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プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
6/10~6/13は、ビックロック仲間と「剱岳・八ツ峰に行こう!」って示し合わせて取った連休だったのですが、とても楽しみにしてたのですが・・・。
1週間前に八ツ峰は雪の状態が悪いと分かり、「だったら後半2日で白馬岳へ行こう!」って変更になり、それも楽しみにしていたのですが・・・。
なんと直前に梅雨入り+台風がこの4連休を直撃。(x_x;)
山の天気予報はひたすら・・・emojiemojiemojiemoji
ツイてない・・・(T_T)

でもせっかく取った休み、「どこにも行かないのもつまんないね」ってことで、最終日はウッチーと雨飾山に行くことに決めた。
雨飾山は我が家は昨年秋に登ったばかりだけど、ワリと良い山だし、前日からのんびりドライブして温泉にでも浸かって、気分転換には十分なるかな?ってことで。

*************
前日は我が家は早朝に家を出て、八方・白馬をドライブ。台風は太平洋上を東北へ抜けているが、アルプスは大荒れ?峰々は中腹以上は雲の中。時々雷雨。白馬の町も気温が低い。猿倉の駐車場を偵察したりして、午後は温泉で長風呂。
夕方に雨飾高原キャンプ場の駐車場に行き、ウッチーと落ち合った。
夜は宴会して・・・駐車場で車中泊。
夜もずっと小雨が降り続いていた。
*************

5:00 起床。
相変わらず小雨が降っているが、天気予報では回復の見込みのようなので、7時頃まで待って登ることに決めた。

6時過ぎ、ハイカーの車が数台上がってきた。
こんな天気でも登りに来る人が意外に多いのに驚き。

6:54 私達も歩きはじめ。

▼時々小雨が降る中のスタート。(6:54)


まず最初の木道は濡れていて滑りやすく歩きにくい。
大きく育った水芭蕉が群生していて、ちょっとグロい。

7:08 木道終点。
木の根とドロの急登が始まる。

▼急登だけど、この辺りはまだ歩きやすい。(7:20)


7:42 ブナ平。
ちょっと早いけど休憩、16分(7:58まで)。

水平道になる辺りから泥濘がひどくて歩きにくい。
雪渓がいくつか。アイゼンを持ってきてるが使う必要はまったくない。

8:30 荒菅沢。
ここはワリと大きな雪渓になっているが、傾斜は無いので滑り止めは必要なし。

▼荒菅沢。赤ペンキでルートがマーキングされている。(8:33)


荒菅沢を越えると、また急登の始まり。
かなりの急登で段差も大きくて歩きにくい。下りは膝と腰へのダメージが大きいので要注意だ。小雨が降り続いて気分も冴えない。

8:53 急登の途中のスペースで2回目の休憩、15分(9:08まで)。
前回来たときもここで休憩したっけか。

見晴らしもない小雨の中の急登が続く。
だけど、花が多くて意外に癒やされる。

▼花が多い。名前は知らないけど。(9:17)


9:35 アサヒビール寄贈のハシゴ
先行の数組に追いついた。

9:48 笹平。
やっと急登が終わり。
ここから頂上までは、晴れていれば素晴らしい眺めの場所なのですが・・・
少し青空が見えかけるのだけど、なかなか雲が消えない。
前回来たときも、こんな天気だったけど、ここで一気に雲が消えて晴れになってくれたのだけど・・・今日は無理かな??

▼山頂がうっすら見えた!(9:59)


9:53 梶山新湯を通過。
あともう少し。
頂上直下はちょっとした急登だけど、見た目ほどは辛くない。

10:12 雨飾山・南峰(標高1,963m)に到着。
山頂は小さな双耳峰になっていて、標柱があるのは南峰です。
誰もいない。
まずは記念撮影。

▼ウッチー念願の?雨飾山。(10:17)


まずはビールで乾杯。
お湯を沸かしてカップラーメン作って食べた。

途中で抜いた2組もまもなく到着。
頂上が賑やかになった。
みんなで雑談。

▼北峰で。後ろは南峰。(11:21)


晴れるのを期待して山頂で粘ってみたけど、残念ながら晴れなかった。
また小雨も降ってきたので慌てて準備して下り始めた。
山頂にいたのは1時間12分(11:24まで)。

下り途中、登ってきた女性ハイカー2組とすれ違った。

▼名前は知らないけど、鮮やかな花がいろいろ咲いていた。(11:31)


▼ウッチーは快男児(階段児)だそうです。Ω\(-""-)チーン(11:59)


アサヒビール寄贈の階段の先で、再度、先行2組を追い抜いて・・・
大きな段差の急下り。

12:32 荒菅沢で休憩。14分。
荒菅沢で、前歯付きの10本歯アイゼンを試してみた。
夏場の雪渓用に、柔らかめの軽ハイキングシューズでも使えそうな前歯付きアイゼンを探して買ったのだが、まだ試していなかったので・・・。若干サイズ調整し直し必要だが、非常に良い感じだった。来月にリスケした剱岳八ツ峰が楽しみです。♪♪

▼ひどい泥道。木を伝ってあるく。(13:03)


13:24 ブナ平で休憩、15分(13:39まで)。
14:03 木道。
岩魚や水芭蕉は湿原の木々を見ながら、のんびり駐車場へ向かう。

▼水芭蕉。こんなでっかく育つんですね。(14:11)


▼水芭蕉。普通はこのイメージですね。(14:12)


14:24 雨飾高原キャンプ場の駐車場に着いた。
駐車場は晴れて暑いが、山はまだ雲の中だった。

今日の温泉は、みんなで白馬まで行って、八方の湯に行ってみた。
静かで露天も雰囲気良くて、なかなか良い湯ですね。。。

温泉で解散。
帰りはまた北アルプスパノラマロードを走って、安曇野ICから高速へ。
八ヶ岳SAで蕎麦を食べて、渋滞はなかったけど、自宅に着いたのは20時半だった。


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今回の我が家の連休は久しぶりに2日間とも 晴れemojiマーク。
しかし先週の黒戸尾根の疲れが取れてないし・・・
膝も、もう痛くはないがホントに治ってるのかは分からない・・・
あまり厳しい山歩きは無理かな??
かと言って、岩登りも今の時期は行きたい岩場が思いつかない。
往復5~6時間くらいの軽い歩きで楽しめる山はないかな???

思いついたのが雨飾山。
この地域、戸隠・妙高は自宅からは遠いこともあって、まだ1回も行ったことがない。
こんな機会なのでちょうどいいかな?って決定した。

*******
前夜、19:38自宅を出発で、諏訪湖SAで車中泊。
仕事が終わって夜出発だと、このあたりが体力の限界か?

3:30 起き。
3:58 諏訪湖SAを出発。
安曇野ICで降りて、北アルプスパノラマロード、国道148号。
木崎湖の辺りは、ヨーロッパの湖畔のような雰囲気で良いですね。
このあたりまでは快晴だったが、進行方向は雲がかかっている。emoji

6:10 登山口・キャンプ場の駐車場へ到着。
ドンヨリ曇って今にも降りそうな空・・・emoji
きっと晴れると思うし、こんな空で急いで歩き始めてもつまらないのでまず仮眠。
1時間眠ったが、空模様は変わらないので、仕方なく準備。

▼時々、青空も見えるんだけどなぁ・・・(7:44)


7:46 歩き始め。
まずは下って湿原へ、木道をしばらく歩く。
魚がいっぱいいる。30cm位の大きなものもいた。

▼木道を歩く。(7:52)


▼湿原に咲いていた花。(7:53)


歩き始めから10分ぐらいで湿原が終わると、いきなり急登が始まる。
泥道の急登がひたすら続く。
眺めは何もない。
気温は低いけど一気に汗が吹き出てくる。

▼こんなドロ道の急登が延々と・・・(8:10)


8:31 ブナ平。
そろそろ休憩の時間なんだけど・・・
湿気でジメジメで、休憩する気分になれない。通過。

▼ブナ平。(8:31)


9:04 荒菅沢を通過。
さらに急登になるが・・・
天気は悪いし、霧で眺めもないし、つまらない!!!
休むのに適した場所も見つからず、ひたすら登って・・・

9:23 諦めて道の途中で休憩、20分(9:43まで)。
止まると体が一気に冷えてくる。
山専サーモスに入れてきた熱いお茶が美味しい。
もうそんな季節なんですね。

▼道の途中の倒木に座って休憩。(9:24)


先週痛めた左ひざがやっぱり少し痛くなってきた。
痛めた部位がどうもはっきりしない。原因もはっきりしない。
膝は2次的に負荷がかかって痛んでいるとしか思えないのだが、その原因を確かめながら、加減しながら登り続ける。。。

稜線が近づいてきて、ようやくドロ道は終わるが、変わって岩ガレの急登。
下りのハイカー1組とすれ違った。
雲が晴れないので諦めて降りてきたそうだ。
雨雲レーダーではこの周辺にだけドーナツ状に雲が出ているそうだ。
「これじゃぁ雨飾山じゃあなくて雲飾り山だよ!」って嘆いていた。

私の読みでは「昼までには晴れるんじゃないかな?」なんだけど・・・。
もう少しの辛抱!って思うんだけど・・・。

▼霧の中、岩ガレの急登を登る。(10:06)


▼アサヒビールの寄付金で設置されたハシゴ。(10:09)


空が薄青くなってきた!!!
やっと山の雲が消え始めたか!??
まもなく眩しいくらいの青!!

▼霧が晴れた!!(10:21)


10:23 笹平を通過。
尾根はもう秋色に色づき始めている。
もう少ししたら紅葉が綺麗なのかな??

▼笹平を通過。(10:23)


山頂も見えた。
ハイカーさんが大勢見える。
みんな早朝に出たはずなのに(駐車場には先客がいっぱい停まってた)、ここまで1組しかすれ違わなかったので不思議に思ってたのですが、やっぱりみんな山頂で晴れるのを待ってたんですね。。。

▼秋色になり始めた草原の向こうに山頂が見える。(10:37)


最後の急登は、急登って言ってもせいぜい標高差100mちょっと。
時折 振り返って眺めを楽しみながら・・・

10:50 雨飾山(標高1,963m)山頂に到着。
山頂は小さな双耳峰になっていて、標柱があるのは南峰。
まず到着写真を撮って、休憩するには若干狭いので、北峰へ移動。
石像さんの横にシートを広げて、長い休憩。

▼雨飾山に着いた!(10:51)


▼山頂から登ってきた尾根を見下ろす。(10:55)


頂上では2時間近く休憩。
せっかく晴れたし、風景を楽しもう!って。

だけど、周囲の雲はなかなか完全にはれない。
北アルプスは雲の中。
時々、白馬岳?が部分的に見えるが同定が困難。
山頂に着いた時は、日本海と糸魚川市が綺麗に見えたが、すぐに霧がすごい勢いで湧き上がって・・・その後はなかなか好展望にならない。

▼白馬方面は雲だらけで同定が出来ない。たぶん左が白馬岳。(11:17)


▼左から地蔵山、高妻山、戸隠山。こちらは好展望。(12:03)


▼日本海と糸魚川市は湧き上がる雲と霧でなかなか見えない。(12:26)


足元に明星山(みょうじさん)が見えた!
P6南壁も見える!!!
オクサンに「昔パトリック・エトランジェがフリーソロした・・・」「あれがP6南壁で・・・」とか解説していたら、日本海側から霧が増えてきて見えなくなってしまった。
その後はずっと霧の中。写真を撮り逃してしまった。emoji
出発準備中に一瞬、霧が消えかかり、慌てて撮ってみたけどイマイチ写真。。。

▼明星山(みょうじさん)。P6南壁が見える。(12:28)


12:40 下り始め。
いったん南峰に行って写真を撮って、他のハイカーさんと下山後の温泉の話を少し交わして、下り始める。

▼北峰を見ながら下り始め。(12:40)


▼頂上直下の下り。見下ろす池が美しい。(12:42)


▼オヤマリンドウ(御山竜胆)かな? 沢山咲いていた。(13:01)


12:55 梶山新湯
13:00 笹平
下りは良い休憩ポイントも無いので、ひたすら黙々と。
上りの時と違って、眺めが良いのが救いか・・・。

左膝は・・・痛くならないように上手く歩けていたのだが、うっかり滑って転んでしまい、捻ってしまったのか?激しく痛むようになってしまった。emoji
途中から痛い左足をかばいながら・・・。

13:43 荒菅沢
沢を渡った後の登り返しが辛い。
登りきると・・・この辺りが、雨飾山と稜線を見渡せる最後の展望ポイントだ。
写真を撮って雨飾山ともお別れ。

▼左ピークの奥が雨飾山の山頂。このアングルからみるとすごい急峰です。(13:54)


14:12 ブナ平
14:34 湿原に着いた。
最後の木道を、魚と花を見ながら歩いていたらオクサンが大転倒した。
なぜここで??emoji
14:47 駐車場(登山口)に帰還した。

▼雨飾山登山口。(14:47)


▼駐車場で。道具を洗って干したり、一休み。(15:05)


駐車場で道具を洗って干したり、膝に鎮痛剤を塗ったり・・・
お腹が空いたのでおにぎりを食べたり・・・
しばらく休憩、急ぐ必要もないし。

車で鎌池の駐車場まで行ってみて、歩くようなので引き返し。
途中の林道から見上げる雨飾山が素晴らしい。

▼雨飾山。どっしりした素晴らしい姿です。(15:31)


▼何が起きたらこうなるのか?変形したガードレール。(15:33)


15:40 雨飾高原 露天風呂へ。
ここは村営で料金は「寸志」。料金箱へ気持ちを投入するシステムです。
森の中に露天のみがあって掛け流しされています。
「昔、北海道を自転車旅した時にこんな露天風呂によく入ったなぁ」って懐かしく思いながら・・・。もちろんここも素晴らしいです。1時間ちょっと?長風呂した。

▼雨飾高原 露天風呂(17:22)


明日も休みだけど・・・
左膝の感じでは休んだほうが良さそうだし、ノンビリ帰宅することにした。

小谷村の道の駅に寄り道して地ビールを買って・・・
下道を走って、安曇野ICから高速道路を走って・・・
眠くて2回、途中で仮眠。

自宅に着いたのは 1:54 だった。
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HN:
木村 三郎
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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