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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
今日も快晴emoji

8時半、起床。
すごい青空!!
まずPCで日記書きしたり・・・

11時前、まず車でウルデモリンへ。
ソーセージとハムを買って、いったんキャンプ場に戻って置いて、
レセプション横でネットして出発。

今日はシウラナ(Siurana)。
せっかくSiuranaに近いキャンプ場にいるのにほとんど行ってないし、中でもいちばん目立って眺めも絶景でカッコいい「Siuranella」エリアは12年前に一度だけしか行ってない。せっかくだから行こうよ!ってコトで、今日は「Siuranella」エリアで簡単なルートをエンジョイクライミングする計画です。

12時半、最寄りのパーキング。
登り口を探してウロウロしてたら、「オラー!オラー!」って私に向けて?挨拶の声がする。どこ?ってキョロキョロして道の下を見たら、畑をやってるオジサンが林の中で刈り込み鋏を片手に私に手を振ってた。人恋しかったのかな?愛想のよいオジサン、慌てて私もお返しの挨拶。

13時過ぎ、岩場・目的ルートの下に着いた。
まだ日向ガンガンで暑い。南東向きの場所だけど、16時過ぎまでは翳りそうにない感じ。取り付きは開放的なテラスで眺めは最高なので、まずは絶景を堪能して、双眼鏡を使って対岩を登るクライマーを見物したり、断崖の上の観光客やレヒュージ(村の岩小屋)を眺めたり、昼寝したり・・・とっても贅沢な時間。登り始めは、取り付きのテラスも日陰になった16時半でした。
で、登ったのは・・・

Filiprim  6a+
Gruyere  6b

どちらも28mの長いルートで内容も素晴らしい。
Filiprim(6a+)はオレンジ色の岩で、いろんなタイプの6aルートを4個ぐらい繋げたようなバラエティに富んだルート。いろんなムーブ・ホールドが出てきて最後まで楽しい。とても面白いので2回登った。
Gruyere(6b)は同じ終了点の右隣だけどだいぶ違うタイプのルート。グレーの岩で、かかりの良いホールドでグイグイ力強く登る、とても楽しいムーブの連続。どちらのルートもオクサンも大満喫でした。

6a+~6bは日本グレードだと5.10中盤~後半になるのかなぁ?内容的に全然比較にはならないんだけど、この数字でこんな楽しめるルートは日本には思いつくものがない。スペインって良いなぁ~って改めて実感です。
そして初級者から存分に楽しめるルートが星の数ほどあるのだから、クライミングがレジャーとして定着するのが納得できます。スペインのクライマーが羨ましいです。

19時頃、撤収。
対岩ではまだ登っているクライマーがいた。
西日が当たったSiuranellaはカッコいい。このエリアは2000年以降に主に開拓されていて、私達ジジイ世代がシウラナに通っていた90年代はルートが無かった。当時泊まっていたレヒュージ(Refuji)の上から仲間と眺めて「すごい岩壁だよなぁ!」って言ってたのが懐かしい。

19時半過ぎ、キャンプ場戻り。
隣のキャラバンもなくなってて閑散とした雰囲気。常駐の住民?はいるようなんだけど静かで、なんだかちょっと淋しい雰囲気になっちゃいました。

Filiprim(6a+)を登る私。28mでいろんなタイプの登りが出てくるとても面白い・素晴らしいルートでした。


Filiprim(6a+)を登るオクサン。


Gruyere(6b)を登る私。かかりの良いホールドでグイグイ登る楽しいルートでした。


▼対岩の上はシウラナの村。Refuji(小屋)が船の舳先のように見えて面白い。


Gruyere(6b)をトライするオクサン。


▼西日が当たったSiuranellaはカッコいい。私達ジジイ世代がシウラナに通っていた90年代にはルートが無かった。


▼晩ご飯は、サラダパスタと焼きソーセージ、ズッキーニのソテー
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快晴emoji

8時過ぎに起床
今日も涼しい。
身体はバキバキに疲れてる。
PCで日記書きしたり・・・
朝ご飯は、昨日の残りソースでパスタ。

食後、レセプション横で3日分のブログをアップして、PCをシャットダウンしようとしたらWindowsUpdateが始まりやがった!バッテリはもう20%切ってるのに。しかも待っても全然終わらない。これはたぶん.net frameworkの更新を含む何度も再起動がかかるやつだ。慌ててPCを開いたまま持ってテントに行ってACアダプタも持ってサニタリへ駆け込んで電源に接続。10分ぐらい時間がかかってやっと終わった。私のPCを壊す気かい?って。
そんなで出発が遅れて、13時頃にキャンプ場発。

今日はドライブ、北へ宛どなく。19時ぐらいにウルデモリンに戻れるような範囲で。
今回、トレスポンスやロデジャールへの移動は無く、ドイツへの移動もまっすぐ東へ向かうので、カタルーニャの北の大地や渓谷を見る機会が全く無い。なのでせめてドライブで見れるところまで見に行こう!って趣旨です。

Montsantの山地を北に下りて、荒涼とした風景をLleida(この地名、いつも読み方に悩みます)へ進んで東側を回り込むように通過してBalaguerへ。ここから渓谷地帯に入って、St Llorenc de MongaiCamarasaを通って、Terradets湖の先でUターン。どれも日本によく紹介されるクライミングエリアの名前ですね。見事な岩が並んで見ごたえがあります。
しかしこの10年でずいぶん変わった。道はすごくきれいで走りやすくなったし、10年前はSt Llorenc de Mongaiは寂れた小村のイメージだったのが、湖面から整備されてリゾート雰囲気が満載。日曜なので行楽客が大勢で、自分の持っていたイメージと全然違うのにビックリ。テラデッツも道が大幅に変わって、昔は狭い渓谷沿いの道を車で北上すると橋の右にバーン!ってBruixesの岩場が現れたのに今は見えない。引き返す時にわざわざ旧道に入って見に行って確認できた。
Bagasses大岩壁を見渡せるパーキングに入って私達が双眼鏡で眺めていたら、観光で来た家族のオジサンが「人がいるか?」ってことを聞いてきた。改めて良く見たら、2/3(200m?)位の高さのバンドに2人いた。肉眼でも見えるので「あそこあそこ!」って指さして教えたら、こめかみに人差し指を立ててグリグリして「キチガイだ」って言っていた(笑)
帰りもあちこちの路肩・パーキングで停まって、眺めを楽しんだり写真載ったり・・・。ピレネーまで見に行けると良かったんだけどね~流石に時間が足りない。残念です。

帰りもLleidaを回り込んで。
30年前、仲間と初めてシウラナに来たとき、そこからの移動はLleidaを通ってアンドラへ抜けていったっけか。その頃のLleidaは新市街は無くて、荒涼とした灌木の大地の中の小さな丘に、教会と旧市街がこじんまりあって、その中の石畳を抜けて行ったっけか。印象的な風景だったけど、今は街が巨大になって当時の雰囲気はまるで無い。

19時ちょうどにキャンプ場戻り。
充実のドライブでした。

▼St Llorenc de Mongaiで背景に見えるのがクライミングエリア。湖畔は休日を楽しむ家族達で賑わってた。泳いでる人たちも。


▼St Llorenc de Mongaiで、左奥の2つ並んだケイブが有名。でも西向きなので冬のエリアですね。岩場下の駐車ポイントはフリーキャンプと簡単なクライミングを楽しむ人達の車で一杯だった。


▼Terradets渓谷で、Bagasses大岩壁を背景に。すごい迫力の渓谷です。


▼Bagasses大岩壁。2/3位の高さの岩棚にクライマーがいた。


▼CamarasaとTerradetsの間の展望台で。大岩壁がいくらでもあります。スペインはクライマー天国です。いいなぁ・・・。


▼晩ご飯はベーコン丼と肉団子(缶詰)、生野菜
晴れemoji

8時過ぎ、起床。
今日も涼しくて嬉しい。

9時過ぎ、朝ご飯食べて
支度~レセプション横でネットして・・・
10時半、キャンプ場を出発。

今日は私の日で「Finestra Extensio」へ。
3日前に惜しいところで登れなかったルートを決めに。マイナーな岩場・ルートなのでバッティングすることはないと思うんだけど、
日曜で涼しいので意外にクライマーが来て混むかもしれない。なのでいつもより早めの出発でした。

11時過ぎ岩場直下の駐車場に着いた。
途中、クライマーの車があちこち何台も停まってたけど、ここは我が家が1番乗り。のんびり支度して、徒歩2分の取り付きへ、荷物を広げて一休み。指先のケアしたリ、傷んだロープの末端を切ったり、切ったロープをバラして繋いで雑用につかう紐を作ったり・・・登り始めは12時半過ぎでした。アプローチが近いエリアは相対的にくつろぐ時間が多くなるので嬉しいです。
そんな感じで登ったのは・・・

Los justicieros  7c
Crazy Mayorette  7b+
Burgos-K  7b

Los justicieros(7c)は今日の本題。前回はホントに悔しかった。そしてすごく面白いルートなので、何としても登ってマルガレフを去りたい。まだ日数はあるけど何としても今日決める!そんな意気込みで、12時半過ぎの1回目はアップ兼ねてヌンチャク掛けながら要所の再チェック。特に前回落ちた場所のホールドの持ち方と這い上がりの腰の入れ方を重点的に。ついでにボルト6本目の手順もチェック。意外に悪いムーブでパンプしてるとハマる可能性もあるので、鍵になるホールドの次を右ムーブ・左ムーブどちらでも咄嗟に出来るように練ってみた。
2回目は14時少し前。涼しいけど湿度が上がった?ポケットの中がシケっぽくて、前回落ちた場所のことも逆に雑念になって、核心クリップでうっかりヌンチャクを指で握って体重をかけてしまった。気合が空回りしてますね。
そのまま下りてロープを結び直して靴は脱がずに5分くらい休憩、そして3回目のトライ。「前回落ちた場所のために少しだけセーブ」なんて考えは大甘だったね。気合を込め直して、核心帯は最初から全力で唸りながら、問題の垂壁への這い上がりもギリギリだけど出来ました。ボルト6本目は再チェックが大当たりで、ヨレてていつもの手順が出来なくて練習していた逆手順でクリア。やっとのレッドポイントでした。嬉しいのはもちろん、ホッとしました。これでまたハマったら引きずりそうだったので。

Crazy Mayorette(7b+)は、荷物を隣の岩に移動して15時頃トライ。トポでは2ッ星で「このエリアで最も古いルート」って出てて、取り付きから見える範囲でチョーク跡もいっぱいあるのでやってみたんだけど・・・失敗だった。とんでもないロングムーブばかりだし、チョーク跡があるのは下部1/3だけで、上部は登られている形跡がほとんどない?(敗退してる?)岩は一面ザラザラでボルトは錆びてるし不快極まりない感じ。慎重にトップアウトしてすぐ回収。岩場も撤収に決めました。

Burgos-K(7b)は、車で谷をだいぶ下りた道端の岩 「Bloc del Roger」にあるルート。立ち寄ってみたら面白そうだったのでやってみた。で、見た目通り、出だしからポケット引き付けの面白いルートだったのですが、指がもう終わってて狙うには厳しい。1回で回収。

17時半少し前、だいぶ早い時間だけどすべて撤収して帰路へ。
キャンプ場戻りは18時でした。

週末なのでキャンプ場は賑わっている。
まずはテントのアリ退治して、外でビールと昨日の残りワインで乾杯。
残り日数の使い方をオクサンと相談しながら・・・

近所のバンガローの住人が深夜までうるさかった。


▼ロープの傷んだ末端をナイフで切断。このロープは10年前のツアーで買って少し使って持ち帰り、押し入れに保管していたもの。今回また新しく買ったけどまだ未使用で、このロープをフル利用しています。例年ならもう数回切って短くなってる時期なのですが、頑丈な良いロープですね。


▼切り取った末端は外皮と芯を分解して、12~3本ある芯を繋いで長い紐を作ります。キャンプ生活で意外にこの紐が役立ちます。


Los justicieros(7c)1回目はヌンチャク掛けと各ムーブの総点検。これ以上核心を越えた後の失敗をしないために。。。


▼インターバル中に見上げたLos justicieros(ヌンチャクが掛かっているライン)、核心帯は130度位の前傾です。


Los justicieros(7c)やっとレッドポイント出来ました。嬉しい!


Crazy Mayorette(7b+)をトライしたけど大失敗・選択ミスだった。なんでこれが2ッ星なの?


Burgos-K(7b)は面白かったけど指がもうダメでトライは1回だけ。


▼夜ご飯は太麺パスタ(ソース手作り)、肉と豆を煮た缶詰、生野菜。
晴れemoji

8時半起床。
肌寒い。トレーナーの上に薄ダウンを着てちょうどよい感じ。

9時半頃、朝ご飯食べて
10時半頃、レセプション横でネットして11時頃出発。

今日はオクサンの日で、「Ca la Marta」へ。
谷は今日もとても静か。ダム下に2台、最奥の「Ca la Marta」最寄りの駐車場に1台の先客がいただけ。そしてとても涼しくて、なんと日向で22℃! 「暑い暑い」と言っていた昨日から一転して良好コンディション。まだまだマルガレフで登れますね。
で、登ったのは・・・

Ballario  6b
Hornimans  6b+

どちらもオクサンの目的ルートで、私はトップロープ掛けで登った。そしてどちらも他エリアの6台と比べて厳しいですね。特にHornimansは6b+は日本グレードで5.11aくらい?なのに、両手とも1本指・第一関節ポケット保持のムーブが出てくる。オクサンも苦戦でした。

19時過ぎ、撤収。
岩場では男女3人組(英語を喋ってるけどドイツ人+スペイン人?)に会ったのみだったけど、ダム下に下りたら車が結構いて、谷を出る際にもクライマーらしい車がどんどん来ていた。週末だし、仕事終わりで今日から駆けつけるクライマーが多いんでしょうね。明日も予報では涼しいようだし、週末はクライマーで賑わいそう。

20時過ぎ、キャンプ場戻り。
常駐キャラバンの家族達がもう来ているようで、子供たちがあちこちで遊んでる。先日イギリス人が入っていた2つ隣の区画にはフランス人老夫婦がワゴン改造型のキャンピングカーで入っていた。サニタリー前で便利なので人気の区画です。

夜ご飯は、20時半頃。
質素に白米と焼きソーセージ、野菜ソテー、生野菜、ドイツの魚缶詰。外で食べるには寒いので久しぶりにテントの前室の中で、入口を締め切って食べた。

▼キャンプサイトの私達の区画。今日は快晴だけど、涼しく日差しが気持ちいい。


▼岩場の下で昼寝。私は明日に賭けるので、今日はひたすら休養に努めます。


Ballario(6b)をトライするオクサン


Ballario(6b)2回目トライのオクサン


Hornimans(6b+)を登る私。この直後、両手1本指のムーブが出ます。


Hornimans(6b+)をトライするオクサン。


▼夜ご飯は白米、焼きソーセージ、ドイツの魚缶、生野菜。
晴れemoji 猛暑ギラ☆ギラ

8時半起床。
9時過ぎにまず村の郵便局へ。
ウルデモリンは営業時間が9時~9時半の30分だけ、とってもタイトなので、間に合わすため顔も洗わず車で駆けつけ。フランスもそうなのですが、地方の村の郵便事業はコスト上常駐は不可のようで、担当さんが各村30分~1時間の営業を目処に巡回するシステムです。それも大変ですね。

10時頃、2区画となりのイギリス人老夫婦がわざわざ出発の挨拶に来てくれた。お互い良い旅を~。最初は無愛想なんて思っちゃってごめんなさい~。

11時頃、朝食。
今日はサーディンパスタを久しぶりに作った。
美味しかった。
その後はうだうだ、顔洗ったり、テントでゴロゴロとしたり、
買い出しに行く準備して、レセプション横でネットして・・・
13時頃出発、レウスへ。
まずリーデル。隣のALASでガソリン入れて、Esclatにも寄って、帰りは西へ遠回りしてブドウ畑を見ながら。
16時半、キャンプ場戻り。

テント内のアリ駆除と荷物整理して、
レセプション横にPC、ビール、ポテチを持ってって3日分のブログをアップ。ついでにネットで調べ物、観光先候補やドイツの10日間天気予報とか、観光情報とか・・・。
風が強い。
マルガレフの天気予報を見たら、明日・明後日は晴れだけど少し気温が低くなるみたい。嬉しいね。

晩ご飯は20時半頃でした。
今日でカレーは終わり。私達のツアーの残りはもう1ヶ月弱しかなくて移動日もあるし、ドイツではガストホーフに何度か行きたいので自炊する日数はもうさほど多くない。なので今後は大掛かりな煮込み料理などはしないで、今ある材料を消費する簡単な料理になります。
もうツアーの終い支度に入るのです。ちょっと淋しい気分。

▼Wi-Fiコーナーでネットしながらビールとポテチ。


▼晩ご飯はカレーと焼きソーセージと生野菜
晴れemoji ギラ☆ギラ猛暑

8時起床
バイク連中が賑やかで良い。
トイレの帰りに少し連中とお話し。私が使っている車のことをいろいろ聞かれた。我が家の車は珍しいナンバーですからね。

9時半過ぎ、朝ご飯食べて、
10時半過ぎに用意が終わって車に乗ってトイレの前でオクサンを待ってたら、2区画隣の無愛想なイギリス人のダンナがツカツカ来て「今日はどこに行くの?」って。
「マルガレフにクライミング!」って言ったら、「私はあの峠、アルバルカに行くよ。クライミングじゃなくて歩きにだけどね」って。「あそこは眺めが素晴らしいですよね」「よい一日を!」ってお互い和やかに。別に無愛想じゃあなかったのねemoji

いつものようにレセプション横でネットして、観光予定のツェルマットの天気予報を見たらガーン!予定日含めて前後10日くらいは曇り・雨・雷雨・雪の予報ばっかりじゃん。ただでさえコストがすごくかかるのに行っても雲ばかりで山が見えないなんて論外だし、そんな天気での観光も辛いだけ。
太陽いっぱいのスペインにいてすっかり忘れてたんですが、中央ヨーロッパは未だに天気が不安定なのかなぁ?観光予定が振出しに戻って練り直しか?どこに行こうか悩ましい。

気を取り直して11時半頃にキャンプ場出発。
今日は私の日で「Finestra Extensio」の左エリアへ。
12時、最寄りの駐車ポイント。ここも含めて途中の駐車場には1台も車がなくて、谷もクライマーの気配が全く無い。暑いしね~、ホントにシーズン終わっちゃったね。。。
車から徒歩2分の岩場はもう概ね日陰だけど、まだ上部は日が当たってるので1時間ぐらい準備しながら休憩。このエリアは取り付きが広めでフラットで昼寝に最高。心地よい。
で、登ったのは・・・

Las ensenanzas de don Juanito  7c
Los justicieros  7c

Las ensenanzas de don Juanito(7c)は4日前に来た時にトライしたかったけど、ローカルクライマー達がチェーントライしていてノーチャンスだったルート。13時過ぎに1回目トライ。アップ兼ねてなのでヌンチャク掛けとムーブ探りを7割くらいの力で。前傾下部はスタート以外全部ガバで問題ない。ローカル達が毎回落ちてた垂壁への這い上がりは、連中のテクが足りない?そんなに力も使わないし落ちる気もあんまりしない。問題は上部の垂壁で意外に難しい。上だけで7a+位ありそう。しかもホールド形状がメチャクチャ複雑で手順とホールディングを覚えにくい。主要ホールドの握り方をよく確認してトップアウト。
2回目は15時過ぎ。順調に下部を越えて、上部垂壁はやはり手順を何箇所か忘れてたけど、使うホールドの持ち方を憶えてたので修正できて何とかレッドポイント出来ました。

Los justicieros(7c)は4日前のやり残し。16時半頃に1回目トライ。まずは問題の4本目クリップの確認とヌンチャク掛けなんだけど、残念ながらさっきのルートでだいぶ指皮を持ってかれて、皮が痛くてポケットを引き込めない。そして4本目クリップも解決方法が見つからない。止め足が無くて身体を止めることが全然出来ない。とりあえず上までヌンチャク掛けて下りて、次の本気トライでダメならお蔵入りかなぁ?って思いつつ、インターバル中に取り付きで核心帯を眺めながら手順をイメトレしてたら突然閃いた。核心の左ポケットを取った後のクリップではなくて、まさかの核心ムーブ動作中でクリップ?右手2本第一関節ポケットの激しい保持とキョン足(両足とも小指の先くらいのスタンス)で全力体幹で堪えてまずクリップ、そのまま遠い左手2本第二関節ポケットを取る!ってか?出来るかなぁ?でもそれしかないなぁ・・・って。
2回目は18時半、指も痛いし最後のトライ。指皮の痛さを忘れるまで気合を入れて全力で問題のシークエンスに突入!なんと出来た!!さらに気合を維持したまま、3手進んで核心最後の遠いサイドポケットへ手が届・・・かない、あと5cm、あぁ!あああぁぁぁ・・・切ない気持ちいっぱいで落ちちゃいました。このあたりは絶対落ちないと思ってたパートなのに!切ない。暑くて左手がヌメったのと疲れが原因でした。
激しく悔しいのと、あんなに苦しんだシークエンスがいきなり出来て嬉しいのと複雑な気分。
メチャクチャ面白いルートなので、帰るまでにこれを登りたいなぁ・・・。

19時過ぎ、岩場撤収
相変わらず谷にクライマーの気配はない。ハイカーが2人歩いていた。
帰りにマルガレフ村対岸のキャンプ場に寄ってみた。クライマーはもういないのかな?って確認に。でも意外!フランスナンバーとドイツナンバーが2台ずつ、スイスナンバーが1台、まだ帰ってきてないテーブルなどが残置されたスペースが2~3ヶ所。誰もいないと寂しすぎるのでちょっと嬉しかった。

20時過ぎ、キャンプ場戻り。
4本しか登ってないけど身体バキバキになって充実感いっぱいの日でした。

▼「Finestra Extensio」の左エリアは日陰でフラットで快適。目的ルートを観察中の私。


Las ensenanzas de don Juanito(7c)1回目はテンションしながらムーブ探り。


▼ローカル達が落ちまくってたポイント。そんなに悪くないんだけどなぁ?左足を穴へフックするのが鍵って気付いてなかったのかな?


Las ensenanzas de don Juanito(7c)2回目でレッドポイント出来ました。


Los justicieros(7c)1回目、核心が出来ないけどヌンチャク掛けでトップアウト。


▼2回目は核心帯最後で落ちちゃった。悔しさいっぱいだけど回収のためトップアウト。


▼晩ご飯はカレーとサラダ、肉団子(缶詰)
快晴emoji猛暑ギラ☆ギラ

8時起床
9時半に朝ご飯。
風邪引いたか?いやたぶん花粉症の悪化だと思うけど、鼻の奥と喉が痛い。

テントに日が当たり始めた頃から、午前中なのに異常に暑い。
レセプション横でネットして、11時頃に出発。

今日はオクサンの日で「Can Verdures」へ。
12時少し前に岩場に到着。
ものすごく暑い!
谷はクライマーがいなくてすごく静か。完全にシーズンが終わったかな?って実感。見渡す限りでクライマーは隣の「Can Pesafigues」に2組4人いるだけ。と思ったら、その2組がこちらに来て突如賑やかになった。駐車スペースには車が2台あったけど、1台はいかにもローカルのボロ車でもう1台はレンタカー。なので別グループだと思ってたんだけど同グループで、米語を話してるが特定の組み合わせではスペイン語を話している。不思議だな?って観察・聞き耳たてたら、アメリカ人若夫婦が現地ガイド+その彼女(サポート役?)と登ってたんですね。
岩は陰ると肌寒くて涼しい。登らないときはフリースを着ないと冷えてしまうくらい。日向に出ると暑くて目眩がするくらいなのでその差がすごい。
そんな中で登ったのは・・・

Carn d'olla  7a

オクサンの今日の目的ルート。私はトップロープ掛けで1回登っただけ。10年前もトップロープ掛けで何度も登ったルートだけど、その頃の記憶と大分ちがう。大人気ルートで毎日何人も登るのですっかり磨かれてホールド・スタンスはテカテカ、角も取れて登りにくい。10年前は7aとしてはかなり狙い目と思ったけど、今は妥当かな?
肝心のオクサンは、10年前は出来なかった下部のムーブが解決、出来るようになって進歩です。終了点直下は疲れてゴボウになったけど、まだ日数さえ残ってれば狙える感じ?また次回の課題か??

16時頃、岩場を撤収。
時間が早いので、「Bloc del Porc」がある隣の谷に行ってみた。こちらも車は2台のみでとても静か。1台はスイスナンバー。おとといシウラナにいた連中かな?

17時過ぎ、キャンプ場戻り。
オクサンに散髪してもらってだいぶスッキリ。
シャワー浴びたあと、夜ご飯の準備前にレセプション横にPCとノート・地図を持参してツェルマットのことをしばらく調べた。ツェルマットは30年ぶりになるのでさっぱり忘れて分からない。ガイド本が欲しい。元々は北欧観光に行くはずでそちらのことばっかり調べてたので、車の保険の都合で中止になったあとは目的地が定まらなかったんですよね。出発前はホントにガタついて忙しかったし・・・。

二つとなりの区画にイギリス人老夫婦がキャラバンカーで来ていた。たけど珍しい位の無口?無愛想で、話し声も全然聞こえないし、挨拶しても毎回返事すらない。レセプション横でネット中に、斜め右の区画にフランス人3人組のバイクツーリストが来て、こちらは陽気な連中、賑やかだ。

20時過ぎ、改良したカレーで晩ご飯。
美味しかった。

Carn d'olla(7a)10年ぶりに登ったら磨かれてて難しく感じた。


Carn d'olla(7a)をトライするオクサン。10年前出来なかったパートが今回解決した!進歩です。


Carn d'olla(7a)上部のオクサン、疲れてムーブが出来ず。

▼早くキャンプ場に戻ったのでWi-Fiコーナーで、ツェルマット(Zermatt)観光についていろいろ調べた。

▼夜ご飯はカレーと焼きソーセージ、サラダ。
どんより曇り emoji → 薄曇りemojiemoji

7時過ぎ起床。
昨日の快晴がウソのようなドンヨリ曇りで今にも雨が降りそうな感じ。予報は晴れだったんだけどね。
PC作業をのんびり。
10時頃、ラーメン作って食べて、支度して11時頃キャンプ場を出発。

今日はレストだけど、120kmほど南のエブロ川河口デルタ(三角州)までドライブ。
以前から気になっていた場所。米の栽培が盛んで日本品種の米も作っていて、バルセロナの日本食レストランなどもここで採れた日本米を使っているとか何とか。南仏のカマルグみたいな感じなのかなぁ?って、私達がいるモンサンとは全くかけ離れた風景を楽しみにドライブでした。
ナビに目的地をセットしたら、サロウ(タラゴナの西の海岸リゾート地)を経由してルートを表示したので、じゃあって、行きは海沿いにリゾート地を見ながら、帰りはミラベット(Miravet)の古城を遠目に眺めながら・・・って周回コース。
曇りの平日なのにサロウ(Salou)はリッチな雰囲気の人々が大勢。こんな場所もあるんだなぁって改めて驚き。そして目的地の三角州の突端も凄い観光地になっててビックリでした。
ミラベット(Miravet)は国道から渡し船を使って街へ。渡し賃3ユーロ、動力無しで川の流れを利用して櫂でコントロールして双胴船を往復させるのが見ていて面白かった。ミラベット(Miravet)の古城は、テンプル騎士団の城として有名だけど、残念ながらスペイン内戦でほとんど破壊されて廃墟になっていたのを復元したもの。10年前じっくり見学したけど、ちょっと残念な感じだった。そして10年前より復元が進んでるのかな?遠目だけど以前より城らしくなっているような気がした。

帰り道最後、Torroja del Prioratでナビに街中の袋小路状の迷路を進むように指示されて大変なことに。何度もバックで数十メートル戻ったり繰り返してようやくの脱出だった。

17時頃キャンプ場戻り。
なかなか充実のドライブでした。

▼エブロ川河口デルタ(三角州)先端の砂浜に着いた。


▼カイトサーフィンをやってる人がいた。


▼海はいいですね~emoji


▼お土産物屋が並んでいる波止場の入口。右の標識が面白い。


▼遊覧船やお土産物屋が並ぶ観光地です。


▼ミラベット(Miravet)の渡し船。渡し賃は3ユーロ。


▼丘の上のミラベット(Miravet)城は10年前よりも復元が進んだ?


▼渡し船の艀で、オクサン。


▼対岸からフランスナンバーのバギーを3台乗せてやってきた。


▼渡し船に乗り込みます。普通車は2台で満車。


▼渡し船の上で。櫂を操作して水流を利用して渡る。船頭さんの動作を見ていて感心です。


▼夜ご飯はパスタ(カルボナーラ)と焼きソーセージ、サラダ。


5/21(火)~5/27(月):7日分の原寸大写真はこちらでどうぞ(ヤマップ)

クライミングツアーカタルーニャ編・その7 / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
終日快晴emoji

8時起床
PCで日記書きなど・・・
9時半過ぎて朝ご飯。
レセプション横でネットして、11時頃に出発。

今日は3日目だけどSiurana(シウラナ)へ。まだ行ったことのない東端のエリア群を偵察がてら見て回って、ついでに軽く登ろうって趣旨なのですが・・・。
※以下「」内はクライミングエリア名です。

12時、プラド方面への林道に入ってすぐの駐車ポイントから歩き始め。10年前、「Grau dels Masets Cami」までは来て登ったことがあるのですが、その頃はエリアのすぐ近くの広場まで車で入ることが出来てアクセス良好だったんですけどね~だいぶ歩く距離が増えた。今回は更にその先へ。
まずは「El Corral Nou」、順調に12時半に到着。荷物とオクサンを置いて、1人で少し戻って「El Corralet」を偵察して、でもアプローチに難があって却下決定。
El Corral Nou」に戻ってじっくりルートを観察。真っ赤な岩で、Licuecano(7a+)Diplomigas(7b)が面白そうだけど、アップとオクサン向けのルートがないなぁ。左端の6cはどう見てもハマり系のくそボルダーだし、右端の6bはかなりのランナウトだし。でもこの時間(昼過ぎ)で岩は日陰なんだって確認して、次へ移動。
Can Somera」は巨大な赤い岩場(高差32m)。右エリアと左エリアの間が50m位あって、茨とトゲ系の灌木が茂ってる。足が傷だらけになってしまった。こんなアプローチ微妙と想像できず、長パンを履いてくればよかったと後悔。南東向きのハズだけどまだ日向ガンガン。右エリアが日陰になれば楽しめそうだけど、私の10年前のトポではオクサン向けルートは無いのだが増えている?ここをやるには新トポを買う必要があるな。
Ca L'Acorralat」はオレンジ色の岩、私のトポでは最果て。13時過ぎに着いたけど、日向ガンガンで17時くらいまでは陰りそうにない。そして右端の6台3本はガッカリ系。7bは面白そうに見えるけど登られている気配が全く無いし。今日はここで登るつもりだったのですが、余りにも期待外れだったのでエリアを見ながら岩場伝いに西へ移動することに。また「Can Somera」の茨地帯で足が更に傷だらけになりながら炎天下の徘徊です。
Can Maquis」は Kindly Boltだけど、短くて取り付きもブッシュが近いのに日陰が無い。ルートも・・・却下決定。
Grau dels Masets de Baix」は大きな岩場。だいぶ登られているようで取り付きも小広場が複数あって整備されている。ルートもパット見で面白そうなのがあるけど、残念ながら10年前のトポでは全然同定できない。汗だくになってここで少し休憩。
Grau dels Masets Cami」は10年前に何本か登ってるはずなのですが、石畳の事しか憶えていない。今日初めてクライマーに会った。女性3人組で日向ガンガンの中で登ってた。
Grau dels Masets Esquerra」に着いたのが15時。偵察予定最後のエリアで、ここまでなんと炎天下の3時間徘徊でした。超汗だく、疲れ果てて1時間ぐらい何も出来そうにない。まずは水をがぶ飲みして休憩決定。岩は左側がまだ日向で、炎天下Solo tengo ganas de llorar(6c)をドイツ人ペアの女性が大声で「チクショー!」「くそったれ!」等の汚い言葉を連発しながらトライしていた。変な人達!そんなドイツ語を知ってる私もナンですが。。。
そんなわけで今日登ったのは・・・

Super fisura  5+
Lucy  7b

Super fisura(5+)は、日陰になっててルートも面白そうだったので15時半過ぎにトライしてみたけど、岩はまだ温まっててホカホカ、内容も5+にしてはだいぶ厳し目だった。オクサン用にトップロープにしたまま、岩の温度が下がるまでまた休憩。17時少し前、オクサンもトライしたが、案の定の苦手系でドハマリしていた。
Lucy(7b)は18時にトライ。もう時間も無いので1回のみ。だからオンサイト狙ってみたんだけど論外だった。この核心・・・どうやるの?いろいろ試したけどまるで分からなかった。

19時少し前、撤収して駐車場を目指したけど、戻り道がわからなくなり右往左往、どうしても崖のバンドに行き当たってしまう。崖から真下を見下ろしてやっと「Grau dels Masets Cami」の上にいることが分かって、戻りながら下降路を探して本道に戻ることが出来た。こんなとこ歩いて来たんだ?って意外な感じ。あまりの暑さで記憶と体感が飛んでたんですね。最後まで徘徊の日でした。。。

19時半、駐車場戻り。疲れた・・・。
キャンプ場戻りは20時過ぎでした。
キャンプ場は週末終わって不気味なくらい静かだった。

▼「El Corral Nou」に着いてルートを同定中の私。


▼茨の中を歩いて足が傷だらけになった。痛い!


Super fisura(5+)を登る私。6a+でも良いんじゃない?って感じの悪さ。


Super fisura(5+)はオクサンも大苦戦。


Lucy(7b)の核心部。全然ムーブが分からない。


Lucy(7b)の終了点直下。核心以外は問題なし。


▼晩ご飯は、具沢山の特製焼き飯、肉団子(缶詰)、サラダ
快晴emoji →晴れ・雲emojiemoji

8時半起床
しばらくボーっとして9時過ぎ朝ご飯。
食後、身体がスッキリしないので朝シャワー浴びたけど、やっぱりいまいち。昨日飲みすぎかな?
10時過ぎ、準備が終わってレセプション横でネットして10時半頃出発。

今日は私の日。
Bloc del Porc」エリアの El Flatiron(7c)がトポ3ッ星で絶賛なのでやってみようかって。
11時過ぎ、駐車場着(週末だけど早く出たので駐車場は3番手だった)。さっそく直ぐそばの岩場下に行ってFixを降りて、岩場の底がスタートの目的ルートを観察して・・・ガッカリ。スタートが前傾なのはいいけど、パキった指に悪いポケットでの遠い引付けなのが明白。あまりにも危険すぎるし、取り付きの雰囲気もあまり良くないので取りやめ。
代替でどこに行こうかしばらく悩んで、「Finestra Extensio」に移動することに。
だけどこちもお目当てはすでにローカルクライマーがやってるし、要所要所にクライマーがいて居心地悪い。初エリアなので一通りエリアを見て回って、結局登ったのは・・・

Crucigrama  7b
Los justicieros  7c

Crucigrama(7b)はもう隣の「Raco de la Finestra」エリアの左端ルート。ザックを下ろす場所に悩んでここまで来て、ふっと上を見たら良さげな?ルートに見えたのでやることに。アップを兼ねてテンションかけながら・・・だけど、結構悪い・磨かれたホールド・スタンスの連続で見た目より全然難しかった。いちおうムーブは全部問題なく出来るんだけど、ピン遠めで怖いし私の芸風ではないしで1回のみで回収。
Los justicieros(7c)は、お目当てだったLas ensenanzas de don Juanito(7c)をローカル達がチェーントライしていて(気の良い連中なので言えば混ぜてくれそうだったけど気を使うしね)、右隣のこれも面白そうだなってやってみた。核心はボルト3本目から4本目を越えるまで。強前傾の中で2本指ポケットの引付け4連発。1回目はテンションかけながらムーブ作りだけど、核心は痛めた左手中指も使うんだけどギリセーフな引付け方向でムーブは出来るんだけど、クリップ(4本目)が出来ない。残念ながら痛めたせいで平常時の保持力が出せていない感じ。核心を抜けた後もそこそこ厳しい。
2回目は気合を入れてムーブが繋がるかやってみて・・・核心ポケット4個目を取りそこねて落ちた。テンションして(4本目にクリップして)その上はノーテーションで登れた。
2回のみトライで今日は終了。明日は3日目になるけど、日曜レストを回避するためシウラナに行こうかって考えてて、これ以上頑張っちゃうと登れなくなるので。。。
Los justicieros(7c)は狙うか悩みどころ。出だし核心で勝負早いし得意系ムーブだけど、4本目クリップをどうするか?その後はたぶん問題ないから飛ばしちゃう?でも5本目前で万が一ミスるとグランドフォールすれすれになりそうで怖い。

回収中に隣の7cをトライしていた気の良いクライマーが、今日10回近く?でようやく核心抜けてレストしていた。しばらく横に止まって応援。彼はそのまま無事レッドポイントして、あとで「良いモチベーションになって」って感謝された。

明日があるので早い時間だけど撤収して、16時半過ぎ駐車場戻り。
キャンプ場には17時半着いた。
時間が早いので、テントでビールとつまみで乾杯!成果は無かったけどemoji

今日は妙に疲れてて体調も良くなかったし、残念な1日だった。

Bloc del Porcで、目当てのルートがイマイチで移動先に悩む私。


▼移動先:Raco de la Finestraから眺める対岸。中央の卵岩は高さ20mの巨岩です。


Crucigrama(7b)は見た目より難しかった。悪い・磨かれたホールド・スタンスの連続。


▼岩場でこぼしたパンを期待して寄ってくる鳥。可愛い。


▼転がっちゃいそうな巨岩がたくさん。


Los justicieros(7c)2本指ポケットで全力引き付けムーブ4連発の楽しいルート。


Los justicieros(7c)痛めた左中指が力が入り切らず、クリップムーブを作れない。どうするか?


▼回収中、隣の7cをトライしていたローカルが登れそうなので横から応援!


▼今日の晩ご飯もカレーとハンバーグ。野菜ソテー。
曇りemoji →晴れemoji →雲もemoji →晴れemoji

9時過ぎ起床。
買い替えたマットはとてもフラットな感じで滑りもなくて快適だった。サイズ上持ち帰りは不可能、捨てて帰らなければならなくてとても残念。持ってきたNemoマットが最低で失敗だった。最初からこちらで買えばよかったemoji

9時半に朝ご飯。
レスト明けは毎回調子が良くない。
食後も動作緩慢でモヨモヨしているうちに、オクサンが準備をしてくれて、10時半に準備完了。レセプション横でネットして11時にキャンプ場を出発。

今日はオクサンの日で「Can Verdures」、狙いを定めた課題のGos roig, gos boig(6c)をレッドポイントしてくれる予定なのですが・・・。

12時、岩場着。
途中の駐車場もエリアも週末はまだなのに意外にクライマーが多い。なんで?って思いつつ目的エリアには我が家が1番乗り。日差しはまだ岩にサンサンだけど、状況から早くお手付きしたほうが良いかなってすぐ準備してオクサンのお目当てにヌンチャク掛け。降りてきたら女性4人組が来て、さらに男女のペアも。一気にエリアが賑やかになった。
そんなわけで、私が登ったのは・・・

Gos roig, gos boig  6c ×2回
Okupa Hristo  6b+

Gos roig, gos boig(6c)はオクサンのヌンチャク掛けと、その後のヌンチャク位置・長さ調子のためで2回。
Okupa Hristo(6b+)は夕方時間が余ったので「Can Pesafigues」へ移動してトライ。新しいトポにトライ済みルートを記入する時に間違ってこのルートにマーキングしてしまって、じゃあ仕方ないから登るか!ってコトで。だけど、登り始めて気付いたのですが、このルートは多分登ってた。出だしホールド・ムーブも最後の辺りのシークエンスも完全に記憶があって「ピン位置さえ調整すれば絶対お買い得だよ!」ってオクサンに勧めたことまで思い出した。古いトポに記載忘れてたんですね・・・こういう事ってよくあるんですemoji

で、最大問題のオクサンのGos roig, gos boig(6c)トライ。
1回目は下部核心を越えかけるところで残念ながらフォール。まあ、まだ蒸し暑かったしね。でも2回目は下部核心で不用心なムーブをしてフォール。これはあまり頂けない。3回目は16時過ぎ、「このルート登りたいの?だったらそれらしく全身全霊で気合を込めて登って!」ってハッパをかけて、まさしくその通りの気合の溢れるクライミングでレッドポイントしてくれました。素晴らしい!!
オクサンもやっと今回ツアーの目処の6cが1本登れてホッとしたところ。気持ちよく岩場を後に出来ました。

駐車場戻りは17時半。
いろいろ少し休憩して出発、18時過ぎにキャンプ場戻り。

キャンプ場は賑やか。
金曜だけど、もう週末体制なんですね。
我が家の前のサイトに来た、スペインナンバーの車中泊仕様ワゴンだけどフランス語を喋っている夫婦は、何か問題を抱えてるのか、スマホのTV通話で激しく激論を交わし続けている。早口で激しく話しているので私には聞き取れないのですが、とりあえずウルサイ!

晩ご飯は再度のカレー。
カレー粉を前回の倍量使ったのでカレーらしく出来上がったけど、そして美味しいのだけど、前回のほうが絶品だったのでちょっと見劣りするのが残念?前回は1ヶ月近く継続してた継ぎ足し肉野菜スープをベースに作ったからね・・・。なかなか再現は困難です。
オクサン完登祝いでワインも1本空けて、楽しい晩ご飯でした。

Gos roig, gos boig(6c)1回目のトライはこの直後に落ちた。


Gos roig, gos boig(6c)3回目のトライでやっとレッドポイント!


Okupa Hristo(6b+)トポに登ったマークを付けちゃったんでやむなく登る私。


▼晩ご飯はカレーとハンバーグ、野菜ソテー、サラダ
快晴emoji →雲多めにemoji

8時起床
PCで日記書きや、うだうだしたり。
ご飯を作ろうとしたら、テントの食料箱に小さな蟻が大量侵入してサラミ(乾燥ソーセージ)にたかっているのに気づいて大騒ぎ。コイツら、穀物やパン・砂糖には無関心でサラミが大好物?穴だらけにされてしまったemoji
アリ駆除のついでにテントの大掃除。朝ご飯は11時近くになってしまった。

昼頃、車でレセプション横に行って1時間ぐらいネットして、そのままレウスへ買い物。
ヴィラ・ノヴァ・デ・プラド経由でモン・ブランを見ながらのコース。
まずデカトロンに行って私のマットとオクサンのクライミングシューズを2足、次にリーデルに行って食材を買って、隣のガソリンスタンドで給油。
帰りはモンサンのブドウ畑を見ながら少し遠回りコースで。
キャンプ場戻りは16時頃。

サニタリの電源を借りてPC充電がてら写真の整理して、
充電終わったら、テントの外でビールとポテチで憩いの時間emoji

夕方~夜は仕込み。
明日から数日はまたカレーです。

▼我が家お気に入りのARGUSビール。リーデルで売っている250cl×24本で1000円弱の激安だけど、素朴な味で私は大好き。3箱買い貯めです(笑)


▼レストの夕方はやっぱりポテチとビール。今日はワインも。


▼今日の晩ご飯はパスタとハンバーグ、野菜ソテー、野菜スープ。
快晴emoji →晴れ雲混じりemojiemoji

8時半起床
日本から持ってきたNEMOのエアマットが壊れて最悪の夜だった。背中辺りで表面剥離して20~30cmの巨大な卵状の膨らみが出来て身体がマットの外に押し出されて、しかも剥離が一晩中進行してブチブチパリパリうるさいし・・・。エアマットってこんな壊れ方するんだemoji どうせ捨てて帰るつもりだったけど、壊れるのが早すぎ。残り1ヶ月弱なのに買わないとならなくなったのは大誤算emoji
9時半、朝ご飯。
10時半、準備が出来てレセプション横でネット、そのまま11時頃出発。

今日は私の日、エリアは久しぶりの「Raco de les Tenebres
ここには有名なSativa Patatica(8a)があって、12年前初めて来た時にローカルクライマーから「Sativa Pataticaを絶対やれ!チョー楽しいぞ!」「(口元で手をすぼめてパッと開きながら)チュパぁ~だぞ!」って絶賛お勧めされて訪れた。定期購読していたフランスのクライミング雑誌「Grimper」でもマルガレフの記事が出る度に必ずこのルートの写真が掲載されてて私も知ってはいたのでやってみたらホントに面白くて、他のルートもメチャクチャ面白くて、このエリアに通ってしまった。
そんなわけで好ルートは概ね登ってしまってるのですが、「次来るときの楽しみに」って、わざと1つだけ三ッ星の7cを残していたんです。今日はそれを収穫に・・・。

岩場に着いたのは12時前。
まだガンガン日が当たってるので、ルートを俯瞰するテラスに荷物を広げてゆっくり準備。目的ルートが完全に陰るまでもう2時間ぐらいかかりそうだと思ってたら、ラッキーなことに雲が意外に出始めてルートを翳らせてくれる時間が多くなった。じゃあ!ってコトで12:40に開始!
そんなわけで、トライしたのは・・・

Magic Festival  7c

1回目はアップを兼ねてヌンチャク掛け、3日前にパキった左手中指の腱の具合を確かめながら。ガバばかりで概ね問題ないんだけど、最後の最後でコレかぁ・・・ってシークエンス。今の自分にここでコレができるかなぁ?って心配になる。となりのLa corva de la felicitat(7c)が目に入るたびに、「12年前はこれをヌンチャク掛けながら涼しい顔でオンサイトしたんだよなぁ」「あの頃の自分って強かったんだなぁ」「今は同じ7cでテンションかけてヒーヒーかぁ」ってヘンな感慨emoji
2回目は1/3くらいの場所で手順を失念してしまい失敗。中間部までの手順を再確認して下降。
3回目は最後のピンにクリップして、気合全力で最後のシークエンスに入ったけど、こんどは乗り込みスタンスを失念してちょっと狼狽した瞬間に右手が終わって落ちちゃった。で、ヨレた状態で最後のムーブを再確認するが確率が悪いemoji だいぶ凹んで「回収する」って言って、終了点を外してロワーダウンし始めたとこで「いや、やっぱりもう1トライ」って気を取り直した。他エリアに行って7bとかトライしてもこの疲れ方じゃRP出来るかわからないもんね。。。
4回目は1時間半休んで17時半のトライ、もう後はない。核心の右カチで全力出せるように右手をかばいながら集中して登って、最後のピンにクリップして、唸り声を上げながら全力でムーブを起こして・・・あと2cm届かない!のを体幹で押し込んでギリギリ届かして、そのあとももうギリギリ、半分落ちそうになりながらレッドポイント成功でした!メチャクチャ嬉しかったですemoji まさしく会心の登り。

今日の岩場は私達の他にはオーストリア人の男女2人のみ。後で知ったのですが、女性は元ワールドカップ選手だそうで、どうりでって感じの背中・広背筋を持っていたemoji
週末は必ず大混雑の岩場ですが、とても静かで楽しいクライミングだった。

18時半、岩場撤収。
駐車場でしばらく休んで、19時半キャンプ場戻り。

それにしても、最後頑張って登れて良かった。
すごく疲労してるけど、うれしい疲れです。

▼さあ岩場へ!あの岩の右奥が今日目指す場所。


Magic Festival(7c)1回目はヌンチャク掛けながらムーブ作り。


Magic Festival(7c)は最上部が核心。厳しいカチで終了点へ這い上がる。


Sativa Patatica(8a)を登るオーストリア女性。元ワールドカップ選手です。


Magic Festival(7c)4回目でレッドポイント出来ました!うれしいです。


▼駐車場でご褒美のプロテインを飲む。デカトロンのプロテインは「溶けたアイス」みたいな味で美味しいんです。


▼夜ご飯は白米、フランクフルトソーセージ、野菜ソテー、野菜スープ、ヨーグルト
晴れemoji

9時頃起床。
なんだかいろいろ調子悪いみたい。
とりあえず10時半に朝ご飯。
準備終わったのは11時半、レセプション横でネットして、12時に出発。

今日はオクサンの日、エリアは「Can Verdures」。
Gos roig, gos boig(6c)が出来そうだ!ってことで攻めるのことです。やっと狙いが定まりましたね。。。
3連休も終わって岩場は静か。最寄りのいつも混雑する駐車場も2番手でした。

13時前、岩場着。
私は調子悪く、岩場でゴロゴロしたりパンやビスケットを食べてばかり(調子が悪いとお腹が空くんです)、腱も痛いし、アップ程度の登りで終了。オクサンのビレイと応援、昼寝に勤しむ日でした。
そんなわけで登ったのは・・・

Murciegalus  6b+
Gos roig, gos boig  6c ×2回

オクサンは Gos roig, gos boig(6c)のみを3トライ。2回はトップロープ、3回目はリードでRP狙い。その3回目は下部核心を越えたのに、上部・ちょっと悪い1ヶ所で引きつかなくて落ちちゃった。詰めが甘かったね~勿体ないemoji 後日の再トライ決定です。
Can Pesafigues」へ戻ったら、一昨日「Bloc del Porc」で一緒だった東洋人夫婦に再開。しばらくいろいろ話した中で、前回聞いたことをずいぶん間違えて憶えていたことが判明。彼はUK、オクサンは台湾。年齢は(前回聞かなかったけど)42でした、若く見えたので。私の60歳には驚かれましたemoji彼らは木曜日に帰っちゃうそうで・・・それまでにまた岩場でお会いできるかな?

18時、岩場撤収。
キャンプ場戻りは19時少し前。
天気も穏やかで、久しぶりに外にテーブルを出して晩ご飯でした。

Murciegalus(6b+)を登る私。


Gos roig, gos boig(6c)のムーブを再確認中のオクサン。


▼体調がイマイチでつらく、岩場の下で爆睡中の私。


▼見上げると Raco de les Espadellesエリア。登っている人も見えた。


Gos roig, gos boig(6c)を登るオクサン。この直後に落ちてしまいレッドポイントを逃した。残念!持ち越しになってしまった。


▼晩ご飯は白米と焼きソーセージ、野菜ソテー、サラダ、野菜スープ。
ドンヨリ曇りemoji →薄日emoji →夕方快晴emoji

8時頃起床、コーヒー飲みながらPCで日記書き。
10時半頃?朝ご飯。レスト日の定番でインスタントラーメン・焦がしタマネギと卵をトッピングで。
ぐだぐだして、12時頃レウスへ買い出しのため出発。

リーデルとカルフールに行って食材を大量買い出し。
ウルデモリンに戻る途中で「そういえば今回まだ海の方にドライブに行ってなかったよね、行こうか!」って思い立って、急遽Uターン。サロウ(Salou)へ行って、海辺のリゾート風景を楽しみながら、途中で山に入って渇水した湖を見て、さらに山道を進んでラモレラを通ってモンサンの勇姿を眺めて・・・
17時半キャンプ場戻りでした。

その後はひたすら仕込み。
晩ご飯は仕込みが終わった後の20時半でした。

▼海辺のリゾート地・サロウ(Salou)へドライブに行ってみた。


▼サロウ(Salou)の外れの浜辺で。


▼晩ご飯はベーコン丼と野菜スープ、サラダ。


5/12~5/20(9日分)の写真詳細はこちらでどうぞ(ヤマップ)

クライミングツアーカタルーニャ編・その6 / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
晴れ/薄曇りemoji →曇りemoji →雷雨emoji →曇りemoji →雨emoji

8時過ぎに起きてPCで日記書き
10時頃、朝ご飯食べて、
11時頃、レセプション横でネットして、11時半に出発。

出発前、アルバルカ峠を見ると凄い雨雲。
シウラナは雨かな?シウラナに近い場所にいるし「登りに行きたいな」って思うんだけど、連日のこの不安定な天気ではチョットね~emoji。あそこで雨にやられたら逃げ場もないし。どうしてもマルガレフに足が向いてしまう。

で、今日もマルガレフ。私の日で目指すのは「Cal Zonazos」エリア。ここのTamagotchi Extrem(7b+)がトポで絶賛されてるのでやってみたくて。巷は3連休の2日目だけどマニアックっぽい岩場だし空いてるかなって期待もして。。。

12時少し前、最寄りの路駐ポイント。だけど埋まってて停める場所を探して往復。少し戻った場所に停めて歩き出したけど、徒歩2分のアプローチが見つからず、仕方ないからRaco de les Tenebres経由で、途中のエリアチェックもしながら20分かけて目的エリアへ。・・・で、着いたエリアは「えっ!コレ?」って感じ、汚くてちっちゃい。しかも残念ながらローカルグループで混雑。1グループなんだけど5人+赤ちゃん+犬2匹。狭い岩場なので落ち着かない。しかも彼らは複数のルートにロープかけっぱなしでアップもままならないし・・・。仕方なくアップ無しで目的ルートだけ2トライして退散することに。
移動先は「Bloc del Porc」。裏のHe-Man(7b)でも気分治しでやろうか!って。
大きな岩の4面がエリアになってるこの岩で、目的ルートはアプローチ至便のハズなのに逆廻りしてしまって、ヘンなFix伝って大変だった。エリアには東洋人の先客が4人+1(幼児)。どこから来たのか聞いたら混成パーティで、男性(20代)がUS、可愛いオクサンとその母親?は台湾、とその子供(幼児)、友達(女性)はニュージーランド。母親はクライミングはしなくて付き添い(仕事で毎年日本に来られてるそうな)。そんな訳で、日本人の我が家も入れて、東洋人だけでインターナショナルな珍しい雰囲気のクライミングでした。みんな気さくで良い感じ。楽しかったです。
そんなわけで本日登ったのは・・・

Tamagotchi Extrem  7b+
He-Man  7b

Tamagotchi Extrem(7b+)1回目はアップも兼ねて7割位の力で各ピンでテンションかけながらムーブ作り。核心は2ヶ所か?出だし右2本指アンダーから左1本指ポケットで中継してガバ取りと、トラバースが終わって直上に変わる部分の2手。ルーフに近い前傾の中でガバだけど大きいムーブが続いてパワフルな登りを強いられる。確かにトポで絶賛の通り面白いんだけど、でも絶賛の割に2ッ星なのはこういうコトか・・・って。岩の表面がまだ脆くて汚くてスタンスはポロポロ崩れるし、ポケットの中は砂々で湿気ってるし。少し休んで2回目、気合を入れてみたけど入り切らない。岩場がウルサイし、ビレイ場所は荷物をどけてくれたけど、登り始めの棚岩にはスマホやら色んなのが並んでて避けながらだしで最悪。出だし1回失敗してテンションして、やり直す気も起きず(左中指の腱を少し痛めたようで痛いのもあるし)そのまま進んで中間部はノーテン、2個目の核心でまたテンションしてトップアウト、回収でした。
場所を変えて He-Man(7b)は、後ろの岩に立って全容が見えるし、ホールドを熟視してムーブを推測してオンサイト狙いで攻めたけど、残念ながら推測したムーブは(多分当たりだけど)サイズが合わず出来なかった。テンションして試行錯誤で別ムーブでクリア。2回目はそのムーブで足位置の確認が不十分で迷ってしまい失敗。3回目、みんなが応援してくれる中で気分集中してレッドポイント。ちょっとキワモノっぽいルートだったけど、和やかな雰囲気の中で楽しく登れたのが何より嬉しかった。

午後は少しだけ日が差したけど、通してほぼドンヨリ曇りで湿度が高く、最後のトライの準備中には雷が鳴り出して・・・。回収後は大急ぎで片付けて駐車場へ、車に戻ったところで雨が本降りに。なんだかんだで今日も雨を上手くかわしてクライミング出来てラッキーでした。岩場撤収は17時半過ぎ。

18時半、キャンプ場戻り。
ウルデモリンも雨、時々止む程度。
夜中もずっと雨で、明日は(レストだけど)岩はどこもビショ濡れかな?

▼朝、こちらは晴れてるけどアルバルカの向こう(シウラナ)は雨雲の中。こんなパターンが多くてなかなかシウラナに行けない。


▼初めての岩場なのでアプローチに悩む。


▼目当てのTamagotchi Extrem(7b+)1回目、出だしの左手1本指で腱を痛めてしまった。


▼ローカルグループと犬がうるさくて集中不可能。


Tamagotchi Extrem(7b+)2回目は出だしムーブが指が痛くて出来ず、岩場も集中できる雰囲気ではないので回収して移動に決めた。


移動先で He-Man(7b)をトライ。核心は意外に厳しい。


He-Man(7b)みんなに応援されて3回目でレッドポイント出来ました。


▼夜ご飯は白米と焼きソーセージ、野菜スープ、野菜ソテー。
晴れemoji →曇りemoji

明け方に雨emojiで、テンションだだ下がり。
でも起きた頃は晴れていた。
8時頃起きて、9時半頃、朝ご飯食べて、
10時半頃、いつものようにレセプション横でネットしてそのまま11時少し前に出発。

今日はオクサンの日、エリアは「Can Verdures
3連休初日で早めに来たし、まだそんなクライマーは集まっていないだろうと思ってたら、ちょうど集まりだす時間なのか、谷の入口には車がバンバン来て、多くの車が「Raco de les Espadelles」へ向かって登っていった。今日は「Raco de les Espadelles」は大変な大混雑?
私達の「Can Verdures」への最寄りパーキングは先客1台のみ。でも「Can Verdures」の手前の「Can Pesafigues」にはもう10人近く集まっていた。

12時過ぎ、岩場到着。
先客は男性2人のみ。でもグループのメンバーらしく、しょっちゅう対岸の道端エリアの仲間達と大声で話し合っている。その仲間が押し寄せてくる可能性もあるので、さっさと目的ルートの前に陣取って準備始めでした。
そんなわけで登ったのは・・・

Krilin  6b+
Gos roig, gos boig  6c
Qu'estic aci!  7b


Krilin(6b+)はトポでは3ッ星で「良いホールドの垂直ルート、アップに最適」って書いてあるが、ほんとに登って書いたの?って疑いたくなる感じ。右隣のホールドと交錯しそうなパートもあり、ホールドの向きがヘンで私的には星なしで。トップロープでトライしたオクサンもハマっていた。
Gos roig, gos boig(6c)はオクサンの今日の課題。私は12年前に登っているが全然憶えてなくて(※過去触ったルートは結果も含めて新しいトポに必ず書き込みしてます)、オンサイト気分で登ったけどこちらは面白かった。出だしは厳し目だけど上部はガバでグイグイ登る楽しいルート。オクサンもトップロープでコマ切れだけど、いちおうムーブは全部できていた。
オクサンは「もう終了」とのこと。でもまだだいぶ早いので何かやろうか悩んで・・・右端の方にショボい7bがあるのを思い出して見に行ったら意外にチョークも付いていて登られている様子。明白なボルダールートで面白そうなのでやってみることにした。
そんなわけで Qu'estic aci!(7b)。10mボルト3本でトポには「ピンまばら」って記載。見上げた範囲で核心は3本目手前っぽいけどホールドは下からは見えない。落ちるとグランドフォールスレスレになりそうだけどemoji・・・で、1回目オンサイト狙いは残念ながらその3本目手前でガバに届かず、ビレイしてるオクサンの横まで落ちたemoji。心が削れてしまうフォールの繰り返しはしたくないので3本目に某クリップしてムーブを確認。いろいろ試すが左手外傾ホールドからガバがどうしてもあと2~3cm届かない。とりあえずトップアウトして「これはダメかなぁ?」って諦めて回収始めたところでふっと、外傾ホールドの右端の穴が目について(親指入れてピンチ持ちとかは試し済みなんだけど)、「ふつうに左手中指第一関節に持ち変えて引きつくんじゃない?」ってひらめいて、やってみたらが出来た。しかもここだけなら100%の成功率。がぜんやる気が出て、少し休んで2回目でレッドポイント出来ました。

久しぶりの7b以上の完登。ここしばらく色々とドハマリが続いてたので純粋に嬉しかったです。
岩場は先客2人が早々に退散して我が家だけになって静か。このエリアが週末なのに誰もいないなんて珍しい。対面を見上げると遠く「Raco de les Espadelles」があるけど、見上げる度に数人が登っているのが見えて、今日は大混雑で大変だろうなぁ・・・って、岩場選択は大成功でした。

17時半、岩場撤収。
駐車場に着いたらすごいことに、車がびっしり。車中泊組が一角を占拠して村が出来てるしemoji
車で帰り途中、高台のハイキングコース起点の駐車場に車を停めて谷を見下ろしてみた。このハイキングコースも面白そうです。さらにウルデモリンの村に立ち寄って、旧教会下のお肉屋さんで生ソーセージを購入。

18時半、キャンプ場戻り。
テントの前に着いてビックリ、湖になっていた。マルガレフは大丈夫だったけどウルデモリン(たぶんシウラナも)は凄い雷雨emojiだったようですね。確かにマルガレフにいたとき周囲は凄い雲が出て雷雨っぽい感じだったし。
そんなでもキャンプ場は大盛況で、さすが3連休。子供も多い。

今日も早めで23時少し前に就寝でした。

Krilin(6b+)をトライするオクサン。トポの記述ほど快適なルートではなかった。


Gos roig, gos boig(6c)をトライするオクサン。こちらは好ルート。


Qu'estic aci!(7b)をレッドポイントした私。10mボルト3本、グランドフォールリスクありのキワモノルートでした。


▼駐車スペースは大混雑。奥のワゴン3台の向こうは宴会場になってました。


▼車で帰り道、谷を見下ろす高台に立ち寄ってみた。


▼キャンプ場は大雨だったらしく、水溜まりだらけ。
快晴emoji→雲多めemoji →昼過ぎに雷雨emoji →曇りemoji →夕方雨emoji →快晴emoji

8時半頃起きた。
昨夜はやっぱり飲み過ぎ?身体がすごくだるい。
空は晴れ、雲もほぼ無く、ここ数日で一番良い? 前夜に見る天気予報は、ここしばらく見る度に雨マークが付いてるんだけど、朝起きると晴れてて、予報も晴れに変わってるってパターンが多いし意味わかんない。こういう予報って困るんだけど・・・まぁ晴れだから良いんだけど。

PCで日記書きして10時半頃お昼ご飯。
12時過ぎにレセプション横でネットを1時間ぐらい?

今日はシウラナに絵葉書を買いに行って(ここまで買う場所が全然なくて困ってたけどシウラナのお土産物屋で売っているのを思い出した)、ついでにシウラナのまだ行ったことがないエリアを品定めに行く予定。

13時頃?ようやくキャンプ場を出発したけど、アルバルカ峠への途中からポツポツと雨が降り出した。まぁ大したことにはならないだろうと思ってたんだけどね。傘はテントに残置してきたし。
シウラナの村前の駐車場に入れると3ユーロ取られちゃうので、徒歩3分くらい余計にかかるけどいつもの岩場アクセスの路駐ポイントに停車して村へ。
で、お土産屋で絵葉書を物色している頃から本降りに。とりあえず絵葉書10枚買って、他のお客さんと店内に避難。雨はどんどん激しく土砂降りに、雷も。emojiemoji氷も混じってるのか?50cmくらい跳ね返っている飛沫もある。そのままお土産屋で30分ぐらい雨宿りした。お礼代わりにマグナム(アイス)をオクサンとで2本買って店をあとに。
久しぶりのマグナム美味しいemoji

たった30分の雨でシウラナ中の岩がビショ濡れ。お見事なくらい。岩場偵察・品定めもまた降られたら最悪なので中止に決定。いったんコルヌデラに降りてどうしようか悩んだけど、キャンプ場に帰ることに決定。

15時頃キャンプ場戻り。
キャンプ場は雨は降ったようだけど、もう大分乾いている。洗濯物も大被害という程ではなかった。レセプション横に行ってブログをアップして、シャワー浴びて・・・出てきたらまた雨 emojiだいぶ激しくemoji

今日の晩ご飯はパスタだけど、時間があるし、ソースを出来合いではなくて自分で作ってみた。ニンニクとタマネギとベーコンを炒めてインゲンも入れて・・・30年ぶり?昔は瓶詰めのソースなんて使わないで仲間と毎晩野菜を炒めて作ってたっけなぁ・・・懐かしい。

19時、早めのご飯が準備できた頃に止んで、快晴にemoji
レストの日だから良かったけど、岩場でこんな天気にやられたら堪んないなぁ・・・。

明日からスペインは3連休。
岩場混雑が予想されるので早寝していつもより早い出発を目指します、なるべくだけど。

▼シウラナのこの眺めはホントに素晴らしいですね。


▼凄い土砂降りになってお土産屋で雨宿りさせてもらった。


▼晩ご飯はパスタ。ソースも自作。
概ね晴れemoji 雲も多しemoji

8時頃起きた。
せっかく早く起きたので9時半頃朝ご飯。
そのまま準備も早く進み、10時半、レセプション横に車で行ってメールチェックとネットしてたら管理人の兄さんが来て、先日サニタリーのお湯が出なかった件について、「あのあとすぐチェックしたら(ボイラーが)危険な状態で、いつ大変な事になってもおかしくない。明日工事なんだ、教えてくれてありがとう」って言ってた。お湯は出るようになったけど、大変な状態なのね。工事するまで保てば良いんだけど。また水シャワーは辛い(笑)
11時頃キャンプ場を出発した。

今日はオクサンの日、エリアは「Raco de les Espadelles」の左エリア。
12時ちょっと前に岩場に到着。2週間前(5/3)に行ったときは大混雑でビックリだったけど、今日の駐車場は我が家の他に1台のみ。スペイン人男女だったが、彼らは私達の対岩の昼過ぎまで日陰の岩で人気6cをチェーントライして、日向になったら帰ってしまった。その後、強そうなクライマー2人が奥の日陰ルーフに向かっていって歩いていくのが見えたけど、人の気配はそれっきり。我が家で完全貸切でした。まあそうだよね~こんな時期のしかも連休前の平日ですからね。。。

そんな静寂の岩場は15時に概ね日陰になったけど、それまでは日光浴しながら昼寝三昧(私は1本だけ登ったけど)。空は雲が多く、暑い太陽を覆うと寒いくらいの陽気だった。残念ながら私の体調は昨日のダメージが予想外に激しくて、指皮が痛すぎてどうにもならない。肩や節々も痛いし、やる気の起こしようがない感じで、オクサンのルートの試登とヌンチャク掛けに専念するご奉仕の一日となりました。
そんなわけで登ったのは・・・

Torn xungo  6c
I tu de qui ets, xiquet?  6a+
Al llit al primer crit  6b
Torn xungo  6c(2回目)

Torn xungo(6c)はオクサンの今日の課題ルート。対岩のクライマーが日陰になってこっちに来てバッティングしたら困るなと思って、日向だけどヌンチャク掛けで登った。最後が核心のルートで終了点のクリップホールドも悪くてしかも日向でツルツル。オンサイトはしたけど、(指が痛くて)悪そうに登ってるのを見て「やっぱりやらない」と仰せでいったん回収。その後2時間ぐらい日光浴。
ようやく日陰になって、I tu de qui ets, xiquet?(6a+)をヌンチャク掛けで登って、オクサンもフラッシング。少し休んで Al llit al primer crit(6b)を。これはなかなか面白いルートだった。力強くガバで登って最後は小ハングからテクを要求する広い凹角の乗越し。ワタシ的には星3つなんだけど、トポでは星2つ。2本左の3ッ星6bより全然面白いと思うんだけどなぁ~。オクサンも素晴らしい登りで一撃でした。
時間がまだ早いし、オクサンも調子良さそうなので、「やっぱり6cもやったら?」って勧めて、Torn xungo(6c)を再度登ってトップロープに。オクサンには2ヶ所厳しかったようですが、いろんな6cを触らないと難しさの感じが掴めないですからね。出来ないルートをトライすることは大切です。

19時過ぎ岩場を撤収。
20時過ぎキャンプ場戻り。

夕食の後、オクサンと昔のビュークス・オルゴン・ヴォルクスの話して、フランス人達と一緒に登ってたときの思い出話で盛り上がった。ワインもいつもより多く1本空けてしまった。明日はレストだし(登りたくても指が回復しなさそうだし)いいかって。
それにしても、カティとセバスチャン、パスカル、テリー、ロイク・・・過去一緒に登った仲間たち、みんな元気かなぁ?

そのあと、サニタリーの電源借りてPC作業して、レセプション横でネットして・・・
就寝は25時過ぎ。
夜更かしでした。

▼Raco de les Espadelles の駐車場は閑散としてた。


▼フィックスロープを掴んで岩場に降りていきます。


I tu de qui ets, xiquet?(6a+)をフラッシュするオクサン。


▼岩の隙間に咲くお花。


 Al llit al primer crit(6b)をフラッシュするオクサン。良いルートでした。


Torn xungo(6c)をトップロープ掛けのために再度登る私。


Torn xungo(6c)をトップロープで試すオクサン。


Torn xungo(6c)の上部のオクサン。核心部でだいぶ難しめです。


▼晩ご飯はフランクフルトソーセージと野菜スープ
ドンヨリ曇りemoji →時々雲の合間から日が差す程度emojiemoji

昨日の暴風で寝不足だったのと、頭が低い睡眠に慣れたのとで昨夜は爆睡だった。足の浮腫みもなくて良い感じ。
8時頃に起きたんだけど、ドンヨリ曇りで気分が盛り上がらない。うだうだして、だけどいつもより早く10時に朝ご飯。

ボイラーの音が聞こえるなぁ・・・ひょっとして!って思ったら温水が復活した。早速、朝シャワーを浴びてみたけど、天気が冴えないのでいまいち調子は上がらない。残念。

11時に準備が終わってレセプション前に車で行ってメールチェックとネット。
11時半に出発。

今日は私の日。
非常に悩んだ。天気がイマイチなので日向エリアで試したい(1日で登れそうな)ルートをやりに行くか?エルミタの谷側に試したいルートが幾つかあってそれをやりに行くか?前夜も今朝もずっと悩んで・・・結局、先日指皮が終わった状態でトライして登れなかった Nacido para zumbar(7c)を再トライしたくて「MQZ」エリアに行くことに決めちゃったのです f^_^;
そんなわけで登ったのは・・・

Nacido para zumbar  7c

1回目、アップがてら各ピンテンションでムーブ確認。問題は上部の傾斜が落ちかける場所(まだ薄前傾)のイマイチホールドから遠いカチを捉える部分なんだけど・・・これはたぶんチビクライマー特有の核心。実はここまで十分悪くて、ノーテンで来たとしてコレが出来るのか?が大問題だった。で、ここを重点的に確認したが、いいシークエンスは見つからなかった。やっぱり力で押すしか無いのかぁ・・・って悟って、今日の選択は失敗だっか?ってガッカリ。でもせっかくオクサンに付き合ってもらって来たのだから全力でトライしてみます。
2回目、下部の核心越えたけど、足位置の詰めが甘くて失敗。そして結果、これが痛恨の大失敗だった。3回目は下部核心を越えられず。確率悪いので代替ムーブをいろいろ探ったけどいまいち。そして4回目はもう指皮が終わってて下部核心でムーブを起こせなかった。
ここに来て何故か7cが登れない・・・。8台なんて論外な感じ?だいぶ凹みました。

今日はこれで終了。これ以上は指皮がヤバい。今週は天気予報があまり良くないので、2勤1休はやめて、連勤雨休の予定なので指皮を温存しなくては・・・。

19時半過ぎにキャンプ場戻り。
シャワーやサニタリーのお湯が完全復活していた。
暖かいシャワーを浴びてスッキリ。人心地です。

▼岩場に着いたらまずは、爪削り・角質化した皮の段差削り・逆剥け取り・テーピングなど準備がいろいろ。


▼目当てのルートに棒で可能なだけヌンチャクを掛けます。


Nacido para zumbar(7c)1回目はムーブ確認をヌンチャク掛け。


Nacido para zumbar(7c)3回本気トライ出してみたけど登れませんでした。


Nacido para zumbar(7c)登れなくて悔しい。指皮も身体もボロボロになって、ヌンチャク回収も大変。


▼帰り道、8aをトライいているスペイン人(赤矢印の場所)を見物。


▼夜ご飯はリゾットと焼きソーセージ、野菜ソテー
暴風emoji →雨emoji →曇・霧emoji →晴れemoji

一晩中、暴風が凄まじかった。
もう完全に南仏のミストラル並み。
風の音が凄いだけでなく、テントがひしゃげてバタバタ激しく鳴り続けて・・・もう全然眠れない。明け方、ようやく風が弱くなったと思ったら雨が降り出して、9時頃まで降り続いた。

9時過ぎに起きて外に出たら霧。
予報では午後から晴れだけど、山は回復が遅れるだろうし、岩が乾くのも時間がかかるだろうし・・・で今日はレストに変更。
こんなことなら、昨日調子が悪くてもムリムリにでも登っておけばよかったと後悔。予報からこんなに荒れるとは思えず、油断でした。

午前中は帰国までのカレンダー作って、予定をオクサンと少し検討。もうツアー日程の半分を越えちゃったんですよね~早いなぁ・・・。

12時頃、レウスへ買い出しに。今週は天気が不安定な予報なので、天気を見計らいながら連続で登る可能性があって買い出しが出来ないかもしれない。それを踏まえて1週間分の買い出しを・・・。

16時半、キャンプ場戻り。
テントの外でビールとポテチ。

シャワーに行こうと思ったらボイラーが動作して無くてお湯が全然出ない。
レセプションに行って「暖かいシャワーが出ない」って伝えて、「すぐ見に行く」って話だったんだけど、その後も直らず。数日分の夕食の仕込みをしながら様子を見たが直る気配なし。長期化か?他の住民も水シャワーを浴びてる様子。我が家もやむなく水シャワーに突入した。
仕込みに時間がかかって、晩ご飯は20時半でした。

▼雨の日の朝はラーメンが温まる。焦がしタマネギ、豆、卵乗せで。


▼キャンプ場は霧の中。


▼晩ご飯は鶏肉でパエリャを作ってみました。
晴れemoji →曇emoji →曇りと暴風emoji

9時過ぎ起き。
ずっと感じていたテントでの睡眠の問題。
このテント場は地面が若干斜めなんだけど、テントを張る向きは限られていて、入口に足を向けて寝ると足が低くて頭が高い状態になる。そんなに傾斜があるわけではないんだけど、長期生活はやっぱり辛い? ふくらはぎが浮腫みがちなのはそれが原因か?って考えて、昨夜は逆に入口を頭に(頭が低くなるように)寝てみた。過去にも同じような理由で私はいつも頭が低くなるように寝ていたのも思い出したし。
でも1ヶ月以上頭が高く寝てたのを急に逆にしたのでやっぱりヘン。あまり眠れなかった。でも数日すれば慣れるでしょう、きっと。過去は確かそれで調子が改善していたはずだし。。。

10時半頃、朝ご飯。
11時半頃、準備が終わって、いつものように車でレセプション前に行ってメールチェックとネット。12時過ぎに出発。

今日はオクサンの日、Morir de pie(6c)を狙いたいとのことで「Can Regino」エリア。
13時半、岩場到着。谷はとても静か。
アップが終わってMorir de pie(6c)にヌンチャク掛けで登り始めたら風が激しく吹き始めて、まるで南仏のミストラル!しかも私達が登っている岩が何故かちょうど風の通り道で暴風。対岸を見ると草木は全然揺れていない。まいったな。
ロワーダウンしてロープを解いて手から離したらそのロープが水平にたなびいて飛んでいってしまうくらい。いたたまれなくて風の吹き込まない壁の裏に荷物を避難して休んで・・・、で、不思議なことに風が吹き荒れるこの岩に何故かスイス人グループ・フランス人グループが集まって混雑するし。。。
そんな「わやくちゃ(山口弁)」な中で登ったのは・・・

Ajo esport  6a
Morir de pie  6c

Ajo esport(6a)は元々6a+が6aにダウングレードしたらしい。でもまあ快適なアップルート。オクサンも一撃。Morir de pie(6c)はトポでは三ッ星でコメントも絶賛だけど、私の感想は「一種のキワモノ」って感じ。出だし2ピンを越えるまでが核心で、期待と全然違う登りを強いられる。2ピンを越えたら長いけど6b程度。出だし核心だから狙うには良いかもしれないけど・・・。で、残念ながらオクサンは今回そのムーブが出来ず敗退。前回はTPだけどムーブで来たんだけどね~残念。回収のため私が登り直しでした。

もうちょっと何かやる?って時間だったんだけど、オクサンはガッカリモードでモチベーションなし。私も指の皮が回復して無くて、肩・背中の疲れも取れて無くて、アップ程度なら良いんだけど、それなりのルートをやると指皮を損傷してしまいそうなので・・・撤収決定でした。

18時半過ぎキャンプ場戻り。
キャンプ場も風が強い。
予報では、今週は前半の天気が不安定なようで・・・
明日は一時雨予報も出てるし、私の日なんだけど、何をやろうかな?

▼朝ご飯はいつもこんな感じ。オレンジが美味しい!


▼岩場に着いて荷物を広げたら、まずは指のケアから。


Ajo esport(6a)を登る私。


Ajo esport(6a)を一撃で登るオクサン。


Morir de pie(6c)を登る私。


▼可哀想なクライマー(私)の指。爪は力の入れすぎで先割れと深爪を繰り返して平常時の2/3の長さになってしまい、岩に擦れて逆剥けで流血も当たり前・・・。


Morir de pie(6c)をトライするオクサン。ムーブが出来ず残念。


▼晩ご飯はベーコン丼とイワシ缶、野菜サラダ
曇り一時雨emojiemoji →晴れemoji

朝起きるとドンヨリ曇り。
降りそうだなぁ・・・って言ったそばからバラバラ雨が降り始めた。
天気予報は晴れじゃなかったっけ?外れるんだぁ・・・って思ったら11時には日が差して晴れになった。

今日は日曜なので何もしないレスト日です。
昨日のハイキングと、その前2日間のクライミングの疲れを癒やすためになるべく何もしないでひたすら休むことが課題。だけど、ブログをアップしたり、昨日のログをヤマップにアップしたり・・・、オクサンは洗濯したり洗濯したりシュラフ干したり・・・意外に雑用はいろいろ。

昼過ぎ、テントの横に椅子を出して、カレーの残りで作ったドライカレーを食べてビールで乾杯。そのあと昼寝・・・。
19時半頃、シャワーを浴びて
20時半頃、晩ご飯。

スペイン人のキャラバン組もどんどん帰宅していって・・・
意外にドイツ人がありこちの区画にいるけど・・・
また静かなキャンプ場に。。。

疲れ、取れたかな?
明日・明後日、全力で登れると良いな♪

▼レスト日の夕方は木陰で谷を見ながらビールとポテチが定番。


▼今日の晩ご飯は太麺パスタ・3種チーズのソース、ハンバーグ、野菜ソテー
モンサン(Monsant)へハイキングに行ってきました。

モンサン国立公園はバルセロナから西へ200kmくらい?遠目にも目立つ断崖と荒涼とした地形の中に古い礼拝堂や洞窟が散在する山地です。あまり日本には紹介されませんが、ヨーロッパでは割と有名。その独特な地形を楽しむために各国からハイキングや自転車・バイクツーリング、そしてクライミング目的で多くのツーリストが訪れます。もちろん観光だけの人達も。

せっかく来たのにクライミングだけでは・・・ってことで、我が家も時々ハイキングに行くのですが今季はこれが初めて。

と言ってもモンサンは広くて険しくて、雑貨屋さんなどで買える詳細地図ではコースタイムやモデルコース紹介が無くてどう歩いたらよいか分かりにくい。逆にツーリスト・インフォメーションやキャンプ場のレセプションに各村起点の短め(2時間~5時間程度)のコース紹介付き無料マップが置いてあって併用すると便利です。

今回はその中から、以前歩いたこともあるM1コースを選んでみました。
これは、ラ・モレラ(La Morera de Montsant)の村を起点にした2つの『峠』を含む所要2時間30分(6.2km)の周回コースで、断崖を見ながらアクセスして下から登ってバンドをトラバースしたり、岩に穿った鉄梯子や杭を使ってよじ登ったりして『峠』を登って崖の上に出て、しばらく荒涼とした崖の向こうの風景を楽しみながら歩いた後、もう一つの『峠』をやはり鉄梯子や杭を使って降りてきます。このコースの『峠』がそれぞれスゴくて、「Grau del Carrasclet」と「Grau del Carabassal」なのですが、コースガイドでは難易度が『Very High』にランク、比較しにくいですが槍ヶ岳の穂先よりは難しいかな?って感じです。ガイドでは2時間30分ですが、連日のクライミングで疲れた私達の足で5時間かかりました(そのうち休憩は計1時間程度)。

疲れたけど楽しいハイキングでした。

解説文章と原寸写真は↓こちらでどうぞ(ヤマップ)

Monsant(モンサン)ハイキング、カタルーニャ(スペイン)にて。 / さぶろうさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ


▼最初の峠へ登る途中で。トラバースコースも面白そう。


▼下りの分岐点で。道標がかっこいい。


▼途中の岩のバンド上で。


▼キャンプ場で、ビールが滲みるぅ~~。
快晴emoji
昨夕は風が少し出ていたが、今朝は無風。

9時頃起きてPCで日記書き
10時半頃、朝ご飯食べて・・・
11時半に準備が終わってレセプション前に車で行ってメールチェックとネットを少々。
Wi-Fiコーナーでは管理人のお兄さんと数名が工事図面を見ながら激しく議論していた。至る所壊れているモンサンパークキャンプ場、工事も大変ですね。

12時にキャンプ場を出発。
今日は私の日で「Raco de la Coma Closa」エリアを目指したのですが・・・後述の理由で「MQZ」エリアに途中移動でした。週末前の金曜日。谷はすごく静かで、見かけるのは数台のスイス、フランスナンバーの車。スペインナンバーもいたけど付いているシールからレンタカーな感じ(アメリカ人かな?)

まず最初の「Raco de la Coma Closa」エリアには13時半に着いて、「対岸の8b+を女性が登ってるな~」なんて見物しながらのんびり準備でした。そしてまずここで登ったのは・・・

Sovietic training  7c
先日3回トライして登れなかったルート。今日は改めて狙いに来たのですが・・・。やっぱりボルト3本目が妙に苦手。1回目はアップを兼ねてテンションかけながらホールド・スタンス・ムーブを再チェック。だけどやはり前回より良いシークエンスは見つからず。1時間弱休んで狙ってみたのですが、ボルト3本目で微妙に失敗、落ちはしなかったけどリカバーするために全力を使ってしまって、一般的な核心の6本目まではなんとかノーテンで行けたけど、核心のランジは全然届かず。その後の部分も再チェックして・・・このルートは諦めることに決定。たぶんワンテン地獄に陥る可能性が濃厚なので。10回ぐらい積めば出来るのかもだけど、それって3~4日?限られた日程で、他に沢山やりたいルートがある中で、それはあまりにも馬鹿らしい。でもとっても苦い判断で、2~3撃で登れなかった私の力の無さにガッカリです。
回収中に、前に挨拶した新エリア開拓中のローカルクライマーがまた通って行った。

Nacido para zumbar  7c
そんなわけで気を取り直して隣の「MQZ」エリアへ移動。どっかぶりのこのルートをトライ。とても面白い純粋パワー系のルートなのですが、前のトライの心理的・肉体的両方のダメージが大きくて、1回目はボロボロ。何とかムーブを作ってトップアウト。1時間休んで何とか気を持ち直して、2回目のトライは思ったより繋げることが出来て中間部までノーテン。でも完全に指皮が終わって上部はテンションだらけのボロボロの登りでした。
終了点に着いて回収のために結び替え中、ふっと上を見上げたら綺麗なオレンジ色の前傾壁があって、さっきお会いしたローカルクライマーがユマールしながらルート整備をしていた。向こうも気がついて手を振ってご挨拶(笑)
こういう方のお陰で私達は楽しませてもらっているので頭が下がるばかりです。

そんなこんなで、18時頃クライミング終了。
疲れ切ったのでゆっくり撤収して、駐車場は我が家が最後でした。
キャンプ場には20時過ぎ帰還。

いろいろと、ボロボロに疲れました。
ダメダメな日でした。
でもまた頑張ろう~!

Sovietic training(7c)アップ兼ねてテンションしながらムーブ確認。


▼エリアからの眺め。今日の谷は静かです。


Sovietic training(7c)2回目、本気トライだけどダメでした。


MQZエリアに移動して何をやろうか悩み中。


Nacido para zumbar (7c)をトライ。1回目はボロボロ。


Nacido para zumbar(7c)気合を込めた2回目は良い感じだったけど力尽きた。


▼ダム下の駐車場は私達が最後、誰もいない。


▼夕日が当たるウルデモリン(Ulldemolins)


▼今日の晩ご飯もカレー。美味しいです。
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木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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