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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
晴れemoji

8時少し前、起床。
起きたときは若干雲emojiだったけど、すぐ快晴になった。
まずPCで日記書きしたり・・・
9時半頃、朝ご飯。
11時頃、レセプション横でネットしてキャンプ場出発。

今日はサンタ・アナ(Santa Ana)へ。
Santa Anaは、おとといドライブしたNoguera渓谷より台地を一つ隔てた西の渓谷地帯で、厳密にはカタルーニャの洲境を数百メートル越えてアラゴン州に位置するのですが、Lleidaから近いので通常、カタルーニャの岩場として扱われています。
ここは2012年にだいぶ通った岩場なのですが、久しぶりに風景を見たくて、ドライブ兼ねて約120kmの遠出です。
一昨日と同じコースでLleidaを東から回り込んで、一昨日行ったBalaguer方面と分かれてさらに50kmくらい。広大な平原の耕作地帯を走って(途中左に空港を眺めて)・・・カタルーニャ北西端の街・Alfarrasを過ぎるとすぐアラゴン州の標識が出て、荒涼とした風景に変わります。ホタテ貝マークの「サンチャゴ巡礼路」標識も立っていて、改めてスペインに来たことを実感する瞬間。カタルーニャはやっぱりスペインとは言い難い?ほんの少し違う。

12時半過ぎ、Santa Anaの、「Escaleras al Cielo」エリアに到着。
ここは私が12年前に登ったSessio de Rabia(8a/+)がある小ケイブで、その形状から我が家はプチ・オルゴンって呼んでるのですが、クライマーはいなかった。車は1台あるけど、川でフライ・フィッシングしている2人組のものらしい。岩にはヌンチャクが・・・8cのラインをやっている人がいるらしい。
また車で少し走ってダムの下まで。道はここで行き止まり。途中の廃トンネルでフリーキャンプをしているクライマーらしき?車がいた。Uターンして「Escaleras al Cielo」エリアを見下ろす橋の手前の広場に駐車。対岸が今日のお目当ての「El Sendero」エリアです。徒歩2分の距離だけど、ゆっくり支度して、橋の上で写真を撮ったり、エリアの各ルートを見ながら歩いて・・・13時半、岩の下に荷物をおろした。

暑い!
東向きなので岩が陰る時間は早いのですが、Santa Anaの岩場全体が平野に近い立地なので、日陰でもあまり涼しくならない。流石にもうこの時期のSanta Anaはないんだなぁ・・・って実感でした。
登り始めは14時半頃、登ったのは・・・

Tonal  5+
Fatal Personal  6a
Aluminosi  7b
Habemus Papa  7b

最初、Fatal Personal(6a)に取り付いたんだけど、間違えて途中からTonal(5+)に入ってしまい、下りた後、仕方ないのですぐTonal(5+)を下から登り直し。オクサンがTonal(5+)を登った後、改めてFatal Personal(6a)を正しく登り直した。Fatal Personal(6a)は中間部のランナウトのスラブがかなり悪くて冷汗かいた。上部はパワフルで面白いんだけどね~。オクサンはTonal(5+)Fatal Personal(6a)を登って終了でした。
Aluminosi(7b)は核心はパワフルなムーブで面白かったんだけど、狙うには暑すぎ。キーとなる左手の甘いピンチの感触が悪すぎて確率が低い。1回のみトライ。
Habemus Papa(7b)は上部核心だけど、右手はイガイガの浅い穴、左手はシカで固めたポケットの繰り返し。これもトライは1回のみで即回収でした。とにかく暑すぎる!

18時半、岩場撤収。
撤収までの間、私達がアップで登り始めた頃に2人ローカルが来て、あと、水遊びの家族達が何組か遊歩道歩きついでに見物していったりで意外に人の行き来があった。ローカル達は私達より早く撤収して帰っちゃった。
ダムと渓谷に西日が当たって景色がとても美しくて、しばらく眺めたり写真を撮ったり・・・。車に戻ってもゆっくり支度で、車を走らせたのは19時ちょっと前だった。

帰りはLleidaの西を回るコースを選択。
Flix方面への道を走って、Montsantの西端から風車群の下を走って帰るコース。古い村を幾つか通り抜けて面白かったんだけど、途中路面がボコボコに汚い区間が長くあって走りにくかった。

20時半、キャンプ場戻り。
久しぶりに日没後の晩ご飯だった。

▼「El Sendero」エリアに行く途中の橋から。下に見える岩がプチオルゴンで小ケイブになっています。


Tonal(5+)をフラッシュで登るオクサン。


Fatal Personal(6a)をトライするオクサン。上部はパワフルで楽しい。


Aluminosi(7b)をトライする私。パワームーブで面白いんだけど、狙うには暑すぎで核心左手の甘いピンチをしっかり保持できない。
 

Habemus Papa(7b)をトライする私。上部核心は右手はイガイガの浅い穴、左手はシカで固めたポケットの保持を繰り返す風変わりなクライミング。


▼渓谷に西日が当たって美しい。貯水池のダムも荘厳な雰囲気。


▼駐車場から見渡す「El Sendero」エリア。


▼遅い晩ご飯。パスタ、焼きソーセージ、ズッキーニのソテー、生野菜
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木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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