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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
今週の我が家の連休は2日目が雨予報。
外出するなら1日目だけだけど、岩登りは前回の蒸し暑かった奥多摩でだいぶウンザリ。山歩きに行くことにした。
選んだのは、谷川岳・西黒尾根。
2年前(2016/6/17)に登ったが、霧と風雨で全く視界がなくて、「晴れの時にもう一度」ってずっと思っていた。今回は終日快晴予報なので期待できそうです。

前日、仕事が終わって帰宅後に準備。
20:30に家を出て、いなげやで買い出しして、第三京浜へ。
環八、関越を走って、三好PAで晩ごはん。
23:19 赤城高原SAに着いた。ここで車中泊。

*********************
5:00 起床
テルモス2本に お茶とお昼用のお湯を作って出発。
快晴です。emoji

6:15 ベースプラザ着
6:37 歩き始め、まず谷川岳登山指導センターへ。
登山届を書いて、指導センター前のゲートへ向かう。ゲートには「全面通行止め」「絶対に入らないで下さい」「歩行者立入禁止」の看板がバシバシ立っているが、その横をすり抜けて(笑)先に進む。

7:00 西黒尾根 登山口。
ようやく登り始めです。

▼西黒尾根登山口、苦行(笑)の始まりです。(7:01)


西黒尾根は、日本三大急登の1つによく挙げられるけど・・・
しかし実際にはさほどの急登ではない。急勾配が何時間も続くことはないし、黒戸尾根のような長大な尾根でもない。各地にありがちな地味にキツい尾根って感じなのだが、前半・ラクダの背までの行程は、眺めのない非常に単調な樹林帯の登りが続いてウンザリしてくる。苦行と言うには確かにふさわしい。

7:16 鉄塔ポイント
7:43 山頂まで3時間の看板ポイント。

快適そうな休憩ポイントが見つからず、ついダラダラ登り続けてしまう。
気温が上がってきて暑い。汗も吹き出るし。
休むにも快適そうな場所がない。
まさしく苦行・・・。

▼単調な、眺めのない樹間の登りが延々続く。(7:50)


8:27 やっと眺めの良い場所に着いて休憩。
1時間半も歩き続けてしまった。疲れた。
熱いお茶を用意したが、今日は不要だったか・・・水の消費が早い。
8:49 まで22分休憩した。

2年前に来た時は、ここでカメラを構えたらあっという間に雲が湧き出して視界が無くなり、雨になってしまったっけか・・・。
今日は天気が崩れる気配は微塵もない。

▼岩の上に座って休憩。(8:29)


▼休憩中。正面はロープウェイの天神平駅。(8:33)


休憩後、ラクダの背が近づき始めると、周囲の眺めが良くなる。
木々の合間から残雪が残った山肌と雪渓が見えてくる。

シャクナゲ(シャクナゲ)の花が眩しい。
いつの間にかもうシャクナゲ(石楠花)の季節なのですね。薄ピンクで背景の山に馴染んで美しい。濃いピンクの花もある。

▼シャクナゲ(石楠花)(8:52)


▼ラクダの背。(9:10)


9:10 ラクダの背。
9:15 ラクダのコル(巌剛新道分岐)

ここからは周囲に遮るものは何もない。
大展望の中での楽しい尾根歩き。
風景を見ながら、写真を撮りながら、岩尾根を登る。

▼ラクダの背がだいぶ下になった。(9:25)


▼山頂へ向かって楽しい登り。(9:35)


9:51 休憩13分(10:04まで)。

▼氷河の跡。磨かれてツルツルの岩棚です。(10:07)


10:16 ザンゲ岩
頂上の標柱とハイカーが見えてきた。

▼頂上がもうすぐ。(10:24)


▼最後は残雪、表面は溶けてズルズルです。(10:28)


▼谷川岳名物の方向標柱。(10:30)


山頂直下にある大きなケルンの標柱。
遠目にも目立つ存在ですが、この土台に使われている石は、すべて下から荷揚げ(ボッカ)された石だそうです。ここにロープ固定して50mで肩の小屋に届くらしい・・・。
ガスると視界1~2mにもなる谷川岳、登山者を救うために山岳会協力で設置したのだそうな。あの霧の凄さは経験したことがあるものでないとわからないですよね~納得です。
フリークライミングで先週も一緒に登った山岳会の大先輩・杉浦さんから教わった話ですが、杉浦さんが荷揚げした石も混じっているそうです。私はてっきりそこらの石を積み上げて作ったものだと思ってました。m(_ _)m

▼山頂(トマの耳)に着いた!!(10:37)


10:35 谷川岳・トマの耳(標高1,963m)に到着。
見事に快晴です。emoji
写真だけ撮って、すぐ先に進む。

▼山頂(オキの耳)、谷川岳最高地点です。(10:49)


10:49 谷川岳・オキの耳(標高1,977m)
ここも写真だけ撮って通過。

▼奥の院の鳥居。(10:55)


10:55 奥の院。
鳥居を見たら「富士浅間神社」なんですね。。。
鳥居をくぐって、祠の右から岩の上に上がってみた。

山頂を通過してまずここに来たかった理由は、一ノ倉の岩壁を見下ろしたかったから。
私は谷川では過去・徹底的に天気に恵まれなかった。一ノ倉を登っているときで終日快晴だった記憶は、若い頃の衝立・雲稜第一を登った時の1回しか無い。それ以外は一時的に晴れることはあってもほとんど霧に巻かれて登っていた記憶ばかり。谷の全貌を見たことがほとんどない。
3年前に南稜~一ノ倉岳~国境稜線へ抜けたときも、壁の途中までは快晴だったが、南稜の終了点からずっと霧の中。国境稜線では霧の上に出たが、一ノ倉沢は雲海で何も見えなかった。

今日はめったにないチャンス、そして期待通りの谷の眺め。
谷を見下ろしながら、お腹も空いたのでここで昼休みに決めた。
12:00 まで、1時間5分休憩。

▼一ノ倉を見下ろして、オクサンに解説中の私。(10:56)


▼一ノ倉沢・右下が岩壁ですが、南稜は白いラインになっている。(11:45)


一ノ倉の岩場は、上から見るとこんな感じなのか・・・って、カップラーメンを食べながら魅入ってしまった。中央稜のラインはこの角度からは分かり難い。南稜は明瞭、クライマーがたくさん登るのでお決まりのようにルートが磨かれて白くなっている。

南稜の終了点にクライマーがいる。休憩が終わる頃には一ノ倉尾根まで達していたが、このペースだと一ノ倉山頂は15時頃?西黒尾根を下って登山口に着くのは夕暮れかな??
しかし、こんな終日快晴のなかで壁登りなんて羨ましい(笑)気持ち良いだろうなぁ、最高だろうなぁ・・・ホント羨ましい。

▼右が一ノ倉岳、左が茂倉岳。(11:58)


12:00 天神尾根へ向かって歩き再開。
オキの耳、トマの耳周辺は、いつの間にはハイカーだらけ。
みんな昼休憩?
椅子やらいろいろ荷揚げして盛大に昼ごはんしているグループもいた。

▼オキの耳からトマの耳を見る。(12:11)


12:07 オキの耳通過。
12:21 トマの耳通過。

▼肩の小屋に向かう。(12:24)


12:25 肩の小屋。
3年前にお世話になった管理人さんいるかな?って覗いてみたけど、荷揚げ準備で不在とのこと。残念。先に進む。

▼天神尾根上部の残雪。(12:36)


天神尾根上部の残雪は・・・
いちおうチェーンアイゼンを装着したが、雪が半分溶けてズルズルなのであまり効かない。最後20m位の急傾斜部分は半分滑りながら降りてきた。オクサンは滑り落ちてきた。emoji

12:57 天狗の留まり場で上着を脱ぐ。
ちょっと標高が下がっただけなのに・・・風も無くて暑い。
ビール飲みたい(笑)

▼熊穴沢避難小屋(13:21)


13:21 熊穴沢避難小屋、通過。
熊穴沢避難小屋からのトラバース道は、時々残雪が出て歩きにくい。
滑るとヤバイ場所もあり、フィックスロープが有り難い。

▼時々、こんなヤバ気な残雪。(13:28)


13:40 天神峠分岐
13:45 田尻尾根分岐
田尻尾根を下る予定だが、ビール飲みたくて、そのまま天神平駅まで行くことにした。もう頭の中はビール一色。

13:53 天神平駅。
急いでレストランへ向かう。

▼観光客向けの演出?後ろは笠ヶ岳・朝日岳・白毛門(13:53)


▼こんな日の山ビールは最高!!(14:03)


缶ビールを買って外で飲もうと思ってたのだが、生ビールがあったので思わず注文(笑)まずは店内で一杯!emoji
ほぼ一気に飲み干してしまった。
一息ついて、缶ビールを買って、ロープウェイ駅前の広場で風景を見ながらまた乾杯。

▼山々を見ながらベンチでビール。(14:46)


すっかりいい気持ちになって疲れも取れた。
こんな山行も良いですね。

14:51 元気いっぱいになって歩き始め。
15:01 田尻尾根分岐
ここからは一気にひたすら急下り。
田尻尾根は花だらけ。色とりどりで美しい。

▼青空に映える白い花。(15:14)


15:44 田尻尾根 登山口。
16:08 ベースプラザに着いた。

▼ロープウェイを見上げながら林道下り。(15:44)


終日、見事な快晴でとても楽しい山歩きだった。
眺めも良かったし、ビールも美味しかったし申し分なし。
良い1日だった。

温泉はやっぱり 鈴森の湯
我が家お気に入りの温泉です。

平日なので客も少なくとても静か。
たっぷり長風呂して、ご飯も食べて・・・。

帰りの関越道、環八も空いていて順調。
22時半に自宅に戻った。
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無題
杉浦さんの石も入ってるんですね~
生ビールおいしそう!劔では飲めるかなぁ
Posted by けーすけ 2018.05.23 Wed 20:15 編集
無題
そこらの石を集めて作ったケルンだと思ってたのですが、意外な物語があったんですね~。
生ビール美味しかったですよ。
劔も晴れるといいですね~楽しみです。
Posted by さぶろう 2018.05.23 Wed 22:37 編集
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プロフィール
HN:
木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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