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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
9月以降、我が家の休日は見事に雨ばかり。
しつこい今年の秋雨ですが、今回の連休1日目だけは完全な晴れ予報が出た。でも2日目は雨予報(x_x;)
1日だけで楽しめる山はないか?って、北アルプス・八ヶ岳・上越あたりで考えていたが、来週は3連休で遠出予定なのであまり疲れを残したくないし・・・。

思いついたのが 白砂山(しらすなやま・しろすなやま)。
登山口の野反湖は静かで雰囲気良いし、白砂山は以前から一度登ってみたいと思っていた。累積標高差も日帰りとして多過ぎず少な過ぎず。周遊コースはとても面白そうです(↓群馬の山旅)
https://gunma-yamatabi.com/nozoriko/course01
難点は登山口までのアプローチか?横浜からはかなりのロングドライブです。。。

******************
前夜、20時半に自宅出発。
第三京浜から環八、関越に乗って、渋川伊香保ICを降りて西へ。
夜中の国道353・145は流れも良くて快適だけど、長野原で道を間違えてうっかり草津方面へ大きく遠回り、だいぶ時間ロスしてしまった。
0時半頃、やっと車中泊予定の白砂山登山口駐車場に着いた。
野反湖畔はすごい冷え込み(野反湖の標高は1,500m)
完全に秋の空気です。
久しぶりに満点の星空を見れるかな?って期待したが、絹雲がいっぱい出ていて、星は見えるけどイマイチで残念だった。

******************
6:30 起床
夜中はすごい冷え込みだった。
ダウンも着ていたのでぐっすり眠れたけど、寝起きは悪くて・・・6時起きのつもりが起きられなかった。オクサンが観光案内所の前の自動販売機で温かい缶コーヒーを買ってきてくれてようやく起きれた。
駐車場の対面の観光案内所の隣はトイレだが、夜間も使用可能(点灯している)。休憩所も併設されていて快適。室内も暖かく、登山届を書いたり 一休み。

▼登り始めです!(白砂山登山口)(7:28)


7:28 歩き始め。
寒くてダウンを着たまま歩くが、すぐ暑くなってダウンを脱いだ。
大々的に整備された、遊歩道って感じの道をしばらく歩くが、ハンノキ沢に下りる辺りから、ようやく普通の山道になった。

▼ハンノキ沢の橋(7:42)


7:47 水路?坑道?のトンネル の前を通過。
8:02 北沢取水分岐
8:09 崩れた小屋。建っている銘を読むと、東電の作業小屋だったようです。

8:11 地蔵峠
地蔵峠は国道405号線の(車道としての)不通区間の峠で、その手のマニアには有名らしいですね。。。休憩には早いので通過するが、その先の地蔵山もいつの間にか通過してしまった。山頂は樹林の中らしい。

この道は休憩に適した場所が全然ない。
鬱蒼と、ジメジメした登りが延々続き、休憩スペースが出てこない。
疲れないように、わざとペースを落として、休まずゆっくり登る。
木の根の急登が続いた後に・・・

9:11 小広場(水場分岐)
やっと休憩に適した場所が出た。
眺めもちょっと良い。 野反湖と白根山が見えるが、もう少しして山肌の紅葉が進んだら、かなりの絶景になるかも??
レジャーシートを広げて、朝ごはんを兼ねて休憩。
23分(9:34まで)

▼小広場(水場分岐)(9:21)


小広場から先の道がちょっとユニーク。
もう稜線も近いはずなのに、沢床のような狭い河原のような道が続く。

▼沢床のような道が続く(9:45)


10:00 堂岩山(標高2,051m)
ここも眺めが全くない。
広場もなく、道沿いに標柱だけが建っている。
通過。

▼堂岩山(標高2,051m)(10:01)


ここまでずっと、鬱蒼とした樹間のツマラナイ道だったが・・・
堂岩山を過ぎてすぐ、いきなり展望が開けた。
白砂山が正面に見える。

▼堂岩山の少し先。展望が開けた!(10:05)


10:06 八間山分岐
ここからは、頻繁に立ち止まって写真を取りながらチビチビ進む。
素晴らしい快晴、真っ青な空。
山肌は、ところどころ紅葉が始まっていて、笹原の斜面に色とりどりで美しい。
足元を見ると、ハクサンフウロとミヤマコゴメグサが、控えめだけど、あちこちでまだ咲いていた。

▼紅葉が始まって色とりどり美しい (10:20)


10:28 猟師の頭
猟師の頭も道沿いに標柱だけが建っているだけ、通過。

10:40 ルート上の岩場に座って休憩。
先行の男性が登っていくのを見ながら・・・ルートを塞いでしまっているが、今日は静かで誰も来ないから、まぁ良いか。m(_ _)m
休憩19分(10:59まで)

11:29 白砂山・山頂(標高2,140m)に到着。
ここまで4組・5人のハイカーとすれ違ったが、山頂には誰もいない。(この後は下山まで誰にも会わなかった。)静かな山頂。

▼白砂山・山頂(標高2,140m)(11:31)


正面は赤城山と榛名山。
後ろはブッシュの向こうに佐武流山と苗場山。
意外なのは、岩菅山と裏岩菅山?どっしりした素晴らしい山容ですね。 
眺めはとても素晴らしいが・・・前回(先月)歩いた針ノ木岳(北アルプス)の稜線があまりにも素晴らし過ぎたので、残念ながら、やはりギャップを感じてしまった。前回の「谷の向こうがが立山・剱岳」と比べてはいけないのだが・・・。

▼「ぐんま県境稜線トレイル」の最近開通したルート(11:37)


持参した地図では登山道は白砂山までだが、東に向かって快適な道が続いている。「ぐんま県境稜線トレイル」の、今年の山開きに合わせて開通した新しいルートで、三国峠まで続いている。とても良さそうな道だけど、「長距離で水場が枯れてるかもしれないので上級者ルート」って随所に注意書きが書かれていた。
上越の道なき尾根を藪こぎして歩くマニア(ツワモノ)もいたように思うのだが・・・こんな明白に整備された快適な道になってしまって、長距離って言ってもコースタイム8時間程度。これならテン泊じゃなくて一気に抜ける人は普通にいるだろうし、たとえ2日分の水を背負ってテン泊で歩いても大したことではない。「健脚者向けルート」の間違いでは?って思うけど、この世界の「上級者」って、何を指すのかさっぱりわからない(笑)

▼白砂山・山頂。誰も来ない(11:50)


三角点の上に、未開封のソルティライチがお供えされていた。

11:58 下り始め。(山頂での休憩は24分)
足元の花の写真を撮りながら・・・
12:36 猟師の頭

▼色とりどりで美しい(12:39)


12:54 八間山分岐
下りは、八間山経由を選択。
笹原の気持ち良い下りが続いて、眺めも良い。
下地も柔らかくて歩き易いが・・・行程が意外に長い。

13:13 中尾根の頭(標高1,944m)
13:30 疲れたので休憩、21分(13:51まで)
14:16 黒渋の頭(標高1,895m)

▼左奥が白砂山、遠くに見える。かなり歩いた(14:29)


雲が多く出てきて、日陰になる時間が多くなった。
雨雲らしい黒雲も出たが、雨は降らずにすんで、以降は雲が多いけど晴れベースの空。

▼やっと八間山が見えた。右には野反湖も見える。(14:37)


14:47 八間山(標高1,935m)に着いた。
広くて眺めの良い山頂だ。
休憩24分(15:11まで)

▼八間山(標高1,935m)(14:47)


最後は1時間の下り。
足元には巨大なキノコがたくさん。
オヤマリンドウもまだ咲いていて、あちこちに紫色の花が出ていた。

15:39 野反湖見晴
標柱の名前に反して見晴らしはほぼゼロ。
大幅に伐採しないと野反湖は見えそうにないですね。

▼モリアオガエルの棲む小沼(15:54)


16:02 八間山登山口
車道を15分弱歩いて・・・

16:16 白砂山登山口に着いた。
観光案内所は閉まっていた。
お腹がすいたので、湖畔側の陽が当たるベンチでカップラーメンを作って食べた。

▼観光案内所の前のベンチで休憩(16:22)


16:57 駐車場を出発
いったん、ダムからキャンプ場へ行ってみて、また戻って富士見峠(野反峠)の展望台へ立ち寄り。静かで良い湖ですね。

今日の温泉は、草津まで行って、大滝乃湯
国道405号から別れて草津へ上がる山道で、うっかり油断してヘアピンでコースアウトしかけて慌てて急ブレーキ!! なんと、まさにそのタイミングで大型生コン車が来て危うく事故寸前だった。超ビックリだった。
その前も後も、対向車なんて1台も来なかったのに、なんであのタイミング?って思うけど、事故なんていつもそんなもの、気を引き締めないといけないです。咄嗟に急ブレーキかけて本当に良かった。
大滝乃湯は何度も行っているが、いいお湯だった。

帰りは292号を下りて、長野原から昨夜来た道を引き返し。
関越道の上里SAで、眠くて疲れて30分爆睡。
環八は世田谷に入るまで順調だったのに、突然大渋滞になった。夜間工事の始まりにカチ合ってしまった。全く動かないので何事かと思い、慌ててスマホで調べてわかったのだが、ツイてない。30分位のロスか??

12:00 自宅に着いた。
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木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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