プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
5月連休の中休みの今日。
世間とは逆で、我が家はようやくの休日(連休は出勤)です。
数日前の天気予報では天気も悪くないようなので、甲武信ヶ岳に行こうかと計画していたのですが、イマイチ気分が盛り上がらない。
なんだかなぁ?どうしようかなぁ?って前日まで悩んでたが・・・
数日前にビックロックで仲間が、「燕(つばくろ)に行くか」って会話していたのを思い出し、「そういえば、付近の林道がもう開いてるのなら蝶ヶ岳もOKか!」って仕事中に思いついた。
そんなわけで、目的地を突然変更。
業務終了後に、速攻で帰宅して準備開始。
甲武信ヶ岳と蝶ヶ岳では用意する装備が全然違うので大騒動。
天気予報は『午後から曇り・夕方から雨』に変わってしまったが、もうすっかり行くマンマンなので、大至急準備して、前夜の20時に家を出た。
途中、買い出して、中央高速をひたすら走り・・・
日付が変わって深夜0時過ぎに安曇野インター。
登山口の駐車場に付いて、仮眠に入ったのは深夜1時だった。
********
5:00起床。
できれば7時頃まで寝たいところだが、今日の山は午後から雨が想定されるので、時間勝負となる。長時間運転の疲れと寝不足で頭がボーっとするのを堪えて準備開始。
5:40 歩き始め。
午前中は晴れの予報だったが、残念ながら曇り。
5:54 三股(標高1,280m)
登山相談所で登山届を書いて・・・ちょうど指導員さんもいて少し会話。
今年は異常なくらい雪が少なくて、例年より2週間は早く雪解けも進行してるらしい。
「横浜から夜行日帰りですか?」って少し驚かれた。
▼三股登山相談所で登山届を記載中。ルールですからね・・・。(5:56)
三股から歩き始めてまもなく吊橋。
グラグラに揺れる吊橋です。
▼三股からすぐの吊橋。(6:11)
吊橋の先、しばらく歩きにくい沢沿いの道だが、
沢を離れて右に尾根を上がり始めると、とても歩きやすく整備された道に変わる。
6:30 『ゴジラみたいな木』のベンチで15分休憩。
ここは、このコース上で最も有名な?ポイント。
▼『ゴジラみたいな木』(6:30)
寝不足で辛いのを堪えて・・・
7:39 まめうち平(標高1,900m)で25分休憩。
▼まめうち平。眠い・・・(7:41)
コースタイム上では、まめうち平までが全行程の半分弱だが・・・
ここから急登が始まるし、事前情報では積雪も始まるらしい。
スパッツを付けて準備する。
▼まめうち平からまもなく積雪が始まる。ズルズルの雪で歩きにくい。(8:26)
まめうち平から5分ぐらい進むと、完全に積雪地帯になる。
雪質は悪くてズルズル・グズグズ、油断するとズボッとはまる。
アイゼンを履くにはまだ中途半端。
▼樹間から常念岳が右側に見える。(8:48)
▼雪面をトラバース。(8:49)
急登になり、滑って歩きにくくなったのでアイゼンを付ける。
上から降りてきた関西オヤジが、「頂上に着いてもどうせ雨だよ」みたいなことを言ってきて何だかムカついた。これから登る人にそんなことを言うのは反則でしょう!
▼急な雪面にバケツを掘ってアイゼン装着。なぜかスパッツを外すオクサン(9:08)
アイゼン付けて急登を登り始めるが・・・
私のアイゼンは30年前の旧式でスノーシャットも付いていない。
こんな雪質がサイテイなんですね~、アイゼンに雪団子が付きまくって足が異常に重いし、団子雪のせいで歯が効かずに滑りまくる。
寝不足もこたえてバテバテ、足がしびれるように疲れて重い・・・
途中でオクサンのザックに荷物をだいぶ移動させてもらったが・・・
なかなか足が上がらない。少し登っては立ち休み・・・
コースタイムで最後1時間の行程が、2倍の時間がかかってしまった。
▼あの稜線の向こうがピークかな?もうバテバテで足が進まない。(11:03)
11:27 やっと乗越に到着。
山頂はもう目の前。標高差は数メートル??
▼やっと乗越。背景は蝶ヶ岳のピーク。(11:27)
11:33 蝶ヶ岳・山頂(標高2,677m)に到着!!
曇ってるけど展望はほぼ完璧。
穂高、槍の眺めが素晴らしい!!
風景を眺めながら40分休憩した。
▼蝶ヶ岳・山頂。乗鞍方面を背景に。(11:34)
▼穂高連峰、大キレット、槍ヶ岳を背景に。(11:38)
今年の北アルプスはやっぱり雪が少ないですね。。。
前穂北尾根も稜線上はかなり雪が溶けて厄介な状況になっている。
屏風の頭にも雪がかすかしかないし・・・
吊尾根もかなり岩が出てしまっている・・・
▼前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、大キレット(11:51)
頂上はほぼ貸し切だった。
連休中なのでもっとハイカーが多いかと思ったが、驚くほど少ない。
数組来たけど、すぐ通過したり戻って行ったり・・・
12:14 下り始め。
しばらく下って、常念岳の稜線を見上げると雨が降り始めている気配。
なかなか良いタイミングだった。
▼樹林帯の急下り。(12:49)
登りでバテたのが納得する急下りが続く。
数組のパーティーとすれ違ったが、みんなバテている。
辛いですよね~。
「頑張って!もう少し」って声掛けながら・・・。
▼雨が強くなってきたのでレインウェアを着る。(13:27)
14:23 まめうち平。20分休憩
15:17 『ゴジラみたいな木』のベンチ。写真だけ撮って通過。
15:34 吊橋
15:45 三股、登山相談所。
▼やっと三股の登山相談所に帰還。(15:46)
15:55 烏川林道ゲートの駐車場に到着した。
駐車場の標高が1,280mなので、本日の累積標高差は1,400m。
重い冬靴で、しかも行程半分はアイゼン付き。
我が家の体力では かなり厳しい行程だった。疲れた・・・。
温泉は、林道の出口にある『ほりでーゆ~四季の郷』に寄ってみた。
お湯質は・・・だけど、山帰りに気軽に寄れる環境は素晴らしい。
帰りの高速は渋滞もなく、非常にスムーズ。
22:30 自宅到着した。
世間とは逆で、我が家はようやくの休日(連休は出勤)です。
数日前の天気予報では天気も悪くないようなので、甲武信ヶ岳に行こうかと計画していたのですが、イマイチ気分が盛り上がらない。
なんだかなぁ?どうしようかなぁ?って前日まで悩んでたが・・・
数日前にビックロックで仲間が、「燕(つばくろ)に行くか」って会話していたのを思い出し、「そういえば、付近の林道がもう開いてるのなら蝶ヶ岳もOKか!」って仕事中に思いついた。
そんなわけで、目的地を突然変更。
業務終了後に、速攻で帰宅して準備開始。
甲武信ヶ岳と蝶ヶ岳では用意する装備が全然違うので大騒動。
天気予報は『午後から曇り・夕方から雨』に変わってしまったが、もうすっかり行くマンマンなので、大至急準備して、前夜の20時に家を出た。
途中、買い出して、中央高速をひたすら走り・・・
日付が変わって深夜0時過ぎに安曇野インター。
登山口の駐車場に付いて、仮眠に入ったのは深夜1時だった。
********
5:00起床。
できれば7時頃まで寝たいところだが、今日の山は午後から雨が想定されるので、時間勝負となる。長時間運転の疲れと寝不足で頭がボーっとするのを堪えて準備開始。
5:40 歩き始め。
午前中は晴れの予報だったが、残念ながら曇り。
5:54 三股(標高1,280m)
登山相談所で登山届を書いて・・・ちょうど指導員さんもいて少し会話。
今年は異常なくらい雪が少なくて、例年より2週間は早く雪解けも進行してるらしい。
「横浜から夜行日帰りですか?」って少し驚かれた。
▼三股登山相談所で登山届を記載中。ルールですからね・・・。(5:56)
三股から歩き始めてまもなく吊橋。
グラグラに揺れる吊橋です。
▼三股からすぐの吊橋。(6:11)
吊橋の先、しばらく歩きにくい沢沿いの道だが、
沢を離れて右に尾根を上がり始めると、とても歩きやすく整備された道に変わる。
6:30 『ゴジラみたいな木』のベンチで15分休憩。
ここは、このコース上で最も有名な?ポイント。
▼『ゴジラみたいな木』(6:30)
寝不足で辛いのを堪えて・・・
7:39 まめうち平(標高1,900m)で25分休憩。
▼まめうち平。眠い・・・(7:41)
コースタイム上では、まめうち平までが全行程の半分弱だが・・・
ここから急登が始まるし、事前情報では積雪も始まるらしい。
スパッツを付けて準備する。
▼まめうち平からまもなく積雪が始まる。ズルズルの雪で歩きにくい。(8:26)
まめうち平から5分ぐらい進むと、完全に積雪地帯になる。
雪質は悪くてズルズル・グズグズ、油断するとズボッとはまる。
アイゼンを履くにはまだ中途半端。
▼樹間から常念岳が右側に見える。(8:48)
▼雪面をトラバース。(8:49)
急登になり、滑って歩きにくくなったのでアイゼンを付ける。
上から降りてきた関西オヤジが、「頂上に着いてもどうせ雨だよ」みたいなことを言ってきて何だかムカついた。これから登る人にそんなことを言うのは反則でしょう!
▼急な雪面にバケツを掘ってアイゼン装着。なぜかスパッツを外すオクサン(9:08)
アイゼン付けて急登を登り始めるが・・・
私のアイゼンは30年前の旧式でスノーシャットも付いていない。
こんな雪質がサイテイなんですね~、アイゼンに雪団子が付きまくって足が異常に重いし、団子雪のせいで歯が効かずに滑りまくる。
寝不足もこたえてバテバテ、足がしびれるように疲れて重い・・・
途中でオクサンのザックに荷物をだいぶ移動させてもらったが・・・
なかなか足が上がらない。少し登っては立ち休み・・・
コースタイムで最後1時間の行程が、2倍の時間がかかってしまった。
▼あの稜線の向こうがピークかな?もうバテバテで足が進まない。(11:03)
11:27 やっと乗越に到着。
山頂はもう目の前。標高差は数メートル??
▼やっと乗越。背景は蝶ヶ岳のピーク。(11:27)
11:33 蝶ヶ岳・山頂(標高2,677m)に到着!!
曇ってるけど展望はほぼ完璧。
穂高、槍の眺めが素晴らしい!!
風景を眺めながら40分休憩した。
▼蝶ヶ岳・山頂。乗鞍方面を背景に。(11:34)
▼穂高連峰、大キレット、槍ヶ岳を背景に。(11:38)
今年の北アルプスはやっぱり雪が少ないですね。。。
前穂北尾根も稜線上はかなり雪が溶けて厄介な状況になっている。
屏風の頭にも雪がかすかしかないし・・・
吊尾根もかなり岩が出てしまっている・・・
▼前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、大キレット(11:51)
頂上はほぼ貸し切だった。
連休中なのでもっとハイカーが多いかと思ったが、驚くほど少ない。
数組来たけど、すぐ通過したり戻って行ったり・・・
12:14 下り始め。
しばらく下って、常念岳の稜線を見上げると雨が降り始めている気配。
なかなか良いタイミングだった。
▼樹林帯の急下り。(12:49)
登りでバテたのが納得する急下りが続く。
数組のパーティーとすれ違ったが、みんなバテている。
辛いですよね~。
「頑張って!もう少し」って声掛けながら・・・。
▼雨が強くなってきたのでレインウェアを着る。(13:27)
14:23 まめうち平。20分休憩
15:17 『ゴジラみたいな木』のベンチ。写真だけ撮って通過。
15:34 吊橋
15:45 三股、登山相談所。
▼やっと三股の登山相談所に帰還。(15:46)
15:55 烏川林道ゲートの駐車場に到着した。
駐車場の標高が1,280mなので、本日の累積標高差は1,400m。
重い冬靴で、しかも行程半分はアイゼン付き。
我が家の体力では かなり厳しい行程だった。疲れた・・・。
温泉は、林道の出口にある『ほりでーゆ~四季の郷』に寄ってみた。
お湯質は・・・だけど、山帰りに気軽に寄れる環境は素晴らしい。
帰りの高速は渋滞もなく、非常にスムーズ。
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プロフィール
HN:
木村 三郎
HP:
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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