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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
今回の我が家の連休は1日目のみ晴れ予想。
しかも、関東平野以外は、絶対的な晴れっぽい。
「唐松岳・八方尾根がもしかして最高の眺めなのかなぁ?」「紅葉真っ盛りで雲なしの気圧配置だし!」なんて頭によぎったが・・・でも今年は唐松岳ばっかり行ってるしなぁ。。。
オクサンからは「来週の北アルプスに備えて高度順化試したい」ってリクエストが出ているし、だったら、また富士山でも行くべか?ってコトになった。

高度障害の状況を確認するために、仕事後の前夜発で富士宮登山口(標高2,400m)で車中泊して、+寝不足の悪条件であえてトライです。

前夜22:50に富士宮登山口の駐車場に到着。
こんな時期の平日なのに、意外に登山者と夜景目当ての車が多い。しかもそれぞれベンチやチェアなど出して駐車場を複数台分占領していて、登山口近くの平坦地はソールドアウトだった。こういうのがあるから、各地で車中泊禁止のお触れが出てしまうんですよね~。駐車場は決してキャンプ場ではないので、自制してほしいものです。
だいぶ外れの少し斜めな場所に静かそうな場所を確保して車中泊した。

******************
5:30 起床のはずが、私の疲労が激しくてなかなか起きられず。
少し寝坊して、朝からカップラーメンを食べて、出発準備。
朝焼けの山肌が美しい。

▼朝焼けで山がオレンジ色に染まって美しい。(5:53)


▼駐車場から見上げる富士山。(6:25)


6:34 歩き始め
6:37 登山口
今日のお題はオクサンの高所トレーニングですが・・・
私の方は、今回試しに買ったサポーター機能付きのアンダータイツが、どうやらサイズを失敗したみたいで、腿が自由に上がらない。ハイカー養成ギプス?を付けて山登りをしているような感じ(笑)
出だしから明白に辛い。こんなで完登できるのかな?って(笑) トレーニングだからそれもいいか。。。

▼登山口(6:38)


6:54 雲海荘(六合目:標高2500m)、通過。
7:38 御来光山荘(新七合目:標高2800m)で休憩15分(7:53まで)。
今日は眺めが素晴らしい。
伊豆や美保海岸、富士市が足元に見える。
愛鷹山塊が小さい。さすが富士山!

▼富士市街と愛鷹山塊を見下ろして楽しい登り。(7:30)


▼御来光山荘で。最高の天気です。(7:53)


▼オクサンが不調そう。ペースが目に見えて落ちてきた。(8:42)


9:04 池田館(八合目:標高3230m)で休憩20分(9:24まで)。
この辺りから、オクサンやっぱりダメみたい・・・
ここまで不調だった私以上に、明白にペースダウン。
言葉も出なくなって、死にそうな(笑)顔をしている。

▼山頂が見えた!!(9:47)


10:02 万年雪山荘(九合目:標高3410m)
「30分ちょっとしか歩いてないし通過でいいよね?」ってオクサンに聞いたら「休みたい!」って(笑)9分休憩した(10:11まで)。
以降は、小屋ごとに休憩です。。。

10:42 胸突山荘(九合五勺:標高3540m)
休憩15分(10:57まで)

▼胸突山荘、オクサンがツラそう。(10:57)


▼富士宮口頂上(標高3720m)が、もう目の前。(11:32)


11:39 富士宮口頂上(標高3720m)
休憩10分

▼もちろんオフシーズンなので閉まってます。(11:40)


▼最後の辛い登り、オクサン。(12:00)


12:02 剣ヶ峰(標高3776m)
私も足が重くて辛かったが、オクサンは高山病最高潮?
死にそうな顔をして山頂到着!よく頑張りました。お疲れ様でした。
そして、山頂に着くなり逆噴射!
かくして、日本最高地点でゲロった女となったオクサンでした(笑)

▼剣が峰、日本最高地点の標柱で。(12:07)


▼山頂の広大な爆裂火口(12:16)


山頂は外人ばかり。
途中もそうだったけど、この時期の富士登山者は70%くらい外人か?
みんな陽気で楽しいです。
剣ヶ峰には27分(12:29まで)

お鉢めぐりは写真を撮りながら・・・
眺めが素晴らしくてなかなか進まない。
こんな眺めが見られるのなら、富士山も悪くないですね。

▼南アルプス、中央に白峰三山。(12:39)


▼八ヶ岳と韮崎市街(12:39)


▼次は課題の白根三山に行きますか!(12:41)


▼左は剣ヶ峰、右下は静岡・海(12:44)


▼お鉢めぐり(12:52)


▼左は甲斐駒ヶ岳、右は八ヶ岳、中央奥は北アルプス。(13:08)


▼お鉢めぐりも終了。富士宮口頂上が目の前。右奥は剣ヶ峰。(13:34)


13:39 富士宮口頂上
下り用のサポータなど付けて長い下りの準備。

▼富士宮口頂上で。まるで飛行機の窓から眺めるような景色。(13:50)


13:50 下り始め
途中ブルドーザー道を使えばだいぶ早く降りられそうだけど、事前の下調べをしてなかったので、間違えて御殿場口に下ってしまうといけないし・・・
来た道をそのまま引き返し。

14:58 御来光山荘(新七合目:標高2800m)で休憩(15:13まで)
ここにも外人さんの集団、みんな短パンだけの羅族(笑)

▼御来光山荘で、オクサン。(15:13)


15:44 登山口に着いた。
登山口は中国語?を話す人たちが大勢。
彼らは、たばこマナーが悪くて煙くて困る。
ここは観光地なんですね。

▼登山口に着いた。(16:45)


オクサンの高山病は、駐車場に着いても頭痛が残ってしまって不調の様子。
今日は温泉はなしにして、自宅へ直行することに決めた。

帰りはちょうど通勤混雑の時間帯。
近所のいなげやで買い出しして、20時過ぎに自宅に着いた。

******************
結果ですが・・・
オクサンの高山病は相変わらずだった(笑)
でも今回は、敢えて最悪のコンディションで攻めてみたし、3000mまでは症状は出なかったし、次回の北アルプス(予定)もOKじゃあないかな?きっと。。。

ちなみに、過去の傾向からですが、
1.仕事が終わってそのままドライブ~前夜深夜に登山口駐車場~夜明け前出発のパターンは、ほぼ100%に近い確率で、3,000m以上でオクサンは高山病になる。
2.仕事の翌朝3時とか4時に自宅出発~登山口までドライブで登るパターンでは、私が高確率で(高山病にはならないけど)バテバテになり絶不調のことが多い。
3.仕事翌日の正午頃にゆっくり出発して現地で温泉に入って車中泊(または小屋泊まり)~翌日明け方前の出発では、二人とも好調のことが多いが、オクサンは3,000m以上の場所で寝るとやっぱり高山病にる。
4.3と同じパターンで、駐車場がうるさかったり、泊まった小屋が混雑などで眠れず、睡眠不足だった時も、結果は3と変わらない。
※要は、絶対的にダメなのは、仕事ストレス(もしかして眼精疲労?)なんですよね~。でもこれが難しいんですよね。。。

******************
今回のコースは最も気軽に富士山に登れるし、眺めも(晴れたら)最高だし、自宅からのアプローチもさほどでないし、とても気に入った。
トレーニングにちょくちょく使ってみようかな?
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プロフィール
HN:
木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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