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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
巷は今週末は3連休ですが、我が家は1日ずれて金・土・日で3連休をもらえた。
ビックロック仲間のウッチーと前穂高岳・北尾根に行く計画を立てて、すごく楽しみにしてたのですが・・・なんとここでまた台風!emoji やむなく中止。

しかし金曜日だけはなんとか持ちそうなので、ボリュームのある日帰り山行を・・・
甲斐駒ケ岳・黒戸尾根を日帰りピストンで攻めることにした。
私は昨年も登っているのですが、オクサンが甲斐駒ケ岳に登ったことがなくて「登りたい」って言ってたので、どうせ登るなら男らしく?黒戸尾根で!って考えです。

*******
前夜発で、尾白渓谷の無料駐車場で車中泊。
3:30 起きて準備して・・・
4:16 歩き始め。もちろんまだ真っ暗。

4:22 竹宇駒ヶ岳神社 を出発。
吊橋を渡るといきなり急登が始まる。

▼吊橋を渡って黒戸尾根登山口。(4:26)


歩き始めは肌寒く感じたが、急登に入るとすぐ汗が吹き出てきた。
慌てて上着を脱ぐ。
毎度だけど、黒戸尾根の最初3時間くらいの登りはとてもつらい。
特徴のない・眺めのない樹林帯をひたすら登り続ける。

5:30 1回目の休憩、14分(5:44まで)。
ようやく明るくなった。ヘッドランプをザックにしまう。

▼木の根が出た急登をひたすら進む。(6:15)


6:19 横手登山口との分岐、通過。
6:41 黒竜神の石碑前で2回めの休憩、15分(6:56まで)。

7:45 刃渡り。
刃渡りからは左手に鳳凰三山と富士山が見えるはずですが・・・
進行方向はすべて雲の中。
振り返って、八ヶ岳は晴れている。
今日は赤岳あたりが正解だったのかなぁ?なんて思いながら進む。

▼刃渡りの鎖場。まだまだ先は長い。(7:45)


▼八ヶ岳は雲一つない。(7:45)


刃渡りを越えるとハシゴと鎖場が続いて、刀利天狗に至る。
刀利天狗の前は休憩ポイントなのだが、「五合目はもうすぐ先だったよな?」って記憶で通過してみたら・・・意外に遠かった。
8:40 五合目小屋跡地。3回目の休憩、19分(8:59まで)。

▼五合目小屋の跡地。(8:59)


五合目から、ハシゴ・鎖場が連続する急登になる。
岩登りっぽい悪い鎖場もあって、なかなか緊張する。

▼狭いコルに掛かった橋を渡る。(9:24)


▼急な岩に掛けられたハシゴを登る。(9:29)


9:44 七丈小屋。
有料の水場があるが、今回もトレーニング兼ねて大量の水(8L)を背負って来てるので給水無しで通過。

▼皇太子さまも泊まった七丈小屋。(9:45)


少し登ってテント場が2箇所あるが、上のテント場が眺めがあって休憩に良い。
9:53 4回目の休憩、13分(10:06)。

昨夜見た天気予報では、甲斐駒山頂は「午前中は曇りで正午から数時間晴れ」だったが、山頂方面は雲で見えない。周囲も頻繁に霧が湧いて下り坂のような雰囲気。
やっぱり今回も山頂は霧の中かな?って心配になる。
今年は夏になってから天気にぜんぜん恵まれないなぁ・・・。

10:44 八合目御来迎場。
八合目までの登りは、前回は体調不良で目眩をおこしてフラフラだったけど今回は順調だった。

▼八合目御来迎場。霧の中。(10:45)


10:46 八合目岩小屋前で5回目の休憩、15分(11:01まで)。
八合目で、ハーネスとヘルメットを付けている人がいて声を掛けたら、これから八丈バンドを通って摩利支天へ向かうとのことだった。岩小屋の前でいろいろお話しした。

▼八合目岩小屋。先客の荷物あり、赤蜘蛛をやりに行ってるのかな?(10:49)


▼これから八丈バンドを歩くそうです。お気をつけて。(11:01)


八合目から霧の中の登り。
左膝が少し痛くなってきた。

▼八合目過ぎて最初の鎖。(11:05)


やっぱり山頂も眺めはないのかなぁ・・・って諦めつつ、
山頂が近づくにつれて霧が晴れてきた!!

▼摩利支天からのルートの合流点。仙丈ヶ岳が見える。(11:57)


12:00 甲斐駒ケ岳(標高2,967m)山頂に到着。
ちょうど正午の到着。
山頂は晴れている!!emoji
登り始めから7時間38分(休憩込み)だった。

▼甲斐駒ケ岳・山頂で(12:02)


山頂で晴れたのはすごく久しぶりな気がする。
でも残念ながら周囲の山は雲がかかっていて、展望はイマイチ。
仙丈ヶ岳もすぐ雲に覆われてしまい、白根三山もたまに稜線が一部見える程度。
地蔵岳が時折、雲の合間に見える。

▼摩利支天側を見下ろす。登山者が続々登ってくる。(12:04)


▼八ヶ岳側も雲が多くて、眺めがイマイチ。(12:59)


甲斐駒ケ岳の山頂だけ雲がなくて日が射していて不思議な感じだ。
周囲の山々の霧が晴れるのを期待しながら、おにぎり食べたり、下りに備えて膝サポーターをつけたり、休憩して待ち続けるが・・・
いちばん期待した北岳は一度も姿を現さず、残念。emoji
12:54 下り始め(54分休憩)。

登りの途中から痛み始めた左膝がつらい。
原因は左の股関節のようで、向きや開き方を加減して誤魔化しながら下る。

13:46 八合目御来迎場、通過。
七丈小屋への下りの途中で、ビックロック仲間のY口さんにバッタリ。emoji
山でクライミング仲間に遭遇するのは、ユンボさん、モチさんに続いてこれで3回目。
意外に会うものですね。。。

▼ジム(ビックロック)仲間のY口さんにバッタリお会いした。(13:55)


14:15 七丈小屋のテント場で休憩、12分休憩(14:27まで)。
いつの間にか周囲の雲がだいぶ減っていて、鳳凰三山と八ヶ岳が見えている。

▼八ヶ岳は今日は終日晴れ??(14:15)


▼鳳凰三山。オベリスクに少し雲が掛かっている。(14:27)


14:33 七丈小屋を通過。
ここからの下りはオクサンの苦手なハシゴ・鎖の連続だ。
だいぶ辛そうに下るオクサン。
(このペースだと途中で日没になりそうだなぁ・・・)
(日没までどこまで下れるか・・・)

15:09 五合目を通過。
黒戸山への登り返しが辛い。

▼西日で光り輝くベニテングタケ。根本は折れていた。(15:23)


15:40 刀利天狗の少し手前で休憩、13分(15:53まで)。
オクサンのザックから私のザックへ荷物を大幅に引き上げた。
下りのスピードを上げないとならないので・・・。

16:02 刀利天狗
16:17 刃渡り
16:54 黒竜神の石碑前、休憩11分(17:05まで)。
17:19 横手登山口との分岐

朝・最初に休憩した場所を通過したあたりで日没した。
ヘッドランプを点けて下山するのは久しぶりだ。
18:11 尾白川渓谷との分岐。

▼尾白渓谷遊歩道(尾根道)にやっと合流。(18:11)


18:25 黒戸尾根登山口(吊橋)にようやく着いた。
18:26 竹宇駒ヶ岳神社
18:32 駐車場に帰還。

黒戸尾根はやっぱり長かった。
激しく疲れた・・・。

下りにかかった時間は、5時間32分(休憩込み)。
総合タイムは、14時間04分だった。
休憩時間の合計を差っ引くと、11時間20分で歩いた計算。
昨年に1人で歩いた時より2時間多くかかったけど、背負った荷物も多かったしね。
オクサンも、この長い行程を歩き切ることが出来て自信になったかな??

今日の黒戸尾根ピストンは、さすがに我が家で最後かな?と思っていたら、
片付け中に2人さらに降りてきた。

膝サポーターを外したら左膝が激痛で、足を上げられない程の痛み。emoji
車に常備してある鎮痛スプレーを吹いてだいぶ楽になったが・・・
来週の休みまでに治るかな?少し心配だ・・・

温泉は、ここからならやっぱり 尾白の湯
21時までやってるし・・。
到着時は静かで良かったのだが、20時少し前から高校生?の合宿と思われる大集団が来て激混み、うるさくて最悪だった。

お風呂上がり後は、国道20号へ出てローソンで食料とお酒を買い込んで・・・
また尾白渓谷の駐車場へUターン。
今日もここで車中泊です。
車の中で軽く宴会して、23時頃就寝。

明日は晴れなら近場でハイキング。
雨なら奈良田温泉にでも行って帰ろうか?って予定です。
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プロフィール
HN:
木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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