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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
概ね晴れemoji 雲も多しemoji

8時頃起きた。
せっかく早く起きたので9時半頃朝ご飯。
そのまま準備も早く進み、10時半、レセプション横に車で行ってメールチェックとネットしてたら管理人の兄さんが来て、先日サニタリーのお湯が出なかった件について、「あのあとすぐチェックしたら(ボイラーが)危険な状態で、いつ大変な事になってもおかしくない。明日工事なんだ、教えてくれてありがとう」って言ってた。お湯は出るようになったけど、大変な状態なのね。工事するまで保てば良いんだけど。また水シャワーは辛い(笑)
11時頃キャンプ場を出発した。

今日はオクサンの日、エリアは「Raco de les Espadelles」の左エリア。
12時ちょっと前に岩場に到着。2週間前(5/3)に行ったときは大混雑でビックリだったけど、今日の駐車場は我が家の他に1台のみ。スペイン人男女だったが、彼らは私達の対岩の昼過ぎまで日陰の岩で人気6cをチェーントライして、日向になったら帰ってしまった。その後、強そうなクライマー2人が奥の日陰ルーフに向かっていって歩いていくのが見えたけど、人の気配はそれっきり。我が家で完全貸切でした。まあそうだよね~こんな時期のしかも連休前の平日ですからね。。。

そんな静寂の岩場は15時に概ね日陰になったけど、それまでは日光浴しながら昼寝三昧(私は1本だけ登ったけど)。空は雲が多く、暑い太陽を覆うと寒いくらいの陽気だった。残念ながら私の体調は昨日のダメージが予想外に激しくて、指皮が痛すぎてどうにもならない。肩や節々も痛いし、やる気の起こしようがない感じで、オクサンのルートの試登とヌンチャク掛けに専念するご奉仕の一日となりました。
そんなわけで登ったのは・・・

Torn xungo  6c
I tu de qui ets, xiquet?  6a+
Al llit al primer crit  6b
Torn xungo  6c(2回目)

Torn xungo(6c)はオクサンの今日の課題ルート。対岩のクライマーが日陰になってこっちに来てバッティングしたら困るなと思って、日向だけどヌンチャク掛けで登った。最後が核心のルートで終了点のクリップホールドも悪くてしかも日向でツルツル。オンサイトはしたけど、(指が痛くて)悪そうに登ってるのを見て「やっぱりやらない」と仰せでいったん回収。その後2時間ぐらい日光浴。
ようやく日陰になって、I tu de qui ets, xiquet?(6a+)をヌンチャク掛けで登って、オクサンもフラッシング。少し休んで Al llit al primer crit(6b)を。これはなかなか面白いルートだった。力強くガバで登って最後は小ハングからテクを要求する広い凹角の乗越し。ワタシ的には星3つなんだけど、トポでは星2つ。2本左の3ッ星6bより全然面白いと思うんだけどなぁ~。オクサンも素晴らしい登りで一撃でした。
時間がまだ早いし、オクサンも調子良さそうなので、「やっぱり6cもやったら?」って勧めて、Torn xungo(6c)を再度登ってトップロープに。オクサンには2ヶ所厳しかったようですが、いろんな6cを触らないと難しさの感じが掴めないですからね。出来ないルートをトライすることは大切です。

19時過ぎ岩場を撤収。
20時過ぎキャンプ場戻り。

夕食の後、オクサンと昔のビュークス・オルゴン・ヴォルクスの話して、フランス人達と一緒に登ってたときの思い出話で盛り上がった。ワインもいつもより多く1本空けてしまった。明日はレストだし(登りたくても指が回復しなさそうだし)いいかって。
それにしても、カティとセバスチャン、パスカル、テリー、ロイク・・・過去一緒に登った仲間たち、みんな元気かなぁ?

そのあと、サニタリーの電源借りてPC作業して、レセプション横でネットして・・・
就寝は25時過ぎ。
夜更かしでした。

▼Raco de les Espadelles の駐車場は閑散としてた。


▼フィックスロープを掴んで岩場に降りていきます。


I tu de qui ets, xiquet?(6a+)をフラッシュするオクサン。


▼岩の隙間に咲くお花。


 Al llit al primer crit(6b)をフラッシュするオクサン。良いルートでした。


Torn xungo(6c)をトップロープ掛けのために再度登る私。


Torn xungo(6c)をトップロープで試すオクサン。


Torn xungo(6c)の上部のオクサン。核心部でだいぶ難しめです。


▼晩ご飯はフランクフルトソーセージと野菜スープ
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ドンヨリ曇りemoji →時々雲の合間から日が差す程度emojiemoji

昨日の暴風で寝不足だったのと、頭が低い睡眠に慣れたのとで昨夜は爆睡だった。足の浮腫みもなくて良い感じ。
8時頃に起きたんだけど、ドンヨリ曇りで気分が盛り上がらない。うだうだして、だけどいつもより早く10時に朝ご飯。

ボイラーの音が聞こえるなぁ・・・ひょっとして!って思ったら温水が復活した。早速、朝シャワーを浴びてみたけど、天気が冴えないのでいまいち調子は上がらない。残念。

11時に準備が終わってレセプション前に車で行ってメールチェックとネット。
11時半に出発。

今日は私の日。
非常に悩んだ。天気がイマイチなので日向エリアで試したい(1日で登れそうな)ルートをやりに行くか?エルミタの谷側に試したいルートが幾つかあってそれをやりに行くか?前夜も今朝もずっと悩んで・・・結局、先日指皮が終わった状態でトライして登れなかった Nacido para zumbar(7c)を再トライしたくて「MQZ」エリアに行くことに決めちゃったのです f^_^;
そんなわけで登ったのは・・・

Nacido para zumbar  7c

1回目、アップがてら各ピンテンションでムーブ確認。問題は上部の傾斜が落ちかける場所(まだ薄前傾)のイマイチホールドから遠いカチを捉える部分なんだけど・・・これはたぶんチビクライマー特有の核心。実はここまで十分悪くて、ノーテンで来たとしてコレが出来るのか?が大問題だった。で、ここを重点的に確認したが、いいシークエンスは見つからなかった。やっぱり力で押すしか無いのかぁ・・・って悟って、今日の選択は失敗だっか?ってガッカリ。でもせっかくオクサンに付き合ってもらって来たのだから全力でトライしてみます。
2回目、下部の核心越えたけど、足位置の詰めが甘くて失敗。そして結果、これが痛恨の大失敗だった。3回目は下部核心を越えられず。確率悪いので代替ムーブをいろいろ探ったけどいまいち。そして4回目はもう指皮が終わってて下部核心でムーブを起こせなかった。
ここに来て何故か7cが登れない・・・。8台なんて論外な感じ?だいぶ凹みました。

今日はこれで終了。これ以上は指皮がヤバい。今週は天気予報があまり良くないので、2勤1休はやめて、連勤雨休の予定なので指皮を温存しなくては・・・。

19時半過ぎにキャンプ場戻り。
シャワーやサニタリーのお湯が完全復活していた。
暖かいシャワーを浴びてスッキリ。人心地です。

▼岩場に着いたらまずは、爪削り・角質化した皮の段差削り・逆剥け取り・テーピングなど準備がいろいろ。


▼目当てのルートに棒で可能なだけヌンチャクを掛けます。


Nacido para zumbar(7c)1回目はムーブ確認をヌンチャク掛け。


Nacido para zumbar(7c)3回本気トライ出してみたけど登れませんでした。


Nacido para zumbar(7c)登れなくて悔しい。指皮も身体もボロボロになって、ヌンチャク回収も大変。


▼帰り道、8aをトライいているスペイン人(赤矢印の場所)を見物。


▼夜ご飯はリゾットと焼きソーセージ、野菜ソテー
暴風emoji →雨emoji →曇・霧emoji →晴れemoji

一晩中、暴風が凄まじかった。
もう完全に南仏のミストラル並み。
風の音が凄いだけでなく、テントがひしゃげてバタバタ激しく鳴り続けて・・・もう全然眠れない。明け方、ようやく風が弱くなったと思ったら雨が降り出して、9時頃まで降り続いた。

9時過ぎに起きて外に出たら霧。
予報では午後から晴れだけど、山は回復が遅れるだろうし、岩が乾くのも時間がかかるだろうし・・・で今日はレストに変更。
こんなことなら、昨日調子が悪くてもムリムリにでも登っておけばよかったと後悔。予報からこんなに荒れるとは思えず、油断でした。

午前中は帰国までのカレンダー作って、予定をオクサンと少し検討。もうツアー日程の半分を越えちゃったんですよね~早いなぁ・・・。

12時頃、レウスへ買い出しに。今週は天気が不安定な予報なので、天気を見計らいながら連続で登る可能性があって買い出しが出来ないかもしれない。それを踏まえて1週間分の買い出しを・・・。

16時半、キャンプ場戻り。
テントの外でビールとポテチ。

シャワーに行こうと思ったらボイラーが動作して無くてお湯が全然出ない。
レセプションに行って「暖かいシャワーが出ない」って伝えて、「すぐ見に行く」って話だったんだけど、その後も直らず。数日分の夕食の仕込みをしながら様子を見たが直る気配なし。長期化か?他の住民も水シャワーを浴びてる様子。我が家もやむなく水シャワーに突入した。
仕込みに時間がかかって、晩ご飯は20時半でした。

▼雨の日の朝はラーメンが温まる。焦がしタマネギ、豆、卵乗せで。


▼キャンプ場は霧の中。


▼晩ご飯は鶏肉でパエリャを作ってみました。
晴れemoji →曇emoji →曇りと暴風emoji

9時過ぎ起き。
ずっと感じていたテントでの睡眠の問題。
このテント場は地面が若干斜めなんだけど、テントを張る向きは限られていて、入口に足を向けて寝ると足が低くて頭が高い状態になる。そんなに傾斜があるわけではないんだけど、長期生活はやっぱり辛い? ふくらはぎが浮腫みがちなのはそれが原因か?って考えて、昨夜は逆に入口を頭に(頭が低くなるように)寝てみた。過去にも同じような理由で私はいつも頭が低くなるように寝ていたのも思い出したし。
でも1ヶ月以上頭が高く寝てたのを急に逆にしたのでやっぱりヘン。あまり眠れなかった。でも数日すれば慣れるでしょう、きっと。過去は確かそれで調子が改善していたはずだし。。。

10時半頃、朝ご飯。
11時半頃、準備が終わって、いつものように車でレセプション前に行ってメールチェックとネット。12時過ぎに出発。

今日はオクサンの日、Morir de pie(6c)を狙いたいとのことで「Can Regino」エリア。
13時半、岩場到着。谷はとても静か。
アップが終わってMorir de pie(6c)にヌンチャク掛けで登り始めたら風が激しく吹き始めて、まるで南仏のミストラル!しかも私達が登っている岩が何故かちょうど風の通り道で暴風。対岸を見ると草木は全然揺れていない。まいったな。
ロワーダウンしてロープを解いて手から離したらそのロープが水平にたなびいて飛んでいってしまうくらい。いたたまれなくて風の吹き込まない壁の裏に荷物を避難して休んで・・・、で、不思議なことに風が吹き荒れるこの岩に何故かスイス人グループ・フランス人グループが集まって混雑するし。。。
そんな「わやくちゃ(山口弁)」な中で登ったのは・・・

Ajo esport  6a
Morir de pie  6c

Ajo esport(6a)は元々6a+が6aにダウングレードしたらしい。でもまあ快適なアップルート。オクサンも一撃。Morir de pie(6c)はトポでは三ッ星でコメントも絶賛だけど、私の感想は「一種のキワモノ」って感じ。出だし2ピンを越えるまでが核心で、期待と全然違う登りを強いられる。2ピンを越えたら長いけど6b程度。出だし核心だから狙うには良いかもしれないけど・・・。で、残念ながらオクサンは今回そのムーブが出来ず敗退。前回はTPだけどムーブで来たんだけどね~残念。回収のため私が登り直しでした。

もうちょっと何かやる?って時間だったんだけど、オクサンはガッカリモードでモチベーションなし。私も指の皮が回復して無くて、肩・背中の疲れも取れて無くて、アップ程度なら良いんだけど、それなりのルートをやると指皮を損傷してしまいそうなので・・・撤収決定でした。

18時半過ぎキャンプ場戻り。
キャンプ場も風が強い。
予報では、今週は前半の天気が不安定なようで・・・
明日は一時雨予報も出てるし、私の日なんだけど、何をやろうかな?

▼朝ご飯はいつもこんな感じ。オレンジが美味しい!


▼岩場に着いて荷物を広げたら、まずは指のケアから。


Ajo esport(6a)を登る私。


Ajo esport(6a)を一撃で登るオクサン。


Morir de pie(6c)を登る私。


▼可哀想なクライマー(私)の指。爪は力の入れすぎで先割れと深爪を繰り返して平常時の2/3の長さになってしまい、岩に擦れて逆剥けで流血も当たり前・・・。


Morir de pie(6c)をトライするオクサン。ムーブが出来ず残念。


▼晩ご飯はベーコン丼とイワシ缶、野菜サラダ
曇り一時雨emojiemoji →晴れemoji

朝起きるとドンヨリ曇り。
降りそうだなぁ・・・って言ったそばからバラバラ雨が降り始めた。
天気予報は晴れじゃなかったっけ?外れるんだぁ・・・って思ったら11時には日が差して晴れになった。

今日は日曜なので何もしないレスト日です。
昨日のハイキングと、その前2日間のクライミングの疲れを癒やすためになるべく何もしないでひたすら休むことが課題。だけど、ブログをアップしたり、昨日のログをヤマップにアップしたり・・・、オクサンは洗濯したり洗濯したりシュラフ干したり・・・意外に雑用はいろいろ。

昼過ぎ、テントの横に椅子を出して、カレーの残りで作ったドライカレーを食べてビールで乾杯。そのあと昼寝・・・。
19時半頃、シャワーを浴びて
20時半頃、晩ご飯。

スペイン人のキャラバン組もどんどん帰宅していって・・・
意外にドイツ人がありこちの区画にいるけど・・・
また静かなキャンプ場に。。。

疲れ、取れたかな?
明日・明後日、全力で登れると良いな♪

▼レスト日の夕方は木陰で谷を見ながらビールとポテチが定番。


▼今日の晩ご飯は太麺パスタ・3種チーズのソース、ハンバーグ、野菜ソテー
モンサン(Monsant)へハイキングに行ってきました。

モンサン国立公園はバルセロナから西へ200kmくらい?遠目にも目立つ断崖と荒涼とした地形の中に古い礼拝堂や洞窟が散在する山地です。あまり日本には紹介されませんが、ヨーロッパでは割と有名。その独特な地形を楽しむために各国からハイキングや自転車・バイクツーリング、そしてクライミング目的で多くのツーリストが訪れます。もちろん観光だけの人達も。

せっかく来たのにクライミングだけでは・・・ってことで、我が家も時々ハイキングに行くのですが今季はこれが初めて。

と言ってもモンサンは広くて険しくて、雑貨屋さんなどで買える詳細地図ではコースタイムやモデルコース紹介が無くてどう歩いたらよいか分かりにくい。逆にツーリスト・インフォメーションやキャンプ場のレセプションに各村起点の短め(2時間~5時間程度)のコース紹介付き無料マップが置いてあって併用すると便利です。

今回はその中から、以前歩いたこともあるM1コースを選んでみました。
これは、ラ・モレラ(La Morera de Montsant)の村を起点にした2つの『峠』を含む所要2時間30分(6.2km)の周回コースで、断崖を見ながらアクセスして下から登ってバンドをトラバースしたり、岩に穿った鉄梯子や杭を使ってよじ登ったりして『峠』を登って崖の上に出て、しばらく荒涼とした崖の向こうの風景を楽しみながら歩いた後、もう一つの『峠』をやはり鉄梯子や杭を使って降りてきます。このコースの『峠』がそれぞれスゴくて、「Grau del Carrasclet」と「Grau del Carabassal」なのですが、コースガイドでは難易度が『Very High』にランク、比較しにくいですが槍ヶ岳の穂先よりは難しいかな?って感じです。ガイドでは2時間30分ですが、連日のクライミングで疲れた私達の足で5時間かかりました(そのうち休憩は計1時間程度)。

疲れたけど楽しいハイキングでした。

解説文章と原寸写真は↓こちらでどうぞ(ヤマップ)

Monsant(モンサン)ハイキング、カタルーニャ(スペイン)にて。 / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ


▼最初の峠へ登る途中で。トラバースコースも面白そう。


▼下りの分岐点で。道標がかっこいい。


▼途中の岩のバンド上で。


▼キャンプ場で、ビールが滲みるぅ~~。
快晴emoji
昨夕は風が少し出ていたが、今朝は無風。

9時頃起きてPCで日記書き
10時半頃、朝ご飯食べて・・・
11時半に準備が終わってレセプション前に車で行ってメールチェックとネットを少々。
Wi-Fiコーナーでは管理人のお兄さんと数名が工事図面を見ながら激しく議論していた。至る所壊れているモンサンパークキャンプ場、工事も大変ですね。

12時にキャンプ場を出発。
今日は私の日で「Raco de la Coma Closa」エリアを目指したのですが・・・後述の理由で「MQZ」エリアに途中移動でした。週末前の金曜日。谷はすごく静かで、見かけるのは数台のスイス、フランスナンバーの車。スペインナンバーもいたけど付いているシールからレンタカーな感じ(アメリカ人かな?)

まず最初の「Raco de la Coma Closa」エリアには13時半に着いて、「対岸の8b+を女性が登ってるな~」なんて見物しながらのんびり準備でした。そしてまずここで登ったのは・・・

Sovietic training  7c
先日3回トライして登れなかったルート。今日は改めて狙いに来たのですが・・・。やっぱりボルト3本目が妙に苦手。1回目はアップを兼ねてテンションかけながらホールド・スタンス・ムーブを再チェック。だけどやはり前回より良いシークエンスは見つからず。1時間弱休んで狙ってみたのですが、ボルト3本目で微妙に失敗、落ちはしなかったけどリカバーするために全力を使ってしまって、一般的な核心の6本目まではなんとかノーテンで行けたけど、核心のランジは全然届かず。その後の部分も再チェックして・・・このルートは諦めることに決定。たぶんワンテン地獄に陥る可能性が濃厚なので。10回ぐらい積めば出来るのかもだけど、それって3~4日?限られた日程で、他に沢山やりたいルートがある中で、それはあまりにも馬鹿らしい。でもとっても苦い判断で、2~3撃で登れなかった私の力の無さにガッカリです。
回収中に、前に挨拶した新エリア開拓中のローカルクライマーがまた通って行った。

Nacido para zumbar  7c
そんなわけで気を取り直して隣の「MQZ」エリアへ移動。どっかぶりのこのルートをトライ。とても面白い純粋パワー系のルートなのですが、前のトライの心理的・肉体的両方のダメージが大きくて、1回目はボロボロ。何とかムーブを作ってトップアウト。1時間休んで何とか気を持ち直して、2回目のトライは思ったより繋げることが出来て中間部までノーテン。でも完全に指皮が終わって上部はテンションだらけのボロボロの登りでした。
終了点に着いて回収のために結び替え中、ふっと上を見上げたら綺麗なオレンジ色の前傾壁があって、さっきお会いしたローカルクライマーがユマールしながらルート整備をしていた。向こうも気がついて手を振ってご挨拶(笑)
こういう方のお陰で私達は楽しませてもらっているので頭が下がるばかりです。

そんなこんなで、18時頃クライミング終了。
疲れ切ったのでゆっくり撤収して、駐車場は我が家が最後でした。
キャンプ場には20時過ぎ帰還。

いろいろと、ボロボロに疲れました。
ダメダメな日でした。
でもまた頑張ろう~!

Sovietic training(7c)アップ兼ねてテンションしながらムーブ確認。


▼エリアからの眺め。今日の谷は静かです。


Sovietic training(7c)2回目、本気トライだけどダメでした。


MQZエリアに移動して何をやろうか悩み中。


Nacido para zumbar (7c)をトライ。1回目はボロボロ。


Nacido para zumbar(7c)気合を込めた2回目は良い感じだったけど力尽きた。


▼ダム下の駐車場は私達が最後、誰もいない。


▼夕日が当たるウルデモリン(Ulldemolins)


▼今日の晩ご飯もカレー。美味しいです。
快晴emoji
1日中、雲一つない真っ青な空。

8時頃起きたけど、まだ調子悪い。
と、急にトイレ・・・下痢の始まり。
でもそのあと、調子が大分戻ってきた。食い過ぎか?

10時半頃、朝ご飯食べて・・・
オレンジが美味しい。

ヒゲ剃ったり、何だかんだ。
11時半頃、準備が終わって車でレセプションへ行ってメールチェックとネットを少々。
12時頃出発。

今日はオクサンの日。久々のシウラナです!
こんなにシウラナに近い場所で寝泊まりしてるのにシウラナで登るのはやっと2回目。理由はマルガレフが面白すぎるのと、微妙な気候の違いでシウラナの天気が安定しないこと。でもようやくシウラナの季節ですね。

行ったのは「Can Parasit」エリア。
13時半頃に着いたけど、辺りのエリアも含めて閑散とした雰囲気。岩はまだ日向で、日陰になるのを待って昼寝三昧。木陰は涼しくて気持ちいい。ぐっすり昼寝して、お陰で体調不良がすっかり治って身体が軽くなったけど。。。遠くで登っている声はするけど、辺り一帯あまりにも人気がないので「このエリアはもう終わっちゃったのかなぁ」なんて話してたら、17時過ぎ?岩が日陰になる頃からワラワラとクライマーが集まりだしてとても賑やかになった。みんな日陰を選んで登ってたのね。。。
そんな岩場で登ったのは・・・

Kagarro malababa  6b+
Agulletes a les tetes  7a

Kagarro malababa(6b+)はオクサンの目的ルート。私は日向のうちにヌンチャク掛けに行ったのですが、日向カンカンの中で登るには悪いこと悪いこと(笑)かなり必死になってしまった。私はそのあと昼寝三昧になったのですが、日陰になった17時頃、オクサンが気合の・渾身のレッドポイント!上部のハング超えの粘りは素晴らしかったです。
そんな素晴らしい登りを見た直後なので私も頑張んなくちゃ!って取り付いたのがAgulletes a les tetes(7a)。このルートは数字は7aですが私には因縁のルート。出だし2ボルトまでが核心のボルダールートで、それを越えたら前傾だけどガバばかりで6b程度。でもそのボルダームーブが特にチビには強敵。10年前、調子の良かった頃でも出だしが出来ず。今回1回目(先月)は出だしは出来たけど2ピン目直前のカチが保持しきれず登れず。。。でも今日は良い登りを見た直後だし、ローカルクライマーも集まって注目される中だし、気合が入りました!出だしも一発で、その後のカチも渾身の握り込んで2ピン越え!レッドポイント成功でした。回収して降りてきて、ローカル達に祝福されて嬉しかったです。

明日は私の日で気合を入れて攻めたいルートがあるので今日はこれで終了。
ローカル達がAgulletes a les tetes(7a)をトライするのを少し見物して、「Good Luck! Bye bye!」って声かけて岩場撤収。帰り道もあちこち、行きと違ってクライマー達で賑わってる中での帰宅でした。シウラナも楽しいな♪もっと来ないとね~。

帰り道、別エリアの駐車場確認をして少し時間がかかっていまい、キャンプ場戻りは19時半過ぎだった。

そして今日の晩ご飯はカレー。
昨日仕込んでおいたのですが・・・。10年前はフランス・スペインではスーパーのエスニックコーナーでたいてい瓶詰めのカレーがいろいろ売ってて、それを少しアレンジして美味しいカレーを作れてたのですが、今回はどのスーパーに行っても全く売っていない。ホントにこの10年でフランス・スペインの食のレパートリーが減ったなぁってガッカリなのですが、「カレー食べたいなぁ」って思い立っちゃって、仕方ないから焦がしタマネギ作って挽き肉をコンガリ炒めて、野菜スープの残りと合わせてリーデルで買ったカレーパウダーと合わせて、他いろいろ細工(笑)でやってみたら大成功!我ながらで驚くほどの美味しいカレーが出来て満足の晩ご飯でした。

▼マルガレフでは終わってた「白い草原」はシウラナではまだ満開!


Kagarro malababa(6b+)をヌンチャク掛けのために登る私。


Kagarro malababa(6b+)をレッドポイントトライするオクサン。


Kagarro malababa(6b+)を渾身の登りでレッドポイントしたオクサン。


Agulletes a les tetes(7a)因縁の課題をようやく片付けた私。


▼しばらくご無沙汰だったけどシウラナもやっぱり楽しいですね ♪


▼晩ご飯はカレー。美味しかったです。
快晴emoji
風もなく穏やか。

昨日の登りのダメージが意外に大きく、夜中に手のひらと前腕・肩がじんじん発熱してあまり眠れなかった。
8時頃起きてPCで日記書き。

11時過ぎ、レウスへ買い物。5日分の食材・他を。
行きはLa Mussaraを通って、帰りはMontblancを通って。
キャンプ場戻りは17時近く。

テントの外でポテチとビール。
明日以降のご飯の仕込みして・・・
夕ご飯は20時過ぎ。

昨日の疲れが残ってて
身体の調子悪く
妙に辛い休日だった。

▼La Mussaraの岩場を背景に。24年前に登ったきりご無沙汰の岩場です。


▼休日の夕方はやっぱり日向でビールとポテチ。


▼晩ご飯はパスタとハンバーグ。
快晴emoji
風が冷たい。

昨夜は明け方少し前から、キャンプ場近くの犬を多数飼っている家?の犬たちの吠え声が凄くて眠れなかった。

9時過ぎ起きてPCで日記書き
10時半頃、朝ご飯の支度。
11時半過ぎ、準備が終わって車でレセプション横に行ってメールチェックして12時に出発した。

今日は私の日で「MQZ」へ。
今回は荷物対策もバッチリ。最奥のこの岩場に来るといつも荷物が重くてへばってしまい肝心のクライミングの気力が萎えてしまってたんだけど(私のザックはヌンチャクだけでも2人分30本、それに胸には80mロープを抱えてだったので)、オクサンが登らない日はロープはオクサンに持ってもらって、ヌンチャクも15本に減らしてビレイ器もATCのみで軽量化することにした。登りがめっちゃ楽になりました。

13時半、「MQZ」エリア着
前回(土曜日)は遠い距離をやっと辿り着いたらローカル大集団が占拠していてガッカリだったけど、連休も終わった平日の今日は流石に誰もいない。
のんびり荷物を広げて準備していたら・・・コアな感じのローカル2人が来て挨拶して通過して行った。トポ上では最奥のエリアがここで、ここから先は道も草木を分け入るような感じでしか進めないはずなのですが、トポに未掲載の開拓中のエリアがまだ奥にあるのでしょうね。

そんなわけで結局エリアには我が家だけ。
谷は静かだけど、時々上から?クライマーの声がこだましてくる。さっきの2人組かな?
朝しか日が当たらないこのエリア。今日は風が冷たく吹いて終日寒いくらいの涼しさだった。
登ったのは・・・

Heimdall  7c
PPL  7c

Heimdall(7c)は定期的に現れるガバを2本指・1本指ポケットで繋いで登る120度近い前傾ルート。1回目はアップを兼ねてテンションしながらムーブ探り。とても面白いのですが浅いポケットでのクロスムーブなどもあって繋げて出来るのか?って心配。40分休んで2回目で取り敢えず狙ってみたのですが、前傾帯ほぼ最後の遠いムーブが届かなくてダメだった。でもここまで繋がるんだ~ってホッとした気分も。落ちた場所のムーブを修正して抜け口の動作も再確認。3回目は1時間近く休んでトライ。気合もガッツリ入って前傾帯を越えて、パンプした手で意外に悪い抜け口も唸り声を上げながら堪えて・・・レッドポイント出来ました。すごく嬉しいです。
20分程度休んで PPL(7c)もトライ。出来そうなら狙っちゃおうと思ってインターバル時間を作るため早めにトライしたのですが・・・このルートは残念ながらダメ。ホールド・スタンスが激しく粗くてイガイガ。指皮はヒリヒリになるし貴重な靴ゴムもすり減ってヤバい! あまり頑張る気にもなれずトップアウトして回収した。よほど指皮が元気な状態でないとやりたくないルートです。

手のひらがすり減って真っ赤になってしまったので終了。これ以上やったら明日1日での回復はムリそうなので。荷物を片付け中に、上の?岩場で登ってたコアな感じのローカル2人が挨拶して帰っていった。18時過ぎ撤収

下りはロープ含めて重量物を私がすべて持って・・・
18:45駐車場
キャンプ場戻りは19時半でした。

やっとRPグレードが1つ上がってうれしい。
帰るまでに8aまで届くかな~(笑)

Heimdall(7c)1回目。アップを兼ねてテンション掛けながらムーブ作り。


▼レッドポイント狙ってルートを見上げながらイメージトレーニング中。


Heimdall(7c)2回目のトライはもうちょっとで落ちちゃいました。


Heimdall(7c)3回目でレッドポイント。うれしい!


PPL(7c)は全然ダメ、指の皮に悪すぎ。


▼4月上旬によく咲いてたこの花の時期ももう終わりかな?


※参考:シスタス・アルビドゥス(Cistus albidus L.)
カタロニア語の一般名:白い草原。Estepa d'escurar.白いエスペラ。
以下より
Cistus albidus L. - Herbari Virtual del Mediterrani Occidental (uib.es)

▼今日の晩ご飯。パスタとフランクフルトソーセージ、野菜スープ
晴れemoji 雲多しemoji
午後は蒸し暑かった。

9時半頃起きて
10時半頃朝ご飯。

ヒゲ剃ったり、なんだかんだ。
でもいつもより準備は早く終わって11時半頃、レセプション前に行ってメールチェックしたりネット、キャンプ場を出たのは12時ちょっと前だった。

今日はオクサンの日でエリアは「Can Dit Xic」。
連休が終わってマルガレフの谷は流石に静か。フランス・ドイツ・オーストリアなどの外国ナンバーの車が目立ち、ローカルは少ない。

岩場に13時着。
先客は男女1組のみ。英語で話しているが男はネイティブではない?レヒュージかキャンプ場で意気投合な感じの2人かな?
私達がのんびり準備してアップを始める少し前にスペイン人男女4人組が来て少し賑やかに。オクサンが登ると「ガンバァ~」「ガンバレェ~」って力の抜けた日本語声援付き。気の良い連中でした。
そんな中で登ったのは・・・

Belka y Strelka  6b
Peus de moix  7b
Bambola  6c+

Belka y Strelka(6b)はオクサンの取りこぼしルート。まず私が登ってヌンチャク掛け。オクサンも無難にレッドポイントでした。
Peus de moix(7b)はオンサイトをめっちゃ狙っていたルート。見上げて観察する限りでは悪いホールド・ムーブは出なさそうな、耐久力勝負そうなルート。大人気ルートだしオンサイトする気満々でかなり気合も入ってトライしたのですが・・・緩傾斜に変わる最後の部分で痛恨のホールド選択ミスで落ちちゃいました。チョークがめっちゃ付いている第一関節も入らないヘンな1本指ポケットをうっかりロックオンして引き込んじゃってバランス最悪で取り返しつかず。たぶんリーチのある奴が中継で使ってたヤツみたいで、その右20cmに普通に引き込んでムーブを起こせるホールドが(クリーンされてチョーク控えめに)あった。そんなふざけたチョーク跡に騙された私が全面的に悪いのですが、またも7bがオンサイト出来ずで超ガッカリ。10年前はよほどのキワモノムーブが出ない限り7bはオンサイトが当たり前だったのにな~。気を取り直して40分ぐらい休んで2回目トライしたのですが、オンサイト失敗した後の2回目トライにありがちな『もう落ちられないプレッシャー』で動きがガチガチ。自分でも「やばいなコレ」「到達点が下がっちゃったらどうしよう」って思いながら、なんとかギクシャクとレッドポイント出来ました(笑)
Bambola(6c+)は・・・オクサンの今日のターゲットがRomeo y Regleta(6c)だったのですが人気ルートで取り付くチャンスが無さそうで、代わりにこちらをトップロープトライのため登ってみた。オレンジ色のとても美しいダイヒードラルで、ライン読みのセンスと正確なスタンスワークを要求されるとても面白いルートだった。何気にこの数日登ったルートの中で一番面白かったかも。でもオクサンには少し厳しかったか?トップアウトは出来たけど通せそうにないとのことで1回のみで終了でした。

18:40岩場撤収。
まだ早いのですが、このエリアでは私達が最後だった。
ダム下の駐車場に戻って、プロテイン飲んだり、明日のために荷物の積み替えしたりして。

20時少し前にキャンプ場戻り。
キャンプ場も静かなんだけど、中央通路のど真ん中で常駐キャラバン組の人達が4~5人白熱の議論を長時間していた。何なんだろうね。。。

今日は夜も暖かくて、今季初めてシュラフのジッパーを全開で布団にして寝た。

Belka y Strelka(6b)をレッドポイントするオクサン


Peus de moix(7b)のオンサイトを狙ってルートを眺める私。


Peus de moix(7b)この少し上でホールドミスで落ちてしまった。


Peus de moix(7b)レッドポイントしに行きますが身体ガチガチ。


Peus de moix(7b)何とかレッドポイント出来ました。


Bambola(6c+)を登る私。面白いルートでした。


Bambola(6c+)をトライするオクサン。


▼今日の晩ご飯。ベーコン丼をカスレ、野菜スープ
快晴emoji

昨夜は暖かめだった。
でも疲れてて10時近くまで起きれない。
やっと起きてPCで日記を・・・。

午後はテーブルを外に出してポテチをつまみながらビール。
日本から持ってきた雑誌を読んで、少しウトウト・・・。

14時過ぎ レセプション横に行ってブログを2日分アップ。そのまま1時間ちょっとネットを。
テントに戻ってまたゴロゴロ。。。

18時頃 シャワーを浴びて、晩ご飯の支度して。
食後はキャンプ場内をウロウロ散歩。

メーデーから始まる4連休は今日でおしまい。
夕方から、賑やかだった周囲のキャラバンがどんどん撤収していなくなりキャンプ場はとても静か。
12年前に長居した下の区画を見に行ったが、相変わらず眺めが良い。ロケーションは最高なんだけどね~。でもサニタリーが遠いから長居するには生活がツラいのが難点だった。今はサニタリーの斜め前。ロケーションは下の区画に比べるとイマイチだけど、眺めはまぁまぁあるし生活が便利で良い。

このキャンプ場に限らずスペイン一般同じなのですが、年間貸しで区画内にモービルハウスを持ち込んだり小屋を立てたり、庭や竈も作って別荘のようにして週末やバカンスを過ごすことが出来て、その別荘が色々個性があって面白い。色々見て回って・・・退屈しのぎになりました。

テントに帰ってコーヒー飲んで一休み。
22時頃?1時間ぐらい雨が降った。天気予報当たるな。

早めの就寝。
ほぼなんにもしない休日でした。

▼今日の晩ご飯。焼きソーセージと野菜スープ


▼食後に散歩。キャンプ場内にはこんな立派な別荘がたくさん。


▼遊具があったので少し食後の運動を・・・
快晴!emoji

昨夜もまた隣のキャラバンが・・・
ワンコがケフンケフンとしゃっくりのような小声を出す度に、ズルズル・ゴトゴト・バタンバタン家具を引きずったりひっくり返したりする音が鳴り、それを女性が叱りつけるような大声が・・・っと思ってよくよく耳を澄ましたら、大声は女性の声ではなくて甲高く吠える犬の声だった。昨夕方に散歩している姿を見かけたのですが、歩くのもブルブル震えてままならない老齢の犬。もうボケちゃって夜中にスイッチが入っちゃうんだろうね。よく聞くとご主人のあやすような小声も聞こえた。目も醒めちゃったし、ついでにトイレに行ったらその帰り、深夜なのに犬を外に連れ出すご主人の姿が見えた。大変だね・・・でもまぁ大切な家族だしね。

そして・・・昨夜の冷え込みも凄かった。
でも8時頃起きてPCで日記書き。

10時半頃 朝ご飯食べて、
12時頃 レセプションに寄ってメールチェック・ネットしてそのまま出発。

13時頃 いつものダム下の駐車場に。今日は大混雑が予想される日だけど、ここまでの駐車場は満車でクライマーだらけ。通常の混みなら全然問題ないはずのダム下もほぼ満車で、最奥になんとかスペースを見つけたけどあと2~3台で完全満車か?あぶなかった。

今日は私の日で「MQZ」エリア(カテドラルの最奥)を目指すのですが、私達の足で45分の歩きの最中に見える各岩にはクライマーが鈴生り状態。スゴイな今日は・・・。
で、カテドラルから岩伝いに歩き始めた頃、奥から声がすごく聞こえてきて「まさか?でもスペイン人声が大きいから行ってみたら3人だったってこともあったよな」って思いつつ汗だくで最奥に着いたらもう絶句!そんな広くない『MQZ』エリアがローカルクライマーだらけ。ほとんどのルートにはもうヌンチャクが掛かっててトライ中。2本だけ空いてたけどコレは前回もう登ったやつだし・・・ノーチャンスですね。。。

諦めて1つ手前の「Raco de la Coma Closa」へ戻って登ることにした。ここはもう少し調子が上がってからって思ってたエリアなんだけど仕方ない。まず左端の7b+からかな?って見上げてたら、最奥を諦めたローカル達がここにも集まり始めたので諦めて、このエリアでトライしてみたかったルートの下にロープと荷物を広げて準備を開始。こんな日は確実に「お手つき」することが大事なので。
そんなわけで登ったルートは・・・

Sovietic training  7c

1回目はアップも兼ねてハングドックでムーブ作りとヌンチャク掛け。私にとっての核心は2ヶ所か? ボルト3本目・ルートに入ってすぐの部分と、ボルト6本目を越える辺り。前者はどうもピシッと決まるムーブを作れない。チョーク跡・スタンス跡から色々なやり方が推測されるんだけど、私のリーチに合わないのか確率悪いしどれも全力。最も確率がマシそうな(ちょっとヘンな)ムーブで決めてみたけどイマイチ自信を持てない。後者は疲れてなければ問題ない引付けジャンプ。だけどここまで通してきたときに出来るか?ですね。
2回目、かなり気合い入れて攻めてみたけどボルト3本目でポロッと落ちた。案の定だけどガッカリ。ボルト6本目まで再確認して降りた。
だいぶ休んで3回目は、問題の箇所はギリギリで抜けたけど、やはり出だしでの全力はキツくて、6本目越えのジャンプ(たぶん通常はここが核心)で左手を引き付け切れず届かなかった。

結果ダメダメな日でした。
たった3回しかトライしてないんだけど激しく疲れちゃって、たぶんどんだけ休んでも今日はもうムリ、終了です。トシですね~ (T_T)
言い訳なのですが、累積疲労と重荷での長いアプローチ、岩場選定で右往左往したりで妙に身体が重ダルくて軽快に動けない日だった。
私が回収した後、ローカルがやり始めたのですが3本目は全然違うやり方だった。あの手順は試したけど足位置が違う。彼のほうが身体がデカいから?もう一度試してみたい気も出たのですが、後日ですね。。。

帰り途中、カテドラルの40mの8aをレッドポイントするローカル女性をしばらく見物。さらに先日オクサンがトライした日陰岩の6cをやっているクライマーがいて、出だし核心小ハングをどうやるか見物。やはり左廻りになって乗っ越せずポロッと落ちていた。確かにあそこはヘンなムーブになるし悪いよね~って。何であれが三ッ星なんだろう?

そんなこんなでのんびり歩いて・・・
18時頃、駐車場戻り

帰り、ウルデモリンに立ち寄って買い物。
明日は日曜で買い出し出来ないので肉類を買っとこうかな?って思ったのですが、いつもの雑貨屋は生肉が売り切れ。久しぶりに旧教会下の肉屋さんに行ってみた。10年前と違うオバサンの対応で生ソーセージを買った。10年前のオバサンはどこ行っちゃったんだろう?

キャンプ場も大賑わい。
子どもたちが走り回ってる。
シャワーも順番待ちだった。

明日以降の仕込みから始めたので夕ご飯は少し遅くなって21時過ぎ。
やや太のパスタ、カルボナーラソース、ソーセージ。ウルデモリンで買ったソーセージが美味しかった。

▼ダム下の駐車場はスゴイ大混雑。ダム直下の行き止まり近くでやっと停めれた。


▼やっと辿り着いた最奥の「MQZ」はローカル集団で大混雑。ガッカリ。


Sovietic training(7c)をトライしたけど・・・


Sovietic training(7c)レッドポイント出来なかった。


▼ウルデモリンの旧教会下のお肉屋さん、美味しいです。


▼今日の晩ご飯。ダメダメな日だったけど、ご飯は美味しい。
快晴!emoji

昨夜の冷え込みは強烈だった。
毎回「冷え込みが凄い」って書いてるけど、いつも早起きして洗濯するオクサンが「寒くてシュラフから出れずに9時まで寝た」って言ってるのできっと過去最高の冷え込み。

私も10時近くまでシュラフから出れず。
テントに日差しが近くなって室温が上がってようやく起きた。

10半頃朝食
11時半頃、準備終わってレセプション前でメールチェックして出発。

今日はオクサンの日、エリアは「Raco de les Espadelles」の左エリア。「Raco de les Espadelles」は高台にあって、谷の入口から細くて急なコンクリート道を車で登り詰めた台地上の広場に車を停める。そして数分歩き下ると岩場なのですが、下った右側は午後日陰で初・中級者向けエリア。左側には強前傾の高難度ルートがひたすら並ぶ日向エリア。ここは私には『冬のエリア』ってイメージです。
「こんな時期のEspadellesなんて閑散としてるよね~」「日向カンカンで焼け死んじゃう」なんて言ってたのですが、台地に着いたらスゴイ車の数でビックリ。そして岩場は6a~7bを登るクライマーで大賑わいでした。反して奥の高難度エリアには誰もいない。
そんな中で登ったのは・・・

Un peto de Marieta  6a+
Comendatore Paco  6b
Aixo no es pot resistir  6b
The new Cucos  7b

Un peto de Marieta(6a+)はとても快適なアップ、オクサンもオンサイト。Comendatore Paco(6b)Aixo no es pot resistir(6b)も快適な楽しいルートでオクサンも一撃だった。このエリアは6台の良いルートがたくさん並んでますね~。私は初めて来たのですが(奥の高難度エリアしか行ったことがなかった)こんな時期でも大人気なのが納得(笑)
オクサンはもう終了というので私はもう少し、The new Cucos(7b)をトライ。見て明白なスタート数手が核心のボルダールートで、2ピンを越えたらあとは6b程度。なのでスタートだけ何度もやり直せばいいので勝負が早いくていいですね。明日の私の日にダメージを残したくないし。興味津々で見ていた右の6c+をトライしていたフランス人3人組が声援してくれる中、4回目くらいでボルダームーブが決まってそのままヌンチャク掛けながらレッドポイントでした。

岩場はイタリア人グループが大挙してきてて、荷物の置き場も悩むくらいだったけど、引けも早くて、「もう1本やろうかな?」って悩む頃には数組しか残っていなかった。我が家も結局早上がり。

19時過ぎキャンプ場戻り。
キャンプ場も暖かく、テーブルを外に出して夕日を見ながら晩ご飯でした。

▼Raco de les Espadellesの駐車場はほぼ満車。


▼Raco de les Espadelles、写真の中央から右へずっと高難度エリアが続きます。


Un peto de Marieta(6a+)を登るオクサン。快適なルートです。


Comendatore Paco(6b)も快適。オクサン。


Aixo no es pot resistir(6b)を登るオクサン。右壁を登る3人が並んで面白い。


The new Cucos(7b)をレッドポイントした私。


▼今日の晩ご飯。鳥のマリネ漬け・他と野菜スープ
晴れemoji 風が強くてすごく冷たい。

昨夜は隣のキャラバンが・・・、ワンコがゲフゲフとしゃっくりのような小声を出す度に、それを女性が叱りつけるような大声が何度も・・・で、その度に起こされた。あなたの声のほうが激しくウルサイんですけど・・・(T_T)

9時頃?起きてPC作業
10時半頃、朝ご飯食べてまたPC作業。

昼過ぎ、買い出しに行く準備して、出発前にレセプション前に車を停めたらアクセスポイントが復活していた。やっぱり昨日はメーデーでお休みだった??

買い出しはAldiへ。
お目当てはドイツの魚缶だったが、収穫なし。それどころか敢えてAldiで買いたいと思うようなものは何も無かった。次はLidlへ。お気に入りの安いビール25本入りを2ケース購入。更に次はEsclatなんだけど、最近Esclatはトイレを開放してないことが多いので、その前に隣のDacathlonに立ち寄り。トイレのついでにオクサンのトレッキングシューズを買った。で、Esclatに行ったらそんな日に限ってトイレが開放されていた(笑)ここでしか買えないインスタントラーメンとガス缶を買い足してようやく買い出し終了。次回のレストは日曜なので5日分の買い出しでした。

キャンプ場戻りは17時頃。
買い出し品を経理した後、レセプション横に行って滞っていたブログのアップを粛々と5日分。空気が冷たくて、終わった頃は身体が冷え切ってしまった。

シャワーを浴びて、晩ご飯の準備。
今日は肉野菜炒めでした。

▼レウスのESCLATの駐車場で、甘いドーナツを立ち食い。


▼晩ご飯を作り中。


▼今日の晩ご飯は肉野菜炒めと野菜スープ


4/25~5/2(8日分)の写真詳細はこちらでどうぞ(ヤマップ)

クライミングツアーカタルーニャ編・その4 / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
曇りemoji 時々日差し。風が冷たい。

9時過ぎ起床。
曇って風が強くなってきた。
昨日の感じで、今日は穏やかな晴れかな?って期待してたので、いまいちモチベーションが上がらない。天気って大事ですね。

9時半頃起きて
11時近くに朝ご飯食べて

12時過ぎ準備を済ませて、まずはメールチェックやいろいろチェックのためにレセプション前へ。
昨夜からWi-Fiが使えなくて困っていたが、今日もダメだった。いつものSSIDがいないので、ルーターを止めてるのか?
レセプションを覗いたら、いつのも兄さんはいなくて、声の高いオバちゃんだけ、英語も仏語もNGの方。「スマホを持ってWi-Fiが・・・」って聞いたので何の事かは分かってくれたと思うのだが、スペイン語とお休みのようなゼスチャーでなんだかわからなかった。Wi-Fiがお休みなの?今日はメーデーだから??

やむなく出発。
そんなわけでメーデーなので岩場は大混雑が予想される。いつもの駐車場も過去最強の車の数だった。
そして風が意外にあって冷たい。

最初は「Can Dit Xic」エリアを考えてたんだけど、思ったより混んでそうだし、風が通りそうだし・・・。オクサンは昨日のクライミングで疲れて登れそうにないというので私の日にさせてもらって「Raco de l'Heura」エリアに行くことにした。

岩場に着いたら先客が・・・アメリカ人2人。1人は先週カテドラルの最奥エリアで会った日系人っぽい感じの人。彼らは先日私が登ったどっかぶりの7b+をトライしていた。
そんな今日の岩場で登ったのは・・・

Di que si 6b+
#7(名無し・トポ7番ルート) 7b
Vaig dura dura 7b+

まずアップでDi que si(6b+)をやったんだけど、岩が冷たくて終了点間際で指の感覚がなくなって大ピンチ!そこで落ちるとロングフォールになってしまうので全力に!いきなり疲れちゃった。仕方ないので多めに休憩。何のためのアップなんだか(笑)
#7(7b)は前回オンサイトを終了点間際で逃した痛恨のルート。手順は憶えてるので大丈夫だろう!ってレッドポイントしに行ったはずなのにやっぱり最後、うっかり使うホールドを間違えて(5cm違いの場所にある極小ポケットを拾ってしまった)行き詰まり、ボルト足下1mで渾身のデッドでホールドを止めてムーブを繋いで・・・レッドポイントできました~ホッ。超ギリギリ(笑)
Vaig dura dura(7b+)は最初にこのエリアに来た時にスウェーデン人がトライしていたルート。前回登ったProject de lola(7b)と出だしが同じで、ルート下部半分が核心。ムーブは左端の7b+より難しいと聞いていた。トポにも「long moves」って書いてあって、私より20cmくらいリーチがある彼がハマってたので私にはキビシイかな?でも面白そうなので1回トライしてダメそうならやめよう・・・って感じでトライしてみた。で、1回目、確かに厳しいムーブの連続。コマ切れでムーブは出来たけど、何でこれが7cからダウングレードしたの?上半分が簡単すぎるから?私がこの数字で過去トライしたルートの中でも最強クラス。でもムーブが出来ちゃったんでRP狙ってみるか!ってイメトレしながら1時間ぐらい休んで・・・2回目、発進は今回は3回で決まって、その先は我ながら久しぶりに気合全開の渾身のムーブ連続でレッドポイント出来ちゃった。見ていたアメリカ人も目を丸くして「いい登りだった」と絶賛(笑)

まだ早いけど、今日はもうこれが限界。このエリアの目ぼしいルートも全部登っちゃったし。
アメリカ人と話しながら撤収始めて・・・「もう今日はやらないの?」って聞かれて、「もう年寄りなので限界、私60歳だから」って言ったら、これまた目を丸くして驚いてくれた(笑)何歳からクライミング始めたかとか、いつ頃からこの辺りで登ってるかとかいろいろ聞かれた。彼らは20代中ば位かな?彼らが生まれるずっと前からクライミングやってるんだよなぁ・・・私って(笑)
17時半、彼らにバイバイして岩場撤収。

20時半頃、キャンプ場戻り。
まずレセプション前に車を止めてWi-Fi試すが相変わらずSSIDがいない。やっぱりメーデーだから?
キャンプ場は賑わっている。我が家の隣には何だかうるさそうなスペイン人のキャラバン。オクサンは洗い場で若い子たちに話しかけられて楽しそうだった、いいな。

昨日は晩ご飯は外で食べたけど、今日は寒いので前室の中で。
明日はレストだし、ビール5本とワイン1本を(オクサンと一緒に)空けてしまった。

Di que si(6b+)をアップで登ったけど岩が冷たくて落ちそうになった。


▼前回取りこぼしの#7(7b)をレッドポイントに行ったけど・・・


▼超ギリギリのレッドポイントでした。#7(7b)


Vaig dura dura(7b+)をトライ。ムーブが予想以上に激しい。


Vaig dura dura(7b+)をトライ中、なんとか核心帯のムーブが出来た。


Vaig dura dura(7b+)2回目でRP出来ました。渾身の登りが出来てとても嬉しい!


▼今日の晩ご飯。
ドンヨリ曇りemoji →午後は晴れ/曇り →夕方は快晴emoji

深夜、下の区画の夫婦がドアをバタンバタンと凄い音でうるさくて何度も目が覚めた。酔っ払ってるのか怒鳴り声も。

予報では深夜に止むはずの雨は、小雨になって明け方まで降り続いた。
気圧は大きく上がったようで、トイレが近くて明け方と合わせて3回も起きてしまった。
明け方はドンヨリ曇り・霧雲の中。
これじゃあ岩場はびしょ濡れ(乾かず)で全滅かも、今日も強制レストかなぁ・・・なんて思いながら、またシュラフに潜り込んで寝た。

9時半頃起きて
10時半頃朝食

出発前にレセプション前で天気予報を再チェックしたら、シウラナは雨だけどマルガレフは晴れ予報。「行くだけ行って(多分濡れてるので)気が向いたら道端エリアの簡単なのでもやろうか?」ってことで12時過ぎ出発した。

ウルデモリンからマルガレフまで車で30分の道のり(24km)、直線距離はすぐなんだけどね。じつは同じ川沿いだけど渓谷が凄すぎて道がない。大きく尾根を迂回して車道が作られてるので。そんな間柄なのに不思議なことに気候はだいぶ違う。マルガレフが近づくに連れて日差しが多く暖かくなるのがわかる。

マルガレフに着いて、まず堰堤下のキャンプサイトまでゆっくり車を走らせて状況確認。予想通りどのエリアも水が垂れてほぼ全滅で、クライマー達が登れそうな岩を探して徘徊していた。そして集まりだしたのが道端上段の初心者エリア群。緩傾斜で日当たり良くて乾きが早くロケーションも良い。ちなみに私はいまだに行ったことがない。
「やっぱそうなるよね~」って納得してトポを見ていたら、「Can Llepafils」エリアの解説で『マルガレフの開拓はこの岩から始まった』『Tampakはマルガレフの最初のルートで登るべき』って書いてあるのが目についた。

面白そうじゃん!
普段見向きもしないエリアだけど、たまには良いかな?
いい機会だし簡単なのをいっぱいやってみようか?

・・・ってことで「Can Llepafils」エリアに決定でした。
登ったのは、

Tampak 4+
A morro 5
Sexie movie 6a
Korroskada 6a+
Eskorbuto 6a
Sociedad alcoholica 5+

13時半頃、登り始めたら晴れ間が多く暑くなり、雲がかかると涼しくて心地よい感じになった。そして最初に取り付いたTampak(4+)はマルガレフ最初のルート。出だしが濡れてて少し悪かった。A morro(5)Sexie movie(6a)は数字通りか?Korroskada(6a+)はボルト2本目までが数字の割には厳し目だった。Eskorbuto(6a)Sociedad alcoholica(5+)は下部が垂直でその分ガバホールドで楽しいクライミング。

道端上段エリアはどこも各国のクライマーで賑わったけど、一番奥のこの岩も小さい岩ながらアメリカ人カップルやフランス人家族が入れ替わり来て大人気だった。どのルートもそれなりのスケールがあって面白いし。こんな初心者ルートから長くて面白いエリアが無数にあるって素晴らしいですね。日本には『初心者ルートで面白い』なんて滅多にないし。

そんなわけで、「Can Llepafils」エリア左端の『マルガレフ最初のルート』から始まって左壁のルートをコンプリートして終了の1日でした。

17時半頃撤収。
ウルデモリンでハンバーグを買って帰った。

晩ご飯はテーブルを外に出して食べた。今季初!
いつもより早く戻って、快晴で暖かいのでね。。。
夕日がきれいだった。

▼マルガレフの谷。岩がどれも濡れています。


▼道端エリア。車を置いてる下段が世界有数の高難度が並ぶラボラトリ、クライマーが大勢いるのが上段の初心者エリア。面白い岩ですよね~。


▼マルガレフ最初のルート:Tampak(4+)をオンサイトするオクサン。


Korroskada(6a+)を登るオクサン。


Eskorbuto(6a)を登る私。このルートはとても面白かった。


Can Llepafilsエリア全景。これがマルガレフ最初のクライミングエリアです。


▼早く上がったのでウルデモリンでお肉を買い出し。


▼ウルデモリンの新しい教会で、オクサン。


▼暖かいのでテントの外にテーブルを出して晩ご飯。


▼夕日が綺麗。トポを見ながら「明日はどこを登ろうかな~」って。
小雨emoji →10時頃からずっと雨 emoji→午後激しく雨emojiemoji

夜は降ってなかったんだけど、
9時頃起きた頃から小雨が降り出して・・・
10時頃から本降り。

11時半頃、インスタントラーメン食べて、
12時半頃、車でレウスへ向かう。

今日はカルフールへ。
駐車場が屋内だし、広いしね。
のんびりといろいろ物色。どうせ帰ってもやることないし。
雨がひどくなったようで、屋内なのにバラバラ凄い雨音が聞こえる。
そしてカルフールもあちこち雨漏り。古い建物だしね~、店は変わったけど、私が知ってる限りで30年の建物。
2時間ぐらいカルフールにいた。

キャンプ場戻りは17時少し前。
車をレセプションに横付けして少しネット見てテントへ。
テント周りは湖になっていた。
すごい雨だったんだね、キャンプ場にいなくて良かった(笑)
テントの前には車を付けれないので隣の区画へ入れて荷物を降ろした。

夕方、ポテチとチーズをつまみにビールとワイン
明日の仕込みをしながら・・・

20時頃夕食。
雨は全然止む気配なし。

雨の退屈な1日でした。

▼雨の日の朝ご飯はやっぱりラーメン。


▼レウスのカルフールでゆっくり買い物。雨ですることないし。


▼キャンプ場に帰ってきたらテントの周りは湖だった。


▼雨で寒いので夜ご飯はテントの中で。
曇りemoji →午後は時々小雨 →夕方から雨emoji

夜中は風が止んで気持ち悪いくらい静かだった。
洗い場の蛇口が固くて締まりきらないのがあってボタンボタン滴る音がテントまで聞こえて眠りながら気になったくらい。

9時過ぎに起きたけど・・・
疲れは昨日とあまり変わらない。
身体はだるいし、関節もバキバキ、指も痛い。
たぶん今日はダメ、登れてもアップ程度で限界か?

10時過ぎにご飯食べて・・・
レセプションに行ってねじ回しを借りて不調のバーナーを分解。ついでに4月末までの滞在予定を2~3週間伸ばしたいって申告。喜ばれた。
肝心のバーナーは虫が入ったのが原因かと思ったら違ってて、吹きこぼれがタール状になってガスのノズル穴を塞いでいるのが原因と判明。確かに数日前に1回 少しだけ拭きこぼしてしまったのだけど、このバーナーは吹きこぼれに弱いんですね。いろんなバーナーで拭きこぼしの経験があるけどこんなのは初めて。歯間ブラシで磨いて復活したけど、今後は使用注意です。

天気予報は夕方から雨。
身体バキバキなのでレストにしたくても、明日はほぼ全面的雨が確定のようなので、今日登っておかないと3連休になってしまう。なので岩場に出勤です。
11時半頃出発。

今日のエリアは「Sobregan」、オクサンがトライしたい6cがあるので。私は不調なので岩に触れれば良いかな?程度。
天気が悪いせいか日曜日にもかかわらず谷はとても静か。
それぞれの駐車場に停まってる車も平日より少ないくらい。でもなぜか目につくのはフランスナンバー。今日はプロヴァンス東部のナンバーが多いな。

着いた「Sobregan」エリアは私達の貸し切り。
登ったのは・・・

La Marrullera 6a
Ouzo power 6c
Dedos como pollas 6a+

La Marrullera(6a)はアップで。私の嫌いなタイプのルート。凹角じゃあない・クラックと言うにも・・・ってよくわからない系統のガバばかりのルートなんだけど、美しくスマートに登ることが出来ない感じがすごく嫌い。オクサンはトップロープだけど私より上手?に登ってた。Ouzo power(6c)はオクサンの目的ルート。出だしがボルダーで上部はBuouxチックな垂壁。オクサンは残念ながら出だしムーブが出来ず残念。この頃から雨が降り始めて・・・。雨の合間を縫ってDedos como pollas(6a+)を登るつもりだったんだけど途中から本降りに。なんとか岩が濡れちゃう前に登って回収。

すっかり本降りemoji
谷を見渡すと、どの前傾エリアも上部が真っ黒に濡れて不可能状態。こうなるのを予想して荷物を広げたのが小ハング下だったので若干濡れた程度で済んだんだけど、荷物をまとめて帰るタイミングが微妙。しばらく待ったら止んだのでチャンス!って下山開始。みんな考えることは同じで、あちこちのエリアからクライマーたちが降りてきた。

でも途中で谷を見渡したら、ビックリすることに「Tobogan」エリアにまだクライマーがいた。私達が「滑り台エリア」と呼んでいる場所で、どんぶりを縦割りにしたような形状の緩傾斜のユニークな岩場。そして取り付きも含めて最も雨にさらされ易くてルートは(きっと水が流れるくらい)濡れて大変なことになるのが必定の岩場。一段登った所が取り付きなので撤退もしにくい。こんな日にナゼそこに行く?って、その無謀さにちょっと衝撃的でした。きっとズブ濡れで大変なことになってるんだろうなぁって。

19時半頃、何語を喋ってるのか分からないクライマー達に追われるように駐車場に着いて、荷台にザックとロープを投げ込んで車に乗り込んだところでザー!っと激しく降り出した。なんだか我が家はこんなことが多いなぁ~ラッキー!!

20時過ぎ、キャンプ場戻り。
難しい天気の中でなんとか登れたし、まあまあ良かった日・・・かな。

La Marrullera(6a)を登る私。嫌いなタイプのルート。


La Marrullera(6a)を登るオクサン。私より上手?


Ouzo power(6c)を登る私。


▼いろいろな疲れで岩場でぐったりの私。


Ouzo power(6c)をトライするオクサン。


Dedos como pollas(6a+)を登る私。途中で雨に・・・。


▼今日の晩ご飯。ご飯と焼きソーセージ。
emoji、小雨交じりの暴風emoji
時々止んで日が差すが、すぐザーっと雨が降ったり。

気温は低くないけど・・・シュラフから出られず9時過ぎまでグダグダ。
やっと起きてコーヒー飲みながらPC作業。
11時過ぎ、お約束のラーメン作って・・・

昨日頑張ったので身体はバキバキ
指先や関節が痛くてツライ。

雑誌を読んだり、シウラナのトポチェックをしたり。

13時半頃、車をレセプションの横に停めて車内でメールチェック。
そしてそのままレウスへ買い物へ。

レウスは雨は止んでいて曇り。
リーデルで食材と、隣のガソリンスタンドで給油して、
デカトロンでトレッキングシューズを買った。
日本にいたときから使っていた物がボロボロになってしまい、歩くのが辛かったので。アプローチは悪路が多いので足首に悪いです。他、BCAAや敷物などを。

17時少し前、キャンプ場戻り。
キャンプ場の天気は相変わらず。
ポテチとサラミとハムをつまみにビールとワイン。

19時頃、シャワー浴びて
20時頃、夜ご飯。食後は明日の仕込みして・・・

SOTOのバーナーが1機不調で火がつかない。
キャンプ生活でありがちな・下から虫が入り込んだか?何らかの詰まりだと思うのだけど、分解にドライバーが必要でお手上げ。メンテナンス性が低いバーナーはちょっと困りものです。

22時頃、車でレセプションの横に行って車内でブログをアップ。

雨のレスト、退屈な日です。

▼朝はラーメン。焦がしタマネギと卵をトッピング。


▼夜ご飯はパスタとハンバーグ。


▼雨の合間に幻想的な夕焼けが・・・。
晴れemoji →午後曇り・一時小雨emojiemoji →夕方から暴風・雨emoji

晴れの日のテントの朝は気持ちい。
昨日の疲れがある割には身体も軽く感じる。
朝シャワーも浴びてスッキリ。

12時過ぎに出発。
明日からは雨予報ばっかりなので、ひょっとしたら3日くらい強制レストになってしまうかもしれない。今日は頑張らないと!ってコトで、昨日と同じ「Raco de l'Heura」エリアを目指します。昨日の7b+が楽しかったので、残る7b+と7b2本をパシパシッと登っちゃおう!って目論見なのですが・・・。

13:40岩場着
途中通る「Culample4」エリアには駐車場で会ったオーストリア女性2人しかいなかった。いつも人気のエリアなのに珍しいくらい静か。そして駐車場から懐いてきた彼女らの犬が、私達のエリアに着くまでずっと一緒に歩いてくれた。
目的エリアには誰もいない。我が家の貸し切りです。
で、結局登ったのは・・・

Pop rapid 6c
Project de lola 7b
#7(名無し・トポ7番ルート) 7b

Pop rapid(6c)は見るからに楽しそうなルートなのでやってみたのですが、そして見た目通りとても楽しいんだけど、見た目以上に厳しい。エリアが変われば7a付くんじゃないの?って感じ。オクサンもトップロープでトライ。テンション掛けながらだけどムーブは出来ていた。
そしてProject de lola(7b)。まずコレからオンサイトして・・・って今日の目論見は大外れ。それも1手目から(爆)。手順は下から見上げる通り・そのまんまなんだけど、傾斜とスタンスが想像以上に見合わない。発進ムーブは、左手で【第二関節が入り切らない2本指ポケット】を引き付けて【フリクションがほぼ無いツルツルの外傾玉石スタンス】を右足で踏んで【遠い頭上の第2関節アンダーホールド】を右手で差して【体幹で立ち上がる】のですが、これの確率が非常に悪くて10回に1回ぐらいしか決まらない。その後も垂壁に入るまではそれなりに悪くて・・・1回目はドテンションでムーブ確認しながらトップアウト。この段階でかなり疲れちゃった。2回目もやっぱり発進でドハマリ。右手の指先は血まみれになるし、これじゃあ決まっても垂壁まで続くかな?って心配になったけど、10回目くらい?やっと発進が決まって、もう次はないかも?って気持ちで全力で続くムーブをこなしてレッドポイントでした。終了点間際では雨も降ってくるし・・・登れて良かった。でもヘトヘトに疲れた。
45分休んでトライした#7(7b)は・・・出だしからもう疲れてて身体がキレないんだけど、ルーフ帯を気合で抜けて(途中ランジ気味の悪いムーブも決めて)、今度こそはオンサイト成功しそうだ!って喜びかけた終了点間際(6c核心くらいのムーブなんだけど)騙しチョークに惑わされてラインを見誤ってしまい戻るところでいきなり腱が終了(泣)、前腕がしびれて保持出来なくて落ちちゃった。ガッカリ。

#7(7b)もRPしたかったけど疲れ果てて今日はもう無理。
そんなわけで19時撤収でした。

夕方からマルガレフの谷も暴風になって凄い風音。
私達がいたエリアは風が来ないようでラッキーだった。
高台から周囲の岩を見渡すと、まだ19時台なのに登っているクライマーも見えない。ダム前のキャンプサイトに止まっている車も2~3台しかないし、明日から大荒れ予報なのでみんな帰っちゃったのかな?

20時過ぎキャンプ場戻り。
途中で見渡したモンサンの向こう・シウラナ辺りはヤバ気な雲に覆われてて大荒れ天気な感じ。やはり悪目の気圧配置のときはシウラナよりマルガレフのほうが天気が良いみたいですね。

キャンプ場も暴風。
夜中は風が止むとザーっと雨になり、また小雨混じりの暴風になりって繰り返しでした。

Pop rapid(6c)を登る私


Pop rapid(6c)をトライするオクサン


Project de lola(7b)をトライする私。


Project de lola(7b)をレッドポイント中の私。


Project de lola(7b)をレッドポイントして回収中の私。


#7(7b)を登る。


#7(7b)、核心は抜けてオンサイト寸前だったんだけどね~。


▼今日の晩ごはん。
曇りemoji→夕方に小雨→夜は雨emoji

夜中にトイレに起きたときには素晴らしい星空だったので天気予報外れたかな?って期待したけど、朝にはドンヨリ曇りになっていた。
テント生活だと晴れてテントに日が差さないとイマイチやる気が出ない。妙に身体もダルくて・・・。10時半の朝食後、ダルさを取るためにシャワーを浴びてみたのですが、それでもダメ。グダグダとしてキャンプ場出発は13時になってしまった。

今日はオクサンの日なのですが、オクサンもそんな感じで不調な様子。とりあえず目的の「Culample4」エリアを目指して、13時半に最寄りの駐車ポイントに着いたけど・・・なぜかフランスナンバーの車ばっかり。嫌な予感しかしない。
そして岩場に着いたら先客は全員フランス人。その後も続々と・・・。しかもこの連中、根暗なのか?愛想が悪いのか?挨拶しても返事すら無かったり。「へんなフランス語には返事もしたくないのか?」って一瞬疑ったが、人数の割には岩場がひっそり静まり返ってるのでたぶん前者の方みたい f^_^;
まずオクサンの目的ルートにトップロープを張って、奥の気になっていた「Raco de l'Heura」エリアを偵察に行ったらメチャクチャ面白そう。先客3人はドイツ人2人とスウェーデン人で良い感じ。オクサンのトライが終わったら移動させてもらうことにした。
そんなこんなで登ったのは・・・

La via del Blas 6c
Di que si 6b+
#6(名無し・トポ6番ルート) 7b+

La via del Blas(6c)は今日のオクサンの目的ルート。27mのロングルートで、このエリアはルートが長い分、ムーブはグレードにしては易しめが多いと思ってたのですが、このルートの核心はちょっと悪かった。
Di que si(6b+)もオクサンのトップロープ用に登ったけど、ビュークス・STYXの6c核心帯だけを取り出したような感じ。なかなか厳しかったです。
#6(7b+)は45度オーバーハングをガバホールドでグイグイ登るメチャクチャ楽しいルート。核心は垂壁に変わる部分で、1回目は順当に核心でフォール。30分休んで2回目でレッドポイント予定が、ハング中間部の何でもないところで最初と違う手順をしてスリップ落ち。すぐ降りて深呼吸して3回目は2手目の遠いガバを取りそこねてフォール。あれあれあれ・・?みんなに見られて緊張してるのかな(笑)「冷静に」を心がけて登り直してやっとレッドポイント出来ました。都合4トライ(笑)
もう1本面白そうな7b+があって、トライしていたスウェーデン人にも「やらないか?」って勧められたんだけど、19時過ぎて時間がないので撤収開始でした。

帰りは「Ca la Marta」エリアまで岩場伝いに歩いて駐車場に戻ってみた。途中に開拓中の岩場がいろいろあって、まだまだエリアが増えていくんだなぁ・・・って感慨。

キャンプ場戻りは20時半頃。
遅い夕食になってしまいまいました。

La via del Blas(6c)をトライするオクサン


Raco de l'Heuraエリアでドイツ人と和やかに登る。


Di que si(6b+)をトライするオクサン


#6(7b+)をトライする私。


#6(7b+)をレッドポイントしたて回収中の私。


▼岩場から谷の眺め。


▼今日の夕食
快晴emoji
昨日は結局レストみたいな日だったけど、疲れが溜まってるので今日はホントのお休みで。

9時近くに起きて
コーヒー飲みながらPC作業。

11時頃、レスト日恒例のインスタントラーメンを作って食べて、
一息ついて、ブログアップとヤマップアップの準備。

13時過ぎ、レウスへ買い出しに。
まずはカルフールで防寒着を買い足し。今回は「今年は暑い」って情報を鵜呑みにして、杉浦さんたちも参加で移動の都合上もあって、衣類も最低限しか持ってこなかった。それなのにここのところの寒波。やむなく上下の服を買い足すことにした。
ついでに安眠のために枕を2セット、3日分の食料も。

18時頃、キャンプ場戻り。
快晴で気温は16℃、西日が優しい。昨日の大荒れ天気と寒さがウソみたい。。。

▼早速、レウスのカルフールで買った服(上下とも)を着て。暖かくていい感じ。


4/19~4/24(6日分)の写真詳細はこちらでどうぞ(ヤマップ)

クライミングツアーカタルーニャ編・その3 / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
快晴emoji →昼頃から曇りemoji →夕方は雨・みぞれemoji →夜は晴れ

冷え込みがすごかった。
7時半頃に起きたが外の温度は4℃、寒くてシュラフから出られない。
9時半過ぎてようやくテントに日が差し始めて起きた。

10時半頃に朝ご飯食べて・・・
12時頃に出発

今日は私の日でマルガレフのカテドラルの奥に行こうと思ってたのですが、マルガレフも風が冷たくてすごく寒い。車の外へ出て歩くのが嫌なくらい。
ちょっと悩んで、思い切ってこの時期は(日向のため)あまり登ることのない道端エリア:Laboratoriで登ることに決めた。目的ルートのある辺りの真ん前の路肩に車を駐めて登る時だけ車から出るスタイルです。
で、登ったのは・・・

A lot of sand 6a+
Tatooine 6a+
Skoulou 7b+

まずは、A lot of sand(6a+)Tatooine(6a+)をアップで続けて登って車に避難。Tatooine(6a+)は出だしが悪かった。しばらく休んで Skoulou(7b+)をやったのですが・・・なんと出だしのランジが届かない。取り付きから見上げて予想したまんまのムーブではあるんだけど、中継に使えるかな?って思ったパタタがうまう使えず、基本ランジ嫌いな私はあまり頑張る気も起きずに諦め。身体も疲れてる?まだ時間が早くて動かない?上部も1箇所ホールドを保持できなくて(でもこれは元気ならOKそうだけど)いずれにしても「7b+でこんなダメなんだ」って自分に対してかなりガッカリ。
Laboratoriに来た理由にはトライしてみたかった8aがあったのですが、寒いし妙に疲れたし「どうしようかな?」って車内からルートを見ていたら雨もバラバラ降り始めて・・・撤収決定。こんな調子で無理して登ってロクなことがなかった経験ばかりを思い出すので f^_^;

気分転換でフリス(Flix)へドライブに行くことにした。
マルガレフの村から丘陵を越えて・・・オリーブ畑・アーモンド畑が昔よりすごく増えた気がする。山火事の痕も広範囲にあって痛々しい。

17時頃、Flixの、まずはいつも寄っていたスーパーに着いた。
10年前、Flixのスーパーでは「豚挽き肉の豚バラ肉巻き」で、ほうれん草入りと山羊チーズ入りの2種がとても美味しくて、クライミングを早上がりしたときにはわざわざ買いに来たくらいだったのですが・・・残念ながらもうありませんでした。それどころか、系列が違うはずのレウスのカルフールと同じパッケージの肉が目に付く。

10年間ぶりのツアーで感じた一番残念なことが、どのスーパーでも加工精肉のバラエティがなくなったこと。プロヴァンスでも感じたのですがカタルーニャに来ても顕著で、以前は同じ系列のスーパーでも店舗によってソーセージや味付け肉のバラエティが違っていて、それぞれ美味しくてとても楽しみだったのですが、今回はどの系列スーパー・店舗に行っても同じのしか売ってないんですよね~。もうFlixに来る楽しみがなくなっちゃったなぁ・・・。

せっかく来たので、高台のお城に登ってみた。
お城は、ここもやっぱりスペイン内戦の激戦地なので破壊されて更地の上に復元された感じなのですが、見下ろす眺めはやっぱり印象的。
フリスの街とその右下にはダムと水力発電所、その右上の斜面には太陽光発電施設。緩い丘を隔てた南には原子力発電所が聳えていて、遠く四方の山並みには風力発電の風車の列・・・。1990年代以降のスペイン経済成長の要には、あらゆる方法での発電とダム建設での治水・灌漑があると(私は勝手に)思ってるのですが、それを象徴する風景がここにあります。

帰りはモンサン中腹を南回りで通るようにナビ設定。
素晴らしい渓谷を抜けて、La Viella BaixaやEscaladei、La Morea de Montsantを通るコース。モンさんの崖は間近で見るとやはり壮大ですね~。コルヌデラに着く頃、パラパラだった雨が本降りになった。そしてよく見ると雨ではなくてミゾレ。気温も4℃!

19時半、キャンプ場に戻ったけど雨の中。
慌ててテントの中をひっくり返して傘を探して、やっと見つかったところで雨が止んだ。
なんだか・・・いろいろ残念なことばかりの日。

A lot of sand(6a+)を登る私。名前通り、出だしが砂砂で核心?


Tatooine(6a+)を登る私、出だしがボルダー。


Skoulou(7b+)を登る準備中の私。


▼フリス(Flix)のお気に入りだったスーパー前で


▼フリス(Flix)のお城。


▼フリス(Flix)のお城から街を見下ろす。


▼La Morea de Montsantで、モンサンの岩場が凛々しい。


▼晩ごはん。キャンドル買っちゃいました♪
曇りemoji →時々日差し →15時頃から快晴emoji
天気がイマイチのせいか一昨日の疲れが取れてないせいか、身体がだるくて起きられない。
朝ご飯の準備も10時過ぎになってしまった。

それでも11時半にキャンプ場発。
今日はオクサンの日でマルガレフ。
最寄りのシウラナには全然行かないなぁ笑

岩場最寄りのパーキングで準備終わって歩き始めた時、東洋人4人組が車で来た。中国人?韓国人?日本人ではない感じ。着いた岩場から彼らが対岸のCulample4へ登っていくのが見えた。

私達のエリアは「Can Regino」。
6a~7aが充実しているいつも人気のエリアで、15時頃に日陰になるが、午前の日向の時間から必ずいつも数組登っているのが見える岩場。今日は誰もいないな?珍しいな?って思って岩場に着いたらやっぱりすでに3人クライマーがいた。その後もフランス人カップルが来たけど、ルートバッティングはせずにすんだ。
登ったのは・・・

Can-can 6a
Ramposa 6a
Mirir de pie 6c
El Senyor de la alegria 7b

私はやっぱり調子イマイチで身体がだるくて上手く動かない。Can-can(6a)Ramposa(6a)Mirir de pie(6c)を、ゆっくり時間をかけながら登った。そして大休み。Can-can(6a)はオクサンも一撃。Mirir de pie(6c)はオクサンの目的ルートでトップロープでテンション交えてだけどムーブは出来ていた。でもトポで三ッ星・絶賛の割には「どうなのよ?」って感じのルート。先日の私の7cといい、トポの三ッ星はだいぶ怪しい感じ。
夕方、やっと身体のだるさが取れてきて El Senyor de la alegria(7b)をトライ。これは二ッ星だけどとても面白かった。見たまんま・核心は登り始めすぐの前傾帯で8手位のボルダームーブ。テンションかけながらムーブ確認して上部はやらずに降りて、靴も脱がずに5分くらい休んで(身体が暖まっているうちに)2回目のトライでレッドポイント。気合も入って我ながら会心の登りでした。

18時頃に岩場撤収。
他のルートを見ながら回り道して歩いて駐車場へ。

キャンプ場は20時頃。
21時過ぎの夜ご飯になってしまった。

Can-can(6a)をフラッシングするオクサン。


Ramposa(6a)を登る私。


Mirir de pie(6c)をトライするオクサン。


El Senyor de la alegria(7b)を登る私(上)、私の右下で登ってるのは7aをトライするフランス人。


▼今日の晩ごはん


▼キャンプ場の夕日
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HN:
木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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