プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
今週火・水・木は、我が家は3連休。
立山に行く予定だったのですが、月曜日夜、出発直前に見た天気予想で、メインの水曜日が雨予報に変わっている!(x_x;)
一気に気分が盛り下がって、中止に決定。
じゃあ、どこに行く??
ヤケ酒してしまったので、明日は無理(笑)
木曜日だけで登る山・・・ふっとなぜか富士山を思いついた。
富士山は過去2回しか行っていない。
1回目は学生の頃に山岳会で、7月の初め。
山岳会のカトー先輩に「吉田口5合目から3時間で登れないとアルパインクライマー失格!」と言われて勇んでトライしたけど、悪天候で猛烈なザラメ地吹雪に負けて8合目を越えた辺りで敗退した。
2回目は、ちょうど10年前(2009/9/27)。
気まぐれで思い出して、「やってみるか!」ってオクサンとトライ。
とても快調だったのだけど、ここで初めてオクサンが高所に弱い!ってコトが判明した。8合目辺りから大失速・・・。
9合目でオクサンにゴメンして、自分だけラストスパートしたけど、残念ながら3時間切れなかった。休憩込みで3時間10分位だったか・・・。
また3時間以内をトライしたいけど、今の自分にはそんな元気がない。
梅雨以降の様々なトラブルで体も心もズタボロです。f^_^;
なので今回はルートを変えて、最も低コスト(ビンボーな我が家には重要です)で楽しめそうな、須走からピストンすることにした。
オクサンの「高所にダメ」の具合を確かめたいってのもあるし・・・。
水曜は雨なので、のんびり家を出て、温泉に入って、須走5合目の第2駐車場に車中泊して、夜明け前から登り始めるプランです。
******************
2:30 起床
昨夜は18時に寝たのだけど、残念ながら熟睡出来なかった。
標高2,000m近いのに蒸し暑かったのと、次々に来る車の音で目が覚めて・・・一番奥に駐車すればよかったか、失敗だった。
雨は結局深夜も降っていて、日中はホントに晴れになるの?って感じ。
3:42 駐車場出発。
出発までいろいろ手間取ってしまった。
3:46 登山口
4:49 長田山荘
給水と夜景写真を撮るため9分立ち休み(4:58まで)。
▼長田山荘前で。まだ夜が明けません。(4:56)
5:34 瀬戸館
ちょうど夜が明けて富士山に朝焼け。
19分休憩(5:53まで)
▼瀬戸館で。夜が明けた。(5:34)
▼赤富士とオクサン。(5:42)
夜明けで少し暖かくなったと思ったら、急激にまた寒くなってきた。
太陽館に着いた辺りで雪が舞い始めた。
今年の初雪はここでですか!!
▼雪がチラつき始め、風が冷たい。(6:22)
7:15 見晴館に着いて、カッパと防寒着を着込んだ。
ちょうど下山ルートを間違えて迷い込んだドイツ語圏のカップルがいて、吉田口へ行く方法を説明した。富士山は外人が多いです。
18分休憩(7:33まで)
8:17 上江戸屋
8合目です。吉田ルートと合流で、ここまで来るともう少し!って気になるのですが、意外に山頂は遠いんですよね。残念ながらオクサンの足が目に見えて遅くなってきた。
8:47 御来光館
ここは眺めが良いですね。
10分休憩(8:57まで)
▼御来光館の前のベンチで。眺めが良い場所です。(8:47)
▼トラクターが登っていた。(9:10)
9:48 山頂に着いた。
山頂は各所で工事中です。
この時期、公には「工事のため立ち入り禁止」となっていますし。
邪魔をしないようにそうっと横を通り抜け・・・。
今回は休憩は取らずにそのままお鉢めぐりに突入した。
▼山頂は工事中。(9:50)
▼休憩なしで、お鉢めぐり。(10:02)
▼大噴火口、迫力ですね。左奥が剣ヶ峰。(10:05)
ここが日本最高地点です。
オクサンはかなり限界っぽい。お疲れさまです。
剣ヶ峰には28分(10:58まで)。
今日は、山頂の写真撮影が、なんだかモヤモヤ感だった。
山頂についてまず、山頂標柱とオクサンの写真を取ろうとカメラを構えた途端、「写真を撮って下さい」って3人立て続けに頼まれた。まだオクサンの写真を撮っていないんですけど・・・。普通は「2人の写真を撮りましょうか?」で始まって、お返しで「あなたの写真も撮りましょう!」だと思うんだけど??
3人の写真の後、オクサンの写真をようやく撮ってザックを下ろしたら、疲れ果ててぐったりしているオクサンに「写真を撮って下さい」って酷いリクエストがあって、オクサンは具合悪いので私にスマートフォンがパスされたが、そのスマホにはカバーもストラップもない。寒いとカサカサになってしまう私の手なので、案の定、ツルンと滑って落ちてしまった。スマホは壊れなかったようだが、非常に気まずい状況だった。
スマートフォンは人に頼むときは、最低限のマナーが必要だと思うんですね。厳密にはカメラではないのですから。。。
今後は、渡されたスマートフォンがしっかり保持できない構造のときは、理由を説明して断るべき!って思いました。楽しい山登りでこんなコトで嫌な思いをしたくはないので。。。
▼剣ヶ峰(標高3,776 m)。(10:39)
剣ヶ峰のあとは、そのままお鉢めぐり・・・
膝サポーターを付けたり、準備。
もうひたすら下るだけですから。
11:48 下り始め。
ブルドーザー道を下るのが楽しいですね・・・。
そして太陽館から下の、長い直線急勾配の砂走りがなかなか面白い。
5月頃の残雪期の雪渓下りにある意味似てるのかな?
下りはまさに「一気」って感じ。
長田山荘の近くで15分ほど休憩しただけで、ひたすら下り続けた。
▼まずブルドーザー道を下ります。なかなか楽しい下り。(12:08)
▼太陽館から下の、急勾配の砂走りがなかなか強烈。(12:46)
13:21 砂払い五合
13:41 登山口に着いた。
下りはなんと、休憩込みで2時間かからなかった。
▼須走口五合目(13:50)
駐車場への最後の登りが辛かった。
車に着いて、2人ともしばらくグッタリ、疲れました。。。
今日は、オクサンの疲れがひどいので温泉はなし。
道の駅そばのローソンでアイスを食べて、すぐ帰途についた。
帰りの東名高速は、事故渋滞が少しあったけど概ね順調。
17時頃に自宅に着いた。
******************
富士山は、普段はあまり「行きたいっ!」て気にならない山なのですが、たまには良いもんですね。なんたって日本最高峰だし。。。
オクサンの「高所に弱い」は相変わらず?だったけど。
でも完登できたし、お疲れさまでした~。
立山に行く予定だったのですが、月曜日夜、出発直前に見た天気予想で、メインの水曜日が雨予報に変わっている!(x_x;)
一気に気分が盛り下がって、中止に決定。
じゃあ、どこに行く??
ヤケ酒してしまったので、明日は無理(笑)
木曜日だけで登る山・・・ふっとなぜか富士山を思いついた。
富士山は過去2回しか行っていない。
1回目は学生の頃に山岳会で、7月の初め。
山岳会のカトー先輩に「吉田口5合目から3時間で登れないとアルパインクライマー失格!」と言われて勇んでトライしたけど、悪天候で猛烈なザラメ地吹雪に負けて8合目を越えた辺りで敗退した。
2回目は、ちょうど10年前(2009/9/27)。
気まぐれで思い出して、「やってみるか!」ってオクサンとトライ。
とても快調だったのだけど、ここで初めてオクサンが高所に弱い!ってコトが判明した。8合目辺りから大失速・・・。
9合目でオクサンにゴメンして、自分だけラストスパートしたけど、残念ながら3時間切れなかった。休憩込みで3時間10分位だったか・・・。
また3時間以内をトライしたいけど、今の自分にはそんな元気がない。
梅雨以降の様々なトラブルで体も心もズタボロです。f^_^;
なので今回はルートを変えて、最も低コスト(ビンボーな我が家には重要です)で楽しめそうな、須走からピストンすることにした。
オクサンの「高所にダメ」の具合を確かめたいってのもあるし・・・。
水曜は雨なので、のんびり家を出て、温泉に入って、須走5合目の第2駐車場に車中泊して、夜明け前から登り始めるプランです。
******************
2:30 起床
昨夜は18時に寝たのだけど、残念ながら熟睡出来なかった。
標高2,000m近いのに蒸し暑かったのと、次々に来る車の音で目が覚めて・・・一番奥に駐車すればよかったか、失敗だった。
雨は結局深夜も降っていて、日中はホントに晴れになるの?って感じ。
3:42 駐車場出発。
出発までいろいろ手間取ってしまった。
3:46 登山口
4:49 長田山荘
給水と夜景写真を撮るため9分立ち休み(4:58まで)。
▼長田山荘前で。まだ夜が明けません。(4:56)
5:34 瀬戸館
ちょうど夜が明けて富士山に朝焼け。
19分休憩(5:53まで)
▼瀬戸館で。夜が明けた。(5:34)
▼赤富士とオクサン。(5:42)
夜明けで少し暖かくなったと思ったら、急激にまた寒くなってきた。
太陽館に着いた辺りで雪が舞い始めた。
今年の初雪はここでですか!!
▼雪がチラつき始め、風が冷たい。(6:22)
7:15 見晴館に着いて、カッパと防寒着を着込んだ。
ちょうど下山ルートを間違えて迷い込んだドイツ語圏のカップルがいて、吉田口へ行く方法を説明した。富士山は外人が多いです。
18分休憩(7:33まで)
8:17 上江戸屋
8合目です。吉田ルートと合流で、ここまで来るともう少し!って気になるのですが、意外に山頂は遠いんですよね。残念ながらオクサンの足が目に見えて遅くなってきた。
8:47 御来光館
ここは眺めが良いですね。
10分休憩(8:57まで)
▼御来光館の前のベンチで。眺めが良い場所です。(8:47)
▼トラクターが登っていた。(9:10)
9:48 山頂に着いた。
山頂は各所で工事中です。
この時期、公には「工事のため立ち入り禁止」となっていますし。
邪魔をしないようにそうっと横を通り抜け・・・。
今回は休憩は取らずにそのままお鉢めぐりに突入した。
▼山頂は工事中。(9:50)
▼休憩なしで、お鉢めぐり。(10:02)
▼大噴火口、迫力ですね。左奥が剣ヶ峰。(10:05)
剣が峰は完全に工事エリア。
どうしようかな?って、重機の横でタイミングを見計らっていたら、オペレーターさんが、「どうぞ行って下さい、上で誘導に従って下さい」って。無線で上に連絡して、我が家含めて5名位を通してくれた。
ありがたい限りです。
10:30 剣ヶ峰(標高3,776 m)に着いた。ありがたい限りです。
ここが日本最高地点です。
オクサンはかなり限界っぽい。お疲れさまです。
剣ヶ峰には28分(10:58まで)。
今日は、山頂の写真撮影が、なんだかモヤモヤ感だった。
山頂についてまず、山頂標柱とオクサンの写真を取ろうとカメラを構えた途端、「写真を撮って下さい」って3人立て続けに頼まれた。まだオクサンの写真を撮っていないんですけど・・・。普通は「2人の写真を撮りましょうか?」で始まって、お返しで「あなたの写真も撮りましょう!」だと思うんだけど??
3人の写真の後、オクサンの写真をようやく撮ってザックを下ろしたら、疲れ果ててぐったりしているオクサンに「写真を撮って下さい」って酷いリクエストがあって、オクサンは具合悪いので私にスマートフォンがパスされたが、そのスマホにはカバーもストラップもない。寒いとカサカサになってしまう私の手なので、案の定、ツルンと滑って落ちてしまった。スマホは壊れなかったようだが、非常に気まずい状況だった。
スマートフォンは人に頼むときは、最低限のマナーが必要だと思うんですね。厳密にはカメラではないのですから。。。
今後は、渡されたスマートフォンがしっかり保持できない構造のときは、理由を説明して断るべき!って思いました。楽しい山登りでこんなコトで嫌な思いをしたくはないので。。。
▼剣ヶ峰(標高3,776 m)。(10:39)
剣ヶ峰のあとは、そのままお鉢めぐり・・・
すごい強風。
左に南アルプスが見えるが、雲海が出て、山頂は晴れだがピークが何岳か同定困難。眺めがあまり良くない。
11:28 須走ルート下山口に着いた。膝サポーターを付けたり、準備。
もうひたすら下るだけですから。
11:48 下り始め。
ブルドーザー道を下るのが楽しいですね・・・。
そして太陽館から下の、長い直線急勾配の砂走りがなかなか面白い。
5月頃の残雪期の雪渓下りにある意味似てるのかな?
下りはまさに「一気」って感じ。
長田山荘の近くで15分ほど休憩しただけで、ひたすら下り続けた。
▼まずブルドーザー道を下ります。なかなか楽しい下り。(12:08)
▼太陽館から下の、急勾配の砂走りがなかなか強烈。(12:46)
13:21 砂払い五合
13:41 登山口に着いた。
下りはなんと、休憩込みで2時間かからなかった。
▼須走口五合目(13:50)
駐車場への最後の登りが辛かった。
車に着いて、2人ともしばらくグッタリ、疲れました。。。
今日は、オクサンの疲れがひどいので温泉はなし。
道の駅そばのローソンでアイスを食べて、すぐ帰途についた。
帰りの東名高速は、事故渋滞が少しあったけど概ね順調。
17時頃に自宅に着いた。
******************
富士山は、普段はあまり「行きたいっ!」て気にならない山なのですが、たまには良いもんですね。なんたって日本最高峰だし。。。
オクサンの「高所に弱い」は相変わらず?だったけど。
でも完登できたし、お疲れさまでした~。
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プロフィール
HN:
木村 三郎
HP:
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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