プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
晴れ予報の連休!!
谷川の西黒尾根へ行くか、南アルプス南端の山伏岳か青薙山辺りに行こうか?って、
1週間前から色々下調べをしていたのですが、2日前に何気なく木曽駒ヶ岳・宝剣岳の記事を見つけて・・・昔のいろんな思い出が蘇り、千畳敷を目指すことにした。
前夜は仕事が遅番で準備のみ、出発に至れず。
1日目の今日は、まずはノンビリ駒ヶ根までのドライブです。
10時頃に出発。
晴れ予報なのですが、空は薄雲?で、陽は差すがあまりすっきりしない天気。
中央高速は渋滞もなく順調。
甲府盆地から見る甲斐駒・八ヶ岳は雪がかなり溶けている。
今年はやはり雪がかなり少ないんですね・・・。
▼八ヶ岳。赤岳の稜線はもうあまり雪が無い??(13:20)
八ヶ岳SAで休憩。
見上げる権現岳も雪がかなり溶けていて、登るには中途半端すぎて大変そうな感じ。
諏訪湖のあたりで、正面に穂高連峰、槍ヶ岳が見えた!!
写真を撮ろうと思ったら、タンクローリーに前を塞がれて、シャッターチャンスを喪失。
(T_T)
15時過ぎ、駒ヶ根ICをに到着。
まずは、車中泊予定の菅の台バスセンターを偵察。
バス会社の方がいたので、始発バスについていろいろ教わった。
15時半、『こまくさの湯』へ。
この温泉の露天風呂からは、千畳敷カールと宝剣岳の眺めが素晴らしい!!
▼こまくさの湯の駐車場で。(15:30)
▼こまくさの湯の駐車場から見上げた千畳敷と宝剣岳。(15:31)
露天風呂で千畳敷と宝剣岳を見上げながら長風呂。
昔のことを思い出して、心臓がドキドキしてきた。。。
30年前、学生の頃、稜朋会(社会人山岳会)の仲間と、2回程、宝剣岳の壁をやりに来たことがある。今より積雪量は少ない12月か1月だったと思うけど・・・。
もちろん厳冬期なのでアイゼン・手袋での登攀だったのですが・・・。
何本か登ったのだが(ルート名はもう全然覚えていない)、2回目に来た時に登ったルートで、どうしようもない恐怖感に襲われた鮮烈な思い出がある。
天気は悪くて吹雪だった。
そのルートを登るのは2回目で、前回来た時はそんなに難しくなく登った記憶がしっかりあったのだが・・・、上部の核心で、クラック(ハンドサイズ)が完全に蒼氷で埋まってプロテクションが取れず、足元をみると5m位ノーピンで、そのさらに下にはこちらを向いたピナクル。やむを得ず、右上した細い草付きバンドへエスケープするが、足元の雪で埋まったバンドから古い錆びたハーケンを見つけてプロテクションとするが、いまにも抜けそうで心許ない。数メートルトラバースした後、バンドから這い上がるポイントが少し悪くて・・・もし失敗したら・・・ハーケンが抜けて、10mくらい下のピナクルに激突!!ってのが容易に想像出来る。ただで済むはずがない。。。とたんに激しい恐怖感で動けなくなってしまった。
やむなく、初めて実践でジャンピングを使ってボルトを打ったのだが、浅いバンドにアイゼンでバランスで立って、ボルトを打つのに10数分・・・張り詰めた恐怖感の中で必死にバイルでジャンピングを打ちまくった。
打てたリングボルトは浅打ちだったが、前進用として心の支えには充分で、なんとかその場をクリアして、ビレイ点に到着できた。冬山経験のなかでもっとも恐怖感を感じた経験だった。
ビレイ点でホッとしてパートナーをビレイする間、全身に雪が降り積もり、横に差したピッケルのブレードにも3cmくらい薄板状に雪が積もったのが妙に瞼に焼き付いている。。。
そんな思い出で、ドキドキしながら宝剣岳を眺めつつ・・・
『明日は全く違った形で行くのか』って楽しみでまたドキドキ・・・(笑)
風呂あがり、まだ明るいので、近くを少しドライブ。
だいぶ日が伸びましたね。。。
買い出しに寄ったセブン-イレブンから南アルプスの眺めが素晴らしい。
▼7-11の駐車場で。千丈岳(左)、北岳(中)、間ノ岳(右)(17:52)
晩ご飯は、有名な『明治亭』に行ってみた。
登山口店は平日なので『準備中』。本店へ。
食べたのはもちろん名物?のソースかつ丼。
ご飯少なめにお願いしたのだが、それでも!?のボリュームにビックリ。
▼明治亭のソースかつ丼(18:42)
満腹になって、菅の台バスセンター駐車場へ移動。
今晩はここで車中泊です。。。
谷川の西黒尾根へ行くか、南アルプス南端の山伏岳か青薙山辺りに行こうか?って、
1週間前から色々下調べをしていたのですが、2日前に何気なく木曽駒ヶ岳・宝剣岳の記事を見つけて・・・昔のいろんな思い出が蘇り、千畳敷を目指すことにした。
前夜は仕事が遅番で準備のみ、出発に至れず。
1日目の今日は、まずはノンビリ駒ヶ根までのドライブです。
10時頃に出発。
晴れ予報なのですが、空は薄雲?で、陽は差すがあまりすっきりしない天気。
中央高速は渋滞もなく順調。
甲府盆地から見る甲斐駒・八ヶ岳は雪がかなり溶けている。
今年はやはり雪がかなり少ないんですね・・・。
▼八ヶ岳。赤岳の稜線はもうあまり雪が無い??(13:20)
八ヶ岳SAで休憩。
見上げる権現岳も雪がかなり溶けていて、登るには中途半端すぎて大変そうな感じ。
諏訪湖のあたりで、正面に穂高連峰、槍ヶ岳が見えた!!
写真を撮ろうと思ったら、タンクローリーに前を塞がれて、シャッターチャンスを喪失。
(T_T)
15時過ぎ、駒ヶ根ICをに到着。
まずは、車中泊予定の菅の台バスセンターを偵察。
バス会社の方がいたので、始発バスについていろいろ教わった。
15時半、『こまくさの湯』へ。
この温泉の露天風呂からは、千畳敷カールと宝剣岳の眺めが素晴らしい!!
▼こまくさの湯の駐車場で。(15:30)
▼こまくさの湯の駐車場から見上げた千畳敷と宝剣岳。(15:31)
露天風呂で千畳敷と宝剣岳を見上げながら長風呂。
昔のことを思い出して、心臓がドキドキしてきた。。。
30年前、学生の頃、稜朋会(社会人山岳会)の仲間と、2回程、宝剣岳の壁をやりに来たことがある。今より積雪量は少ない12月か1月だったと思うけど・・・。
もちろん厳冬期なのでアイゼン・手袋での登攀だったのですが・・・。
何本か登ったのだが(ルート名はもう全然覚えていない)、2回目に来た時に登ったルートで、どうしようもない恐怖感に襲われた鮮烈な思い出がある。
天気は悪くて吹雪だった。
そのルートを登るのは2回目で、前回来た時はそんなに難しくなく登った記憶がしっかりあったのだが・・・、上部の核心で、クラック(ハンドサイズ)が完全に蒼氷で埋まってプロテクションが取れず、足元をみると5m位ノーピンで、そのさらに下にはこちらを向いたピナクル。やむを得ず、右上した細い草付きバンドへエスケープするが、足元の雪で埋まったバンドから古い錆びたハーケンを見つけてプロテクションとするが、いまにも抜けそうで心許ない。数メートルトラバースした後、バンドから這い上がるポイントが少し悪くて・・・もし失敗したら・・・ハーケンが抜けて、10mくらい下のピナクルに激突!!ってのが容易に想像出来る。ただで済むはずがない。。。とたんに激しい恐怖感で動けなくなってしまった。
やむなく、初めて実践でジャンピングを使ってボルトを打ったのだが、浅いバンドにアイゼンでバランスで立って、ボルトを打つのに10数分・・・張り詰めた恐怖感の中で必死にバイルでジャンピングを打ちまくった。
打てたリングボルトは浅打ちだったが、前進用として心の支えには充分で、なんとかその場をクリアして、ビレイ点に到着できた。冬山経験のなかでもっとも恐怖感を感じた経験だった。
ビレイ点でホッとしてパートナーをビレイする間、全身に雪が降り積もり、横に差したピッケルのブレードにも3cmくらい薄板状に雪が積もったのが妙に瞼に焼き付いている。。。
そんな思い出で、ドキドキしながら宝剣岳を眺めつつ・・・
『明日は全く違った形で行くのか』って楽しみでまたドキドキ・・・(笑)
風呂あがり、まだ明るいので、近くを少しドライブ。
だいぶ日が伸びましたね。。。
買い出しに寄ったセブン-イレブンから南アルプスの眺めが素晴らしい。
▼7-11の駐車場で。千丈岳(左)、北岳(中)、間ノ岳(右)(17:52)
晩ご飯は、有名な『明治亭』に行ってみた。
登山口店は平日なので『準備中』。本店へ。
食べたのはもちろん名物?のソースかつ丼。
ご飯少なめにお願いしたのだが、それでも!?のボリュームにビックリ。
▼明治亭のソースかつ丼(18:42)
満腹になって、菅の台バスセンター駐車場へ移動。
今晩はここで車中泊です。。。
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プロフィール
HN:
木村 三郎
HP:
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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