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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
見事に雨ばかりの今年の10月。
トドメの大型台風が過ぎ去って、天気予報も晴れ一色!!!emoji

今回は、来週の3連休のために「あまり疲れないように」って、紅葉目当てで北八ヶ岳・北横岳を軽く歩くコースを選んでみた。この時期の蓼科高原の紅葉は本当に見事で、私のお気に入りの場所です。
快晴の中、とても楽しみに自宅を出発したのですが・・・

*******
前日13:00、自宅出発。
中央道から見る南アルプス・白根三山は積雪していた。(@@)
17:30 蓼科温泉共同浴場に到着、まずは温泉
温まった後、大河原峠へ登って車中泊。
峠は風が冷たくて寒かった。
*******

6:30 起床
車の外は寒い。
雲が多く、晴れとは言い難い天気だが、眺めは良い。
大河原峠からの展望は素晴らしいですね~~。
佐久~軽井沢を見下ろして、右から秩父・浅間山・妙高・戸隠・・・白馬方面も見える。白馬・五竜は真っ白に積雪している!!完全な雪山です。

▼右から火打・妙高・高妻・戸隠。だいぶ冠雪してます。(6:54)


大河原峠に来たのは30年ぶりですが、昔と驚くくらい違う。
昔、自転車で大岳林道から登ってきた時は、道も全てダートだったし、現在の駐車場はこんな広くなく、開けた場所でもなかった。時期はやはり晩秋でとても寒くて、峠の看板の前で、初期型の火力が弱いEPIガスを使って(お湯が沸かなくて)30分以上かかって生ぬるいラーメンを作って凍えながら食べたっけか・・・。その後、蓼科高原へ下りた時に見た紅葉の美しさが、強烈な印象として今でも記憶に焼き付いている。

7:00 出発準備中、近くの林道工事現場の職人さんが車で来て、少しお話した。
ビックロック仲間のIwa崎さんに少し雰囲気が似ている。
もちろん地元の方ですが、気の良い方だった。

▼大河原峠の駐車場で、出発準備が終わって。(7:12)


7:13 準備が終わって歩き始め。
まずは峠の看板の前で写真。

▼大河原峠は大きく変わったけど、この看板だけは30年前と変わらない。(7:13)


まずは双子山への緩い登り。
登りながら、振り返る度に北アルプスの眺めが良くなってくる。

▼北アルプスは真っ白に積雪してます。(7:34)


7:40 双子山(標高2,224m)。
朝ごはんで休憩15分(7:55まで)。

▼双子山(7:41)


双子山から双子池までは、標高差200mの下り。
途中、笹をかき分けながら・・・
8:21 双子池ヒュッテ。5分休憩(8:26まで)。

▼双子池(雌池)(8:26)


双子池の次は亀甲池へ向かう。
道がぬかるんでいて歩きにくい。
途中うっかり足首まで泥に浸かってしまった。
70mくらい登り返して、また同じくらい下って、亀甲池。
水が増水していて、歩道が何箇所か水没してしまっていた。

▼亀甲池、歩道が冠水していて迂回中。(9:13)


9:14 亀甲池で16分休憩(9:30まで)
ここから北横岳までは地図で見ても明白な急登。
疲れないように控えめなペースで登る。

途中、北横岳ヒュッテの小屋番さん?とすれ違った。
台風後の倒木等、登山道の荒廃がないか調べるために歩いているとのこと。
亀甲池は数日前までは干上がっていたなんて話もお伺いした。
私達とは逆周回なので、またお会いしそうです。。。

▼樹林帯を抜けて、蓼科山と北アルプス。(10:39)


10:41 北横岳・北峰(標高2,480m)到着。
亀甲池から北横岳まで、持参の地図では1時間40分(100分)のコースタイムだが、実際には71分で着いた。控えめのペースで歩いたにもかかわらず・・・なので、だいぶ緩い時間設定のようですね。。。

▼北横岳・北峰(標高2,480m)(10:41)


▼北横岳から、横岳・赤岳・阿弥陀岳。赤岳がカッコイイ。(10:42)


「北横岳山頂でのんびり休憩しようね」ってオクサンと話していたのだが、着いてみると寒くていたたまれない。景色も着いた時はギリギリで好展望だったが、あっという間に雲が沸いて霧の中になってしまった。。。
仕方なく、下り用の膝サポーターを装着して、また歩き始める。
結局、休憩は18分(10:59まで)。

まずは北横岳・南峰へ。
11:02 山頂標識で写真を撮ってすぐ引き返し。

▼北横岳・南峰(標高2,472m)ガスの中・眺めなし。(11:02)


北横岳・北峰から大岳を目指す。
まず100m位の標高差を下るが・・・その後の緩やかなアップダウンが意外な難路。
大きな岩・石が多くて、岩に乗り上がったり降りたりの繰り返しで、非常に体力を消耗する。私は岩伝いに飛び移りながら歩くのが平気なのでまだマシだが、岩を飛び移るのが苦手なオクサンは逐一登ったり降りたりでなかなか進めない。
なかなか来ないオクサンを待ちながら・・・
大岳がすぐ向こうに見えるのに・・・なかなか近づかない。emoji

11:52 大岳分岐。大岳まではあと少し。
12:01 大岳(標高2,382m)到着。

▼大岳(標高2,382m)山頂で。(12:02)


大岳はとても雰囲気の良い場所だ。
お湯を沸かしてカップラーメンを作って食べた。
風が冷たくて、暖かい食べ物がとても美味しい。
休憩36分(12:37まで)

▼暖かいカップラーメンが美味しい。(12:23)


大岳から双子池へ下る道も引き続き、中途半端な岩だらけの難路。
完全な岩歩きならむしろラクなのだが・・・これは疲れる。

13:21 天狗ノ露地、休憩12分(12:33まで)
歩き始めて、北横岳ヒュッテの小屋番さん?と再会した。

▼あともう少しで双子池。カラマツ林の紅葉が美しい。(13:54)


14:04 双子池ヒュッテ、休憩16分(14:20まで)
双子池・雌池の看板の前には、きちんと水平を取られたカメラ台があって、セルフタイマーで良い感じに写真を撮ることが出来た。

▼双子池(雄池)、親切なカメラ台を使ってツーショット写真を撮った。(14:08)


双子池から双子山までは200mの登り。
でも、さんざんの悪路の直後だったので、むしろ楽に感じた。
平地を歩いているような気分(笑)
14:56 双子山・山頂。写真だけ撮って通過。

▼双子山。右奥は雲に隠れているが、大岳~北横岳の尾根。(14:56)


あとは大河原峠へ下るだけ。
「軽い山散歩」のつもりで来たオクサンは、予想外の難路でだいぶお疲れ。m(_ _)m
オクサンを待ちながら下る。

▼大河原峠が見えてきた。(15:09)


15:17 大河原峠、駐車場に着いた。
大河原峠はやっぱり風が強くて冷たくて寒い。
大急ぎで片付けして、車の中に入って一休み。
朝にお会いした職人さん?がトラックで通って、とてもにこやかに挨拶してくれた。

大河原峠から下りの運転はトロトロと、
紅葉を眺めながら、あちこちで停まって・・・
写真を撮ったり・・・

▼カラマツの紅葉と蓼科山。(16:12)


▼白樺林の紅葉。(16:13)


▼蓼科高原の紅葉。(16:35)


今日も温泉は 蓼科温泉共同浴場へ。
音無の湯 に行きたかったのだが、今日は定休日だったので・・・。
でも、蓼科温泉共同浴場も、お湯質が素晴らしくて(掛け流し)素晴らしい。
地元の常連さん達もとても気さくで陽気。
とても良いお風呂です。emoji

帰りの中央道は渋滞もなく快適。
9:36 自宅に着いた。

*************
今回は、台風一過「当面は晴れのみ」って天気予報を信じて出かけたのですが・・・
残念ながら雲が多くてほとんど日は差さず、激しく寒い山行だった。
温度計は終始5℃を越えることがなく・・・
熱いカップラーメンとお茶が美味しかった(笑)
肝心の紅葉は、色づいた葉が台風でだいぶ吹き飛ばされてしまい、残った未紅葉の緑が目立ちがち。 でも、それでもとても綺麗で十分楽しめた。

今回の季節外れの大型台風が抜けたあとは「今年の秋雨はようやく終わり」って予報だったはずなのですが・・・
またまた南方に台風発生!?
今週末に本州に来る気配です(@@)
今年の天気は一体どうなっているのやら。。。

そんなこんなの中で、アルプスは早くも積雪して冬に突入のようです。
山選びが難しい時期になりましたね。。。
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プロフィール
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木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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