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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)

昨日の快晴の蓼科山につづいて、今日は硫黄岳・横岳に行ってみた。
積雪期はお馴染みの場所ですが、無雪期に来るのは学生の頃以来・なんと34年ぶりです。しかもその学生の頃に来た時は全て濃霧か雨で眺めなしだった・・・。
今回は快晴予報だし、どんな風景を楽しめるのかすごく楽しみ。。。

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5:00 起床
桜平の夜は風もなく静かで快適だった。
前夜の大河原峠と違って気温も氷点下にはならなかった。

5:45 まだ暗い中、ヘッドランプを点けて歩き始め。
最初は林道の歩き。
コンクリート道の急登が辛い。
すぐ明るくなってきてヘッドランプをしまう。

6:17 夏沢鉱泉。
登山届を書くのに手間取り7分(6:24まで)。

▼夏沢鉱泉から北アルプス(穂高連峰~槍ヶ岳)の朝焼け。(6:24)


6:45 休憩19分(7:04まで)。
7:25 オーレン小屋

夏沢峠を越えるこの道は、かつては八ヶ岳を越える街道として、様々な人々が往来した歴史ある道。古の人々の息遣いが感じられそうな素晴らしい道です。峠の東側では日本最高所の露天風呂がある本沢温泉が有名ですが・・・温泉にも寄りたいけど、今回は夏沢峠まで。そこから稜線を登って硫黄岳を目指します。

7:52 夏沢峠。31分休憩(8:23まで)。
上州の山々の眺めが素晴らしい。
空気が冷たく寒い。サーモスのお茶の消費が早い。
風の音がゴーゴー鳴っている。

▼夏沢峠、背景は硫黄岳。(7:52)


夏沢峠から少し樹林を登って、樹林を抜けたらすごい強風。
あらかじめカッパの上下を着込んでおいてよかった。
頻繁に身体がフラつくくらいの強風。
急登でもないのに風で身体が重くて軽快に歩けない。

▼硫黄岳の登り(8:42)


▼硫黄岳の登り(8:57)


振り返ると眺めが素晴らしい。
冠雪した御岳、乗鞍、北アルプスを見渡せる。

▼硫黄岳の登り、背景・遠くに冠雪した北アルプス。(8:57)


9:19 硫黄岳(標高2,760m)山頂に到着。
強風のおかげか?空気が澄んで眺めが最高に素晴らしい。
風を避けて避難小屋の横に荷物を置いて、休憩ついでにバーナーを出してお茶を作ってサーモスに補充した。

▼硫黄岳(標高2,760m)(9:20)


▼硫黄岳名物?爆裂火口(9:23)


▼風を避けてお茶を作る(9:37)


今日の目的地は硫黄岳までだったが、あまりにも簡単に着いたので悩む。
このまま下るには不完全燃焼だし、硫黄岳から横岳までは往復2時間程度。
時間的には問題はないので、横岳まで足を伸ばしてみようか?・・・って。
オクサンと協議して行くことに決定した。

▼硫黄岳山頂から横岳・赤岳(硫黄岳から)(9:42)


硫黄岳から緩やかに下って・・・
10:10 硫黄岳山荘
強風がすごくて、山荘の吹き流しが真横になって激しくなびいている。

▼硫黄岳山荘。吹き流しが真横になびいている。(10:10)


10:38 台座の頭
北沢と大同心の眺めが素晴らしい。
赤岳鉱泉が遥か下に見える。

横岳直下の登りは、遠目には大変そうに見えたが、真下に来てみると僅かの登り。
鎖場・ハシゴも大したことはない。

10:50 横岳(標高2,829m)山頂。
四方の山々や谷を眺めながら、お湯を沸かしてカップラーメンを作って昼休み。
休憩38分(11:28まで)

▼横岳(標高2,829m)(10:51)


▼赤岳・阿弥陀岳、その向こうに権現岳、遠くに北岳・甲斐駒・仙丈。(10:52)


▼頂上でカップラーメン。(11:09)


▼北アルプス。穂高~槍ヶ岳。(横岳から)(11:24)


▼鹿島槍~白馬岳。右は蓼科山。(横岳から)(11:24)


▼左奥から白馬岳~戸隠・妙高~浅間山(11:25)


11:28 硫黄岳へ向かって引き返し。
大同心を登っているクライマーがいた。夏は岩がボロくて登るクライマーなんていないと思っていたが、そうでもないんですね。。。

▼大同心。写真中央に登っているクライマーが小さく見える。(11:33)


▼横岳の鎖場。怖そうに歩くオクサン。(11:36)


11:58 硫黄岳山荘を通過。
硫黄岳の登り返しはホンの少しなのに風で身体が重くてなかなか進めない。

▼硫黄岳の登り返しが強風で辛い。(12:07)


12:21 硫黄岳、17分休憩(12:38まで)

▼強風の硫黄岳山頂(12:21)


硫黄岳からは赤岩の頭方面へ。
横岳西面の沢・大同心を左に見ながら下る。
ジョーゴ沢の上部の滝がすでに凍っているのが見える。
もうじきアイスクライミングの季節ですね。。。

▼赤岩の頭の少し手前。(12:48)


12:50 赤岩の頭分岐。写真を撮るため7分(12:57まで)。
硫黄岳の稜線を見ると、大きなケルンが等間隔に、 まるで狼煙台のように並んでいて面白い。
濃霧の時は非常に大切な目印ですが・・・

▼冬にお馴染みの横岳西面。大同心やジョーゴ沢がよく分かる眺め。(12:54)


13:20 峰の松目コル
今日最後の登り・峰の松目は、予想外の急登で辛かった。
鬱蒼とした樹林、階段と木の根の急登。
硫黄岳と横岳の楽しかった登りの余韻をぶち壊す汗臭い登りだった(笑)

13:34 峰の松目(標高2,568m)山頂。
樹林の中、眺めはない。
頂上標柱の回りは3~4人で満員になる位の狭さ。
誰も来そうにないし疲れたし、標柱の前にシートを敷いて休憩した。
17分(13:51まで)

▼峰の松目、樹林の中で風景なし。疲れたー。(13:34)


あとはもう下るだけ。
樹林の中をガンガン下る。

14:03 峰の松目コル
14:17 赤岩の頭・峰の松目分岐

14:24 オーレン小屋。
小屋でビールを買って余韻に浸って飲む。
休憩18分(14:42まで)。

あとはもう林道を歩くだけです。
楽しい山歩きだった~。
こんな手軽に大展望を楽しめる八ヶ岳はやっぱり素晴らしいですね。 。。

▼オーレン小屋でビール!美味しい。(14:31)


15:09 夏沢鉱泉。
15:28 桜平・登山口に着いた。

▼桜平登山口に帰還。(15:28)


車で下る林道は、紅葉がとても美しかった。
桜平の周辺は今が盛りなんですね。

▼カラマツ林の林道の紅葉が美しい(16:14)


今日は温泉はなしでそのまま中央道へ。
途中、夕焼けの時間帯。
夕日を浴びた八ヶ岳と北アルプスが美しかった。

▼夕日を浴びる横岳 (16:35)


▼夕日を浴びる穂高連峰~槍ヶ岳、諏訪南ICのすぐ近くから。(16:44)


帰りの高速は、ちょうど通勤渋滞が終わるタイミングになり順調。
20:00 自宅に着いた。

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プロフィール
HN:
木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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