岳へ向かって歩き始めるが、一番楽しみにしていた眺めは何もなし。
風が冷たい。
▼ここから蛭ヶ岳への眺めが楽しみだったのに・・・(10:49)
11:15 不動ノ峰休憩舎。
休憩。21分(11:36まで)
風と粉雪が激しくなってきた。
もちろん眺めなんて何もなし。霧氷は綺麗だけど、それどころではない。とっとと蛭ヶ岳に行って引き返したい。
▼不動ノ峰休憩舎。粉雪が激しくなってきた。(11:16)
11:45 不動ノ峰(標高:1,614m)
霧氷がキレイだけど、寒くて写真を撮るのも面倒。
▼霧氷(11:51)
12:36 蛭ヶ岳(標高:1,673m)山頂に着いた。
山頂は寒いし、粉雪が時折激しく吹き付けるし・・・
写真だけ撮って、数分立ち休みして(12:44まで)・・・
小屋には寄らずに、丹沢山へ向かって引き返し。
▼ 蛭ヶ岳山頂、誰もいません。(12:37)
▼蛭ヶ岳山頂 。霧氷が綺麗。(12:40)
帰りは風が強くなり、頬に粉雪が当たって痛い。
13:05 鬼ヶ岩
▼鬼ヶ岩、眺めが良い場所らしいけど・・・(13:06)
13:32 不動ノ峰
13:38 不動ノ峰休憩舎。
休憩28分 (14:06まで)。
風雪を避けて休憩できる場所が有り難い。
山専サーモスに入れてきたお湯でカップラーメンを作って遅い昼ご飯を食べた。
▼不動ノ峰休憩舎で、温かいラーメンが嬉しい。(13:47)
14:36 丹沢山
みやま山荘に知り合いがいるので立ち寄ろうか悩んだが・・・
時間がだいぶ押してきているので通過することにした。
▼丹沢山、みやま山荘前で。(14:37)
▼最初の長い階段にも雪(14:44)
15:06 天王寺尾根分岐で休憩。18分(15:24まで)
登りのときと同じ場所で休憩したが、ここも雪がうっすら積もっていた。
▼天王寺尾根分岐(15:26)
下りは堂平へ降りたが、自然林が多くて落葉して良い雰囲気だ。次回は往復とも堂平経由かな?ってオクサンと話しながら歩いた。
16:00 塩水林道終点
もう日没が迫っている。小屋のような雨量計の前で少し立ち休みして、横から急斜面を下り降りていく。持っている地図では林道を歩くようになっているが、こちらのショートカットコースの方が、10分ぐらい短縮できて良い。
▼小屋のような雨量計。横にショートカットの入口がある(16:05)
16:23 ワサビ沢入口
再び林道を歩き始めてすぐ薄暗くなってきた。
2回目の大きな連続ヘアピンが終わった辺りで、警察が来て沢でなにか捜索?をしていた。林道から見て沢の対岸で発見者達?と写真を撮っている。
「遭難者の遺体発見って雰囲気だね」「この時間だと引き上げは翌日かな?」「何があったんだろう?」ってオクサンと話しながら、早足で先を急いだ。
長い林道下り途中で完全に日没、真っ暗になってしまった。
16:57 塩水林道入口ゲートに到着。
▼やっとゴール。意外に長かった。(16:59)
今回は久々に苦行のような山行だった。
一番楽しみだった主脈稜線では、寒い中、眺めも何もなく、粉雪を叩きつけられながら、先を急いで歩くのみ。なかなかのトレーニングにはなったけど、山歩きとしてはツマラナイ。
再度、快晴予報を狙って行かないとならないですね。。。
▼帰りに、菜の花台の展望台に立ち寄った。夜景が綺麗。(17:59)
丹沢山は・・・
私は、現在の丹沢山は丹沢山塊で最もつまらない場所の一つだと思う。100名山とか言ってここを目指すのは愚の骨頂だと思う(私が100名山嫌いの理由の一つです)。
みやま山荘は頑張っていると思うけど、私が学生の頃(35年前)にみやま山荘に泊まったときの丹沢山と、現在は景色がまるで違うし・・・昔は山頂全体が森で静かな山だった。
現在はあまりに中途半端な景観で、ただのジャンクションって感じになってしまっている。
残念ですね。。。
参加するのは10kmコース(マラソン嫌いの私には10kmが限界です)f^_^;
アップダウンが多いコースですが、元気な頃は50分を切るか?45分を狙えるか?で頑張ってたはずなのに、近年は1時間を切ることもままならない。しかも今回は、八ヶ岳を歩いてたった3日のインターバル。あちこちガタついたこの御老体で、はたして完走できるのか???
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前日は仕事で疲れ果てて前夜発出来ず。
4:30起き~5時少し前に自宅を出発した。
6:08丹沢湖の駐車場。少し車内で仮眠した。
今年の紅葉はイマイチ。
天候不順の挙げ句に、なかなか来ない冬。
木々は斑に紅葉して緑がまだ多い。
8:00会場入り
今回も中学校校舎の3階に陣取り。
まずはサーモスに入れてきたお湯を使ってカップラーメンで朝食。
今年もメンバーは、我が家とBeniちゃん・ミユキさん。
9時過ぎにBeniちゃん達が合流。
10時頃、アップするが・・・
レースシューズを履いて数歩、足が軽く体が勝手に前に出るような感じ。「もしかして絶好調かっ!?」って思ったが、大誤解だった。ただ靴が軽かっただけでした(笑) いつも重い靴はいてますからね~。レースシューズは偉大です。
走ってみると全身の関節が悲鳴を上げる感じ。特に腰が重くて絶不調でした。やっぱりね。。。
▼スタート直前。(10:57)
11:00 スタート。
途中で潰れるのは明白なので、最初で出来るだけ稼ごうと思って、2kmは毎5分で頑張ってみたけど、その先はバテバテで6分オーバー。
最後2kmは、例年なら全力疾走でタイムを挽回するのだが、今年は腰がバラけそうになり加速できず。最後は吐きそうになりながらゴールでした。
▼楽しそうに走るオクサン。(11:01)
▼6kmちょっと。このあたりは紅葉が綺麗(11:40)
タイムは1時間01分49秒だった。
丹沢湖マラソンはネットタイムではないので、スタート地点までの渋滞時間を含んでいるのですが、スタートでONした自分の時計でも1時間1分オーバーしていた。
走ったあとはみんなでシシ汁を食べて・・・
出店で買い物して・・・
▼大会のご褒美、選手に振る舞われるシシ汁。(12:58)
のんびり駐車場まで歩いて帰って・・・
車でみんなで中川温泉へ。
マラソン参加者特典の割引券を使って、今回は信玄館へ。
なかなか良い温泉でした。
▼信玄館の甲冑。(15:07)
温泉の次は、大野山へ行ってみた。
マラソン会場からすぐ目の前に見える大野山、見ていると妙に行ってみたくなる。
山頂のすぐ裏まで車で入ることが出来て、山頂までは徒歩5分程度。
とても眺めが素晴らしくて、良い雰囲気の場所です。
昼は賑わったと思われる山頂は、この時間はとても静か。
誰もいない。
大野山から見る夕日の富士山はとても綺麗なんですけどね・・・。
去年もマラソンの後に立ち寄ったのですが、毎年恒例になるかな??
▼大野山・山頂 (16:09)
▼大野山から、夕日の富士山。赤富士です。(16:26)
Beniちゃん・ミユキさんを渋沢駅へ送って、我が家は、大倉でお酒とお惣菜を買い込んで戸沢へ向かう。
明日も休みなので、今晩は焚き火でキャンプです。
▼戸川公園。電飾された風の吊り橋。(18:14)
防寒着をしっかり着込んで、自宅に大量に溜まった処分しにくい紙ゴミ(個人情報ゴミ)を薪代わりに焼却です。今回のために自作した一斗缶カマドがなかなか調子よくてスグレモノだった。
▼焚き火 は楽しいですね。(19:48)
買い込んだお酒をすっかり飲みきって、就寝は24時頃。
明日は表尾根ハイキングのつもりですが、起きれるかな??
残念だった先週の焼岳の帰りに見た快晴の八ヶ岳が印象的だったのと、以前からオクサンが「阿弥陀岳に登ったことがない」って言ってたのを思い出して・・・。
毎度問題になる天気予報は、今回も掴みどころがない。
件の気象予報サイトで参照できる時間ごとの高層天気図では、完全に高気圧(弱いけど)に覆われて夕方まで雲はないはず。しかしそのサイトでは午後から曇りの予報。「てんきとくらす」では、なんと終日Bになっていた。
天気図的にも晴れでOKのハズなのに意味がわからない。。。
ここは前回の轍を踏んで、自分を信じて決行したが、正解だった。
悩ましかったのはこの時期の装備。
前日に見たライブカメラでは山頂に雪はなさそうに見えるが、月曜に雨が降ったようなので凍結具合がわからない。チェーンアイゼンは必須にしても、補助ロープ・ハーネス・下降器も持っていくか?念のため・・・。用意する水の量も判断付けにくい。寒くてあまり水は飲まないと思うけど、雪がなくて快晴だと意外に消費するかもしれない。この時期、赤岳鉱泉以外の小屋は全部閉まっているし。
もう考えるのが面倒くさいから、何でも持っていくか!冬に向けてのトレーニングだ!!って感じでザックにあれこれ詰め込んだら結構な重量になった。15kgぐらいか?
ほとんど使わずにタダの重量で終わりそうだな?って思った通りの結果だったのですが(笑)、いいトレーニングにはなりました。
**********************
前日は疲れていて自宅を出たのは午後になった。
道の駅こぶちざわ で車中泊。
3:30 起床。
4:20 八ヶ岳山荘の駐車場に到着。
▼まだ真っ暗な中、歩き始め。(4:33)
4:39 歩き始め。
もちろんまだ真っ暗。
急坂が続く別荘地の道を黙々と、舗装道路が途切れて山道になっても、ただ黙々と歩く。明るくなるまで休憩しないつもりなので、疲れないようにペースが上がらないように気をつけながら。。。
山林管理で年度毎に打たれた「境界改」の杭の塊が定期的に現れて、目印にはなるが、暗闇で見るとちょっと不気味だ。
▼御小屋山、やっと夜明け。(6:17)
6:16 御小屋山(標高2,137m)着。
やっと明るくなったので、最初の休憩、24分(6:40まで)。
▼「境界改」の杭の塊。(6:30)
御小屋山から不動清水までは樹林帯の時々急登。
時々見える山々が美しい。
朝日が当たる北岳、甲斐駒、中央アルプスも。
7:19 不動清水
7:58 2回目の休憩、26分(8:24まで)。
▼左から、北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳。神々しい!(8:34)
▼入笠山と、その向こうに中央アルプス (8:35)
▼阿弥陀岳はまだ遠い。(8:37)
▼登ってきた御小屋尾根を見下ろす。長い!(8:48)
阿弥陀岳が近づくにつれて、眺めがどんどん素晴らしくなる。
この尾根はなかなか楽しい。
遠く御岳や、北アルプスも綺麗に見える。
足元には登ってきた尾根と、原村、諏訪が・・・。
▼諏訪盆地と御嶽山(9:14)
▼穂高、大キレット、槍・・・北アルプス南部。(9:18)
▼右から、硫黄岳、東西天狗岳、蓼科山(9:18)
▼権現岳 (9:18)
▼阿弥陀岳に着いた。背景は赤岳。(9:31)
9:28 阿弥陀岳(標高2,805m)着。
山頂には誰もいない。風もなくとても静かで穏やか。
端っこに阿弥陀南稜への標識が立っていた。
見るとずいぶん明瞭なトレースがずっと尾根(南稜)に続いている。
私は阿弥陀南稜は積雪期限定のルートだと思ってたのですが(昔登ったことがある)、こんなしっかりトレースがあるということは夏もずいぶん登られているんですね。
9:57まで、29分休憩した。
10:34 中岳
疲れてきた。
なかなか足が進まない。赤岳頂上山荘がすぐ目の前に見えるのに・・・
▼赤岳への登り。(10:46)
▼赤岳への登り。(11:15)
▼赤岳・山頂に着いた。誰もいない。 (11:33)
▼富士山と甲府盆地 (11:35)
11:30 赤岳山頂(標高2,899m)到着
寒くて風が強い。
カップラーメンを作ったが、お湯がなかなか沸かなくて時間がかかった。
素晴らしい風景を楽しむつもりが、寒くてそれどころではない(笑)
山頂にいたのは58分休憩(12:28まで)
▼赤岳展望荘へ向かって下る。(12:39)
12:51 赤岳展望荘。
珍しく、今日はここ(赤岳展望荘)での風は弱い。
いつもここに来ると風がゴーゴーでいたたまれないのに。
▼赤岳展望荘で、横岳を背景に。(12:51)
12:57 地蔵尾根の頭
無雪期に地蔵尾根を下るのは初めてですが、すごい道。
どう見ても崩壊がちなルートを大々的に補修している。
お地蔵さんが途中にもあるのを初めて知った。冬は雪に埋まってしまうんですね。
▼地蔵尾根の下り、すごい道ですね 。(13:05)
13:39 行者小屋、休憩17分(13:56まで)
15:28 美濃戸山荘、休憩18分(15:46まで)
16:24 八ヶ岳山荘の駐車場に帰還した。
今日の行程はとても静かだった。
赤岳の登りまでは誰にも会わず。赤岳直下でソロの男性と外人3人組ガイドツアー(外人3人とは下りの南沢でもお会いした)。赤岳山頂では真教寺尾根を登ってきた2人組。山頂を降りるところでソロの男性が抜いていいった。
お会いしたのはこの4組7人だけ、平日のローカル里山並みの閑散さだった。季節的に微妙だからでしょうかね?冬でもない・夏でもない・でも両方の装備が必要だし、山小屋も端境期で閉まっているし。。。
久しぶりの12時間行程、ザックも重かったし、いいトレーニングになった。
眺めも素晴らしかったし。
やっぱり八ヶ岳は楽しいですね。。。
北アルプスの山々を見たくて、穂高岳に逢いたくて・・・
今回は焼岳に行ってみた。
天気予報はどのサイトでも「晴れ」だったのですが・・・
結果は、いろいろ残念・失敗な山行になってしまった。(x_x;)
****************
前夜発。諏訪湖SAで車中泊。
5:00 諏訪湖SAを出た時は晴れていたが・・・
6:00 沢渡に着くと「さっきまで雨でした」って雰囲気。とりあえず国道158号(旧道)に入って・・・(※1)
6:25 焼岳登山口駐車場に着いたが、霧雨。。。
▼焼岳登山口の駐車場。霧雨です。(x_x;) (6:27)
雨が止んで回復するのを待つか?
回復しなかったら温泉にでも行こうか?ってオクサンと話して車中でうたた寝。
8:00 ハイカーが1組登山道に入って行ったのを見て、我が家も準備開始した。
準備中に雲の合間に山が見えて、「霞沢岳かな?この方向から見るとかっこいいなぁ!」ってモチベーションが一気にアップ↑(※2)
▼正面のカコイイ山、「霞沢岳かな?」って勘違いしてた。(8:15)
▼帰宅後、拡大して見てみたら、穂高岳ではないですか!! (8:15)
8:18 歩き始め
歩き始めてすぐ、道端に車の残骸。
ひっくり返って、ほとんど自然に戻っている。
▼自然に帰った車。いつのものなのか。(8:21)
急登が始まると草木に積もった雪が現れ始め・・・
幻想的な景色になった。
▼雪の笹原。正面に青空が広がり始めた。(9:02)
また道が平坦になり・・・
暫く進むと、視界が開けて、正面に焼岳。
▼焼岳が見えてきた!(9:26)
9:28 広場で休憩。16分(9:44まで)。
▼雪の広場で休憩。(9:28)
広場から頂上までの登りは、雲も大幅になくなり、青空の下。
あのピークの向こうには大絶景が待っている!!って期待が膨らむ。o(^-^)o
▼焼岳への登り 。青空が広がってきた!(10:03)
▼噴気口の右上が焼岳・北峰です。(10:40)
山頂直下は火山そのもの。
蒸気を激しく吹いている噴気口のすぐ真下をトラバースするが、「こんなとこ通って大丈夫なの?」「硫化水素大丈夫?」って心配になる。噴火警戒レベルは1らしいけど、御嶽山の例もあるしね、正直ちょっと怖いです。。。
▼あの噴気口のすぐ真下をトラバースする。(10:43)
▼正賀池(左)と爆裂火口(右)(10:44)
足元あちこちから蒸気が湧き上がってる中、待っている絶景を楽しみに息を切らして頂上に着いたら・・・ 正面の景色はすべて雲だった。(x_x;)
なんと、期待した絶景はナッシング・・・。(T_T)
ガーンzzzzマジですか。。。
▼山頂に着いたけど、眺めは雲海のみ。(10:53)
10:51 焼岳(北峰:標高2,444m)到着。
眺めが無いのに超がっかり。
穂高岳と乾杯するために持ってきたビールは、雲海とカンパイ用になってしまった(笑)
お湯を沸かしてカップラーメン作って、「一瞬でも穂高が見れないかな?」って期待して、未練がましく待ったけど、雲がなくなる気配は全然なし。
▼雲海とカンパイ!になってしまった。(x_x;) (10:59)
▼時々、上高地が見えたのがお慰み。。。 (11:08)
11:42 諦めて下山開始。
急に寒くなって頂上も一気に霧に覆われてしまった。
下りは一気に。
▼広場で。山頂はもうすっかり雲の中。(12:28)
12:28 広場を通過。
13:19 登山口に帰還した。
▼登山口に戻った。(13:21)
穂高岳は私にとって、思い出が多い、特別な山。
今年は北アルプスにたくさん来て楽しい思い出が多かったけど、なぜか穂高岳とは縁がなくすれ違いばかり。「せめて焼岳から雄姿を眺めたい」って今回の山行を決めたのですが、とても残念な結果だった。。。(x_x;)
▼沢渡の足湯でほっこり。(14:17)
帰りは沢渡で足湯に浸かって一休み。
松本に下りると、正面の美ヶ原は快晴。振り返って北アルプスは雲の中・・・
中央道から眺める八ヶ岳も見事な快晴で、西陽をあびて素晴らしい眺め。
山選び失敗だった。今日は八ヶ岳の日だったか・・・(※3)
▼八ヶ岳、最高の登山日和。山選び失敗した。(16:09)
**********************
※1 :国道158号(旧道)
国道158号(旧道)は通行止めだったんですね。(冬季通行止め:30年11月6日~31年4月17日)
昔からある普通の国道だし、まだ11月だし、通行止めになってるなんて露程も思わず。私達がゲートに来た時、ちょうど中の湯の関係者がゲートを開けたところだったようで、何の疑問も持たずにゲート通過して登山口まで入ってしまいました。
下山時にゲートが閉まってて表の看板に「冬季通行止め」が書いてあって、「あれっ?」って。。。
※2 :登山口から見えた山
出発準備中で慌ててたので正確に確かめず、霞沢岳と思い込んでしまったのですが、帰宅して写真を拡大して見たら、なんと穂高岳ではないですか!!! 朝一番、支度中に会えていたんですね(笑) 位置上、この登山口から穂高岳が見えるとは思ってなかったので完全に誤解してました。穂高岳とわかっていれば、もう少しじっくり見ていればよかった・・・(x_x;)
※3 :八ヶ岳は快晴だった
とある気象予報サイトに掲載されている、時間ごとの雨雲予報図では、北アルプス北部に雲がかかる予報になっていた。反して八ヶ岳は雲は一切なし。八ヶ岳に行くべきか悩んだのだが、当のそのサイトの焼岳・穂高・槍ヶ岳山頂予報で「晴れ」を出していたので、やっぱり焼岳に決断したが・・・失敗でした。でも穂高を見たかったんだよね~~。
子持山・獅子岩は、昨秋から「行きたいな」って思ってたのですが、トポが手に入らず躊躇していた。年末にそのことをビックロックで話したら、山岳会系の方からトポのコピーを頂くことが出来た。m(_ _)m
早速、春に行く予定だったのですが、色々と折り合いがつかず。秋もダメかな?って思ってたら、誘っていた山岳会(稜朋会)の先輩・杉浦さんから「30日に行こう」って催促があって、急遽決まった。
メンバーは、我が家と杉浦さん、ビックロック友達のケイスケさんも参加して2人・2パーティー、ちょうど良い。
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我が家とケイスケさんは前夜発。
道の駅こもちで、ケイスケ号で車中泊。
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6:00 杉浦さんと待ち合わせ。
早朝の上州は寒いです。
道の駅横のコンビニは改装中で営業してないので、少し戻ってセブンイレブンで買い出し+朝ごはん。
6:30 頃に子持神社を通過するが、3号橋の駐車ポイントがよくわからず。5号橋まで入ってみたが、堰堤工事の作業現場となっているので引き返し。
結局、子持神社の広い駐車場を利用することにした。だいぶ歩く距離が増えるが、それもまた良いでしょう。変な場所に停めて地元の迷惑になってもいけないし。。。
▼楽しい山行の始まりです!(7:05)
7:05 歩き始め。
いつもはオクサンと2人きりだが、4人いると色々会話が弾む。
メンバー誰も地図を持っていない(笑) 持っているのは岩場トポだけ。時々現れる観光案内板を見ながら「獅子岩はどこだ?」って岩場を目指す。
▼案内板を見ながら協議中。(7:51)
▼屏風岩への木道 (7:53)
屏風岩には有名な課題:エイトマンの7つの鍵(5.11+)があるので、取付きまで行って観察してみた。屏風岩のルートは「場所柄?登攀自粛中」って噂があって、その真偽がわからない。「獅子岩を登って時間が余ったらやってみようかな」とも思ってたのですが・・・。
しかし、どのルートもハンガーは撤去されずあるのものの、見る限り長い間クライマーが触った気配がない。色々な意味でやめたほうが良さそうと判断。
暗くて冷たい植林の急登を30分ぐらい?
岩場への分岐の標識「この先危険」に着いた。
8:33 取付きに到着。
快晴です!
岩場は南面なので風が入らなくて、日当たりも良くてポカポカ。
なんと遠く富士山も見える!!
上州の奥の、こんな場所からも富士山って見えるんですね、感激です。
のんびり準備を開始。
多めに持ってきた水など、余計なものはここにデポ。帰りに回収予定です。パーティ分けは、私+オクサン、杉浦さん+ケイスケさん2組。1番手は私でオールリード、2番手は杉浦さん・ケイスケさんがつるべで登ります。
9:15 登り始め
最近の若者の登攀時の合言葉?「クライム・オン!」て言って登り始めるのを忘れてしまった(笑)ザンネン。
登攀の詳細は以下・・・。
●1P目+2P目(通して登った)
グレード:5.7
ザックを背負ってのクライミングは久しぶり。出だしで体の動きも悪く、意外にこの2Pが一番苦しかったかも・・・。
●3P目
グレード:5.7
クライミングっぽい動きが多くて楽しかった。
●4P目
グレード:5.8
ここが核心ピッチらしいけど、とても快適。
ワタシ的にはここが一番カンタンに感じた。
●5P目+6P目(通して登った)
グレード:5.7
5P目は少しファインディングが悩ましい。右に別ルートのペツルのボルトが見えるが、ライン的には明確に不正解。目指す直上は古いRCCボルトのみでランナウト。まぁ簡単なスラブだから気にせず通せばいいだけです。
6P目は楽しいフェース。最後の乗っ越しは手順も楽しい。
●7P目
グレード:5.7
最後の抜け口・乗越部分が悪いですね。
正直、5.7という感じはあまりしなかった。体感5.10位か? 5.7は最後は乗っ越さないで右に逃げるのかな???
▼1P目を登る私 (9:15)
▼2P目の私。取付き横からケイスケさんが撮ってくれた。(9:22)
▼フォローするオクサンと、1P目を登るケイスケさん。(9:36)
▼2P目終了点の少し手前、ケイスケさん。(9:48)
▼4P目をフォローするオクサン(10:42)
▼4P目をフォローするオクサン(10:47)
▼赤城山がキレイ。4P目の終了点から(10:48)
▼4P目をリードするケイスケさん。(10:50)
▼4P目、終了点手前のオクサン(10:50)
▼4P目、終了点でビレイ中の私(10:51)
▼4P目をフォローする杉浦さん (11:13)
▼6P目をフォローするオクサン(11:31)
▼5P・6Pをリードする杉浦さん(11:37)
▼7P目を登る私。この上の最後の乗越が意外に悪い。(11:44)
▼7P目、最後の乗越のオクサン(11:55)
11:47 獅子岩・頂上到着(私)
6P目までは壁に風が吹き込まなくてポカポカのクライミングだったけど、7P目の途中から風がガンガン吹き込んで・・・頂上は強風でいたたまれない。慌ててダウンをザックから出して着込んだ。
オクサンは12:00到着
続いてケイスケさん、12:08着
最後の杉浦さん、12:15着
▼獅子岩頂上の私。(12:00)
所要2時間半~2時間45分くらいのクライミング。
とても楽しかった。
真っ青な空の下、どこまでも垂直の岩を登り続けていく・・・。
グレードは低いけど、ザック背負ってなら、今の私にはちょうど良いか・・・
長らく忘れていた感覚だった。
これが楽しくてクライミングしてたんだった。
マルチピッチクライミングはやっぱり楽しいですね~~。
登り終わって、みんなで握手して、片付けしながら歓談。
一休みして、頂上碑で記念撮影。
頂上は風がゴーゴー吹いていて寒い。
▼獅子岩・山頂碑の前で記念撮影。(12:39)
12:48 下り始め。
一般道を下ります。
鉄梯子を下りるとすぐ、獅子岩の標柱があった。
▼獅子岩の標柱で。右から忍び寄るケイスケさん (12:50)
13:05 獅子岩の取付きに着いて、デポを回収。
見上げると・・・私達が4~5Pを登っている頃に後続パーティが取り付いていたが、まだ登っている。5P目か? なかなか進まないようだ。
荷物を再度パッキングし直して、一般道に戻ったところで、登攀中に声援を頂いたハイカーさん(3人組)にお会いした。少しお話し。
彼らには先に行って頂いて、私達はせっかくの風景や、登った獅子岩を何度も振り返りながら、のんびり下山。
帰りは尾根沿いの展望コース。
途中にある、獅子岩展望ポイントから振り返る獅子岩の姿が素晴らしい。
後続パーティはまだ5P目?ルートを外して右のルートの終了点に着いてしまっている。戻れるかな?ちょっと心配。
▼獅子岩展望ポイントで、獅子岩全景(13:28)
▼獅子岩をバックに、記念撮影(13:29)
▼獅子岩、遠景。 (14:02)
この尾根コースは、ハイキング路として、とても面白い。
岩が多いヤセ尾根を歩くのだが、よくこんなルートが出来たな?って思う。
最後、間違えて屏風岩の展望台に上がってしまったが、戻って・・・
14:14 屏風岩
14:50 駐車場に着いた。
「楽しい」って噂の子持山・獅子岩マルチですが、楽しさは予想以上だった。
終日快晴で眺めも最高だったし、文句なし。
こんなルートが日本にたくさんあると良いんですけどね。。。
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今回はケイスケ号なので私は運転なし。
助手席でビールを飲みながら、余韻に浸って帰宅でした。
6:07 自宅着
渋滞の中、ケイスケさん、運転ありがとうございます。m(_ _)m
先週見た五竜岳が気に入って、泊まりで行ってみたいな?ってオクサンと話していたが、小屋がもう営業終了とわかってガッカリ。すっかりその気になってたのに・・・
いろいろ考えた代替案が、しっくりくるものがどうも無い。ならば・・・ってことで、気分を大きく変えて苗場山(祓川ルート)に行ってみることにした。
我が家の志向とはだいぶ違う山だけど、まだ行ったことがないし、人気の山だしね、たまにはいいか。。。
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前日(連休1日目)はやっぱり朝寝坊。
前夜・前前夜の2晩続けてクライミングジムでガッツリ登ってしまったので、全身疲労で早起きなんて出来ません(笑)。
9時頃に起きてのんびり支度。
12時過ぎに出発。
見事な快晴で見渡す限り、雲ひとつ無い。
混雑した環八から関越を走って、「子持山の獅子岩はあれだ!」ってオクサンと話しながら(近日中に登りに行く予定)、赤城山も武尊山も雲ひとつ無いが・・・その先・正面に見えてきた谷川岳は、やっぱり雲の中だった(笑)。さすが「魔の山・谷川岳」! 過去何度この天気にやられたことか・・・。
15時半 我が家お気に入りの 鈴森の湯で長風呂。
19時過ぎ 第2リフト町営駐車場に着いた。
駐車場には車が1台、駐車場内でなるべくフラットな場所を探して右往左往したが、先客1台の中で人がすでに寝ていたと気づかず、騒音迷惑かけてしまったかも・・・m(_ _)m
我が家もここで車中泊。
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4:00 起床
今回も「午後は下り坂」の天気予報が立っているので、午前中勝負と判断。夜明け前の歩き初め~天気が崩れる前に下山するスケジュールです。
4:50 歩き初め
和田小屋まではアスファルト道を歩く。
昨夜、夜中に起きた時は信じられないくらいの月明かりで、「このままヘッデン無しで山頂まで楽勝では?」ってオクサンと話したのだが、今は月が遠くなったのか? ヘッデンがないと心許ない明るさだ。
▼和田小屋で、もうじき夜明けです。(5:18)
5:18 和田小屋
うっすら朝焼けが始まっている。
登山ポストがあったが、肝心の用紙が無くて提出できなかった。
スキー場から外れて登山道に入ってしばらくすると、川床のようなゴロ石の道になる。これが長い。白く結露した霜と泥で、靴底が滑って非常に歩きにくい。
5:45 休憩17分(6:02まで)
休憩中に夜が明けた。
6:34 下ノ芝
7:10 中ノ芝、休憩21分(7:31まで)
▼川床のようなゴロ石の道。霜と泥で滑る。(6:07)
▼下ノ芝。木道も休憩デッキも凍って真っ白。(6:35)
▼中ノ芝、朝日を浴びて黄金色。ここで休憩。(7:09)
7:52 顕彰碑。
苗場山スキーを世に紹介した方2名を讃えた碑です。
中ノ芝を出た辺りから、霧が激しく湧き始めて、あっという間に周囲が霧の中になった。
眺めなし。全国的に晴れ予報だったはずなのに・・・やっぱり上越ですね。
▼笹原の中に立つ顕彰碑。(7:52)
8:06 神楽ヶ峰
8:22 雷清水の少し下で水飲み休憩5分
▼神楽ヶ峰(8:07)
お花畑から先の、苗場山への最後の急登は、このコースの名物?ですが、濃霧で視界数メートル・完全な霧の中なので、先が見えずに辛い(先が見えても逆に辛いのかな?)。
途中、折り返して来た人から「山頂は晴れている」って聞いて「ホントかよ?」って思いつつ登る。
9:00 急登が終わって山頂湿原に入ったが、ガスっている。やっぱり駄目かな?って思った途端、一気に晴れて絶景になった。尾瀬みたいでなかなかイイじゃあないですか。
写真を撮りながらノロノロ山頂へ向かう。
▼山頂湿原。右奥が山頂だけど、霧が徐々に薄れて・・・ (9:03)
▼いきなり青空。 (9:06)
▼池塘が美しい。尾瀬みたいでイイじゃないですか!(9:07)
▼苗場山・山頂はとても地味。(9:12)
9:12 苗場山(標高2,145m)山頂に着いた。
山頂は眺めは何もない、木々の中の空き地。
休憩するのも、場所がジミ過ぎていたたまれない(笑)
眺めが良い場所を探して、まずは苗場山自然体験交流センターを見に行って・・・ちょうど小屋仕舞いの最後で、ドアを釘で固定しているところだった。
さらに湿原を、写真ポイントを探してぶらぶら。
遠くの雪の山脈を見渡せるポイントを探したが無くて残念。
風が強い。
休憩用の木のデッキやベンチは随所にあるが、眺めの点からも、風よけの点からもイマイチ。
9:28 風が吹き込まない場所を見つけて休憩。
眺めはない場所だけど、日溜まりになって昼寝は快適そう(笑)
カップラーメンを作って食べて、昼寝・・・。
▼カップラーメンを食べる(9:48)
11:00 撤収。
再度、湿原をぶらぶら。
山頂に出て、また苗場山自然体験交流センターへ行って・・・
湿原は確かに美しいけど・・・
迫力のある峰々の眺めが無いのはやっぱり寂しい。
苗場山は100名山だけど・・・
いわゆる100名山とやらには、似たようは湿原の山がいくつもある。
選者(深田久弥)の志向だろうけど・・・、一方で美ヶ原などは山ではないのに挙げられたり、逆に丹沢に至っては「山域として」と称して一番つまらない丹沢山が代表にされている。私にとっては100名山なんてバカバカしい限りです。
そんなわけで、我が家には、湿原の眺めだけなら尾瀬で十分かな?(笑)
辛い登りを堪えて登るのなら、出来れば神々しい峰々を拝みたい。
「もうここには来ないかもしれないね」ってオクサンと話しながら、木道を散歩した。
▼遠くに見える山脈。微妙に雲がかかって、何山かわからない。(11:13)
▼谷川岳方面は相変わらず雲の中。(11:27)
▼山頂に長居したけど、そろそろ帰りますか。(11:32)
11:30 下り始め。
昼寝前より、霧や雲が消えて東側の眺めも良くなっていた。
平標・谷川は相変わらず雲の中だけど、湯沢の街や、カッサ湖が見える。
歩いてきた行程も見える。
▼東側の霧が消えて、カッサ湖と左奥に湯沢が見える。(11:41)
急下りを降りて、雷清水あたりから苗場山を振り返る。
あの山の上が湿原になってるなんて不思議ですね。
▼雷清水あたりから、振り返った苗場山。(12:12)
12:37 神楽ヶ峰
13:01 中ノ芝、休憩23分(7:24まで)
▼笹原の木道、左は顕彰碑 (12:49)
中ノ芝から和田小屋までのゴロ石帯は、早朝よりさらに泥で滑りやすくなっていて、オクサンがだいぶ苦戦。
14:34 和田小屋
14:51 駐車場に着いた。
▼第2リフト町営駐車場に着いた。(14:52)
帰りの苗場山林道は紅葉が綺麗だった。
最寄り温泉の「街道の湯」は修繕工事で臨時休業なので、今日は温泉はナシ。湯沢ICをから関越道に乗って、久しぶりに通勤渋滞に突入 (x_x;)
19:44 自宅に着いた。
▼林道の紅葉が美しい (15:33)
苗場山は、近くの巻機山や平ガ岳と並んで山頂の湿原で有名だけど・・・
実際、確かに、なかなか素晴らしい風景だったけど・・・
我が家にとっては、迫力のある峰々の眺めが無いのがやはり残念。
また北アルプスに行きたいなぁ・・・って実感してしまった。
用意していた代替案は、鳥海山&月山だったが、東北も天気は悪そうだし、北アルプスに行く気でノリノリだったので残念感が大きすぎる(笑)
悩んだ結果、選んだのは唐松岳。
午後は雪予報が出ているので、夜明け前に歩き始めて時間勝負の山歩きです。
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前日(連休1日目)は、前夜にクライミングジムでガッツリ登ってしまったので早出は無理。寝坊してのんびり支度した。
11時頃 自宅を出発。
16時 八方の湯 に着いて長風呂。
18時半 黒菱駐車場に着いた。
すごい濃霧で視界2~3m程度。今日はここで車中泊。
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4:30 起床
霧は完全にはれている。
モチベーションup!
今日の稜線の天気予報は「午前中は晴れだが徐々に雲が多くなり、昼頃から雪!」です。最悪の事態を考えてチェーンアイゼンとオーバー手袋も持っているし、服装も準冬用。眺めが期待できるのは午前中の早い時間だけなので、時間勝負の登りです。。。
5:20 歩き初め
第3リフト駅の左の道を登り始める。
途中からのコンクリート道の急登がかなりの急傾斜でつらい。
夜が明け始めている。もう30分ぐらい早くても良かったか? 昨夜の濃霧に完全に騙された。あれが無ければもっと早い時間で目覚ましをセットしたのに、失敗したか・・・。
▼暗い時間のスタート。このゲートから登る。(5:21)
▼夜が明け始めた。白馬村の夜景。(5:29)
▼コンクリート道の急登(5:42)
5:45 黒菱平
6:19 八方池山荘
6:24 朝ごはん休憩、22分(6:46まで)
白馬三山(白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)の眺めが素晴らしい。
この眺めを見れただけでも良かった。
やっぱり北アルプスは素晴らしい。
▼黒菱平で、白馬三山。(5:46)
▼朝焼けの鹿島槍ヶ岳、五竜岳(6:11)
▼八方池山荘の上の展望ベンチ(6:45)
▼朝日を浴びて木道歩き。(6:58)
▼奥に見えるのは不帰2峰かな?右稜線には八方ケルン(7:02)
▼鹿島槍ヶ岳、五竜岳。素晴らしい山容だ。(7:04)
7:13 第2ケルン(息ケルン)
7:19 八方ケルン
白馬三山に向こう側から雲が迫り始めている。
振り返ると雲海。
そして進行方向の左、五竜・鹿島槍方面は、麓からすごい勢いで霧と雲が湧き上がっている。予報より早く天気下り坂か?
先を急がないと・・・。
▼白馬三山(白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)(7:24)
▼八方池。(7:28)
▼八方池。素晴らしい眺めだけど通過。(7:30)
7:31 八方池ケルン
白馬三山はまだ見えている。
私は八方尾根は初めてですが、八方池は美しいですね。
リフトを使えば手っ取り早く来れるし、大人気なのが納得です。
池に降りて風景見ながらゆっくり休憩したいところですが、今日はそうは行かない。残念だけど通過、先を急ぎます。
▼振り返った八方尾根。南東からガスが湧き上る。(7:38)
7:41 下ノ樺
植生の逆転現象らしい。この標高でダケカンバの巨木が鬱蒼と生えている。激しい風雪に耐えて育って湾曲・変形した木々。珍しい風景だ。
▼まだ秋が残った南斜面をトラバース。(7:52)
7:59 上ノ樺で休憩、19分(8:18まで)。
8:30 扇雪渓。雪渓はホンの僅かまだ残っている。
8:49 丸山ケルン
再び稜線に出たが、白馬三山は雲の中になっている。
目指す唐松岳も見えてきたが、時々ガスが掛かっている。
▼唐松岳が見えた。まだ眺めが期待できそうだ!(8:59)
9:17 トラバース道の分岐前で休憩、15分(9:32まで)
9:41 稜線に出た!
▼唐松岳への最後の登り。(9:42)
▼振り返って、唐松岳頂上山荘。(9:50)
9:58 唐松岳(標高2,696m)山頂に到着!
剱岳・立山もまだ何とか見えている。
左の五竜岳・鹿島槍ヶ岳、右の白馬三山は共に雲の中だけど、剱・立山が見えたのは大ラッキーだった。唐松岳山頂から不帰キレットまでは不思議にガスが掛かってなくて好展望!
とりあえずは文句なし!!
▼唐松岳(標高2,696m)(9:58)
▼剱岳が見える!(10:05)
遠くに、8月に歩いた針ノ木岳・スバリ岳~爺ヶ岳へ向かう稜線も見える。
その下は黒部湖か?
やっぱり北アルプスに来てよかった。
この壮大な眺めは他の山域では見れないですからね。。。
風が冷たくて寒いので、ダウンとカッパを着込んで眺めを楽しむが・・・
しかし徐々に遠くから雲に覆われて眺めが悪くなってきた。
10:32 撤収(山頂にいたのは34分)。
10:47 唐松岳頂上山荘に立ち寄り。
小屋はもう営業終了していて、冬支度の真っ最中。
小屋の前からは立山方面の眺めが良いですね。
11:00 最後の眺めの良い場所で休憩、18分。
あとはもうひたすら下るだけ。
秋がまだ意外に残っていて美しい。
パステルカラーの山肌、赤い実がいっぱい実った木々。
▼八方池(12:18)
12:26 八方池で休憩、25分(12:51まで)。
快晴ならビール飲んで昼寝したくなるような場所(笑)
別天地ですね。
▼八方池、とても気持ちが良い場所ですね。(12:28)
八方池からゴンドラ終点(八方池山荘)までは1時間もかからない。
対向2車線じゃなくて対向2人線?の木道が2本つけられている。
気合が入ったハイキング路だ。
▼木道がなんだか凄い。(13:22)
13:37 八方池山荘
13:52 黒菱平
▼黒菱平(13:52)
▼コンクリート道の急下り(13:54)
14:06 黒菱駐車場に着いた。
車に着いてすぐ、ポツポツ雨が降り出した。
そして片付け終わりと同時に、雹混じりの大雨! 雷も鳴り出して、あっという間に土砂降りになった。すごいタイミングだ。
温泉は今日も「八方の湯」。
温泉に入っている間も雷雨が続いている。
ようやく止んで、外を見たら山々が見事な雪景色になっていた。(@_@;)
▼雷雨の後の山、なんと雪景色!!(17:04)
風呂上がり、少し車で休んで、帰りは原PAで少し仮眠。
23時頃、自宅に着いた。
今日は、天気の読み・時間計画が完璧に正解だった。
あの雷雨に捕まっていたら色々と大変だったろうと思う。
山頂ではまずまずの大展望を見られたし、楽しい山行だった。
今日は上りでは、ハイカーには一人も会わず。こんな人気コースなのに不思議な感じだった。下りでは八方池までの間で、3組4人にすれ違ったが(うち1人はその場から引き返し)、山頂に向かった3人は雷雨・雪に遭わずに下りきれたかな?ちょっと心配です。
10 | 2024/11 | 12 |
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本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。