プロヴァンス滞在記 (管理人の日記です)
今日はオクサンと三股から常念岳へ登ります。
4:00 起床。
4:45 駐車場を出発。
今回の行程は、登山地図上ではとても長い(上り7時間半・下り6時間弱)。
もう少し早く出たほうがよいか悩ましいが・・・
しかしアルプスのコースタイムは近年、非常にユルく設定されているので地図のコースタイムは全く基準にならないのが現実だ。
昨年1人で歩いたときの実績でも、上りは休憩込みで4時間32分だった。
なので、この時間に出発しても16時には下山できるだろうって考えです。。。
天気予報は「終日快晴で暑い!」ですが・・・
ヤマテンによれば、「山は午後から雲が激しく湧いて雨、雷雨の可能性もあり」ってなっている。午前中勝負になりそうだ!
11:00までに山頂着を目指して頑張ろう!!
5:00 三股の登山指導所。
登山届を出して、サンドイッチを食べる。
▼三股の登山指導所。登山届を提出して朝ごはん。(5:03)
5:08 歩き始め。
このコースは、いきなり急登から始まります。
それも容赦なく、ひたすら眺めのない樹林帯の中を登り続けます。
じつにつまらない、木の根が多く歩きにくい、滅入ってくるような登り。
汗も吹き出る。
先行者はいないらしく、蜘蛛の巣が何度も顔にかかって煩わしい。
6:06 コース脇にシートを敷いて休憩(18分)。
休憩後も眺めのない樹林帯の急登は延々と続く。
途中、熊のフンがコース上にあった。いるんですね。。。
残雪が徐々に現れ始めた。
この時期の残雪はタチが悪い。
グズグズで乗ろうとすると踏み抜くし・・・。
▼樹林帯の急登。クサった雪が頻繁に出てきて歩きにくい。(7:19)
コースタイムでは3時間半となっている樹林帯の急登。
やっと、支尾根上の平坦地に出て一段落。
▼長い急登をやっと抜けて一段落。いちめんの残雪。(7:29)
7:33 残雪の切れ目を見つけて、シートを敷いて2回めの休憩(15分)。
樹林帯はまだまだ続く。
本格的に残雪が増えて、非常に歩きにくい。
急登で頻繁に出てくる厚い残雪がズルズルで踏み抜きばかり。
この1~2日、このコースを歩いた人がいないのかな?
踏み跡がほとんど溶けてうっすらだし、
そして見事にグズグズで踏み抜きまくり。
このあと常念岳直下の主尾根に合流するまでずっとそんな歩きだった。
8:29 ようやく森林限界を越えて、ハシゴポイント。
ここからは眺めが良くて快適な岩場の急登に変わります。
▼やっと森林限界を抜けて、眺めのよい登りになる。前常念岳が見える。(8:29)
主尾根の向こうから穂高連峰が見えだして、登るに連れてその雄姿も大きくなる。
足元の高度感も素晴らしい。
ここの登りは本当に楽しい ♪
8:46 大岩の上で休憩。24分。
楽しい岩場の急登がさらに続き・・・
▼前常念岳への岩場の急登の途中で休憩。尾根の向こうに穂高連峰。(9:00)
▼前常念岳への岩場の急登。眺め、高度感が素晴らしい。(9:45)
▼前常念岳の石室に着いた。小屋の中も覗いてみた。(9:52)
9:56 前常念岳(標高2661.8m)に到着。
キリが良いので休憩(16分)。
ここから常念岳への吊尾根は、大岩が多くて夏でも歩きにくい。
オマケに所々、厄介なクサレ雪。
オクサンがだいぶバテ始めてペースが落ちてきた。。。
▼常念乗越への廃道との分岐点。廃道の注意看板。(10:26)
雲と霧があちこちから湧き始めている。
予報より早く崩れる可能性がありそうだ。
意外に長いこの吊尾根、急いで抜けたいところだが・・・。
▼常念岳へのクサレ雪の登り、辛そうに登るオクサン。(10:51)
10:00 ちょうど、主尾根に合流。
槍ヶ岳が美しい。
今年は雪がやっぱり多いんですね。槍方面は雪だらけ。
▼主尾根ルートに合流した! 槍ヶ岳がきれいに見える。(11:01)
11:12 常念岳(標高2,857m)山頂に到着した。
何度来ても素晴らしい眺め。
天気もまだセーフ、360度の大展望だ。
立山連峰、穂高連峰、乗鞍、御嶽山、松本方面も・・・。
▼常念岳(標高2,857m)山頂で、穂高連峰を背景に。(11:17)
▼霞沢岳と乗鞍岳。左の遠くに御嶽山。(11:24)
頂上には女性2人パーティのみ、珍しくすごく静かだ。
穂高側へ少し降りて、ザックを降ろして休憩した。
▼常念岳頂上で。穂高連峰を背景に。(11:45)
5月連休明けの(我が家の)3連休で登るはずだった前穂高岳北尾根を眺めながら、
「悔しいから夏にでもやりに行くか!」ってオクサンと話しながら・・・
ふっと、後ろを見たら、すごい勢いで積乱雲が上がり始めている!!
尾根のあちこちからも、まるで火山の噴煙のような雲が!!
ヤバイ!早く下り始めないと・・・。
▼まるで噴煙のように湧き上がる雲。(11:46)
11:46 下山開始。山頂にいたのは計34分。
もっとゆっくりしたいところだったが・・・
このまま雲が湧き続けて雷雨になったら最悪なのでしかたない。
前常念岳への吊尾根では、あちこちで雷鳥のつがいに遭遇した。
近くに寄ってもあまり逃げない。
でも残念ながら、こちらをなかなか向いてくれないんですよね(当たり前か)。
写真を撮りまくったが、後ろ姿ばかり。
シツコク追い回して、何とか数枚正面写真を撮れた。
▼足元に雷鳥。あちこちで雷鳥に合いまくり。(11:58)
▼雷鳥のつがい。メスは夏毛なので分かりにくい。(11:59)
▼常念岳を背景に。雪稜を下るオクサン。(12:03)
▼前常念への吊尾根で。スズメ岩?(12:22)
▼岩の上で被写体になってくれた雷鳥。(12:42)
12:47 前常念岳。25分休憩。
長い急下りに備えて、膝サポーターを装着した。
岩場の急下りをガンガン下って・・・
穂高の眺めともサヨナラして・・・
ふと振り返ると、天気はすっかり回復して、また青空になっている。
ヤマテン当たらない (-_-)
▼岩場の急下りは終わったけど、ここからまだ長い。(13:50)
ハシゴポイントを通過して・・・
樹林帯の急下りの手前まで一気に行きたかったが・・・
オクサンが疲労の限界??
14:35 シートを敷いて、休憩13分。
オクサンのザックの中身を殆ど私のザックに移して・・・
励ましながら、また樹林帯を下る。
雪の踏み抜きがうざい。
15:55 休憩10分。
持参した水をすべて飲みきってしまった。
今回だいぶ多めに水を背負ったのだが、予想外の消費量に驚き。
16:43 三股の登山指導所に到着した。
▼登山口へ帰還。(16:43)
▼疲れてヨタヨタ歩きのオクサン。駐車場までもうすぐ。(16:54)
16:55 駐車場に帰還。
今回の行程は、私にはだいぶ余裕があったけど、久しぶりの長丁場歩きになるオクサンにはだいぶ辛かったかな?? なんだかんだで、昨日の太刀岡山クライミングの疲れもあるはずだしね。。。お疲れ様でした。m(_ _)m
今回はいろいろと微妙な部分もあって、強行な面もあったけど・・・
概ね快晴で眺めも楽しめて、よい山行になった。。。
いつもはこの後、温泉だけど・・・
私は下りで靴の紐締め・当りが悪かったようで、足首を少し痛めてしまったみたい。
温泉で腫れが出てしまうといけないので(再来週の谷川・一ノ倉に差し支えてしまう)、今日は温泉は無しで自宅に直帰することにした。
帰りの高速は順調。
八王子から工事渋滞があるので、外環道~海老名回りで青葉ICへ。
自宅に21時に着いた。
4:00 起床。
4:45 駐車場を出発。
今回の行程は、登山地図上ではとても長い(上り7時間半・下り6時間弱)。
もう少し早く出たほうがよいか悩ましいが・・・
しかしアルプスのコースタイムは近年、非常にユルく設定されているので地図のコースタイムは全く基準にならないのが現実だ。
昨年1人で歩いたときの実績でも、上りは休憩込みで4時間32分だった。
なので、この時間に出発しても16時には下山できるだろうって考えです。。。
天気予報は「終日快晴で暑い!」ですが・・・
ヤマテンによれば、「山は午後から雲が激しく湧いて雨、雷雨の可能性もあり」ってなっている。午前中勝負になりそうだ!
11:00までに山頂着を目指して頑張ろう!!
5:00 三股の登山指導所。
登山届を出して、サンドイッチを食べる。
▼三股の登山指導所。登山届を提出して朝ごはん。(5:03)
5:08 歩き始め。
このコースは、いきなり急登から始まります。
それも容赦なく、ひたすら眺めのない樹林帯の中を登り続けます。
じつにつまらない、木の根が多く歩きにくい、滅入ってくるような登り。
汗も吹き出る。
先行者はいないらしく、蜘蛛の巣が何度も顔にかかって煩わしい。
6:06 コース脇にシートを敷いて休憩(18分)。
休憩後も眺めのない樹林帯の急登は延々と続く。
途中、熊のフンがコース上にあった。いるんですね。。。
残雪が徐々に現れ始めた。
この時期の残雪はタチが悪い。
グズグズで乗ろうとすると踏み抜くし・・・。
▼樹林帯の急登。クサった雪が頻繁に出てきて歩きにくい。(7:19)
コースタイムでは3時間半となっている樹林帯の急登。
やっと、支尾根上の平坦地に出て一段落。
▼長い急登をやっと抜けて一段落。いちめんの残雪。(7:29)
7:33 残雪の切れ目を見つけて、シートを敷いて2回めの休憩(15分)。
樹林帯はまだまだ続く。
本格的に残雪が増えて、非常に歩きにくい。
急登で頻繁に出てくる厚い残雪がズルズルで踏み抜きばかり。
この1~2日、このコースを歩いた人がいないのかな?
踏み跡がほとんど溶けてうっすらだし、
そして見事にグズグズで踏み抜きまくり。
このあと常念岳直下の主尾根に合流するまでずっとそんな歩きだった。
8:29 ようやく森林限界を越えて、ハシゴポイント。
ここからは眺めが良くて快適な岩場の急登に変わります。
▼やっと森林限界を抜けて、眺めのよい登りになる。前常念岳が見える。(8:29)
主尾根の向こうから穂高連峰が見えだして、登るに連れてその雄姿も大きくなる。
足元の高度感も素晴らしい。
ここの登りは本当に楽しい ♪
8:46 大岩の上で休憩。24分。
楽しい岩場の急登がさらに続き・・・
▼前常念岳への岩場の急登の途中で休憩。尾根の向こうに穂高連峰。(9:00)
▼前常念岳への岩場の急登。眺め、高度感が素晴らしい。(9:45)
▼前常念岳の石室に着いた。小屋の中も覗いてみた。(9:52)
9:56 前常念岳(標高2661.8m)に到着。
キリが良いので休憩(16分)。
ここから常念岳への吊尾根は、大岩が多くて夏でも歩きにくい。
オマケに所々、厄介なクサレ雪。
オクサンがだいぶバテ始めてペースが落ちてきた。。。
▼常念乗越への廃道との分岐点。廃道の注意看板。(10:26)
雲と霧があちこちから湧き始めている。
予報より早く崩れる可能性がありそうだ。
意外に長いこの吊尾根、急いで抜けたいところだが・・・。
▼常念岳へのクサレ雪の登り、辛そうに登るオクサン。(10:51)
10:00 ちょうど、主尾根に合流。
槍ヶ岳が美しい。
今年は雪がやっぱり多いんですね。槍方面は雪だらけ。
▼主尾根ルートに合流した! 槍ヶ岳がきれいに見える。(11:01)
11:12 常念岳(標高2,857m)山頂に到着した。
何度来ても素晴らしい眺め。
天気もまだセーフ、360度の大展望だ。
立山連峰、穂高連峰、乗鞍、御嶽山、松本方面も・・・。
▼常念岳(標高2,857m)山頂で、穂高連峰を背景に。(11:17)
▼霞沢岳と乗鞍岳。左の遠くに御嶽山。(11:24)
頂上には女性2人パーティのみ、珍しくすごく静かだ。
穂高側へ少し降りて、ザックを降ろして休憩した。
▼常念岳頂上で。穂高連峰を背景に。(11:45)
5月連休明けの(我が家の)3連休で登るはずだった前穂高岳北尾根を眺めながら、
「悔しいから夏にでもやりに行くか!」ってオクサンと話しながら・・・
ふっと、後ろを見たら、すごい勢いで積乱雲が上がり始めている!!
尾根のあちこちからも、まるで火山の噴煙のような雲が!!
ヤバイ!早く下り始めないと・・・。
▼まるで噴煙のように湧き上がる雲。(11:46)
11:46 下山開始。山頂にいたのは計34分。
もっとゆっくりしたいところだったが・・・
このまま雲が湧き続けて雷雨になったら最悪なのでしかたない。
前常念岳への吊尾根では、あちこちで雷鳥のつがいに遭遇した。
近くに寄ってもあまり逃げない。
でも残念ながら、こちらをなかなか向いてくれないんですよね(当たり前か)。
写真を撮りまくったが、後ろ姿ばかり。
シツコク追い回して、何とか数枚正面写真を撮れた。
▼足元に雷鳥。あちこちで雷鳥に合いまくり。(11:58)
▼雷鳥のつがい。メスは夏毛なので分かりにくい。(11:59)
▼常念岳を背景に。雪稜を下るオクサン。(12:03)
▼前常念への吊尾根で。スズメ岩?(12:22)
▼岩の上で被写体になってくれた雷鳥。(12:42)
12:47 前常念岳。25分休憩。
長い急下りに備えて、膝サポーターを装着した。
岩場の急下りをガンガン下って・・・
穂高の眺めともサヨナラして・・・
ふと振り返ると、天気はすっかり回復して、また青空になっている。
ヤマテン当たらない (-_-)
▼岩場の急下りは終わったけど、ここからまだ長い。(13:50)
ハシゴポイントを通過して・・・
樹林帯の急下りの手前まで一気に行きたかったが・・・
オクサンが疲労の限界??
14:35 シートを敷いて、休憩13分。
オクサンのザックの中身を殆ど私のザックに移して・・・
励ましながら、また樹林帯を下る。
雪の踏み抜きがうざい。
15:55 休憩10分。
持参した水をすべて飲みきってしまった。
今回だいぶ多めに水を背負ったのだが、予想外の消費量に驚き。
16:43 三股の登山指導所に到着した。
▼登山口へ帰還。(16:43)
▼疲れてヨタヨタ歩きのオクサン。駐車場までもうすぐ。(16:54)
16:55 駐車場に帰還。
今回の行程は、私にはだいぶ余裕があったけど、久しぶりの長丁場歩きになるオクサンにはだいぶ辛かったかな?? なんだかんだで、昨日の太刀岡山クライミングの疲れもあるはずだしね。。。お疲れ様でした。m(_ _)m
今回はいろいろと微妙な部分もあって、強行な面もあったけど・・・
概ね快晴で眺めも楽しめて、よい山行になった。。。
いつもはこの後、温泉だけど・・・
私は下りで靴の紐締め・当りが悪かったようで、足首を少し痛めてしまったみたい。
温泉で腫れが出てしまうといけないので(再来週の谷川・一ノ倉に差し支えてしまう)、今日は温泉は無しで自宅に直帰することにした。
帰りの高速は順調。
八王子から工事渋滞があるので、外環道~海老名回りで青葉ICへ。
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プロフィール
HN:
木村 三郎
HP:
性別:
男性
職業:
ひょっとしてプー?
趣味:
岩登り、旅
自己紹介:
ハンドルネームは使いません、こんな名前ですが本名です。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
本名を使う理由は単純に、匿名で言いたい放題言う風潮が嫌いなだけです。。。
顔が小さいので背が高く見られがちですが、じつは167cmしかありません。しかもなで肩で、上へのリーチは身長160cmの人とあまり変わりません。もうちょっと背が欲しかった。。。
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