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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
今日は快晴予報の休日。
オクサンは実家の用事で、私だけ山歩きです。
でも後ろめたいのであまり遠出は出来ない(笑)

こんなときはやはり、近くて良い山・丹沢しかないですね。
最近の私のお気に入りコース:戸沢から仲尾根~表尾根~塔ノ岳、下りは大倉尾根~源次郎尾根で行こうかな?・・・って、朝6:00に自宅を出発した。

▼東名高速で。丹沢は快晴です。(6:54)


いつもより出発時間が遅いので、秦野ICを下りていきなり通勤渋滞。
なかなか進まない。

日立工場の近くのファミリーマートで買い出しした。
朝ごはんはオニギリ1個。

7:40頃、山岳スポーツセンターの前を通過したが・・・
戸沢林道(正確には秦野市道52号線)の入り口に「災害の恐れがあるため立入禁止」って看板 (@_@;)
一昨日の台風は凄かったですからね~~。
でも封鎖はされていない。丹沢の林道に多い「自己責任で」ってコトですね、と解釈してそのまま進行した。
しかし林道は激しく荒れている。大量の枝葉と落石が林道を覆っていて凄い状態。注意深く進む。初めてこの林道で四駆モードに切り替えて運転した。時間がかかる。

8:10、戸沢までもう目の前なのに立ち往生。枝沢から大量の土砂が流れて完全に道を塞いでいた。これは完全に不可能だ (x_x;)
やむなく転回可能場所までバック~新茅山荘前へ戻る。

▼戸沢林道。戸沢まであと200m位なのに・・・(8:11)


新茅山荘前の広場では、通常は山側の広場に車を停めるのだが、今日は山がトータルに緩んでいて落石が怖い。川側に停めることにした。

車の左側で出発の支度中に足元を見たら、3匹のヒルがにじり寄っている!!もうビックリ。慌てて逃げたけど、1匹がすでに靴に這い上がっていた。速攻で潰したけど、油断も隙もない。丹沢のヒル、恐るべし!! 

新茅山荘から林道を歩くのはもう嫌なので、予定を変更して、今日は久しぶりに烏尾尾根を登ることにした。

8:44 歩き始め
9:13 一本桜

▼(9:13)


登り始めて間もなく、重機の音がガタガタ鳴り始めた。そんなに遠くはない場所だ。林道の整備作業が始まったか?それとも違う林道工事現場かな?

9:36 並木ポイント
このコースはとても歩きやすい良い道ですが、台風で倒れた倒木で所々道が塞がれている。大量の枝葉が落ちて、道が不明瞭になっている。まあ、登りは尾根を、行けるように辿れば良いだけなので迷うことは無いけれど・・・。

9:39 お地蔵さん
赤い前掛けが掛けられている。前回来た時は前掛けは無かったような気が・・・誰かが掛けてあげたんですね。。。

▼お地蔵さんこんにちは。(9:39)


最後の急登は、本来の道は何回か大きくつづら折りで登るはずだが、大量に落ちた枝葉で道が判別つかず、外してしまい、戻るのも面倒くさいから、そのまま頂上直下まで古い道跡を直上した。

10:06 烏尾山・山頂。
快晴で気持ち良い。25分休憩(10:31まで)
休憩終わり間際まで誰も来なくて、とても静かでよかった。

▼烏尾山頂は気持ち良い。左に富士山、右に塔ノ岳。(10:12)


表尾根も今日は静か。
数回、下りハイカーさんとすれ違って、2組を追い抜いただけ。

10:45 行者岳
10:57 政次郎尾根分岐
11:15 新大日、5分休憩

▼大山、左奥が横浜・東京都心ですが、だいぶ霞んでいる。(11:08)


11:30 木ノ又小屋 。
もう10月なのだが、足元のあちこちに意外に花が咲いていた。
いちばん目立ったのは、大きなアザミ、あちこちにケバく咲いている。
ちょっと大きめのリンドウもあちこちに・・・。

▼オヤマリンドウ?なワケないか、何リンドウだろう?(11:51)


11:53 塔ノ岳(標高1,491m)山頂に着いた。
山頂は、それなりに賑わっていた。
流石に人気の山。

▼塔ノ岳・山頂に着いた。(11:54)


まず尊仏山荘へ、アキオさんに会いに行ったのだが、残念ながらいない様子。ビールだけ買ってまた外へ。眺めの良い場所へ座って、富士山と乾杯。

今日の山頂は快晴emojiだけど、残念ながら霞んでいて「最高の展望」とまでは言えない。でもうっすら都心のビル群は見えるし、360度・・・ではなくて300度の展望が素晴らしい。
カンパイのあとはやっぱり昼寝して・・・山頂にいたのは1時間23分(13:16まで)。

▼富士山とカンパイ。(12:05)


▼尊仏山荘、左奥は丹沢最高峰?の蛭ヶ岳。(13:16)


13:16 下り始め、まずは大倉尾根。
13:27 花立
花立からの眺めは素晴らしい。
正面に秦野の街と小田原、向こうには真鶴半島・・・。

▼花立の木道。ここの眺めはいつ見ても良いですね。(13:27)


花立山荘の少し手前で左にそれて・・・
源次郎尾根に入ります。

台風のせいでだいぶ道が荒れている。
倒木と落ちた枝が邪魔して歩きにくい。
でも、上部はまあまあ順調。

▼源次郎沢の終点の岩棚から、表尾根と大山(13:35)


途中の草原の眺めはやっぱり素晴らしい。
この道はやっぱり下山路として最高ですね。。。

しかし、植林帯に入って絶句した・・・緑の世界。
台風のせいで落ちた大量の枝葉が堆積していて、トレースが完全に消えている。台風24号は本当に凄まじかったんですね。。。

▼道はドコ?トレースが全然わからない。(13:45)


「これは絶対にルート外すなぁ」って思いつつ、オクサンと一緒なら時間をかけて慎重に下るトコだけど、なんと言っても今日は私一人です!!
「どうやっても降りれるでしょっ!」「ワタシ、クライマーですから!」ってガンガン構わず走り下りてみた・・・。で、案の定、尾根を激しく外してしまった(笑)。
気がついたら植林が切れて、左右に沢の音が聞こえる。右の大きな滝音は源次郎沢本谷に間違いないが、左は枝沢か?? このまま下りればすぐに源次郎沢に降り立つ感じだ。
まぁ源次郎沢に降りてもどうにでも帰れるとは思うけど、大量のヒルが待っている沢には降り立ちたくない(笑)。仕方ない、左に沢をまたぐか・・・!

結局、枝沢2つとヤバ気な急斜面を無理やり何度かトラバースして、源次郎尾根に合流したけど(汗)。日頃の岩場のアプローチでやっているコトと変わらないのですが、こんなトコで怪我でもしたら仲間から笑い者になるコト明白なので、妙に疲れた(笑)
トラバース中に、カモシカの親子?3頭に会った。久しぶりのカモシカがここですか!(笑)

14:20 書策新道に合流
14:28 天神尾根入口の堰堤
14:31 水無川本谷で、泥だらけになった手足・ザック・ストックを洗った。
14:38 作治小屋。
作治小屋の前で、大倉尾根を離れてから初めてハイカーさん(女性)に会った。彼女は政次郎尾根を下りたらしいが、やはり倒木と落ちた枝葉で道を外して、「全然違う場所に下りてきた」そうです(笑)

14:51 新茅山荘前の広場に着いた。

▼「自己責任」で通らせてもらいました。m(_ _)m(15:24)


今日は久しぶりの独り歩き。
計画も、歩くペースもライン取りも、すべて自分勝手・場当たりでテキトー。
台風後の大荒れの山と相まって、パプニング連発の楽しい山行だった(笑)

帰りの東名高速は事故渋滞。(x_x;)
オクサンの実家に、オクサンを迎えに行けたのが17時半だった。
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プロフィール
HN:
木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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